言葉から社会を考える

この時代に〈他者〉とどう向き合うか

移民が溢れテロが頻発する時代に〈他者〉とどう向き合うか。27言語の視点から見た〈多様性〉とは? 学長ほかによる座談会も収録。

著者 東京外国語大学言語文化学部
ジャンル 一般書 > 社会
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出版年月日 2016/11/22
ISBN 9784560095300
判型・ページ数 A5・124ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり

内容説明

いかに〈彼ら〉と生きるのか?

移民が溢れテロが頻発する時代に〈他者〉とどう向き合うか。27言語の視点から見た〈多様性〉とは? 学長ほかによる座談会も収録。

グローバリズムの偏重にあらがうために

あらゆるものが国境を越えて移動する今日、未知なるもの、異質なものとの遭遇は避けられない。それは時に幸せな出会いとなり、時に恐ろしい衝突や摩擦を生む。移民が溢れテロが頻発する時代に、〈他者〉とどう向き合うべきか。この問いを突きつけられたとき、我々は背景にある文化、そしてその核となる言語の存在を改めて実感するだろう。
本書は、東京外国語大学で専攻される27言語それぞれの視点から、この問いを捉えなおす試みである。浮かび上がる問題は歴史、宗教、政治、経済など多岐にわたり、我々に〈多様性〉についての再考を迫る。言語を取り巻く視線は、どこに立脚しているのか? 英語や地域共通語と母語の狭間で、日常の言葉はどう語られるのか? 社会的優位性をもたぬ言語をいかに保持するのか? また、〈外国語〉と国家、個人の関わりについて討議した座談会「言語と文化の多様性を生きる」を収録。
グローバル化の進んだ社会では、ひとつの地域にいくつもの文化が複雑に共生している。異文化が身近になる一方、各地で内向的・排外的なふるまいも目立つ。世界が流動性を増すなか、何に眼を向け、いかに学ぶべきか。いま立ち止まって考える。

【構成】

はじめに(東京外国語大学学長 立石博高)

[座談会] 
立石博高(東京外国語大学学長)
沼野恭子(同大学教授、ロシア文学・比較文学)
橋本雄一(同大学准教授、中国近現代文学)
藤縄康弘(同大学准教授、ドイツ語学、言語学)
司会:武田千香(同大学言語文化学部長)

[執筆者一覧]
野村恵造(英語)、成田節(ドイツ語)、森田耕司(ポーランド語)、
金指久美子(チェコ語)、秋廣尚恵(フランス語)、花本知子(イタリア語)、
川上茂信(スペイン語)、黒澤直俊(ポルトガル語)、中澤英彦(ロシア語)、
温品廉三(モンゴル語)、荒川洋平(日本語)、加藤晴子(中国語)、
五十嵐孔一(朝鮮語)、降幡正志(インドネシア語)、
野元裕樹(マレーシア語)、長屋尚典(フィリピン語)、宇戸清治(タイ語)、
鈴木玲子(ラオス語)、野平宗弘(ベトナム語)、上田広美(カンボジア語)、
岡野賢二(ビルマ語)、萬宮健策(ウルドゥー語)、
水野善文(ヒンディー語)、丹羽京子(ベンガル語)、
長渡陽一(アラビア語)、吉枝聡子(ペルシア語)、菅原睦(トルコ語)

[付録]27言語の分布/関連年表

1,000円+税

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