U208 天使の恥部

新刊

ウィーン近郊の楽園の島で、極変動後の未来都市で、メキシコ市の病院で、時を超えて繰り返される夢みる女たちの哀しい愛と運命の物語

著者 マヌエル・プイグ
安藤 哲行
ジャンル 新刊
一般書 > 白水Uブックス > 海外小説
おすすめ
シリーズ 一般書 > 白水Uブックス > 海外小説 永遠の本棚
出版年月日 2017/01/18
ISBN 9784560721315
判型・ページ数 新書・362ページ
定価 本体1,900円+税
在庫 在庫あり

内容説明

アナは語り続ける、愛について、生について
過去・現在・未來、繰り返す哀しい愛の物語

ウィーン近郊の楽園の島で、極変動後の未来都市で、メキシコ市の病院で、時を超えて繰り返される夢みる女たちの哀しい愛と運命の物語。

ウィーン近郊の楽園のような島に軍需産業王の夫によって閉じ込められた世界一の美女。映画スターの彼女には出生にまつわる秘密があった。死者との契約により、30歳になった時から他人の思考が読めるようになるというのだ……。地軸変動により気候が激変、多くの土地が水没した未来の地球。性的治療部で働く女性W218はある日理想の男と出会う。隣国からやってきたその男と、彼女は夢のような一夜を過ごすが、男にはある目的があった……。1975年のメキシコシティ、病院のベッドでアナは語る。アルゼンチンでの過去の生活、政治について、男性至上主義(マチスモ)について、愛について……。過去・現在・未来で繰り返される、女たちの哀しい愛と数奇な運命の物語を、メロドラマやスパイ小説、SFなど、さまざまなスタイルと声を駆使して描き、新境地を切り開いたプイグの傑作。改訳決定版。

[原題]Pubis Angelical

[著者略歴]
マヌエル・プイグ(1932-1990)
アルゼンチンの作家。ブエノスアイレスの大学を卒業後、イタリアへ留学し、映画監督・脚本家を目指すが挫折。ニューヨークで書きあげた長篇『リタ・ヘイワースの背信』を1968年に出版、帰国後発表した『赤い唇』(69)はベストセラーとなるが、『ブエノスアイレス事件』(73)は発禁処分、極右勢力の脅迫もあってメキシコへ亡命。世界各地を転々としながら、『蜘蛛女のキス』(76)、『天使の恥部』(79)などの話題作を発表。巧妙なプロットと流麗な語り、現代的な主題で幅広い人気を博した。

[訳者略歴]
安藤哲行(あんどう・てつゆき)
1948年岐阜県生まれ。神戸市外国語大学外国語研究科修士課程修了。ラテンアメリカ文学研究者。著書に『現代ラテンアメリカ文学併走』(松籟社)、訳書にエルネスト・サバト『英雄たちと墓』(集英社)、カルロス・フエンテス『老いぼれグリンゴ』(河出書房新社)、レイナルド・アレナス『夜明け前のセレスティーノ』『夜になるまえに』(以上、国書刊行会)、ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』(河出書房新社)などがある。

1,900円+税

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