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クラブ白水社

「クラブ白水社」は、社員が執筆するコラムのコーナーです。


今日のネクタイ
営業マンに大切なのは、初対面で与えるインパクト! 白水社の第一線でお客さまと接しているナンシーの、「色彩の魔術」(本人談)をご覧あれ。
 → 五拾四本目。

弁トモ 塚地と伊東の御茶ノ水~神保町界隈弁当録
新聞によると世のサラリーマンの昼食代は平均590円。にもかかわらず、イタリアンのランチにデザート付けて優雅な昼餉を過ごす輩がいるとは何事か! ともにイノシシ年の塚地と伊東が、おいしいお弁当生活をご紹介します。
 → 第9食 「沖縄すばや」

部屋の肖像
 → 第一回 だれがいるの?

自転車通勤は楽し!
柿色の電車を横目に疾走する、会社員サイクリスト生活! 自転車ブームに便乗した新連載、堂々スタートです。
 → いつかは越えたい「天城越え」

そしてフットボールは続く
サッカーのない生活なんてありえない! サッカー狂の歓喜と悲哀に満ちた日常を、浦和、柏、清水、東京Vを応援する白水社社員4名が綴ります。社外からの飛び入り参加も。
 → 開幕





今日のネクタイ [2010.02.25]
五拾四本目。

こん**は、ヤマザキの「まるごとバナナ」が大好きな染井吉野ナンシーです。

ガキっぽいと言われようと、好きなものは好きなんです。それが何か?

前回、今年はブラウスはシックに、地模様のあるもので渋く決めようと宣言したばかりなのに、今回のコーディネートはこちらです。

ネクタイ54本目全体

やっぱり、ペイズリー柄が大好きなナンシーです。それに色合いも、やんごとなき読者、じゃなくて、やんごとない色彩のパープルやピンクが基調になっています。

どう、オシャレですか? ただ、このブラウス、胸ポケットがないのがちょっと不便です。仕事柄、4色ボールペンを差していることが多いので、それをどうしようかしら、っていう感じです。

ネクタイ54本目拡大

ネクタイは、シンプルに、ただのキティちゃんです。あたしったら、いったい何本、キティちゃんネクタイを持っているのかしら?

でも、ちょっと今回のネクタイには不満があります。ネクタイ柄の王道である、斜めストライプって、あたし、ネクタイの柄では一番嫌いな柄なのよ。でもネクタイって、どうしてもこの柄が多いじゃない? ネクタイ売り場でも半分以上がこの柄だと思うわ。あたし、できるだけそういう柄は買わないようにしているんだけど、それでも持っていないキティちゃんのネクタイを見ると手が伸びちゃうのよ。

それにしても、今回のネクタイもアップにしないとキティだとはわからないほどさりげなかったかしら?

【営業部/ナンシー】



弁トモ 塚地と伊東の御茶ノ水~神保町界隈弁当録 [2010.03.04]
第9食 「沖縄すばや」







つかじ:伊東さんは、いまだ音信不通失踪中です。 花粉シーズン到来。 日々のどは痛いし、頭痛はするし...会社休んで花粉のない国へ行きたいと南国逃避する夢を見つつ今日は沖縄弁当にしました。 今月も伊東さんはリハビリ中です。 美人薄命夏ごろ復帰しそうだけどあと残り3回だよ。

沖縄といえば豚足とかゴーヤとか熱帯魚みたいな青くてでかい魚しか思い浮かばないおぢさんは、とりあえずメニューで気になった二種類をチョイスしてみました。

『沖縄ちゃんぽん丼』(コンビーフと野菜の卵とじ)は伊東さん(いたのかよ)に取り上げられてしまったので、ごはんの上にキャベツの千切りとタコスが乗ったメキシカンどんぶり『沖縄発タコライス』を食しました。
とても寒い日に行ったので、沖縄そば店は大繁盛中、注文してからお弁当が出来上がるまで神保町のビルの谷間の青空を眺めてボーッと眺めること約15分、お店のおねいさんが手渡してくれたあつあつ弁当を手にダッシュで会社に戻り、空腹の為速攻かっ込んでしまい味わう暇もなく完食!
辛いといえばちょっと辛いけど淡白なのでお酒の次の日とか女性にはオススメです。
但し欠食おぢさんはぜったい2個買いですよ。
1個だと3時くらいに間違いなくお腹がぐーっです。
ほかに『日替わり』『ソーキカレー丼』とかもあり、
ちらしを持っていくと50円引+ちんすこうがおまけで付きます。
お店のおねいさんから『電話注文していただければ待たずに出来ますよん』とやさしいお言葉。
『はい』次回から、そうします。

にせツイッター
最近の『なか卵』はCM放送のおかげで混んでいて××××(ピー)だ。

沖縄すばや
東京都千代田区神田小川町2-8 サニーセントラルビル1F
TEL 03-3233-0978
営業時間 平日 11:30~15:00(ランチ)
        17:00~23:00 LO10:30 (ディナー)
     土・祝 11:30~15:00
定休日 日曜日



部屋の肖像 [2010.01.22]
第一回 だれがいるの?

