パリ移民映画

都市空間を読む 1970年代から現在

映画のなかの〈周縁からの声〉に耳を澄まし、その神話化の成立と〈郊外〉の出現、多文化的・多民族的社会の現実を読み解く。

著者 清岡 智比古
ジャンル 一般書 >  社会
出版年月日 2015/04/06
ISBN 9784560084328
判型・ページ数 4-6・352ページ
定価 3,850円(本体3,500円+税)
在庫 在庫あり

内容説明

移民映画とパリの出会う地点
パリとはいかなる都市であるのか? 映画のなかの〈周縁からの声〉に耳を澄まし、その神話化の成立と〈郊外〉の出現、多文化的・多民族的社会の現実をあざやかに読み解く。

実際パリの移民たちは、その内部でも外部(=郊外)でも活動し、神話的空間としての「パリ」との距離を伸び縮みさせながら、いつかパリの属性にも抜きがたい要素を組み込んでいるのだ。その在りようを、記号学的都市論の知見を援用した映画分析を通して、解明してゆこう。(本文より)

[著者]清岡 智比古(きよおか ともひこ)
明治大学理工学部総合文化教室教授。専門はフランス語・フランス語圏の文化・都市映像論。著書に「フラ語シリーズ」(全5冊、白水社)、『東京詩――藤村から宇多田まで』(左右社)、『世はいかにして昭和から平成になりしか』(共著、白水社)、『混成世界のポルトラーノ』(共著、左右社)、『エキゾチック・パリ案内』(平凡社新書)、また詩集『きみのスライダーがすべり落ちる その先へ』(左右社)がある。NHKラジオ講座・テレビ講座の講師も何度も務める。
ブログ→ http://tomo-524.blogspot.jp/

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