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年間鑑賞本数200を誇る試写会王・たるみ氏が、映画の最新情報をお届け! 参考になる?短評もあります。

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Vol.36(最終回) [2008.01.09]

最終回です。

「書くのが遅いから連載中止になった」とか「年間200見ると豪語しながら3年間1度も達成していないから責任をとった」とかを理由にしようと思いましたが、HP担当者は寛大だし、責任取るほど根性ないし(爆)、「映画ばかり見ていないで仕事しろ」視線を感じるほど敏感じゃないし。
時々適当に書いていることがあって、後悔することが多くて(←ヘタレ)、自分の文章が残るのはとても恥ずかしいです。
もう少し勉強しようと思ってしばらくお休みします。

140.『ゼロの時間』(12月3日(月))
アガサ・クリスティ原作サスペンスの久しぶりの映画化。
若きテニスプレイヤーは再婚した若い妻とともに大金持ちの叔母の別荘へとやってくる。そこに、元妻も現れ、さらにその女性たちに恋する男も絡み、やがて叔母殺人事件が起きる。
とても楽しみにしていた作品だが某試写会会場は広くないわりに画面が大きい。いつもは最後列に座るのだが、前から二番目の席しかなくて座ったが始まってすぐ目眩と頭痛で見ていられなかった。残念。(というわけで評価なしということで)

141.『エバン・オールマイティー』(12月4日(火))
ニュースキャスターのエバンは下院議院に当選し家族との時間を省みずに意気揚々と新しい職場へと向かう。しかし、そこに神様が現れ「この街に水害が起きる、箱舟をつくれ」と命じる。「ブルース・オールマイティ」の続編なのだが前作の内容は覚えていない。
新興住宅地になぜか象だのキリンだのが現れたりするのは?など細かいことにこだわってはいけない。子供に環境保護の大事さと、どんなに人から白い目で見られていても、正しい事はいつか理解してもらえるという(←ほんとかよ)テーマみたいなものはあるみたい。
劇場公開なしというのは寂しいですな。

142.『再会の街で』(12月10日(月))
歯科医として開業していたチャーリーは、ある日偶街角で大学の同級生アランを見かける。しばらく会う機会のなかった二人であったが、再会を喜び合う。
しかし、チャーリーは自分と同じ歯科医として成功したはずのアランの様子がおかしいことに気づき、アランが9.11で妻子を失い失意のまま人の声に耳をふさぎながら生きていることを知る。
この映画は、9.11事件がどれほど幸せな生活を奪ったか、そして、残された人々の心にどんな深い哀しみを与えたかを訴えてきます。
閉ざされた心を開くには、それを手助けしてくれる本当の友人と、その力を借りる勇気を持たなければならない。(^_^)v

143.『ジプシー・キャラバン』(12月12日(水))
スペイン、インド、ルーマニア、マケドニアのジプシーをルーツに持つバンドが一ヶ月以上かけてアメリカン・ツアーに出たドキュメンタリー。
自分には、ジプシーの置かれた状況は難しくてよくわからない(すみません)
しかし、言葉がわからなくても音楽は心打たれました。
マケドニアのジブシー・クイーンは魂を揺さぶる歌声はジャンルに捕われない迫力で訴えてきます。(^-^)

144.『ルイスと未来泥棒』(12月13日(木))
フルCGアニメ。孤児院で育った発明家の少年は、忘れた記憶を取り戻すマシーンを発明する。ある日、未来からきた少年が彼の前に現れふたりでタイムシンに乗り未来へと向かう。しかし、そこに見覚えのある顔のマッドマンが現れ未来を破壊しはじめてしまう。
大人がつくった(←当たり前)子供向けアニメの作品、つまり話しがわかりにくい。1時間30分の間に登場人物が多いうえに時間を行ったり来たりするので同じ人物でもいくつかの容姿で登場するので子供には難しいと思う。とりあえず友情とか家族愛が根本にあるディズニー映画なのでハズレではない。(^-^)

145.『魍魎の匣』(12月17日(月))
京極夏彦氏原作。1958年東京、戦後まもない時期に少女連続殺人事件が起きる。事件を追う探偵は謎の教団を調査している女記者や作家とともに匣に共通する謎にせまっていく。
旬な俳優陣と昭和初期の町並みのセットは、これから始まる冒険活劇への胸躍る予感をさせられる。また、横溝正史シリーズを思わせるグロテスクでオドロオドロしい場面もこれから起こるであろう怪奇な事件を期待せずにいられない……ところだったが、そこまで。
いくつかの事件が交わるに連れて無理矢理繋ぎ合わせようとしている感がして、結末への説得力がなくなってしまい映画自体の質さえ落としてしまったように思える。(^。^;)

146.『アース』(12月19日(水))
地球に棲息する生き物たちを追うドキュメンタリー映画。ベルリン・フィルの演奏と渡辺謙がナレーションを担当、絶滅寸前の北極熊やアフリカ象の生態など、同じ生き物の目となって旅をしているような錯覚になる。
地球温暖化の危機を警告するメッセージもしっかりしている。昨年「ホワイト・プラネット」という北極熊のドキュメンタリー映画があったが、こちらは鳥になって空を飛んだり鯨になって海を泳いだりとバラエティに富んでいて飽きさせなかった。(^o^)

147.『スリザー』(12月20日(木))
地球外生命体が隕石とともに地球に落下し人間に寄生しゾンビ化していくホラー。
「インベージョン」のパクリと言われてもしかたないのに、二ヶ月ほどの間に劇場公開する勇気だけは買いたい。オリジナリティの無さと「なめくじ」か「ヒル」みたいなのクリーチャーもどこかで見たことがある。
「ドーン・オブ・ザ・デッド」の脚本家の作品だそうですが、あれも「ナイト・オブ~」ちょっといじった作品だからそれ以上を求めるのは酷か? DVDでも奨められないC級(B級はそれなりの面白さはあるけれど、それもないということで)。(>_<)

148.『勇者たちの戦場』(12月25日(火))
イラク戦争での任務を終え戦場から帰還したアメリカの兵士や医師は、戦場で負った心や身体の傷の後遺症に苦しみ、戦場の悪夢を忘れることができずに精神を病んでいた。
ある者は家族に、ある者は恋人にやり場のない怒りをぶつけやがて絆を崩壊させてしまい失ったものの大きさと戦争のもたらす悲惨さを改めて実感する。
イラク戦争を題材にした映画は数多く作成されているが、そのアナザーストーリー的な作品(先日見た「キングダム」など)も最近見受けられる。
今のアメリカの姿勢を非難する声も多くある。しかし「世界平和」を掲げ戦場へ向かう人々を見守ることしかできない人々は、その人たちの社会復帰の手助けができる最善の努力をしなければならない。
それは戦争協力という意味ではないが。 (^_^)v

149.『光の六つのしるし』(12月27日(木))
ファンタジー小説の映画化。遠い昔から光と闇の戦いは長く続いていた。そして今、闇が強大な力を生み出そうとする時、選ばれし少年は「光のしもべ」の力を借りて時間を飛び越え、六つの光のしるしを集める冒険をする。
3月には「ライラの冒険」も控えるここのところのファンタジー映画は、一時期の韓流映画ほどではないが多いことは確か。CGで簡単に作れてしまう映像だからこそ、テンコ盛りはかえってチーブに映る。また2時間弱に詰め込み過ぎて、全体的に「ばたばたした感じ」がする。悪くないけれど記憶には残らない。(^-^)

ではまた。

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ(イラストも)】


Vol.35 [2007.12.06]

128.『やじきた道中 てれすこ』(11月1日(木))
人気下降気味(笑)のお気に入りおいらんから「故郷にいる病床の父にひと目会いたい」と言われ、共に旅立つ弥次さん喜多さんが道中繰り広げる涙と笑いのコント・ストーリー。
脚本は落語や舞台をイメージまたは、モチーフにしているようで、映画を見ている感覚ではなかった。役者は一流で良いと思うが、やや大げさな振る舞いに自然さがなくて個人的に小笑い(?)程度。(^。^;)

129.『ロンリーハート』(11月5日(月))
1951年、アメリカの刑務所で凶悪連続殺人犯の死刑執行を見守る刑事がいた。
新聞に載る出会い系広告「ロンリーハートクラブ」を利用し財産のある淋しい女性を相手に詐欺を繰り返していた男は、ある若い女と出会い兄妹と偽り、さらに結婚詐欺を繰り返す。
さらに女は詐欺相手の女性に異常な嫉妬を抱き命も奪い始めるというアメリカの実際に起きた連続殺人事件の映画化。
ハイウェイ沿いの荒れた風景が「セブン」を思わせ、作品の作り方にあえて新しい手法を使わず、どこか古い(良い意味で)冷たい雰囲気が漂う正統派サスペンス。(^o^)

130.『SAW 4』(11月7日(水))
前作で死んだ(よね?)はずのジグソウが仕掛ける罠は?
シリーズすべてかなりイタイ場面が多くダメな人は見ない方が良い残酷系上級者向け。
とにかく、1から見ていないと(見ていても)わからない謎謎謎。
各作品の関係者が画面のちょっとしたところに出てきたりすることで時間軸が見えてくる。一人で見るよりも友達連れて行けば謎は解けやすい……かもしれない。(^-^)

131.『約束』(11月9日(金))
家族とともに脱北し韓国で暮らす男は、婚約者を呼び寄せようと脱北斡旋業者に多額の金を渡すが詐欺にあったうえに暴行されてしまう。
やがて婚約者は北で結婚したという知らせを聞き、男も仕事を世話してくれた女性と結婚するが、恋人の結婚は誤報で彼女は自力で脱北をしてくる。
なんといっても男優がイケてない田舎顔(丹波哲朗息子似顔)でラブ・ストーリー向けじゃない(個人的意見)、女優は超好み(これも個人的意見)役柄のひたむきさ清楚さにおぢさんはキュンときてしまう。
しかし、まったく泣けないのだ。(>_<)

132.『ある愛の風景』(11月12日(月))
幸せに暮らす四人家族、将来有望な兵士として認められていた夫は、アフガンの戦場で捕虜になりの悪夢のような出来事を経験する。
一方、家族は夫が戦死したものと思い深い哀しみに包まれていた生活を送っていた。
そこに刑務所帰りの夫の弟が訪れ、遺族の傷を癒そうと親身になって世話をするが、つい兄嫁に恋愛感情を持ってしまう。
戦場でのトラウマに悩む夫の姿は「シャイニング」っぽいが、戦争が与える家族崩壊と再生を切なく描くデンマーク映画。
「アフターウエディング」の監督の前作品。(^o^)

133.『シルク』(11月14日(水))
19世紀フランス、村の美しい娘と結婚したエリート軍人の男は、村の生活を支える蚕が死滅したため、蚕の買い付けに極東の国日本へと向かい村の窮地を救うが。
しかしその時に関係を持った日本女性が忘れられなくなり、再び混乱の続く日本を訪れるが……。
アレッサンドロ・バリッコ原作「海の上のピアニスト」に続く、白水社刊「絹」の映像化。
描かれるフランスと日本の風景はとても美しいが、外国人の持つ日本イメージの映像を我々日本人が見ると、どうしても違和感を持ってしまう。
唐突に「一夜をともにした異国の女性に惹かれてしまう」男心も理解しがたい部分があるもののキーラ・ナトレイ扮する妻の姿は、前出の「約束」とまた違った良さがある。(^-^)

