最近、気になるのは韓国映画の質の低下。せっかくジャンルが確立してきたのにダメタダメ映画が多すぎて観に行くのを躊躇してしまう。韓国映画界の為にも作品を選んで配給してほしいです。
7月24日(月)
【88】『サッド・ムービー』
消防士とその恋人、別れ話のメッセンジャーを仕事とする男が恋する女、遊園地の着ぐるみを着て働く顔に傷を持つ女、不治の病で死を待つ母親と息子、4つのそれぞれの愛と別れを繋ぎ合わせた韓国映画。
「頭の中の消しゴム」や「僕の中心は・・・」の男優さんが出ていたので、たぶん韓国スター総出演の期待の映画なのでしょう。
登場人物を繋げて物語を作ってゆく方法は良く使われるけれど、この映画は悲しい物語を無理矢理繋ぎ合わせただけ。「こんな不幸の連鎖は、ホラー映画か!」と突っ込みたくなってしまう。非現実的なこともできるのが映画だけどはずし過ぎると切ない。
韓国版「ラブ・アクチュアリー」? いえ足下にも及びません。人の不幸をいくつも見せられても全然おもしろくないです。(^。^;)
7月26日(水)
【89】『ミートボールマシーン』
町工場で働く孤独な青年は、川向こうで働くあこがれの女性を部屋に招待する。
しかし、ゴミ捨て場から拾ってきた謎の物体が彼女に寄生し、モンスターとなり姿を消す。それは人間に寄生し、お互いを食い尽くすまで戦いを繰り返す生命体だった。
主役は「怪奇大家族」の高橋一生。歪んだ愛と下町の工場の昭和初期を思わせる背景はジャパニーズ・ホラーの原点、暗いイメージの作品。
「鉄男」や「赤い目」か「ケルベロス」だったか、その手の世界に近い低予算映画であることを頭に入れて観るとノスタルジックによい。(^。^;)
7月27日(木)
【90】『ハイテンション』
アレックスは試験勉強のため、畑に囲まれた一軒家に住む友人の家に泊まりをする事になった。到着した深夜、尋ねてきた大柄の男が家族を惨殺し、友人だけを連去っていくのを目撃してしまう。パニックになりながらもアレックスは友人を救出すべくひとり追跡を開始する。
骨がボキボキ折られたり、殴られたりとかなりヴァイオレンス。後半部は画面が暗い為に展開がわかりにくくなってしまうのは、前半やりすぎた反省か?
「悪魔のいけにえ」と「アイデンティティ」のアイデアをいただいちゃったフランスのヴァイオレンス・ホラー映画、かなりグロいの好きな方向け映画です。眉間にしわを寄せて小走りに出てきた某映画評論家の兄弟を目撃。(^-^)
7月28日(金)
【91】『青春漫画』
幼なじみで仲の良い男女が女優とアクションスターを夢見て同じ大学へと進学する。日々、子どものようにたわむれる二人だったが、やがてお互いに恋人ができ相手を想う気持ちに微妙な変化があらわれる。
日本で人気の韓国スター、クォンー・サンウがおかっぱ頭(爆)で主演。
しかし、いいかげん韓国も安易に人を傷つけて涙をさそう映画はやめて、陰と陽の使い分けをバランスよくしないと飽きられてしまう。(>_<)
8月1日(月)
【92】『スーパーマン リターンズ』
5年ぶりに地球に戻って来たケントは、恋人だったロイスに子供がいて、さらに新聞社の編集長の甥と婚約中と知り愕然とする。
一方、スーパーマン不在中に釈放されていた悪党ルーサーは世界制服と復讐の為に巨大要塞を作り、弱点であるクリスタルを手に入れスーパーマンを亡き者にしようとしていた。
さすがにお金掛けている分スケールがでかい。でも150分はちょっと長い120分あたりで切って次作につなげた方がよかったかもしれない。
「正義は勝つ」って映画が少なくなった今日この頃「スーパーマン」はその点は良い。
あの七三分けにぴろーんとなったトレードマークのキューピー前髪も注目して見ていると変に笑える。(^o^)
8月2日(水)
【93】『愛と死の間で』
妻を突然事故で亡くした医師は、仕事に没頭しすぎていっしょに過ごす時間が持てなかったことに後悔する日々を過ごしていた。
ある日、偶然その妻の心臓を移植された女性と出会うことになるが、その女性の命が残りわずかだと知り、今度残された時間をいっしょに過ごそうとする。
「インファナル・アフェア」のアンディ・ラウ主演の香港映画。
最近、悲恋ものばかりで食傷気味。ただ韓国映画よりも筋があった分よかったかも。(^-^)
8月3日(木)
【94】『狩人と犬最後の旅』
ロッキー山脈で暮らす年老いた狩人ノーマンとその妻は過酷な自然の中で生きてきた。しかし、跡継ぎもおらず年とともに身体が気になってきたノーマンは、この冬を越したら山を下りる決心をし、同じ狩人でひとり山中に住む男の元へ犬ぞりを使い最後の旅に出る。
