起きようとしない男

その他の短篇

新刊

『小説の技巧』の作家の本領発揮!初期から80歳まで、作家の経験に基づいて描かれた、笑いと皮肉が満載の傑作短篇集。全8編収録。

著者 デイヴィッド・ロッジ
高儀 進
ジャンル 新刊
一般書 > 海外文学 > 小説
おすすめ
出版年月日 2017/08/29
ISBN 9784560095683
判型・ページ数 4-6・210ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり

内容説明

初期から最晩年まで、「初めての短篇集」

『小説の技巧』の作家の本領発揮! 初期から80歳まで、作家の経験に基づいて描かれた、笑いと皮肉が満載の傑作短篇集。全8編収録。

『小説の技巧』の作家の本領発揮、初の短篇集

本書は、英国の大御所デイヴィッド・ロッジが30歳から80歳までに書いた、8つの短篇を収めた自身初の短篇集。作風はブラック・コメディ、セックス・コメディ、意外な結末のロアルド・ダール風など、バラエティに富み、まさに『小説の技巧』の作家の本領発揮、コミック・ノヴェルの名手が満を持して放つ、粒ぞろいの1冊。

「起きようとしない男」──しがない勤め人のジョージは、人生になんの楽しみも見いだせず、ある冬の夜、ベッドから出ることを拒否する。やがてそのことが知れ渡り、テレビ取材で事の経緯を話したおかげで、洪水のように手紙が届き、幸福な充実感を覚える。しかし彼は死の願望にとりつかれ、天井に天使と聖人がいて、空中浮揚できるのではないかと妄想する。昇天しようと、夜具を投げ捨てるが、寒さに襲われるだけで、床から毛布を取り上げる力もない。妻とナースを弱々しく呼ぶが……。

他に「けち」「わたしの初仕事」「気候が蒸し暑いところ」「オテル・デ・ブーブズ」「田園交響曲」「記憶に残る結婚式」「わたしの死んだ女房」を収録。作家による「まえがき」「あとがき」、半世紀の作家活動を紹介する「訳者あとがき」も収録。

[原題]The Man Who Wouldn’t Get Up

[著者略歴]
デイヴィッド・ロッジ David Lodge
1935年、ロンドン生まれ。英国を代表するコミック・ノヴェルの大御所。
『小さな世界』と『素敵な仕事』でブッカ―賞最終候補に選ばれる。『大英博物館が倒れる』『交換教授』『小さな世界』『素敵な仕事』『楽園ニュース』『恋愛療法』『胸にこたえる真実』『考える…』『作者を出せ!』『ベイツ教授の受難』『絶倫の人 小説H・G・ウェルズ』など主要作品が邦訳されている。

[訳者略歴]
高儀 進(たかぎ・すすむ)
1935年生まれ。翻訳家。デイヴィッド・ロッジ作品の翻訳を手がけるほか、イーヴリン・ウォー『スクープ』『イーヴリン・ウォー傑作短篇集』など、英国文学の翻訳多数。

2,200円+税

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