134.『マリア』(11月15日(木))
婚約中に突然身ごもった女マリアは、夫ヨセフとともに暴君の王からのがれるため夫の故郷へ向かう。
自分の子どもではないと知りながら献身的に妻をいたわるヨセフ、やがてマリアは馬小屋で出産を迎える。キリスト誕生までのお話です。
一般向けとは言い難いが、現代のクリスマスに疑問を抱いている方は是非。(^。^;)

135.『肩ごしの恋人』(11月19日(月))
唯川恵原作の韓国映画。イケメン既婚者との恋愛しながら写真家として独り立ちしようとする女性と金持ちだが容姿がイマイチな夫と結婚し、欲しいものは何でも買える生活を送る仲の良いふたりの女性を中心にしたラブコメディ・タッチ映画。
直木賞作家でありながら(だから?)読みやすい恋愛小説が多い著者の本は、ほとんど読んでいます。。
この手の肩のこらない恋愛ジャンルは日本より韓国の方が得意のようで。(^-^)

136.『オリヲン座からの招待状』(11月20日(火))
浅田次郎原作昭和30年代京都、病で倒れた映画館主人の代わりに若い男は、若い未亡人と共に映画館存続のために真面目に働くが、前主人の仲間から嫌われ客の入りがだんだんと減っていってしまう。
時が過ぎ歳をとった二人は、閉館を決め最終記念公演上映会を開くが、そこになつかしい顔が訪れる。
藤井隆主演の「カーテンコール」を思わせる昭和という時代を描いた心暖まる映画です。
「三丁目の夕焼け」のヒットを見ても、そろそろ後ろを振り返る余裕の出てきた人たちが懐かしく思える作品が増えてきています。
宮沢りえは、今まであまり気にしていない女優でしたが、この作品を見てすばらしい演技をするのだと実感しました。(^o^)

137.『エクスクロス』(11月21日(水))
失恋を癒す為に女子大生ふたりは山奥秘湯のあるロッジに宿泊する。不気味な容姿の管理人に迎えられ不安な夜を迎えると、押し入れの中の携帯電話が鳴り響き「そこから逃げろ!」と告げる。
「奇怪な村人やいかれた元カレの彼女から襲われ山中を逃げ回るうちにお互いを信じられず」とジャパニーズ・ホラーの恐さはたっぷりと、おバカなギャグとアクションで突っ走る。ツッコミどころ満載で楽しい。(^o^)

138.『サーフズ・アップ』(11月28日(水))
フルCGアニメ、南極(たぶん)に住む子どもペンギンのコディは、伝説のサーファーの訪れとともにサーフィンに目覚める。やがて時が過ぎコディはサーフィンワールドカップに出場する為に南の島へ向かうが、ダーティ・チャンピオンとの前哨戦に敗れてしまう。
「オープン・シーズン」の制作と同じだったと思うが、こちらの方が数段面白いく楽しい。
声優もうまいし、家族連れには絶対オススメ。(^o^)

139.『ナンバー23』(11月30日(金))
待ち合わせに遅れてきた男は、本屋で妻の手にした著者不明の「ナンバー23」という本に惹かれる。男は、その物語に自分の人生を重なり合わせながら頻繁に現れる23と言う謎の数字に嵌ってしまい妻と息子とともに著者を捜し出そうとする。
思想的ミステリーの為日本人にはあまりピンとこない。「23」に世界の事件を無理矢理こじつけるのは「うーん」というところ。
また結末(は言えないけれど)にしてもきっかけとなった本との出会いも不自然な気がする。
予告編で期待すると「あれ」って事になるかもジム・キャリーの怪演はどこまで続く。(^-^)

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ(イラストも)】


Vol.34 [2007.11.05]

116.『アフター・ウェディング』(10月1日(月))
インドで孤児の救済活動をしている男の元に、ある資産家から多額の寄付話が持ち上がり、直接話し合いをするために母国デンマークへと帰国する。
しかし会談後に招待された資産家の娘の結婚式で、妻として紹介された女性が元恋人であったことに困惑する。
限りある命であると知った時、残された家族や愛する人のために何をするべきか絶望と葛藤しながら、やがて答えを見つけてゆく人の姿は心に強く訴えるものがあります。
題名から想像するロマンチックな内容ではなく、生きていることの大切さについて考えさせられる映画です。(^_^)v

117.『クワイエットルームにようこそ』(10月2日(火))
主人公、明日香は日々のストレスにより薬とアルコールを多量摂取してしまい、自殺未遂と勘違いされ隔離病棟に入れられてしまう。
日々答えを見つけられないままとまどっていた彼女は、そこで出会った普段接することのない心に問題を抱える患者と向き合うことになる。
やがて明日香は、時間が経つにつれ張りつめた心の糸もゆるみ、自分を見つめ直すようになってゆく。
突然日常と異なる状況に置かれた人間がこんなにも冷静でいられるのかは疑問だが、退院時に患者仲間が書いた似顔絵や寄せ書きをゴミ箱に捨てて行くシーンが妙にリアルで「語りたくない過去は捨てる」そんな人間のわがままを見たような気がした。
「生きるってのはねー重いことなのよ」と言うセリフが妙に記憶に残る。

118.『ヘアスプレー』(10月3日(水))
60年代のアメリカ、唄とダンスが大好きなデブブスかわ(爆)女子高生トレーシーは、テレビの人気歌番組のオーデションに合格し、一躍町の有名人となる。
しかし、歌番組の人気投票が始まると、同じ年の娘を持つ女プロデューサーの人種差別や妨害に遭い番組出演できなくなってしまう。青春ミュージカル映画。
オープニングの「グッド・モーニング・ボルチモア」からホントに楽しい演出。少し前にミュージカルでも見ましたがどちらもよく出来ていました。ただ映画の方が字幕は見やすかったけど。
いじめや差別問題はノー天気なアメリカ気分で解決(^_^)v

119.『犯人に告ぐ』(10月9日(火))
神奈川県連続児童殺人事件未解決(長い!)の責任を負わされられて左遷させられて数年、もとの所轄で同じような殺人事件が起きる。
再び一線へと呼び戻された刑事は、過去の過ちを知る警察署内の反発をよそに、テレビ番組を使って直接犯人に呼びかける行動に出る。
原作があっての映画化(未読)。
最近のサスペンスにあるスピード感や大がかりな仕掛けがないぶん作品としての質は高く、常に不安感が漂う昭和の刑事ものという感じで、サスベンスとカタカナで書いてしまうと色褪せてしまいそうな映画。(^o^)

120.『インベージョン』(10月11日(木))
「盗まれた街」(ボディ・スナッチャー)のたぶん三回目のリメイク。地球外からやってきた謎の生命体に身体を乗っ取られて行く人々。知らない間にまわりの人たちの人格が変わり、じわりじわりと味方が消えて行きやがて人類は追い込まれていく。
予備知識なく見に行って「ボディ・スナッチャーかよ!」とひとり突っ込みをしていたが、「人面犬(←わかる人はわかる)も出てこないしなあ」とスッキリしないまま見終わり、後でリメイクだと知りとりあえず一安心(?)
古典SFだから地球外生命体という発想がイマイチだけど、全体的に暗かった(気がする)映像が、リメイクされて、さすがに画像がキレイでスピード感や緊張感もある。
ゾンビファンにもオススメできる。(爆)
前二作とエンディングが違ったような気がするけど…… 気のせいかな(^o^)

121.『エクスマキナ』(10月15日(月))
「APPLESEED」の続編。
人間、サイボーグ、バイオノイドが共存する近未来は惑星同士の争いが絶えなかった。
中立国であるオリンポスは、平和維持に向け惑星代表者議会を招集するが、そこで大がかりなテロが起きてしまう。
なんとなく最近見た「ベクシル」と登場人物がだぶってしまうのは制作者が同じだからしかたがない。
最近のCGアニメーションは「まばたき」や顔の表情の作りがリアルだが、その点この作品はあえてクールに出来ている大人向け。
世界のアニメーション・マニア向け(^-^)

122.『ディスタービア』(10月19日(金))
教師に暴行をし、警察から自宅に軟禁状態とされた高校生が、ひまつぶしに双眼鏡で近所を観察していると殺人事件の犯人らしき人物が向かいの家に住んでいることを知る。
隣に引っ越してきた同世代の少女と親友3人で向かいの男の監視をするが、逆に気づかれて襲われてしまう。
ヒッチコックの映画に似たようなものがあったような気がするけれど、こちらは展開が読めるティーエイジー向けホラー系サスペンスってとこ。
悪くはない。(^-^)

123.『スターダスト』(10月20日(土))
その昔、イギリスの片田舎に人間の国と魔法の国の境界線である石の壁があり、行き来を禁じられていた。
ある日、人間のトリスタンは、片思いの女性に魔法の国に落ちた流れ星をプレゼントするため壁の向こうへと旅立つ。
一方、魔法の国では流れ星として地球に降りてきた女性を捕まえると不死の身体を手に入れられるとされていていた。
最近流行の冒険ファンタジーもの。
これといって特筆するところもなく悪くもないが、デ・ニーロの女装は気持ちが悪い。(^-^)

124.『この道は母へとつづく』(10月22日(月))
ロシアの寂れた孤児院に暮らす6才の少年ワーニャの元に裕福なイタリア人夫婦が現れ、養子として迎えられることになる。
しかし、出発直前に先にもらわれて行った友達の母親が孤児院に彼を探しに訪れたのを目撃し、自分も本当の母親に会いたくなり脱走をしてしまう。
激怒した養子斡旋業者に追われながら幾多の危機を乗り越えワーニャは母親の元へと向かう。
「母を訪ねて三千里」省略版ではなく実話だそうです。
多少の危機もあるが、わりとすんなり話が進み、少し肩透かし気味だが「世の中悪い人ばかりではないよ」ということで。(^o^)

125.『君の涙ドナウに流れ』(10月23日(火))
1956年、ソ連支配下のハンガリーでは、スポーツの世界でさえ公平ではなく、オリンピックを目指す水球ではハンガリー国家は自国の選手を抑制しソ連に肩入れをしていた。
そんな状況に嫌気がしていた水球のエース選手は、学生デモのリーダーである女子学生に出会ったことから反ソ連に向け市民運動に参加するが、時はデモ鎮圧のためにソ連軍によるハンガリー市民大虐殺が始まろうとしていた。
世界史にうとい自分さえ唸らせる社会派作品。
「自由と幸せ」とは何かをもう一度考えさせられます。(^_^)v

126.『ノートに眠った願いごと』(10月29日(月))
デパートの崩壊事故により婚約者を失った男は、数年後現場から発見された彼女の新婚旅行計画ノートを手にし、綴られたとおりに旅はする。
その先々で同じ女性を見掛け、事故との関係があるのではないかと後を追う。
韓国映画って泣かそうとするのが多いけれど、これ意図的でもまったく泣けませんな。(>_<)