部屋。
自分の部屋。
いちおう、「帰るところ」だろう。一日の、終わりに。
〈自分の〉というところが、賃貸アパートにもう22年くらい住み続けた僕にとって、いささか疑問ではござんすが。…ひとさまからの借り物だからね。

いちおう、「一日の終わりに、帰り、そこでフロに入り、眠り、また起床し、そこからまた出かけていくところ」ということにしておこう。

もちろん、同じことを、自分の部屋じゃないところでやってる人もいるだろうけれど。

僕の場合、そこには僕しかいない。

かといって、お猫さんや、お犬さんもいない。亀さんもハムスターさんもいない。
あと、そうだな、この部屋で、存在感があるのは、「椅子」だな。
僕は椅子フェチである。
椅子のカタログとか、雑誌『Pen』の椅子特集とか、眺めるのが好き。
家具屋で、〈試し座り〉するのも好き。

まあ、それはいい。
とにかく、この部屋で、一番存在感があるのが、「椅子」である。
友達にもらったものだ、モノは結構イイらしい。
10年以上僕と共にある、木製の椅子。
それが僕の部屋の中心だ。

僕の部屋は、狭い。
デヴィッド・シルヴィアンのジャパン時代の曲に、’’WIDTH OF A ROOM’’ というのがあって、タイトルだけ気になってて、どんな曲だか忘れてしまった。インストだったかな。
デヴィッドの部屋はきれいに整頓されている、草花も多い。動物もいて、キッチンも広いかもしれない。
僕の部屋と正反対だ。
それになにしろ、デヴィッド、キミには年上のステキな妻がいる。子供もいる。
そういうものは、僕の部屋にない。
「ないから、狭いのか、狭いから、ないのか。」
…それは問題の設定自体が、間違っているだろう。不問とします。

部屋。
何をするところだろう。
僕は、マンガを読む。
マンガを読む時間が一番多い。
一回読んだマンガを、何度も読む。
あたらしく買ってきたマンガを開くのは、なぜかメンドウだ。
『エロイカより愛をこめて』のシリーズのうちから、10冊くらいを、何度も何度も読む。
もはやストーリーはどうでもいい。
登場人物がそこにいればいい。
僕の部屋には誰もいないが、エロイカも、エーベルバッハ少佐も、おかまのG(ゲー)も美青年Z(ツェット)も、いる(好きな人順です)。
いてくれれば、いいのだ。
この方々は、枕元か、トイレにたいてい、いる。
『のだめカンタービレ』も『バガボンド』も全巻あるが、あまり読み返さない。
のだ・めぐみ君は、あまり「僕の部屋にいる」という感じではない。
宮本武蔵はいつも同じ顔をしているので読み返してもしょうがない。

さて。
〈いる〉ということでは、この二人以上に、僕の部屋を彩る存在はない。
そのふたりとは。
山口百恵さんと、藤圭子さんである。
山口さんは、同僚からもらった、オリジナル・アナログ・レコードジャケットであり、藤さんは、拡大コピーしたポートレートである。
これを額縁に入れて、いつも僕をみつめている風になる角度に、配置してある。
帰宅して、真っ暗な部屋、電気のスイッチをさぐって、つけると、正面を向いたこのふたりから、僕は同時にジッと見つめられる。
ほぼ、安堵するシュンカンである。
この二人じゃないと、おそらくダメだろう。
もう一人加えようかな、と思っても、もはや、このコンビネーションしか、ありえない、と感じてしまう。
(じつはヒロスエもいる。しかし、彼女は僕を正面からみつめていない…)

CDと、本のハナシは、また今度ね。
長くなるからね。まあ、みなさま、そうでしょうけど。
でも、ひとことだけ。

一日に一回は聴きたくなる曲、それは、青江美奈の『恍惚のブルース』である。
人の〈声〉が聞きたくなると、僕は青江美奈のベスト盤をかける。
すると勢い、『伊勢崎町ブルース』も聴いてしまう。
ご存知でしょう? あの曲、人間の〈声〉の表現としては画期的だ。演出上のタメイキ、という単なるプレイを超えて。
そして当然『池袋の夜』も『長崎ブルース』も聴いてしまう。

【編集部/奈落亭凡百】



自転車通勤は楽し! [2010.02.26]
いつかは越えたい「天城越え」

やっと春らしい陽気が戻ってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。私はと言いますと、右の肩から首にかけて痛みがあるので、先日初めてカイロプラティックに行って来ました。上から7番目の首の骨が少し前に出ているそうなので元に戻してもらいました。首の骨は全部で7つあり、一番下の骨だそうです。自転車に乗るときの姿勢には気をつけているのですが、もしかしたらどこかに無理が生じているのかもしれません。ライディング・ポジションの見直しをしなければ。

