ヒトラー(下)

1936-1945 天罰

「ヒトラー研究」の金字塔。未曾有の侵略戦争とホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を遂行したのはなぜか?最大の謎を明かす決定版!

著者 イアン・カーショー
福永 美和子
石田 勇治
ジャンル 一般書 > 世界史 > 現代史
おすすめ
出版年月日 2016/04/28
ISBN 9784560084496
判型・ページ数 A5・1144ページ
定価 本体11,000円+税
在庫 在庫あり

内容説明

権威の絶頂から総統地下壕の最期まで
評伝の決定版、完結!

権威の絶頂から総統地下壕の最期まで後半生を活写、ヒトラー研究の金字塔! なぜ未曾有の侵略戦争とホロコーストは起きたのか? なぜヒトラーとドイツは自己破壊へ突き進んだのか? 口絵写真48頁・地図8点収録。


本書で描かれるのは、権力の傲慢と絶対化した個人支配のもとで進む近代的な統治機構の瓦解、その帰結として体制が未曽有の死と破壊をもたらしながら自壊へと突き進んでいくプロセスである。ヒトラーを生みだし、その傲慢を共有した「ドイツに与えられた天罰」として、ドイツ国民の自己破壊が描き出される。
ヒトラーと「共犯関係」にあった実業界、産業界、官僚機構、そして何より国防軍など、保守派を中心とする非ナチのエリート層、熱狂し歓呼する大衆も含めて、何がヒトラーの権力を作り上げたのか? ヒトラーにすべての責任を押し付けるのではなく、ドイツ人とドイツ社会の責任を問いかける。この視点が、本書を評伝でありながら評伝に収まらない作品にしている。
それはまた、現代に生きるわれわれにとっても、極めて今日的な意味があることを実感させられる。
下巻では、権力掌握から自殺まで、後半生を活写。ドイツ現代史、ナチズム研究の世界的権威による圧巻の大作。白水社創立百周年記念出版。


[目次]
凡例/地図/序文/謝辞/一九三六年――勝ち誇るヒトラー

第1章 不断の急進化
第2章 膨張への推進力
第3章 ジェノサイド・メンタリティの兆し
第4章 誤算
第5章 一か八か
第6章 解き放たれた野蛮
第7章 権力の絶頂
第8章 「絶滅戦争」の構想
第9章 決戦
第10章 「予言」の実行
第11章 最後の大博打
第12章 包囲されて
第13章 奇跡を願って
第14章 悪運
第15章 絶体絶命
第16章 奈落へ
第17章 破滅

終章
訳者・監修者あとがき
口絵写真一覧/参考文献/原注/略語一覧/主要人名索引


[原題]Hitler 1936-1945:Nemesis


[著者略歴]
イアン・カーショー Sir Ian Kershaw
1943年、英国オールダム生まれ。現在、英国シェフィールド大学教授。
ドイツ現代史、ナチズム研究の世界的な権威であり、英国勲爵士への叙勲をはじめ、数多くの学術賞を受賞している。
主要著書として『ヒトラー 権力の本質』(石田勇治訳、白水社)、『運命の選択1940-41 世界を変えた10の決断』(河内隆弥訳、白水社)、『ヒトラー神話 第三帝国の虚像と実像』(柴田敬二訳、刀水書房)などの邦訳がある。

[訳者略歴]
福永美和子(ふくなが・みわこ)
大東文化大学外国語学部/中央大学文学部・非常勤講師
ドイツ現代史
主要著訳書:石田勇治・福永美和子編『現代ドイツへの視座 想起の文化とグローバル市民社会』勉誠出版(近刊)、 石田勇治編著『図説 ドイツの歴史』河出書房新社、2007年(共著)、佐藤健生/ノルベルト・フライ編『過ぎ去らぬ過去との取り組み 日本とドイツ』岩波書店、2011年(共訳)

[監修者略歴]
石田勇治(いしだ・ゆうじ)
東京大学大学院総合文化研究科教授
ドイツ現代史、ジェノサイド研究
主要著訳書:『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書)、『過去の克服 ヒトラー後のドイツ』(白水社)、『20世紀ドイツ史』(白水社)、『図説 ドイツの歴史』(共著、河出書房新社)、石田勇治・武内進一編『ジェノサイドと現代世界』(共著、勉誠出版)、カーショー『ヒトラー 権力の本質』(白水社)

*略歴は刊行時のものです

 

11,000円+税

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