127.『マイティ・ハート 愛と絆』(10月30日(水))
9.11テロ以後、パキスタン取材をしていたアメリカのジャーナリスト夫婦の夫が帰国直前の取材先でアルカイダに拉致されてしまう。
やがて悲劇の結末を迎えるまでの30日間の日々を妻の目から追った手記を映像化した作品。
この事件は大きく報道されたためほとんどの人は知っていると思います。
事件後CNN出演や手記を発表したジャーナリスト精神を持つ女性の姿に、そのメッセージをしっかり受けとらなければならないという使命感のようなものを感じさせられました。
人質救出の為に動いた影の人々たち、報道では語られなかったパキスタン警察の努力など語るべきことは沢山あるのに、平和的解決を望みながらも理解し合えない人種問題、宗教問題に出口が見つからないのはとても空しい。
先月の「キングダム」がエンターテイメント寄りに仕上げたのに対しこの作品はストレートに事件を描いたために重すぎて「おもしろい」とかの評価はできません。

しかし、多くの人に見てほしい。

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ(イラストも)】


Vol.33 [2007.10.02]

102.『サッド・ヴァケイション』(9月3日(月))
血の繋がらない障害を持つ少女と暮らす男は、生活のために中国人の密航を手伝っていた。ある日、代行運転手の仕事で寄った運送屋で子どもの頃自分を捨てて蒸発した母親の姿を見かける。
男は、再会の喜び以上に自分の中でわき上がってくる憤りを押さえることができずに、無意識のうちに怒りを爆発させてしまう...そして母から明かされる過去はあまりに切なく哀しい。
女は強く、男は弱い、そして人は感情に流されて自分を見失ってしまうものなのか。
これは、今日の日本の病んだ家族を象徴する映画なのかもしれない。(^-^)

103.『題名のない子守唄』(9月4日(火))
若い時に人身売買組織に関わり、最愛の人を殺されたうえに子どもを奪われた暗い過去を持つウクライナの女が、イタリアに渡りある裕福な家庭の家政婦におさまる。
そこで淡々と家事をこなし家族の信頼を受けるが、その家の娘に対する接し方で母親と対立をする。イタリア映画。
サスペンス仕立てのヒューマンドラマといったところか、自分の身勝手な行動が招いた悲劇を「感動」と呼ばせるのは厳しいものがある。
全体的にヨーロッパの冷たい空気が流れてが感じられ映画としての質は低くはないが、背景説明が少しわかりにくいのが難点。
母性愛としては前出の映画と共通するがその感覚を理解するのは非常に難しい。(^-^)

104.『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』(9月6日(木))
源氏と平家の戦の舞台を「マカロニウエスタン」風にアレンジした全編英語の娯楽パロディ。
源平の戦から数百年後、源氏と平家は巨額な埋蔵金の眠るといわれる村で抗争を繰り広げていた。そこに腕の立つ流れ者ガンマンが現れ、両者は自分の仲間に引き込もうと取引をはじめる。
しかし、村の老女から平家に息子を殺されたその妻が源氏の娼婦となりになった事を聞かされ男は村人の為に立ち上がる。
パロディ映画は真面目に演じていると笑えるのだが、なぜかこの映画はあまり笑えない。
キャストは豪華で役者さんの力の入れようは感じるが、石橋貴明があまりにハジけ過ぎてしまい映画の質を落としてしまっている。
「ジャンゴ~」と歌う北島センセイの唄がやたら耳に残る。
(それにしても伊勢谷友介映画出過ぎですねぇ。)(^-^)

105.『幸せのレシピ』(9月10日(月))
ドイツ映画のリメイク。
女性でありながらマンハッタンのレストランで料理長を勤めるケイト、不器用でまわりの人から嫌われてはいないが「ちょっと変わり者」とケムたく思われている。
まわりの空気を気にせずにひとり気を張る彼女であったが、ある日交通事故で亡くなった姉の幼い娘と同居することになる。
「女ひとりで生きてきてある日突然、幼い同居人が登場、そして第一印象の悪い男が実はとてもいいやつで...やがて恋に落ちて」とよくある内容ですが、最近頑張過ぎている女性の空腹感をちょっとだけ満たしてくれるオシャレなラブストーリー。(^-^)

106.『夜の上海』(9月11日(火))
ヘアメイクアーチィストでカリスマ的人気の男は、音楽祭の仕事で上海を訪れる。ショウも終わりひとり街に出た彼はいつしか道に迷ってしまい、追突された女性ドライバーのタクシーに乗り込み夜の上海を走り出す。
上海の夜景はキレイで、菅野美穂似のヴィッキー・チャオも中国俳優らしいおおげさな動きはともかく普通っぽくて○。
いろいろな恋が混ざり合っていながら真ん中にちゃんとストーリーが一本通っているし、甘過ぎって感もあるけれど、なんとなく見に行って「(上海に)旅行したい!」と思わせる映画です。
日中関係の友好は、言葉が通じなくてもこんな「思いやり」で縮まっていけばいいのにね。(^-^)

107.『さらばベルリン』(9月12日(水))
第二次世界大戦直後、ベルリンを取材に訪れたアメリカ人記者は、偶然昔のユダヤ人の恋人と再会する。しかし彼女に昔の面影はなく今ではアメリカ人相手の娼婦となってしまっていた。
やがて彼女に関わっていた現地で記者の案内人をしていた男が殺害され、彼は身の危険を感じながらも恋人の後を追い新装に近づいて行く。
モノクロ映画にこだわったのは制作者の意図だからしかたないとして、そのせいかカラー映像に慣れた者にとっては、登場人物の区別がつきにくく、人物のつながりがよくわからないままいきなり「END」になってしまった。
モノクロ映画世代には受けるかもしれないが、ストーリーをしっかり理解するには原作を読んで臨むべきでした。(^。^;)

108.『パーフェクト・ストレンジャーズ』(9月13日(木))
潜入取材を得意とする女性記者(ハル・ベリー)が幼なじみの死に疑問を抱き、その広告会社に入り込み調査するうちトップ(ブルース・ウィルス)に疑惑の目をむける。
「ラスト7分11秒のどんでん返し」がウリのサスペンス。
とにかく上のキャッチ・コピーが大失敗。そのせいで見る側は構えて(期待して)見ているので結果「こんなもん?」と思ってしまう。
大物ハリウッド俳優競演だし、そこそこ良いのでキャッチ・コピーがなければ「氷の微笑」系サスペンス好きには合格点をもらえると思いますが(^-^)

109.『クローズド・ノート』(9月13日(火))
女子大学生が引っ越ししてきた下宿先の戸棚で、前の住人の残していった日記を見つける。
見てはいけないと思いながら日記を開くと、それには小学校に赴任したある新任女教師と生徒との交流を綴った日記であった。
「世界の中心で~」の監督、最近では「遠くの空に消えた」も撮っている人気の方ですが監督で作品を見ない自分にとって先入観なしで見ました。
舞台は(たぶん)京都。それらしいゆったりとした空気の流れが画面からも感じられるが、そんなに時間のはなれていない過去と現在を行き来する映像は、感情を移入しにくく何とも言えない違和が残った。
ラスト「泣かすぞ」って場面より、主人公が思いを寄せる男性に手作り弁当を食べてもらえなかった所に胸がキュンとした。
沢尻エリカはボロクソに言われているけど、それほどじゃないと思う。(^-^)

110.『私の胸の思い出』(9月19日(水))
広告代理店で仕事一筋に働く主人公は、ある日ひょんなことから「乳ガン」の疑いがあると知らされる。
飲食店を営む両親と兄夫婦と同居する彼女は、そのことを言い出せずに良性であることを願いつつ検査を受ける。香港映画。
病気をネガティブに表現する韓国映画と違い、病気に対して真剣で時にコミカルな描写と気持ちを和らげる会話は、その当事者に配慮した製作の仕方だと思います。
正直、この病に関係していない人には少し退屈かもしれないが、病院での上映をオススメ。(^-^)

111.『包帯クラブ』(9月20日(木))
人に対する「やさしさ」に悩でいた女子高生ワラは、手首の治療に訪れた病院の屋上で大阪弁を操るあやしい男子高校生ディノに出会う。
彼女が自殺すると勘違いしたディノは、手首からほどけた包帯を屋上のフェンスに巻いているのを見てワラは何故か心癒やされる気分になった。
そして、ワラは、女友達とそのネットで知り合った男とディノを誘い、ネットで心に傷を持った人達のその思いを断ち切きるために、その人たちの傷ついた場所へ出向き、包帯を巻いて「痛み」を癒やそうと考える。
言葉にすればすごく簡単だけれども行動を起こすのは難しい「やさしさ」は不器用で、主人公が言う「ばっかみたい」な事は逃げてばかりの大人たちには理解出来ないかもしれない。
この映画を見て「傷ついたものにケリをつけて前に進もうとする人に力を貸す」そんな人達が増えていけばと思います。
天才柳楽優弥は存在感有り過ぎでかえってミスキャストかも。(^_^)v

112.『カタコンベ』(9月25日(火))
パリの迷路のように入り組んだ地下墓地カタコンベ、そこで夜中に盛大に開催される若者たちのパーティに姉に誘われてやってきた妹は、謎の殺人鬼に襲われ迷路のような墓地に迷いこんでしまう。
地下が舞台だから画面全体が暗く何やっているのかわからない所が多いのとやたらとフラッシュする部分があり途中から頭痛がしてきた。
オチがばれるから言えないけれど「心の病」を持つ人間にそれはないでしょう的SAWの製作グループのホラーだから、コワけりゃいいのだけれど(^。^;)

113.『キングダム 見えざる敵』(9月26日(水))
サウジアラビアのアメリカ人居住区でテロが勃発し大量の死傷者が出る。
仲間を殺されたFBIは、サウジとの関係を重視する国防省の忠告を無視し、4人の捜査官をサウジへとむかわせる。
ドキュメンタリー・タッチでスリリングな展開が続き、画面に釘付けになりました。
結局、暴力で解決しようとすると、また新たな憎悪と悲劇を生んでしまう、そんなむなしい現実を知らされる作品として、訴える部分はとても重い。
描かれていた正義感の強いサウジの捜査官のような人間が増えていけば平和への道は開かれるに違いない。
(特殊訓練を受けたFBI捜査官がこんな不用意な行動をするか疑問に思った部分があった)(^-^)

114.『リトル・レッド レピシ泥棒は誰だ』(9月27日(木))
赤ずきんをモチーフにしたフルCGアニメ。
おばあさんの住むどうぶつの森では「料理のレシピ」が盗まれる事件が多発していた。
時を同じくして、狼がおばあさんに扮して赤ずきんをまちぶせするが、格闘技に精通している赤ずきんとの格闘し騒動になる。
そこにどうぶつ警察が到着、なぜか「レシピ」を盗んだ容疑者捜しが始まる。
赤ずきんの話は関係ないミステリー仕立てだが、小さい子供には少し怖いのか泣いている子供がいた。
他の映画のパロディも満載でなんとなくオシャレに作っているようだけれど、大人が楽しむには幼稚過ぎ、子どもには訳わからない中途半端な作り。(>_<)

