不屈

盲目の人権活動家 陳光誠の闘い

新刊

中国当局による不当な投獄や自宅軟禁の末に決行した奇跡の脱出劇。「裸足の弁護士」が米国に保護されるまでの一部始終を綴った回想録

著者 陳 光誠
河野 純治
ジャンル 新刊
一般書 > 社会
おすすめ
出版年月日 2017/04/24
ISBN 9784560095447
判型・ページ数 4-6・412ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり

内容説明

奇跡の脱出劇の一部始終を綴った驚愕の回想録
人権弾圧の醜悪な姿を生々しく描く

中国当局による不当な投獄や自宅軟禁の末に決行した奇跡の脱出劇。「裸足の弁護士」が米国に保護されるまでの一部始終を綴った驚愕の回想録。

2012年5月、中国の人権活動家・陳光誠はニューヨークに向け、妻子とともに北京空港を発った。地元当局による不当な身柄拘束や投獄、長期にわたる自宅軟禁、そして決死の脱出行を経て、米中高官によるぎりぎりの折衝の末に実現した、事実上の亡命だった。本書は、この「事件」で世界にその名を知られることになった陳光誠の回想録である。
山東省臨沂市の貧農の家に生まれた陳は、幼少期に失明し、10代後半まで読み書きができなかった。その後、南京中医薬大学で鍼と按摩を修得する一方、障害者に対する不当課税の是正を求めるため、独学で法律を学ぶ。以来、法律の知識をもとに、地元の農民や障害者、女性の権利擁護に取り組んできた。
当局による一連の弾圧が始まったのは2005年6月、「一人っ子政策」の一環として人工妊娠中絶や不妊手術を強制した臨沂市を相手取って陳が集団訴訟を起こしてからだ。これを境に陳一家の生活は一変する。
「奇跡の脱出劇」ともいえる事件の真相を明かす貴重な記録であり、また言論弾圧の過酷な現実の一端を生々しく描いた迫真のドキュメント! 序文=ダライ・ラマ14世 解説=城山英巳(時事通信記者)

[原題]THE BAREFOOT LAWYER: A Blind Man’s Fight for Justice and Freedom in China

[著者略歴]
陳光誠(ちん・こうせい)
1971年、中国山東省東師古村に生まれる。幼少期に失明し、十代後半まで読み書きができなかったが、その後、独学で法律を学び、市井の人びとのために闘う人権活動家となった。中国では「裸足の弁護士」として知られる。自宅軟禁を逃れ、米国へと脱出する一連の事件は世界中で大々的に報じられた。2012年、ニューヨーク大学ロースクールに入学。13年以降は、カトリック大学、ウィザースプーン研究所、ラントス財団などで上席研究員を務めている。現在、妻と2人の子供たちとともにワシントンDC在住。


[訳者略歴]
河野純治(こうの・じゅんじ)
翻訳家。1962年生まれ。明治大学法学部卒業。
主な訳書に『ピュリツァー賞受賞写真全記録』(日経ナショナルジオグラフィック社)、『趙紫陽極秘回想録』『ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか』(以上、光文社)、『一四一七年、その一冊がすべてを変えた』『ホーキングInc.』(以上、柏書房)、『イスラエル秘密外交』(新潮文庫)、『中国安全保障全史』(みすず書房)、『アフガン侵攻1979-89』(白水社)などがある。

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