本人が自分自身を演じたドキュメンタリー映画。「皇帝ペンギン」などの動物主体のネイチャー映画ではなくセリフがある分飽きがこなく見所はあった。
この時期炎天下で働くサラリーマンに「こんなに生活にあこがれる」なんて言われそうだが、自然はそんなに甘くはない。(^o^)
8月4日(金)
【95】『東京フレンズ』
大塚愛主演DVDの続編。玲(大塚愛)は高知から東京に上京し、バイト先の居酒屋で同い年の仲間たちと夢を語りバンドのメジャーデビューの機会を待っていた。
ある日自分をバンドに誘いながら別のメジャーバンドに移籍し忽然と消息を絶ってしまったギタリスト(瑛太)がニューヨークにいるという話を聞き単身渡米する
大塚愛ってあまり興味なかったのに、この映画で好きになりました。
この映画は「くだらない」って言う人は、くだらない大人になってしまった人。
確かにストーリーは大胆でスキがあるけれど、まっすぐに夢に向かってゆくものを冷ややかな目で見てはいけない。出演者の演技も瑞々しくてよかったです。
「最初に見た夢って何ですか?」(^_^)v
8月5日(土)
【96】『花田少年史』
二度目なので省略します。
中学生の中学生は楽しんでいました。(^-^)
8月7日(月)
【97】『マイアミバイス』
TVシリーズの映画化。マイアミ警察の刑事コンビが麻薬組織に警察機密漏洩事件解明(?長い)の為に潜入捜査を開始、南米へ向かう、土派手な銃撃戦あり、お約束の敵側女性との恋愛ありと、アメリカ映画らしいアクション映画。
コリン・ファレルがいやに肉がついて貫禄あり(役柄?)だが、相棒のリカルドは少し陰が薄い設定かも。娯楽映画です。(^o^)
8月9日(水)
【98】『X-MEN ファイナルデスティション』
三作目、能力をおそれられ人間から迫害されてきたミュータントに超能力を消去し、人間になれるという新薬が開発される。
しかし、その研究にはミュータントの能力を制御する力を持つ少年が利用されていた。
一方、X-MENチームで死んだと思われていたジーンが闇に支配されたまま蘇り、恋人であったサイクロップスや恩師であるプロフェッサーXを亡きものにし、マグニート率いるミュータント反乱軍とともに新薬研究所を襲う計画に加わっていた。
アメコミ・ヒーロー物の実写版での成功例。元々は主役のサイクロップスは影薄くなってしまったのは残念だが、ハル・ベリーの白髪のストームは「キャット・ウーマン」より、断然かっこいい!
アメコミでも、ちゃんとテーマがあって個性的キャラクターが絡むのでストーリーも観ていて飽きない。「ファイナル」と謳っているが続編を期待したい。(^_^)v
8月10日(木)
【99】『キンキーブーツ』
父から引き継いだ紳士靴工場は、在庫過多で倒産寸前と知り途方にくれてしまう。
ある日出会ったゲイバー・ダンサーの「ゲイの履く太めのブーツがない」という言葉をヒントにスーパー・ブーツの作成に乗り出すが、昔気質の職人から大反発を受けてしまう。
ゲイが出てくる映画は生理的に苦手(?すみません)。
でも偏見から友情、協力へと向かうサクセスストーリーは「ハートフル・コメディ」というジャンルがあるだけに気分的に悪いものではない。
語り継がれる映画じゃないけれど、それなりに楽しめます。(^-^)
8月10日(木)
【100】『ラフ』
あだち充原作、長澤まさみ主演第2弾。
和菓子屋として祖父の代から因縁を持つ同じ高校の水泳部に属する二人はいがみ合いながらも引かれてゆく。
2時間弱で収めたために登場人物が多いわりに主人公以外の重要性が薄く、結局はふたりのラブ・ストーリーで終わってしまっている。やはり昨年の「タッチ」同様長編ものを映画化するのは無謀だと思う。
速水もこみち、長澤まさみファン以外はおよびでない映画。(>_<)
8月12日(土)
【101】『ハウス・オブ・D』
夫を亡くし情緒不安定な母親と暮らす13才のトムは知的障害で学校の掃除婦と肉屋の配達をしながら交流を深めていた。
ある日、トムが内緒でガールフレンドとデートしたことに腹を立てた掃除婦は、二人で貯めたお金で買うはずだった自転車を店から盗み学校を解雇されてしまう。
デヴィット・ドゥカヴニーの自伝的映画だそうで、アメリカの病んだ家庭に生まれた子どもの育つ課程を描く切ない映画。
歪んだ人生の逃げ道を育った環境のせいにする人はちょっと痛い映画です。
でも「自分の人生は自分で切り開く」そう教えてくれます。
来年ロードショーだとか(^o^)
8月12日(土)
【102】『トンマッコルへようこそ』
朝鮮戦争さなか、争いやいがみ合いのない桃源郷のような村にアメリカ兵と韓国兵、敵対する朝鮮兵が迷いこんだ。村人は暖かく迎えるが、敵対する兵士たちは銃を向け合う。