115.『ローグ・アサシン』(9月28日(金))
3年前に親友とその家族を殺されたFBI捜査官は日本やくざと中国マフィアの抗争を捜査中、親友を殺した殺人犯ローグが関わっていると知り、復讐のために追跡を開始する。
「トランスポーター」のジェイソン・ステイサムとジェット・リーのダブルアクション俳優共演だが、生身のバトルはわりと控えめ、さすがにジェット・リーも歳。
ジェイソンの日本語は笑えるけど、デヴォン青木の日本語は吹き替えですよね?
安易な日本人俳優起用とうさんくさい日本文化の描写にスティヴン・セガール映画的チープさが漂ってしまい、かなりマイナス。
「衝撃のラスト」は「パーフェクト・ストレンジャー」よりこっちの勝ちかも。(^o^)

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ(イラストも)】


Vol.32 [2007.09.03]

83.『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』(7月30日(月))
世界の海を舞台に海の悪霊と9人の海賊たちが戦いを繰り広げる、言わずと知れた娯楽アクション映画シリーズ第3弾。
たぶんもうロードショーは終わっているかも。
映画が始まって「あーディズニー映画なんだあー」と遅すぎる発見(そういえばディズニーランドのCMで見た)ところが本編冒頭シーンの「らしからぬ映像」にオドロかされました。
その後はアトラクション的に大暴走の連発で楽しめました(笑)。
ジャックというよりスワンを中心に話が展開していてジョニー・デップのファンは少し不満かもしれない。
とにかく豪華だけれど上映時間が長く、ひっぱり過ぎ部分もあり小さいお子様連れにはちょっと辛いかも。(^-^)

84.『ゴースト・ハウス』(7月31日(火))
都会生活に疲れ田舎の一軒家をなけなしの金で買った家族に、次々と怪奇現象が襲いかかる悪霊ものホラー映画。
「悪魔の棲む家」のリメイクかと思ったらそうでもないく、これに「シャイニング」を足してみると「ゴースト・ハウス」の出来上がりなのだ!
前回紹介した「リサイクル」また「the EYE」シリーズの監督作品ですが、相変わらず大きな音で脅かそうとする遊園地のアトラクションのようで怖さもイマイチ。
ホラー映画は単純でよいのですが(^。^;)

85.『遠くの空に消えた』(8月7日(火))
空港建設問題で国と住人との間で対立している田舎町に、国の推進責任者の父とその息子が都会からやってくる。
少年はその町の学校に通い大人たちの思惑をよそに仲間たちと親交を深めていく。
ギスギスした大人たちの人間関係をコミカルに描きながら、子どもたちに「友達って何」「生きていくって何」という問いかけの答えのヒントを与えてくれる。
この映画は大人になってしまった人が評価するのではなく、大人になる前の子どもに見て、語ってほしい。
夏休みに家族連れにオススメなのですがちょっと時間が長いのが難点。(^_^)v

86.『4分間のピアニスト』(8月8日(水))
女性刑務所でピアノを教える老女は、ある日天才的な才能を持つ囚人と出会う、彼女は男の看守相手に暴力事件を起こすほどで、幼少期に受けた傷を心に持ち他人との交流を拒んでいた。
しかし、余命短い同じように心に傷を持った老女の熱心な指導により次第に忘れかけていたピアノへの愛情に目覚める。ドイツ映画。
とにかく宣伝ちらしの美しさに惹かれた。
映像では、少しイメージが違うが、狂気の瞳を持つ少女、厳格な老教師、そしてよりどころを求める看守が絡む人間関係がとても繊細に描かれていて、ほぼ刑務所内の映像が続くのに緊張感がある。ラストシーンには感動というより作品全体の質の高さを感じさせられた。(^_^)v

87.『伝染歌』(8月9日(木))
秋本康原作のジャパニーズ・ホラー。
女子高生の間で歌えば死んでしまうという「伝染歌」のうわさが広がる。
マイナーなゴシップ雑誌記者たちは、取材で知り合った女子高生たちとともに、その真偽を確かめようと調査をするがひとりずつ謎の死を遂げて行く。
都市伝説、伝染ものは「着信アリ」と同系。制作側のねらいとのことですが、前半ほとんどのタレントのセリフが聞きにくく何言っているのかわからない=わからないからつまらなくて眠くなってしまう。
とにかく無駄な映像が多くまとまりに欠けていてその意図が掴みにくい。ホラー映画として宣伝している以上それなりのこわさがなければダメだと思います。
出演者が豪華なのでファン向け。
楽しみにしていた同行の中学生は「全然おもしろくなかった」と言っていました。(>_<)

88.『モーテル』(8月9日(木))
荒野の一本道を深夜に走行中、夫婦の運転する車が故障してしまう。
やがて道路沿いの一軒のモーテルにたどり着いた二人は、うさんくさい管理人に薄汚れた部屋へと案内される。
落ち着く間もなく突然隣の部屋から乱暴に壁を強くたたく音が聞こえ、テレビには人が強盗のような男たちに残虐される映像が映し出される。
「アイデンティティ」+「悪魔のいけにえ」または「地獄のモーテル」。
この手の映画はよくあると言えばそれまで、ホラーというより胸くそ悪いバイオレンス映画。
使い古されたネタなのでマニア限定(^。^;)

89.『エンジェル』(8月10日(金))
フランソワ・オゾン監督の新作です。
通学途中にある貴族の豪邸にあこがれる食料品店の娘エンジェルは、日々その上流階級の世界にいる自を夢見て、それを文章に書きとめていた。
母親にさえも変わりものと呆れられていたエンジェルであったが、その斬新な文章表現が出版社の目を引き採用される。
ところが、出版にあたり文章の手直しを要求されたエンジェルは、一字一句直さないと突っぱね続け、ついに本はそのままの文章で刊行される。
やがて本は爆発的な売れ行きをし、一躍彼女は富と名誉を手に入れさらに「あこがれのあの屋敷」も手に入れるまでになる。
いけ好かない女性の成功までの道のりがやたら拍子良くてイライラするし、のぼりつめて行く姿は美しく映らない。オゾン監督は自ら原作に惚れて製作したとだけあって、そのあたり主人公エンジェルの人間性をうまく表現できたのではないかと思います。
最近の作品とは趣が違って「らしい」か「らしくないか」の議論はあるにしてもロマンス小説作家の一生をストレートに描いた点でなかなかの秀作です。
秋頃に小社から原作本が発行されます。映画とはまた違った魅力のある本に仕上がっているようなのでご期待下さい。(^o^)

90.『私の小さなピアニスト』(8月10日(木))
大学の同級生は音楽家として成功を収めていたが、町のピアノ教室のいち女教師でしかない自分の立場を悔やんでいたジスは、ある日、ゴミ捨て場に住む少年と出会う。
その少年が偶然ピアノを弾くのを聞いたジスは、天才的音感を持っていることに気づき、自分の能力ではなし得なかった名声を得るため少年とピアノの特訓をするが次第に母親のような感情を持ち始めてしまう。
物語は最初から見えていてまさに「韓国映画ファン」のための定番映画。
ダメな人にはまったく受け入れられない作品(>_<)

91.『シッコ』(8月15日(水))
マイケル・ムーア監督がアメリカの医療システムの実態を暴くドキュメンタリー。
入院費が払えないならタクシー代払ってボランティア事務所の前に置きざりにする、今も後遺症を持つ9.11の救命士への保証、保険料を払っているのにされに答えない保健会社、この映画を見ると先進国アメリカのあまりにずさんな制度が格差社会を生むのだと見えてくる。
金がなければ病院から追い出すのは日本だって同じ、しかしほとんど国民やそれ以外の患者に対し無料で手当をするキューバとかフランスはその点で本当の先進国といえるかもしれない。
今回は、アメリカ批判だけではなく、各国との比較を取り入れた良質な医療ドキュメンタリーに仕上がっていて一般受けしそう。
勉強になりました。(^o^)

92.『TAXi 4』(8月16日(木))
リュック・ベッソンチームのシリーズ第4弾。
凶悪組織のボスを護送するはずだったお馬鹿なマルセイユ警察は、犯人の口車に乗ってあっさり解放してしまう。
だまされたと気づいたのは後の祭り、大騒ぎになった警察署は犯人逮捕に右往左往。そこに、いつもの刑事とタクシー運転手のコンビが登場し犯人を追うコメディアクション。
シリーズ「1」と「2」はハイテク(?)タクシー登場のカーアクションでとても楽しめた「3」はちょっとマンネリかなと思ったら「4」はカーアクションと呼ぶにはあまりに辛いギャグ映画になってしまって同じシリーズで売るのは無理がある。
馬鹿騒ぎのギャグも古い低予算映画並、どうした監督映画じゃないけれど、ベッソン!(^。^;)

93.『スピード・マスター』(8月17日(金))
レースで勝つためには人の命をも奪うという噂がある放浪レーサーが町を牛耳る権力者と小さな修理工場を賭け改造車で対決する「ワイルド・スピード3」「頭文字D」と同系列のカーアクション映画。
時代設定が明確でない日本での出来事はともかく、このありふれた展開と脚本はある意味定番と言って良いでしょう。
この手の映画は「ワイルド・スピード」シリーズの「1」「2」と「3」と見比べればわかるように、シロウト的にも海外制作ものと比べて迫力や映像に見劣り感がある。
これも出演者のファン向け(>_<)

94.『ミス・ポター』(8月20日(月))
前出の「エンジェル」(こちらは実在した人物じゃないけれど)と同じく作家の半生を描く映画。
作家としての成功を掴みながらも、身分の差に悩んだ最愛の人を失うという波乱の人生を過ごし、その哀しみを糧として多くのすばらしい作品を世に出した作家ビアトリクス・ポター。
ピーター・ラビットを生み、自然を愛し自然保護にその財産を費やした彼女の美しい心がこの作品の中に生きています。 (^-^)

95.『消えた天使』(8月21日(火))
退職間近の性犯罪者監視者が、少女失踪事件に性犯罪者が絡んでいるとにらみ、後任でやってきた女性調査官とともに事件に挑むサイコサスペンス映画。
荒れた荒野にたたずむ男、そして遠くにどこまでも続く一本道を走り抜ける車、どことなく「セブン」を思わせる映画ですが、結末は後味の悪いものではありません。
犯罪件数は比較になりませんが、性犯罪者の情報を保護する日本に比べてアメリカはある意味マシなのかもしれません。
(性)犯罪者は(性)犯罪者のままかそうでないかという議論よりこの映画を見て法律は被害者、または被害者になりうる側の人権を本気で守ってほしいと思いました。(^-^)

96.『ファンタスティック4 銀河の危機』(8月22日(水))
宇宙放射線を浴びた4人の男女が超能力を屈指し、悪と闘うアメコミ原作の第2弾。
現れると8日以内(だったかな)にその惑星を滅ぼしてしまうという未確認生命体「シルバーサーファー」が地球にやってくる。
それを迎え撃つファンタスティック4であったが、強力な力に劣勢に立たされ、やむなく敵対していた「Dr.ドゥーム」と手を組む。
ファンタスティク4は昔(今はケーブルテレビ)東京12チャンネルでやっていたのを良く見ていて、アメリカでは今でも人気で玩具店では常にフィギアを見かける人気もの。アメコミ実写でイマイチだったのは「ハルク」くらいで、だいたいハズレ感がなく楽しめます。
試写会で後ろに座ったアメリカ人のガキグループがずっとしゃべっていてムカツいたけれど、(^o^)

