Q997 100語でわかるマルクス主義

複雑な思想を理解するための専門用語100。

著者 ジェラール・デュメニル|ミシェル・レヴィ|エマニュエル・ルノー
井形 和正
斎藤 かぐみ
ジャンル 一般書 > 文庫クセジュ > 哲学・心理学・宗教
シリーズ 一般書 > 文庫クセジュ
出版年月日 2015/01/01
ISBN 9784560509975
判型・ページ数 新書・162ページ
定価 本体1,200円+税
在庫 在庫あり

目次

イデオロギー
階級闘争(歴史理論、両階級の共倒れ)
階級と所得(労働者と資本家と地主)
解放(政治的解放、社会的解放)
科学
革命(ブルジョワ革命、労働者革命、農民革命、社会改良と革命)
価値の生産価格への転形
貨幣、金銭(一般的等価物)
環境社会主義(ソーラー共産主義、使用価値)
擬制資本
基盤、構造、上部構造
協業とマニュファクチュアと大工業
恐慌(産業循環、過剰生産、過剰蓄積)
共産主義と社会主義と社会民主主義
競争と価格(生産価格、市場価格、重心運動、需要と供給、独占)
銀行資本、金融資本
傾向(利潤率低下の傾向、反対傾向)
形態(価値形態、資本形態)
ゲバラ主義(ゲリラ、社会主義革命)
原始共産制(自由な共同体、インカ共産主義)
国際主義(インターナショナル、アルテルモンディアリスム)
個人
国家(寄生体、ブルジョワ国家装置)
古典派経済学(俗流経済学、経済学批判)
最終審級
再生産(単純再生産、拡大再生産、再生産表式)
左派(フランス革命、左派急進主義、反資本主義左派)
産業資本・商業資本(商品取引資本と貨幣取引資本)
思考の具体物(概念、抽象化方法)
自己解放(革命、民主制、自己教育)
自主管理(連合した生産者、労働者による掌握)
自然
自然主義
地代
実践/プラクシス
資本(価値増殖と流通、生産手段)
資本構成(技術的構成、価値構成、有機的構成)
資本主義的生産様式の矛盾
資本の集積と集中
資本の流通(商品資本と貨幣資本と生産資本、資本の循環、固定資本、流動資本、資本の回転、流通費用)
資本への労働の従属
社会化
社会階級(社会的な生産諸関係、抑圧者と被抑圧者)
自由(抑圧、自己解放、自由の王国)
宗教(人民の阿片)
重層的決定
商品と価値(使用価値、交換価値、価値法則、交換法則)
商品の物神性
剰余価値(搾取、労働力、不変資本と可変資本、剰余価値率、資本の価値増殖、絶対的剰余価値と相対的剰余価値)
進歩(生産諸力、目的論)
信用(信用制度)
スターリン主義(一国社会主義、官僚国家)
西欧マルクス主義(悲観論、文化の分析)
生産
生産様式(階級、生産諸力、生産諸関係、資本主義、社会編成)
政治(国家と政治、政治批判、政治の終焉)
全体
疎外(宗教的疎外、疎外された思考、政治的疎外、疎外された労働)
蓄積(人口法則、資本主義的蓄積の法則、産業予備軍、貧困化、本源的蓄積)
抽象化(抽象的思考、抽象物/具体物、現実的抽象化)
賃金(賃労働者層、賃金鉄則)
通交(人間のあいだの)
帝国主義
哲学(批判、哲学の実現、哲学からの脱出)
党(前衛党、レーニン主義)
道徳
独占(独占資本主義、国家独占資本主義)
トロツキズム(第四インターナショナル、永久革命)
人間主義(現実的人間主義、新しい人間、反人間主義)
農民層(農民国、ロシア農民共同体)
反映
反資本主義(野蛮、不合理性)
批判(批判、自己批判、批判的マルクス主義)
ファシズム(テロ独裁、大資本、「ポピュリズム」)
物象化
ブルジョワジー(所有者、資本家、階級分派)
プロレタリアート(賃金労働者、歴史的使命、知的労働者)
プロレタリア独裁(過渡期、パリ・コミューン)
ヘゲモニー(市民社会、機関)
弁証法(唯物論的弁証法、弁証法的法則、唯物論)

方法(経済学の方法、弁証法的方法)
ボナパルティズム(国家の自律化、支配階級)
民族(歴史なき民族、民族自治、自決権)
矛盾
毛沢東主義
野蛮(社会主義か野蛮か、現代の野蛮)
唯物論(実践的唯物論、史的唯物論、唯物論的弁証法、弁証法的唯物論)
ユートピア(空想的社会主義と科学的社会主義、具体的なユートピア)
欲求(本質的欲求、歴史的欲求、欲求の充足)
利子と貸付資本(利子生み資本、企業者利得、能動的資本家、貨幣資本家)
利潤(利潤率、企業者利得)
領有(再領有、収奪者からの収奪)
類的存在
歴史
レーニン主義(ソヴィエト、マルクス=レーニン主義)
労働(生産的労働と不生産的労働、具体的労働と抽象的労働、単純労働と複雑労働)
労働過程(労働過程と価値増殖過程、自然と人間の物質代謝としての労働、労働批判)
労働者評議会
ロビンソン物語

内容説明

複雑な思想を理解するための専門用語100
「転形問題」などの経済学、進行形の運動を含む政治学、現代思想とも関連する哲学、三分野からなる中級者向けの手引書。従来の概説書にはない新項目を網羅し、記述にも新味がある。

マルクス主義とは、エンゲルスとともに展開した思想をベースとして確立された科学的社会主義。20世紀以降の国際政治や思想に大きな影響を与えた。また、現代の資本主義を考えるうえでマルクスの思想の再評価や見直しが進んでいる。
「利潤」「地代」「利子」を用いた「剰余価値」の説明、「レーニン主義」ほか現実味のある現在進行形の政治運動などをとりあげている。また、基本となる「唯物論」「弁証法」と現代思考との関連にも言及し、『共産党宣言』の内容も「階級闘争」「プロレタリアート」等の用語を説明しながら解読。
本書では、経済学・政治・哲学の三分野から複雑なマルクス主義を理解するのに有意義な100のキーワードがコンパクトにまとめられている。従来の概説書には見られなかった新項目を網羅し、記述にも新味がある中級者向けの手引書。

[原題]Les 100 mots du marxisme

[訳者]井形 和正(いがた かずまさ)
1947年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程単位取得退学。国際社会学、地域研究(フランス、西アフリカ)専攻。主要著書:『移民の社会的統合と排除』(共著、東京大学出版会)、『現代フランス社会を知るための六二章』(共著、明石書店)

[訳者]斎藤 かぐみ(さいとう かぐみ)
1964年生まれ。東京大学教養学科卒。欧州国際高等研究院(IEHEI)修了。フランス語講師・翻訳。主要訳書:『力の論理を超えて ル・モンド・ディプロマティーク 一九九八-二〇〇二』(共編訳、NTT出版)、オリヴィエ・ロワ『現代中央アジア』(白水社文庫クセジュ911)、アンヌ・マリ=ティエス『国民アイデンティティの創造』(共訳、勁草書房)

*データは刊行時のものです

1,200円+税

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