時が立ち村人とふれあううちに、地獄のような戦場から離れひとときの安息を経験した兵士たちは次第に村人と打ち解けてゆく。しかし、そこには連合軍の空爆がせまっていた
ラブ・ストーリー系とは違った韓国映画ですが132分は長い!村を守るために、救出にきた味方の連合軍を攻撃する発想があまりに貧弱過ぎる気がするし、途中笑いをとる「イノシシ」のエピソードは映像処理まで「スイングガールズ」のパクリ。村の象徴のような少女(カン・ヘジョン)の役どころもよくわからない。「平和を謳う」映画にしたかったのでしょうが脚本が悪過ぎる。(^。^;)
8月14日(月)
【103】『ファイナル・デッドコースター』
ファイナル・ディスティネーションからのシリーズ三作目、飛行機事故、ハイウェイ事故、今回はジェット・コースターです。
ジェット・コースター脱線事故を予知し死を回避した主人公とその友人たちが、次々となぞの死を遂げるサスペンス・スリラー。
乗り物事故のハコを変えただけで映画を3本も作ってしまうホラー映画はすごいなぁ。
考えてみれば「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」「ラスト・サマー」などのシリーズもワンパターンで何作出来ているけど、さすがに「ファイナル」シリーズはこれが最後かも。パワーダウンしているのは明らかだし何だかわからないまま殺されていくのを見せられても飽きてしまう。(^-^)
8月14日(月)
【104】『マッチポイント』
元テニスプレイヤーは、金持ちの青年のコーチをするうち妹と仲良くなり結婚する。富と名誉を得た彼は、ありきたりの生活に満足出来ずに義理の兄の元婚約者と不倫関係になるが、彼女の執拗な嫉妬に悩まされ始める。
題名とポスターを見るとラブ・ストーリーという印象だが、実はウディ・アレンのピリッと辛口ラブ・サスペンス。
冒頭のテニスボールと後半、柵にひっかかった指輪の行方が期待をそそる。中だるみが多少あるものの結末は……やはりウディ・アレン! 奇才です。(^_^)v
8月16日(水)
【105】『僕の世界の中心は君だ』
「世界の中心で愛をさけぶ」の韓国版。
互いに惹かれ合った高校生、しかし彼女は不治の病で倒れてしまう。
日本版はすごく好きな映画です。韓国版でリメイクと聞き楽しみにしていましたが、数ヶ月前の映画予告では題名がスクリーンに出た時あちこちから笑いが聞こえました。
この題名付けた人センスなさ過ぎだよ。
さらに内容、上演時間にして約60分日本版より短く内容もかなり薄っぺら。主役の方はよく見る顔なので人気があるのだと思うけれど面長の山崎邦正にしか見えない(ファンの方ごめんなさい)し、高校生役は厳しい年齢ではないですか?
これはヤ・バ・イ(>_<)
8月17日(木)
【106】『MAXX!!!鳥人死闘篇』
パリで集められた超人的身体能力を持つ若者たちがバンコクに飛びジムを開こうとするが、そこに地元で日本ヤクザの手下をするチームに襲われ解散状態になる。
しかし、ヤクザとバンコク・マフィアの抗争が勃発し仲間が巻き込まれ重傷を負う事件をきっかけにバラバラになったチームが団結、抗争のど真ん中につっこんでゆく。
「YAMAKASHI」のシリーズのようで、最近では「アルティメット」「トランスポーター」と同じくCG、スタントなしのアクションは圧巻! 見せ場は沢山ありますが物語の流れは笑っちゃうほど適当(爆)。最初からおおまかなプロットがあって、それに後からエピソードを付け足していった感じで物語に何の脈絡もない。曲芸アクションを見てもらえばいいのさって思いで作ったのなら大正解。(^-^)
8月22日(火)
【107】『奥さまは名探偵』
悠々自適に暮らすおしどり夫婦のホームで暮らす叔母が亡くなる知らせが入る。
遺品にあった風景画に興味を持った妻は、それを譲った同じホームの老女を訪ねようとするが彼女は、失踪した後だった。にわか探偵の血がうずいた妻は本能の向くまま行動を開始するが、さらに事件が待っていた。
NHKで放送していたアガサ・クリスティの「二人で探偵を」の「親指のうずき」の映画化。「女はみんな生きている」のカトリーヌ・フロ主演「ふたりで探偵を」シリーズは「おしゃれ探偵」という別名もあってファッションに注目。さらにフランスののどかな風景はTVシリーズ同様美しい(あれ? でも元々はイギリスが舞台だったような)。内容は事件が入り組んでいて良くわからなかったので「もう一度見よう」と思ったら「二度見てもわからないよん」とおばはんに言われた。