97.『ミルコのひかり』(8月24日(木))
イタリア映画。子どもの頃いたずらで視力を失い、両親と友達と離れ全寮制の盲学校に入学したミルコは、ある日見つけた一台のテープレコーダーから失った希望を見つけ、大人たちの思惑に屈することなく仲間たちと未来を切り開いていく実話。
障害がある人は、自分たちの世界だけで生きていけと言う学校責任者たちの中で、それゆえに輝く才能があるとやさしく見守る牧師。その療法がいなければ現在のサウンド・デザイナーとしての彼はなかったのだと思う。
人生に「良き理解者」がいるということは、困難に立ち向かう時にいかに大切かを教えてくれます。
規則やものにとらわれていたら未来はないのだ。(^o^)

98.『ウイッカーマン』(8月25日(金))
1973年製作のリメイク。
数年前に去っていった婚約者から「失踪した娘を捜してほしい」という手紙をもらった白バイ警官は、閉ざされた共同生活をする人たちの住む孤島へと向かう。
島民は捜査に非協力的で何かを隠しているようであったが、男は元婚約者とともに娘のゆくえを追うが...。
レンタルショップで昔見た「ウイッカーマンをバックに爆発頭のクリストファー・リー(ドラキュラ役の人)が大きく手を広げている」いかにもうさんくさそうなオリジナルビデオパッケージはずっと気になっていました。
カルト教団ものということで、リメイクしても特にCG処理をするような大がかりなセットもなく何となく物足りなく全体的に腑に落ちない場面が多くエンディングも後味悪い。(^。^;)

99.『アーサーとミニモイの不思議な国』(8月26日(土))
リュック・ベッソン監督のファンタジー。
冒険家の祖父は失踪中し、気ままな両親は海外に旅行中の幼いアーサーは、田舎の祖母の家で生活していた。
しかし、そこに悪徳不動産屋が現れ家賃未払いを理由に彼らを土地から追い出そうとやってくる。アーサーはそれを阻止するために、むかし祖父が農場のどこかに隠したというルビーを探すために残された地図を手にミニモイの世界へと向かう。
アニメーションと実写がうまく融合されていて大人も楽しめる冒険ファンタジー映画。
子どもに安心して見せられる上にハッピーエンディングに家族連れにオススメ。同行した気の乗らなかった中学生も「おもしろかったね!」と(^o^)

100.『仮面ライダー電王 俺誕生!』(8月27日(月))
時を支配できる神の列車をねらう強盗団の首領牙王とそれを阻止しようとする仮面ライダー電王の戦い(併映ゲキレンジャー)
仮面ライダー好き○十年。だがイマイチ好きになれない電王。
子ども向けだから「大人が文句言うな」と言われたらそれまでですが^^;
やっぱりヒーローはかっこよくないとね。
青いのは「仮面ライダーアギト」で要潤が演じたG3に似ているけど、電王自体ビジュアル的にあまりカッコよくないし、平成ライダー(特にヒビキ)の中でも年齢層をかなり落とした感がある。
大人は仮面ライダーFIRST 2」に期待します。(^。^;)

101.『ホステル2』(8月28日(火))
アメリカからローマに留学中の三人の女学生がスロバキアに旅行中に、殺人狂サークルの餌食となり拷問の末ひとりずつ殺されていくタランティーノが製作総指揮をとったエログロホラー第二弾。
過激な映像だという話を聞いていたので警戒して見た(爆)けれど、思ったほどではなかった。
ネットを通じて殺人者を集うやりかたは先日、日本で実際にあったからこの映画はある意味話題になるかもしれない。
映画の中だけであってほしいハードなマニア向け(^。^;)

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ(イラストも)】


Vol.31 [2007.07.31]

69.『傷だらけの男たち』(6月28日(木))
以前は同じ所轄で事件を追っていた刑事であったが、今は、ひとりは億万長者を父に持つ娘と結婚し幸せな家庭を持ち、もうひとりは恋人に自殺され酒浸りの私立探偵となっていた。
ある日その億万長者が殺され、娘から事件の依頼を受けた私立探偵は、過去に起きた惨殺事件との関連があることを突き止め犯人を追いつめていく。香港映画。
製作会社が「インファナル・アフェア」の製作チームによる作品であることを強調してしまって、いて「インファナル・アフェア」に強い印象を持っていると期待しすぎてマイナス・イメージになってしまう。
悲壮感漂う映像は香港映画ならではの仕上がりだがそろそろ内容的にマンネリ感もある。またまたレオ様でハリウッドリメイク決定とか。
金城武、トニー・レオンファンには満足な作品。(^-^)

70.『イタリア的恋愛マニュアル』(7月2日(月))
失業中の若者が偶然に出会った女の子に一目惚れ、倦怠期の夫婦、子供がありながら日夜働く女性のただ一度の浮気、別れた妻を忘れられない中年小児科医の新しい出会い、イタリアの切なく楽しい4つのラブストーリー。
世代を超えた恋愛模様をオシャレにコミカルに見せてくるイタリア版「ラブ・アクチュアリー」。
どのエピソードも良かったけど個人的には最後がお気に入りです。(^_^)v

71.『わたしたちの幸せな時間』(7月3日(火))
自殺未遂を繰り返していた元歌手が、シスターである叔母の勧めで貧しさからあやまって殺人を犯してしまった死刑囚の元にボランティアで訪れる。
初めはぎこちないふたりだったが、何度か面会するにうちに互いに共通の傷や思いを持っていることに気づく。
きっぱり韓国映画好きな方向けです。
人を殺めたら(この物語では少し違いますが)罪を償うべきです。
この映画は犯罪被害者からの気持ちはほとんど描かれていないし、犯罪者を美化しすぎている気がしました。
劇場ではすすり泣きされている方が、今起きている同様の事件を見て犯罪者のために涙するとは思えません。
映画として見れば良いのでしょうが、個人的に好きではない作品です。(>_<)

72.『フリーダム・ライターズ』(7月6日(金))
かつてはロサンジェルス郊外の優秀高校であったが、人種差別撤退により生活格差のある生徒が就学し、生徒間で多くの問題を抱えていた。
そこにひとりの若い女性が理想を持って赴任してくる。
彼女はベテラン女教師や教育委員会との対立しながら、ひとりひとりの生徒たちと真剣に向き合い夢を持たせるというヒューマン・ストーリー(実話です)。
多少トントン拍子にうまくいく展開が「それってどーなの?」(笑)的だけど、教育にたずさわる人たちにヒントや希望を与えてくれる作品だと思います。
勝手だけど、この映画は曲がった見方をしないで素直に真正面から見ればよいのです。(^_^)v

73.『憑神』(7月9日(月))
浪人武士が出世の稲荷と間違えて災いの稲荷に祈ってしまい貧乏神、疫病神、死神の順に取り憑かれ翻弄される、笑えるけどせつない時代劇。
原作を読んでいないのですが、見終わってこれといって何も残らない良くも悪しくも日本映画。それが作り手のねらいだったら当たりです。
白水社の社長は原作者の浅田次郎氏に似ていると思った。(^-^)

74.『オフサイド・ガールズ』(7月10日(火))
珍しいイラン映画。イランではサッカーは国民的スポーツ(らしい)、しかし女性がスタジアムで試合を観戦することは禁止されていた。
2006年のドイツワールドカップ出場をかけた大切な試合「わたしたちだってスタジアムで応援したい!」と男装してのりこむ少女たち。しかし警備の警官に捕まり観戦できないスタジアムの片隅のフェンスで仕切られた場所に軟禁されてしまう。
サッカー映画ではなく(試合のカットはテレビ映像だけ)、男女差別への疑問を人々におもしろおかしく変化球で訴える映画です。
イランで禁止されていることが、日本では普通に行われているので日本人が見るとより変というより滑稽で、女の子たちがあの手この手で警察から逃れて試合を見ようとする様とそれに翻弄されるまじめな警官のやりとりが妙に素朴で可笑しい。
エンディングもノリが良く加減で楽しいです。(^o^)

75.『オーシャンズ13』(7月12日(木))
仲間のルーベンが悪徳カジノ経営者に騙され病に倒れる。
その男が建設したラスベガスに建設した巨大ホテルのオープンを阻止するためにオーシャンたちは再び集結し、最新鋭のセキュリティシステムに挑む。
説明不要のエンターテイメント映画のシリーズ第3弾。
多少のパワーダウンは仕方ないけど豪華な出演者に楽しめます。
ジョージ・クルーニーが年下と知ってかなりショック。(^o^)

76.『プロヴァンスの贈りもの』(7月17日(火))
ロンドンのやり手金融トレーダーは、多忙な日々を送る中、ある日ずっと忘れていた伯父の死の知らせを受ける。
男は相続問題で叔父の所有する南フランスのワイン農場を訪れ、さっさとトンボ帰りする予定だったがある事件で足止めされてしまう。
しかし、そこでふと振り返ると、少年時代に過ごした懐かしくて切ない思い出がひとつひとつよみがえってくるのであった。
仕事に追われた男がある日現実を見つめ、さらに恋に落ちるというありがちなストーリーだけど「最近オススメの映画はない?」と聞かれたら勧めてしまう作品。
プロヴァンスの景色や町並みもステキな癒し系映画。(^_^)v

77.『レミーのおいしいレストラン』(7月18日(水))
パリの高級レストラン、しかし名物シェフ亡き後評判はイマイチ。料理は好きだが才能のない見習い男は、シェフにあこがれる料理の天才鼠と出会う。
映像もキレイだし、話も難しくなく家族で見るには最適な夏休み映画です。
ただ後半(ドブ)鼠が大挙出てきて厨房で料理を作る場面は、ストーリー的に仕方ないのだけれど少しブキミだった。
自分だったら食べられないなぁ。(^o^)

78.『怪談』(7月23日(月))
古典怪談「累カ淵」を「リング」の監督がリメイク。
親の因縁を知らずに惹かれ合った二人だったが、女の恐ろしいまでの嫉妬に嫌気がさした男が逃げ出そうとした矢先に女は病死する。しかし死ぬ間際に書き残した愛憎と執念の書き置きは男を地獄へ落とし入れる始まりであった。
今時のホラーと違う古典怪談。人気の「怪談耳袋」とも違う時代劇なの物語の展開を重視しているので怖さはあまり期待できない。
籠から手が出てくる場面で観客からどよめきがあったあとに微妙な笑いがあったりして一部テーマパークの幽霊屋敷的。出演者も豪華だし今夏「なつかしい日本の夏」を体験するには良い機会かも。(^-^)

79.『ベクシル 日本鎖国』(7月24日(火))
21世紀初頭日本のテクノロジーの急激な進化に対し危機感を示した世界各国に対して、日本は国連脱退を表明しハイテク技術を独占し鎖国の道を選んだ。
10年後、レーダーでさえ確認できない日本列島の状況に対し違和感を持ったアメリカは特殊部隊を派遣し真相を探ろうとする。
プレステのゲーム感覚のフルCGアニメーション「バイオハザード」のようで、綺麗だけど動きが不自然でCG技術を考えれば出来具合に少し疑問。(^。^;)

