ふらんす 2019年10月号

特集「映画の秋!」

ジャンル 雑誌『ふらんす』
出版年月日 2019/09/23
判型・ページ数 A5・80ページ
定価 760円(本体691円+税)

内容説明

・ご注文はお近くの書店、または欧明社

>『ふらんす』2019年度の音声ダウンロードはこちら

■特集:映画の秋!

編集部オススメ、この秋からの話題作!
この秋、フランス映画ファンにとって見逃せない作品が続々と公開を控えています。そのラインナップをご紹介します。

対訳シナリオ『英雄は嘘がお好き』  中条志穂
是枝裕和監督 最新作『真実』 ヴェネツィア国際映画祭プレミア上映レポート  國枝孝弘
対訳シナリオ『真実』  中条志穂


【表紙連載】
今月の表紙 フランスの美しい村〈Piana ピアナ〉 粟野真理子 

2019年度の『ふらんす』の表紙は、「フランスの最も美しい村 Les Plus Beaux Villages de France」が飾ります。現在認定されている158の村の中から、フランス在住20年以上のジャーナリスト粟野真理子さんが選りすぐりの村をご紹介くださいます。今月は〈Piana ピアナ〉をとりあげます。

→粟野真理子『パリから一泊! フランスの美しい村』(集英社)


【巻頭エッセイ】
フランスと私〈フランスのもてなしを軽井沢で〉 ダルジャン酒井聡子(ラ・メゾン軽井沢オーナー)

各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、ラ・メゾン軽井沢オーナーのダルジャン酒井聡子さんです。


【語学系記事】
ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈43〉  福島祥行+國枝孝弘(全レベル対象)

NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに4年目に突入! 今月のテーマは「子どもが訴えること」。



レ・ロマネスクTOBIのジュ・ヌ・パルル・パ・フランセ〈7〉 レ・ロマネスクTOBI (超入門~)

音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメインボーカルTOBIさんが、フランスでサバイバルするなかで身につけた「通じるフランス語」を伝授! 今月は、「呪文フー!」。さて、その心は?

→『レ・ロマネスクTOBI のひどい目』(青幻舎) ほぼ日刊イトイ新聞 書籍紹介ページ



Les Chroniques de Nami 波美の日記〈épisode 7〉 Julie Blanchin Fujita (初~中級者対象)

日本在住のイラストレーター、ジュリさんが、娘のNamiさんの目線で見た世界をイラストと日仏2か国語で綴ります。第7話は〈IKEA イケア〉

→Julie Blanchin Fujitaさん公式サイト www.julieblanchin.com



仏検4級対策 らくらく初級マスター講座〈7〉  林千宏 (初級者対象)

フランス語の勉強を始めたら、まずひとつの目標にしたいのが、仏検4級です。本連載では実用フランス語技能検定試験(仏検)4級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月は「仏作文への第一歩、並び替え問題」。



ことばのあそびば シャラード&パズル〈91〉 Marie-Emmanuelle Muramatsu (初~中級者対象)

偶数月は、Marie-Emmanuelle Muramatsuさんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。



【音声収録】Grands Chefs〈7〉   Corinne Vallienne (中~上級者対象)

1年にわたり、現代フランス料理界の「偉大なるシェフたち」をとりあげていきます。今月は、エレーヌ・ダローズ HÉLÈNE DARROZEです。(収録音声はこちらから)。



【音声収録】インタビュー@カフェ・フランコフォン 〈7〉  明石伸子 (中~上級者対象)

フランス語話者たちがあつまる都内の某カフェ。ここでフランコフォンの方々にさまざまなお話を伺います。インタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月号は、フランス出身のアンリ・ド・ロッカ=セラさん(コルシカ・ナポレオニカ代表取締役)のお話の初回です。(収録音声はこちらから)。



ジャニックの紫陽花通信〈19〉  Janick Magne  (中~上級者対象)

日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「貴重な体験:日本での母乳哺乳」。



帰ってきた!ダジャ単シル・ヴ・プレ〈7〉  フランス語ダジャ単編集委員会  (全レベル対象)

ジャン=クロード小林、セルジュ齋藤、セバスチャン杉村、そしてベルトラン山田……日々、フランス語のダジャレの鍛錬を重ねる4人が満を持しておくるダジャ単5連発! twitterの公式アカウント(@dajadaja13 #dajadaja)からは、めくるめくダジャ単ワールドにあなたも参加できます!

→『ダジャ単シル・ヴ・プレ』(駿河台出版社)



ふつごぽん~フランス語の豆知識~〈7〉  福井寧  (初~上級者対象)

「ふつごぽん」の名に見覚えのある方は多いのではないでしょうか。twitterで話題のフランス語トリビアの宝庫「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」が、本誌「ふらんす」に登場! フランス語の達人も(ネイティブも!)知らないような、フランス語の蘊蓄がたっぷり味わえます。

→「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」公式アカウント@futsugopon



対訳で楽しむ モンテーニュ〈1〉  久保田剛史  (中~上級者対象)
今号から6回にわたり、古典的名著として知られるモンテーニュの『エセー』のなかでも、とりわけ滋味深い第三巻を読んでいきます。毎回ひとつの章から、モンテーニュらしい含蓄に富んだ言葉を、いくつか抜粋して紹介します。今回は第三巻第2章「後悔について」の文章を取り上げます。



C’est vrai ?〈79〉/フランス語っぽい日々〈79〉」Karyn Nishimura-Poupée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)

大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のタイトルは、「書き方の練習」。





【文化系記事】


コートジボワール便り グローバルヘルスの現場から〈7〉  池田憲昭

独立行政法人国際協力機構(JICA)専門家として現在コートジボワールに赴任中の池田憲昭さんは、これまでも西アフリカ諸国で保健専門家としてお仕事をされてきました。格差社会における人々の健康の公平性と開発支援の倫理について、現地からレポートしていただきます。今月は「資源の乏しいアフリカの田舎での出産ケア」。



今月の原書レクチュール〈103〉  笠間直穂子

福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は笠間直穂子さんで「宝を見つけ、分かち合う」です。Jean-Claude ZylbersteinのSouvenirs d'un chasseur de trésors littéraires(「文学の宝探し人による回想」Allary Éditions, 2018)をとりあげます。



ぐるりマレショー物語〈19〉  倉方健作

パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「ロラン・グヴィヨン・サン=シール」。



パリ風俗事典〈187〉 右岸編(その53)  鹿島茂

カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。今月は、「カフェ・ヴェロン」。


追悼 池内紀さんのブレス  鹿島茂


Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事

 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「フランス環境相の辞任」

 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「フランスのブランド、その栄枯盛衰」

 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「秋の映画シーズンの先陣を切る2作」

 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「シャトレ劇場再オープン/ルーヴル美術館のダヴィンチ展」

 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「缶詰食品の楽しみ方」

 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「バスケットボールが育てた豪脚」

 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。

  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu


書評 ウエルベック『シーペンハウアーとともに』 井原槙太郎 
書評 ドラッカーマン『フランスの女は39歳で“女子”をやめる』 岡部杏子   

追悼 映画プロデューサー 吉武美知子  土田環

[往復書簡]拝啓 平松洋子様  友川カズキ

京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈13〉  写真・文:甲斐扶佐義

学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。 
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website

「さえら」

フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。

ジャンル

シリーズ

  • 教育機関のオンライン授業における教科書のご利用について
  • じんぶん堂
  • エクス・リブリス
  • ニューエクスプレスプラス
  • 地図から探す 語学書ラインナップ
  • webふらんす