人生も後半に差しかかって来ると体のあちこちにガタが出るようで、修理したり、油を差したり、休養させてやらなければなりません。近場の温泉にでもちょいと出かけてみようかと企んでいるところでございます。ヤホーの地図を開いて、伊豆半島を縮小したり拡大したりして眺めていると、そのほぼ中央に名にし負わん「天城峠」という文字が眼に入ってくるではありませんか。

「いつかは行かねばならぬ、いつかは越えねばならぬ…」、女性のためらうような声音のナレーション。横笛の独奏で始まり、その破裂音が天城おろしを連想させる。キリリとした鼓の音とリズムが加わり、しばしの競演。木の葉が舞い落ちるような琴の下降音からイントロ・ドン。下手からゆっくりと石川さゆり登場。NHK歌謡ステージ等における、名曲「天城越え」冒頭の一般的な演出である。

最近、富に美しさと貫禄がそなわった感があるのが石川さゆりだ。インターネット上のヨウツベなる動画庫で「天城越え」を検索してみた。みなさん好きなんですね、石川さゆりの「天城越え」が。様々な演出、様々な年代の石川さゆりの熱唱が取り揃えてありました。どれもぐっと引き込まれそうな感じがするほど、石川さゆりは女の情念を歌い上げております。感動さえ覚えるほどです。歌詞・曲・アレンジ、そして演者としての石川さゆり、どれが欠けてもこの名曲は生まれなかったことでしょう。

「天城越え」は、シアトル・マリナーズのイチローがバッターボックスに入るときのBGMとして使用されたことがある。偉大な大リーグ記録に近づきつつある2008年のシーズンに、イチローが自ら選んだ曲が「天城越え」なのだ。イチロー曰く、石川さゆりが歌うときの力の入れ方、抜き方、そのバランスの取り方に感動したそうだ。バッティングの参考になったかどうかは定かではないが、大リーグ記録に対するイチローの執念と意欲が感じられるエピソードである。

ヨウツベの動画には視聴者がコメントを書き込むことができる。意外にも「天城越え」の動画には英語の書き込みが多い。歌詞の意味を知って視聴しているかどうかはわからないが、どの人も最上の評価をしている。「すばらしいパフォーマンスだ」、「日本の美を感じる」などと英語で書き込まれているのだ。イチロー効果も手伝ったのか、日本を代表する楽曲「AMAGIGOE」となりつつあるのかも知れない。

……と言う訳で、私もこの日本に生まれてきたからには天城を越えなければなりません。川端康成「伊豆の踊り子」、松本清張「天城越え」、主人公たちはもちろん徒歩で天城峠を越えました。現在では道路も整備され、車ならあっという間に越えてしまうことでしょうが、自転車通勤をしている私としては、当然自転車で越えてみたいものです。

伊豆半島は温泉の宝庫、そのうえ魚もうまい。今回は電車とバスで伊豆半島ぶらり旅と行きますか。その前に7月の石川さゆり明治座公演を確実に予約しておかねば。


やはりドロップハンドルが似合う。これで峠を攻めてやる!
【総務部/ピンキー】



そしてフットボールは続く [2010.01.29]
開幕

今年ほどオフの移籍情報を見るのが憂鬱な年があっただろうか。

なーんて、書き出しから失敗しているな。2005年の主力大量離脱に比べれば精神的なダメージは全然少ない。だがあの時は、早くJ1に戻るんだ、戻ってヤツらを見返してやるんだ、という気概があったはずだ。今は違う。親会社の後ろ盾を失ったクラブは、低予算・育成型へのシフトを余儀なくされている。2度目のJ2暮らしが長いものとなるのを覚悟しなければならないから、後ろ向きにもなりがちだ。

これは普段の私の建て前とはかなり離れた考え方ではある。JFLはおろか地域リーグや都県リーグ、大学リーグや2種のリーグばかりに足を運んでいて、サッカーを知らない親会社が金と口を出すようなクラブをバカにするような言動をしていながら、自分の贔屓チームのこととなると、わが子かわいさに理性を失う。このままJ2に定着してしまう低くはない可能性を、恐ろしいものとして受け取ってしまう。なんて愚かなんだろう。

サッカーで人生観を語ることは、サッカーファンでない人からは確実に疎まれるので決してやってはならないことなのだが、私はサッカーからいろんなことを教わった。その中でも、サッカーに貴賤はない、カテゴリーなど関係なくすべからく平等である、というのはかなり重要なことなのに、こんなアンビバレントな思いに悩まされる。そういう両義性もサッカー的だ、などと言うとサッカーファンでない人には確実に無視されるだろうが。

最終的には、今そこにあるサッカーを愛せ、ということに尽きる。そして、愛しているのならそこに金と時間を費やせ、と。明日から新人戦、2010シーズンが幕を開ける。この高揚感を味わえるだけでも、サッカーが好きでよかったと思える。



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