80.『トランスフォーマー』(7月25日(水))
機械に取り憑き変体し地球を侵略しようとする謎の生命体と、それを阻止するために宇宙からやってきた別の生命体とのバトルアクション映画。
ハワイに行くとキッズチャンネルでやっていたアニメーションの実写版。
生命体の敵味方の区別がつかなかったおぢさんは、2時間30分長いかなーと思ったら楽々クリア。
ウルトラマン+ガンダム+エイリアン(^o^)

81.『酔いどれ詩人になる前に』(7月26日(木))
アメリカ人作家の自伝小説の映画化。
アル中で、何の仕事をしても駄目な男は日々酒に溺れながら詩や小説を出版社に送り続けていた。
ある日男は酒場であった女の元で暮らすようになるが、やがて金に困り、その女にも去られてしまい居場所を失った男は職安に転がりこんでしまう
前日が派手なCGを使った映画だけに、気色の違うじっくり見せてくれる映画と期待していたが、予想以上に淡々としていて何事もなく終わってしまった。
アメリカ文学者のチャールズ・ブコウスキーの自伝的映画なので、その人に興味がある方以外はちょっと辛いかも。(^。^;)

82.『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(7月26日(木))
人間界で魔法を使ったハリーはホグワーツ退学の危機を迎えるが校長の配慮によって復学をする。
悪夢に悩まされながらも、ヴォルデモートの存在を感じ取ったハリーは、危機感から防衛術の魔法を仲間に教えるが、魔法省から赴任してきた規律重視のベテラン教師によって、生徒のみならず教師までも問答無用に支配下におかれてしまう。
シリーズすべて見ていなくても大丈夫かなと思っていたら「あれれ」な感じ、せめて前作をちゃんと見るべきでした(反省)
「ヴィラ・ドレイク」ではかわいそうなおばさん役だったイメルダ・スタウントンは、人間界(笑)でも前出の「フリーダム・ライターズ」で、いぢわるベテラン教師役を好演しています。
「あるスキャンダラス覚え書き」のジュディ・デンチと双璧をなす「超感じ悪いおばさん」です。(もちろん役柄の話ね)(^-^)。

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ(イラストも)】


Vol.30 [2007.07.02]

57.『プレステージ』(5月28日(月))
19世紀後半、若い頃同じマジシャンの元で助手をしていた二人の男は、ある事件をきっかけに敵対してしまう。
やがて一流マジシャンとしての名声を得た二人だが、互いが編み出した究極のイリュージョンの秘密をめぐり破滅への道を歩みはじめる。
だいぶ前から予告編を観ていて期待していて「イリュージョン対決できらびやかな映画」なのかと楽しみにしていたら内容は、かなり暗い。
しかも互いのマジックのネタが科学と○○(ネタバレになるので書かない)対決では、デビット・カッパーフィールド監修もイリュージョンの楽しみも半減ってなもんです。(^-^)

58.『アポカリプト』(5月29日(火))
マヤ文明の終わり頃、アメリカの森林奥地に住む平和な部落にマヤ帝国の兵士が襲撃してくる。
ほとんどの村人は虐殺されてしまい、残りは雨乞いの「いけにえ」のために捕虜となり連行されてしまうが一人の若者が、洞窟にかくまった家族を助けに脱出を試みる。
R指定だけあって生首が飛ぶシーンやその他残酷シーンが多数でます。
主役の方はサッカー選手でNIKEの宣伝に出ている人にとてもよく似ています。
スピード感があり(ジャガーより早い人間ってどうよ?)飽きないけれど、マヤ文明が単に残酷な時代でしかなかったような描き方は正しいのかは疑問。
見終わって疲労感はある。
ラストで救世主のように白人(キリスト教)が上陸してくるとこがメル・ギブソンの宗教観なのか。訴えたい事がわからないから、もしかして娯楽映画でいいの?
走れメロス(^-^)

59.『キャプティヴィティ』(5月30日(水))
突然何者かに誘拐されたトップモデルは、監禁先の迷路のような作りの家で同じく囚われの身になっていた男と出会い脱出を試みるが姿を見せない誘拐犯に再び捕まってしまう
筋という筋はない監禁もの「悪魔のいけにえ」系ホラー。
ロードショーでは作り直しが上映されるそうなので試写はいまいちだったのかな
(^-^)

60.『ゴール!2』(5月31日(木))
3部作の第2弾。
前回メキシコからLAに渡りイギリスのプロサッカー選手になった主人公が、スペインのレアル・マドリードから移籍話を受け、さらなるステップ・アップを見せるサクセス・ストーリー。
多少の挫折はあれ、話はとんとん拍子に進んでいくので疲れずわかりやすい。
父親違いの弟との出会いなど小ネタで繋いでいて多少無理もあるけど、安心して観られる(^-^)

61.『舞妓haaan!!!』(6月4日(月))
修学旅行で出会った舞妓さんが忘れられず、舞妓オタクとなった男が、京都祇園の舞妓遊びをする為に奔走するコメディ。
「アンフェア」など目に付くのがちょっといかれた役が多いイメージの阿部サダヲ主演なので、期待しないで行きましたが、ハイスピード+ハイテンションなはじけぶりに退屈しませんでした。
のちのち残る映画じゃないけれど爆笑コメディ好きにはオススメ。(^_^)v

62.『ハリウッドランド』(6月6日(水))
テレビ版「スーパーマン」の主役の死を解明しようとするサスペンス。
売れない役者だった男がスーパーマン役で一躍スターとなるが、イメージが強すぎて他の役が回ってこない。しかも子ども達の前では常にスーパーマンとして振る舞わなければならないことに苦悩をする。
ハリウッドの闇を暴くというほどのものではなく、役者自身の苦悩を描く、最初にサスペンスと書いたけれど少しニュアンスが違うかも。地味ですがきっちり作っています。
でも結局想像のみで、「自殺か他殺か」の真実は明らかにされないのがこの手の映画のジレンマ(^-^)

63.『リーピング』(6月7日(木))
世界で頻繁する超常現象の真相を科学的に暴く女性大学教授は、ひとりの子どもの死と共にも、湖が血に変わるという不可解な出来事が起こった田舎町へと向かう。
アメリカらしいキリスト教思想が強く絡む映画で日本人にはピンとこないと思かもしれない。(エクソシストもオーメンも全然怖くなかったし)
TV宣伝文句「イナゴ少女現わる」は、ほんの少ししか出てこない場面だけどキャッチ的にセンス良い!(←つまらんところを褒める)。正統派ホラーだけどDVD化はすぐかも(^-^)

64.『シュレック3』(6月15日(金))
パロディCGアニメーション『シュレック』のシリーズ3作目。
王国の後継ぎ問題で悪者たちが王国を乗っ取ろうし、シュレックを罠に陥れようとする。一方、王位を継ぐ気のないシュレックは、別の継承者アーサーを探す旅に出る。声にエディ・マーフィー、キャメロン・ディアスが出演。
シリーズ化しているからそれなりにおもしろいのかもしれないけれど、なんとなくパワーダウンしている感じで、笑いが少ない。夏休みに家族連れにオススメ。(^-^)

65.『ボルベール 望郷』(6月18日(月))
母親を火事で失った女は、失業中の夫と娘を養う為に働きに出ていた。しかし、娘がある出来事から父親を殺害してしまい、さらに死んだはずの母が生きていたことを知る。
予告篇を観たかぎり、スペインの平凡な田舎町の話かと思ったら実はドロドロな内容・・・なのにラテン系はミョウに明るい(爆)。
人間関係がわかりにくい(親戚?姉妹?実父?義父?)のが難点っていうか自分が馬鹿の?
終わってよく考えてみると「殺人者一家じゃん」と突っ込みを入れたくなるけれど最近のハリウッド映画にオリジナリティがある。
女は強し(^o^)

66.『吉祥天女』(6月20日(水))
吉田秋生の傑作コミックを映画化。
石川県金沢市、海沿いにある町の高校に美しい転校生小夜子が高校に転校してくる。彼女は、この町の旧家の生まれだったが幼い頃のある事件をきっかけに遠い親戚の家で育てられていた。
原作を読んでいないのですが「天女伝説」を基に家同士の確執や、因縁が巻き起こす悲劇を描くこれまたドロドロ人間関係サスペンス(少し横溝正史系)
主演の鈴木杏は悪くはないがこの映画の主役は、ミステリアスな役柄だけに合わないような気がした。
2時間に収めるには内容が深い(^-^)

67.『リサイクル 死界』(6月21日(木))
人気女流作家は、執筆中の霊的体験をテーマにした新作に行き詰まるっていた。
ある日、彼女が書き損じた捨てた原稿から、奇妙な幻覚が出現し、捨てられたものの世界「死界」に入り込んでしまう。
亡霊のようなものに追いかけられるシーンと音響はタイ映画特有の怖さがある。丁寧に作られているが途中ファンタジックに走ってしまって緊張感が多少途切れてしまった。
筋が通っていてよかったけれど、個人的には全然こわくなかった。エンディングもありきたりだった。(^-^)

68.『ダイハード4.0』(6月22日(金))
全米都市機能を制御するシステムを乗っ取ろうとするサイバーテロ集団に立ち向かう“運の悪い”男、マクレーン刑事の大アクション映画第4弾。
無敵、不死身生身人間的には、シリーズ最高でしょう。「1」は確かに傑作だけど、それを土台にしたスーパー刑事の進化も悪くない。
ヘリにパトカー激突、市街地戦闘機爆破、絶体絶命の大ピンチにも、強靱な肉体で勝負!痛快娯楽アクション映画(しつこい)(^_^)v

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ】


Vol.29 [2007.05.29]

今月は、小社6月刊行の新刊「ファイヤーガール」のご紹介します。

「消防士」や「人体発火」のお話ではありません。書店さんで手にとられて「不気味少女の話?」「モンスターホラー系?」いえいえ全部ハズレ。車の事故で心と身体に傷を負った少女とあたたかい心を持った少年のお話です。
ごく普通の学校生活を送っていた少年の元にある日全身にやけどを負った少女が転校してきます。かわいそうだと思いながらも視覚的に受け入れられない級友をよそに、少年は、歯痒さを感じながらも少女の悲しみを感じとっていきます。
勇気を持って「やさしさ」を表現することが悪いというわけではありません。しかし少年は今まで心の隅にあって気が付かなかった「やさしさ」を引き出すことで少女との距離を縮めていきます。
何時の日か、この少年はその「やさしさ」は両親から譲り受けたものだと気づき、そしてそれは次の世代へと受け継がれていくことだろうと思います。
この本は、子供の人間形成に親の存在がいかに大切か、また子供たちには本当の「やさしさ」とは何かを教えてくれるはずです。
「緑のかえる」によって歩み寄った母と娘は、昔の写真のような家族に再び戻れることでしょう。
「ファイヤーガール」6月下旬刊行予定です。

