内容説明
主に17〜18世紀の100名超を立項解説。
スタロバンスキーのモンテーニュ論を収録!
デカルト、スピノザ、ライプニッツ、パスカル、ヒューム、ルソー、カント……主に17〜18世紀に活躍した哲学者たち100名超を立項解説。
[メルロ=ポンティ哲学者事典(全3巻+別巻1)第2回配本]
近代哲学の巨人たちが勢揃い!
この事典は、各巻のサブタイトルどおり包括された「各章」ごとに、メルロ=ポンティによる《総論》が提示されます。次に、時代・場所・学派・主義・傾向などをキーワードとする「見出し」ごとに、著名な哲学者たちの「列伝項目」が続いて、《哲学史要覧》の体裁となります。また、哲学史のなかにおいて画期的と思われる「哲学の巨人たち」は、くわしく紹介すべく、図版とともに《肖像》が描き出され(思潮のなかに挿入されて論じられ)ています。日本語版では情報をアップデートすべく、もれなく翻訳者・監訳者による訳註や《補記》も完備しました。
「大いなる合理主義」「主観性の発見」という副題をもつ第二巻は、ベーコン、ホッブズ、デカルト、スピノザ、マルブランシュ、ライプニッツ、ロック、モンテーニュ、パスカル、バークリー、ヒューム、コンディヤック、ルソー、カント、フィヒテ、メーヌ・ド・ビラン、キルケゴール……おもに17〜18世紀に活躍した120名超の「セレブな哲学者たち」を収録。ジャン・スタロバンスキーが健筆をふるっているのも特長です。
編者紹介
1908年3月14日、フランス西部シャラント・マリティーム県のロシュフォール・シュル・メールに生まれる。リヨン大学講師からパリ大学教授を経て、1952年にコレージュ・ド・フランス教授に就任。フランスのアカデミズムの王道を進んだが、1961年5月3日、パリのサン・ミシェル通りの自宅自室にて心臓発作で急逝。享年53歳。計画中の著作の構想メモなどが残された。