44.『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』(5月2日(水))
終身刑を免れるために司法取引をしようとする裏切り者にマフィアが高額な賞金を賭けたため、殺し屋が大挙ラスベガスに集結し、大銃撃戦を始める。
宣伝でベン・アフレックの名前が出てきたので主演かと思ったら、あっさり殺されてしまうマヌケなちょい役でした。
題名どおり暗殺者が沢山出てくるので記憶力に自信のある方と、銃撃戦好きなバイオレンスな人によいです。(^-^)

45.『毛皮のエロス』(5月8日(火))
実在した女写真家の奇妙な体験をニコール・キッドマンが演じる。
隣に住む黒いコートで全身を包む謎の男に興味を持ち行動を追う女が、倒錯した愛と幻想にも似たフリークスの世界へと身をゆだねていく謎のストーリー。
童話にも似た不思議な感覚だが、たぶん好き嫌いにわかれる映画です。
オープニングとエンディングの意味がよくわからない。(^。^;)

46.『パッチギ LOVE&PEACE』(5月10日(木))
前作の5年後、1974年在日朝鮮人のアンソン一家は息子の難病のために京都から東京に移り住み、キョンジャは甥の入院費のために在日を隠し芸能界入りする。
前作は、暴力シーンが多いながら朝鮮人学生に恋をする日本人学生のドラマがあってそれを和らげていたが、今回は在日朝鮮人がこの時代どんなに迫害されていたかを描き過ぎて日本人が悪者扱いで、作品の良さがみえなかった。(^。^;)

47.『主人公は僕だった』(5月11日(金))
毎日規則正しい生活を送っていたまじめな男は、ある日天から謎の女性の声を聞く。
それは、自分を題材に小説を書いていた作家の声で、自分は近々死ぬことになっている事を知る。
「トゥルーマン・ショー」をイメージした人も多いはず。オープニングでストーリーが読めてしまい、結構タイクツした。オリジナルとしてのアイディアは良いのだけれどコメディとしてのおもしろさがなく、生かしきれていない。(^。^;)

48.『女帝 エンペラー』(5月15日(火))
兄である皇帝を暗殺し王位を手に入れた弟は兄嫁である王妃を愛していた。
しかし王妃は夫を奪われ、さらにひそかに思いを寄せていた義理の息子にも辛くあたる現皇帝を憎んでいた。
シェイクスピアの「ハムレツト」を題材にした中国映画。
華やかでどこか演劇を意識した作りも、後半失速気味。好みの問題かも
前半のアクションでワイヤー見えていましたよ(^。^;)

49.『ザ・シューター 極大射程』(5月16日(水))
戦場で政府の裏切りで親友を失い引退した元海兵隊のスナイパーが、大統領暗殺計画阻止のために再び軍の要請を受け現場復帰する。
しかし、そこには巨大な陰謀が隠されていて組織の罠に落ちてしまう。
ミステリー小説の映画化。わりと使い古された展開だがアクション映画として観れば、それはそれで良い。
この手の映画は、最後に悪は裁かれるという展開で良い。(^-^)

50.『ボラット』(5月17日(木))
カザフスタン国営放送のレポーターであるボラットがアメリカに渡り、突撃レポートをする様子をドキュメンタリー風に追ってゆく。
度を越した悪ふざけのおバカで下品なうえブラックな映画なので深く考え過ぎずに笑って済ますか、それとも退席するかは観ている人次第です。
人種差別もはなはだしいこの映画を上映していいの?なんて言ったらユーモアがないのかな?
あまりにバカらしくて笑ったところもあるけれど、しつこいようですが「くだらんっ」と思いながら観てください。
上映が無事に終わってなんかホッとした。(^o^)

51.『インビジブル・ウェーブ』(5月18日(金))
香港のレストランに勤める男は、オーナーから不倫相手でもあるその妻の殺害を命ぜられ実行する。男はプーケット島に逃避する途中、船上で謎の女と出会う。さらに島にはオーナーの息のかかった殺し屋が待っていた。
いつもどおり浅野忠信が淡々と演じている。セリフが聞き取りにくいけれど制作者は気にならなかったのでしょうか?ミステリー仕立てだけど長すぎる(^。^;)

52.『北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章』(5月21日(月))
北斗の拳5部作の3作目、力で世界制覇をしてきたラオウ軍の攻撃に、南斗神拳最後の将率いる義勇軍は、壊滅間近を迎えていた。
ケンシロウは彼らを守るためにラオウと最後の戦いに挑む。
ファンの為の映像化です。その他の人が観てもさっぱりわからないと思います。
ラオウの強さと怖さが原作に比べてあまり感じられなかったのが残念(^。^;)

53.『そのときは彼によろしく』(5月22日(火))
幼なじみの3人が大人になりそれぞれの夢を実現し再会するが、そのひとりでスーパーモデルとして活躍していた少女は深い眠りに入ると死んでしまう病魔に冒されてしまう。
長澤まさみ主演で、これもほぼ各キャストのファン向け。
ラストがかなり強引で現実味がないと感じる一方で、ハートフルな終わり方でいいかと中途半端な気持ちになってしまった。
さすがに病気ものは食傷気味です。(^-^)

54.『300』(5月23日(水))
紀元前480年100万人の巨大勢力を持つペルシア軍に服従することを拒否したスパルタ軍は、議会の悪しき長老たちの忠告を袖にして国王指揮のもと300人の精鋭兵士で迎え撃つ。
史実でありながらある意味何の説明もなくペルシア軍を悪役し、忍者もどきや、フリークス、サイや象などが登場などなんでもありな部分がこの映画のすごいところ(爆)。
何故にR‐15かと思ったら、首が吹っ飛んだり剣で刺しまくったり、かなり残虐シーンが多い。「北斗の拳」を観た後なので、マッチョマン全員集合でアメコミを連想しました。
へんに疲れます。(^。^;)

55.『ルネッサンス』(5月24日(木))
2054年の近未来パリ、医療企業の女性研究員が誘拐され、その捜査を請け負った警部は事件を追ううちに、それが人類の未来に大きな影響を及ぼす研究が絡んでいることを突きとめる。
全編ほぼモノクロのアニメーション映像の為、キャラクターの判別に苦労する。
斬新なアイディアで「ブレードランナー」「マトリックス」の世界観を持った「シンシティ」というところか。(^-^)

56.『あるスキャンダラスな覚え書き』(5月25日(金))
ロンドンの郊外、他人の詮索だけが楽しみな老教師の勤める学校に、美しい女教師がやってくる。
老教師は環境に順応しないうちに仲間にしようと何かと世話を焼く。必要以上の干渉にうんざりしていた若い女教師だったが、ある日教え子との密会を目撃されてしまい状況大きく変わってくる。
ストーカー系スリラー。
女優2人の演技力も加わりかなりブキミ。「ミザリー」を観た時の後味。(^-^)

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ】


Vol.28 [2007.04.27]

季節の変わり目はどうも調子が出ない。
年を取ると気温の変化についていけなくてついダラダラとした日々を送ってしまう。
先日、神楽坂で「大トロ」を食した。店の主人が「日本一うまい」と言うだけあってとてもおいしかった。

が、あとで値段を聞いたら「そりゃおいしいだろう」ってくらいのぶっとび値段。
聞いて損した。

33.『蟲師』(3月27日(火))
ロードショーで観ました。
原作は人気コミックだそうです。
ファンの為の映像化という印象なので予備知識がないと当然主人公に思い入れもないので結構タイクツに感じました。
内容的には、日本古来の妖怪(妖術)ものです。途中ウトウト。(^。^;)

34.『プロジェクトBB』(3月29日(木))
根っからの悪者ではない三人組の泥棒が、大金を積まれ赤ん坊を誘拐したことにより事件に巻き込まれる。いつもの涙と笑いのジャッキー・チェン映画。
路線が変わらないのが良いのか、変わった方が良いのか?と観ながら考えたりした。
ジャッキー映画は、へたに変更すると「ポリス・ストーリー」みたいなベタな作品になってしまうから、安心して(期待もせずに)観られるからこんなのでいいのかもね。
最近のジャッキーは顔がアップになると皺が目立つ、いつものエンディング・ロールでのNG集では相変わらず身体酷使していて「プロ意識」を感じるもちょっと痛々しい。
がんばれジャッキー。チェン!
でも126分は長いぞ。(^-^)

35.『ロッキー・ザ・ファイナル』(3月30日(金))
一度は引退したロッキーが再びリングに立ちチャンピオンに戦いに挑む、言わずと知れた熱血ボクシング映画のファイナル。
筋肉おばけのスタローンはいつまでたってもロッキーのイメージから抜け出せないからと開き直ってまた作ったのか。新しくもなくあまり感動もない。
ロッキーに限らず、好きな方には何であれ新作が観られれば良いのだからこれはこれで良いということで。(^。^;)

36.『ブラッド・ダイヤモンド』(4月2日(月))
1990年代内戦の続くアフリカで、高価なダイヤモンドを巡り命を失ってゆく人々を描く。
「ディパーテッド」とアカデミー賞ダブルノミネート(だと思った)ディカプリオ主演のかなり重いテーマを持つサスペンス。
個人的には「ディパーテッド」よりこちらの方が良かったけれどアメリカ政府からクレームを受けてはアカデミー賞を取るのは難しかったか?
目を覆うだけでは済まされない残虐行為を繰り返すテロリストたち。
極限状態の中で人は人でいられるのか?そして何が正義で何が悪なのか?
現実に起っているこれらの事件をスクリーンの中のものとして観ていられる今の自分の場所に感謝したくなる。
映像的に醜い場面が多く、それを苦手とする方にはオススメできませんが内容は濃い。ディカプリオもこの映画に出演する為に言葉のイントネーションを勉強したらしいが、ヴィジュアル的にもっとソリッドになった方が良かったかも(^o^)

37.『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』(4月4日(水))
香港のコミックが原作の格闘アクション映画です。「マッハ!!!」とかその手のやつです。無駄にハデな格闘シーンもただ笑いながら観るのもたまには良い(^-^)

38.『ボンボン』(4月9日(月))
人のいいおぢさんが、お礼にもらった犬と旅をするほのぼの系、なんと珍しいアルゼチン映画。
お金かかってなさそうだし、俳優もシロウトなので特に期待しないで行ったら超満員。
行ったことのない見たこともない土地で自分が今いる同じ時間に、こんなふうに普通に暮らしている人がいるのだなぁと変に感慨深くなった。(←内容とは関係ない)。
ブラックが少しだけ入ったロードムービー (^o^)

39.『東京タワー』(4月10日(火))
大泉洋、速水もこみちと三代目オダジョーがリリー・フランキーに一番似ていると思ったりした。
この映画を評価するのなら樹木希林の演技はすごい!の一言だと思う。それ以外は・・・
同行者がハンカチ手にしていましたが僕の「泣き」ツボをまったく刺激しなかった。
映画自体悪くないけれど正直こんなマザコン男が近くにいたらキモチワルイ。(^-^)

40.『明日、君がいない』(4月11日(水))
オーストラリアの高校を舞台にいじめや悩みに苦しむ子どもたちをそれぞれの目線とインタビューで描く。
これを観た大人たちが自ら命を落とす子どもたちを救うヒントになれば良いし、またそれに直面している子どもたちへの何かのメッセージになれば良いと思う
是非、中学校や高校などで上映してもらいたい作品です。(^o^)


41.『ラスト・キング・オブ・スコットランド』(4月12日(木))
ウガンダの怪物アミン大統領に気に入られたスコットランド人医師の話なのに何でこの題名なの?と思ったら見てナットク。
「ブラッド・ダイヤモンド」よりは残酷な描写は控えめでありがたいし(ラストちょっと前はやばいけど)、怪優フォレスト・ウィッテカーはよかった
「アフリカ人が普通に英語しゃべっているのって変じゃん」と言ったら、同行した小娘に「映画だからいいのっ」と軽く言われた。(^o^)

42.『サンシャイン2057』(4月17日(火))
2057年に死滅した太陽を蘇らせようと地球から核を積み旅だった宇宙船に奇怪な現象が起こる。
なんとなく「エイリアン」+「宇宙戦艦ヤマト」的だが、太陽を目にした男が見たものは?みたいに難しい哲学的謎かけをしたりして結構面倒くさい映画。(^。^;)

43.『大帝の剣』
夢枕獏原作なのですね。
クドカン、阿部寛、ハセキョーそれぞれ良い味出していたけれど、怪物がちゃっちいのはワザ?冒険活劇映画。(^-^)

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ】


Vol.27 [2007.03.30]

今月から勝手にリニューアル(←手抜きとも言う)
ぷちアルツハイマーなので、一ヶ月前どころか先週観た映画が思い出せない・・・んなわけで、今月からは、一ヶ月に観た作品を気に入った順に並べて、気が向いた作品だけにコメントしますね。

22.『ホリディ』(2月28日(水))
23.『ホリディ』(3月5日(月))
まったく認識のない恋と仕事に疲れたロンドンに住む女性(ケイト・ウィンスレット)とハリウッドに住む女性(キャメロン・ディアス)は、インターネットの「ホーム・エクスチェンジ」というサイトで知り合い休暇の間だけお互いの家を交換して住むことにする。
新しい土地で年齢を越えた暖かい人間関係を築いたり、思いがけない出会いに二人の傷ついた心は次第に癒やされていくのであった。
ロードショー前に二度観た映画は久しぶり。しかも上映時間2時間15分と2時間越えを苦手としているのに!
ナンシー・マイヤーズ監督といえばダイアン・キートンの「恋愛適齢期」も良かったなあ。
物語の内容は「ありえねー」でも、こんなことがあったらいいなと夢見てしまうお年頃(爆)。
時期的にクリスマスシーズンの映画なので、今頃ロードショーというのももったいないといえばもったいないけれど、ハッピーエンドのラブ・ストーリーとして文句なしのオススメ(^_^)v

24.『ドレスデン 運命の日』(3月26日(月))
第二次世界大戦末期のドイツのドレスデン。大病院の医院長を父にもつ看護婦と敵国である英国軍の兵士の許されない恋愛を描く上記「ホリディ」とはまったく違ったラブ・ストーリー。
2時間30分見応えありです。オススメです(^_^)v

25.『サンジャックへの道』(3月2日(金))
サンディエゴへの巡礼のツアーに参加するそれぞれの思いを持った男女が、長い旅の終わりに生きてゆく答えを見つけるヒューマンシネマ。
とてもステキな暖かい癒し系映画です。オススメです(^_^)v

26.『ブラック・ブック』(3月16日(金))
仕事が入り途中退場。ロードショーで観る価値ありそうでした。

27.『口裂け女』(3月13日(火))
「ホラー映画はコワけりゃ内容に突っ込みは入れないよ」な方にオススメします。
水野美紀さんほとんどセリフなしで、あのメイクはすごい!

28.『マリー・アントワネット』(2月26日(月))
タイトル通りマリー・アントワネットのみに焦点を当てた作品。これを観ても歴史なんて全然わからないけれど、まあいいか。ソフィア・コッポラ監督だし。(^-^)

29.『ナイト・ミュージアム』(3月6日(火))
「ジュマンジ」や「ザスーラ」好きならオススメ。ファミリー向けです。(^-^)

30.『情痴 アヴァンチュール』(3月23日(金))
妻子持ちの男の愛人で夢遊病の女と同棲する女性がいながらその女に惹かれていく男の不可解な生活を描くフランス映画。
フランス人は日本人の4倍はいたすらしいと聞き、さぞかし官能的な映画だろうと期待して行ったのに、日本語タイトルから受ける印象とは違い淡々と話が進んでいく中途半端な感があるサスペンス的ラブ・ストーリー。
フランス映画好きな方は、これがいいのかも。
小社発行「ふらんす4月号」にて対訳シナリオ掲載しております。

31.『アルゼンチン・ババア』(3月8日(木))
よしもとばななさん原作なのです。
ヨクワカラナイです。スミマセン(^。^;)

32.『ワンビース エピソード・オブ・アラバスタ』(3月22日(木))
何作目かの映画化のようです。
テレビシリーズとか観てないと登場人物が全然わからないです。
「ワンピース」ファンの為の映画です。

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ】


Vol.26 [2007.02.27]

二回りも年下の娘に「たるみさんは古い映画を知らない」と言われた。「そ、そうだねぇ」と愛想笑いを浮かべて「ふんっ80年代生まれのくせに生意気な」とつぶやいてみた。
世の中からひとつの争い事をなくした自分を平和主義者だと思ったりした。

歳をとるとやたらと自己主張する大人がいる。それは、若い人が台頭してくることで自分の立場に危機感を感じて不安になるからだと何かの本で読んだ気がします。
偉人でないかぎり人は忘れられてゆくものなのだから自然に流されてゆくのが一番だと思います。
そろそろこのコラムもバトンタッチの時期です。

1月26日(金)
11.『となり町戦争』
とある田舎町の小さな旅行社に勤める男に、町役場から「となり町との戦争偵察要員」の要請書が届く。戦争自体が起こることに半信半疑だった男は町の戦争推進室からやってきた女と偽夫婦になりとなり町で潜入生活を始める。
映像上の戦争描写はほとんどといってなく、会話だけで展開してゆく戦争は緊張感が感じられない。それは今の隣国と日本との関係を皮肉っているような感じがした。
これといった盛り上がりがないまま後半を迎えるが、一人となり町に取り残された男が脱出する場面は緊張感があったよかった。平和ボケした日本人に明日にでも隣国からの侵略があるかもしれない。そして戦争はすぐ近くにいる人さえも変えてしまうというメッセージ性を持つ映画なのでした。(^-^)

1月30日(火)
12.『あなたになら言える秘密のこと』
巨大な工場で日々寡黙に働き続けてきた女は、ある日工場責任者から逆に休暇をとるよう命じられる。
これといって目的もなく休日をとった女は、海の中に立つ油田発掘所で重度の火傷をおった男の看護をすることになる。
「死ぬまでにしたい10のこと」の監督作品として、さらに邦題に惹かれて観ると内容的にかなりイメージと違う(つまらないという意味ではなく)。前作を「前向きな映画」とするならば、どちらかというとこの映画は反対側に近い、ラストで救われるけれど全体的に重い。
時が立つとともに人の記憶から消えてゆく事件を、当事者たちは今でも心の傷とともに生きているのだと気づかせてくれる映画です。(^-^)

2月2日(金)
13.『Gガール 破壊的な彼女』
スーパーマンのような力を持ち人命救助の日々を送っていた女性が普通のサラリーマンと恋に落ちてしまう。しかし男は彼女のとんでもない嫉妬心にうんざりし、別れを告げようとするが、それを知った彼女は、スーパーバワーを使い嫌がらせするというとんでもない行動に出る。
下ネタ満載だけどドタバタコメディはなんとなく「奥さまは魔女」的。ユマ・サーマンのはじけぶりのよいお遊び的映画。たまには頭をやわらかくしたい方向け。(^-^)

2月5日(月)
14.『ドリーム・ガールズ』
二度目の鑑賞。アカデミー賞助演女優賞受賞のジェニファー・ハドソンの歌声は鳥肌もの必見ですぞ(^_^)v
前回題名を「ドリーム・ガール」と表示してしまいました。<(_ _)>

2月6日(火)
15.『あなたを忘れない』
2001年新大久保駅で線路に落ちた人を助けようとして亡くなった韓国人留学生が事故にあうまでの日本での日々を追った実話。
日本にあこがれて韓国から留学してきた青年は、次第に日本人の心ない言動に失望し韓国へ帰ってしまう。しかし、ある日本のインディーズバンドの女性ヴォーカルが忘れられずに再び日本へと向かう。
出演者の演技不足はともかく、日韓の若者へのメッセージとして重要な映画です。
もし失望したまま韓国に帰国し、日本に戻らなければ今も彼は生き続けていたのだろうかと思うと複雑なところ。(^-^)

2月8日(木)
16.『蒼き狼 地果て海尽きるまで』
のちにモンゴルを統一するチンギス・ハーンの半生を描く歴史ロマン。モンゴルの部族勢力争いの中で他民族の妃になるはずだった女性は略奪され、やがてその部族長の子を授かる。しかし、部族の後継者であるその子は生まれながらにして「よそ者」と陰口を叩かれて、やがて父である部族長が戦いで亡くなると、部族民たちは彼から去って行ってしまう。
個人的には、戦闘シーンは先日観た「墨攻」に比べて、ずっと良かったと思うが、ほとんど日本人キャスト(日本語)がしめるモンゴルの歴史映画って妙な違和感があった。(@_@)
NHK大河ドラマを観ているようだった。(^-^)

2月15日(木)
17.『パパにさらなら言えるまで』
2002年ギリシア・ドイツ映画。
家電の行商をする夫がたまにしか家に帰らないのに苛立ちを感じる妻。年の離れた兄は父と距離を持つが幼い弟は父親が大好きだった。ある日父は「アポロが月面に着陸する日に帰る」と言い残し、再び行商に出るが交通事故に遭い帰らぬ人となる。
長男は父親の死を現実として受け止め、自分が家族の柱になろうとするのに対して、幼い弟は、父の死を理解しようとせずに、自分の世界に入り込んでしまう。
幼い子どもが最愛の父を突然に失いとまどう心と、やがて現実を見つめ直す成長過程がうまく描かれているが、内容的に2時間は辛い。もう少し凝縮すれば良かったと思うのは自分だけ? (^-^)

2月16日(金)
18.『パフューム ある人殺しの物語』
バフューム フランスの異臭ただよう魚市場で生み落とされた赤ん坊は、世界に類を見ない嗅覚を持っていた。それは香りとは到底表現することの出来ない不気味な臭いまでに興味を示すようになる。そして、やがて恐るべき才能が発揮されると同時に猟奇殺人の幕開けとなる。
題名は想像するきらびやかで美しい映像を想像するが、実際には副題がこの映画の内容に近い。中世の時代の風景は美しく見応えがあったが、美を得る為のおぞましい事件に胸のむかつきをおぼえた。
終盤で繰り広げられる宴はある種、宗教冒涜的表現が人によっては不快感が残る映画といえるかもしれません。(^。^;)

2月19日(月)
19.『フランシスコの2人の息子』
ブラジルで音楽が大好きだった父親の影響で家族のうちの長男と次男は音楽にめざめ路上で歌い家庭を助けていた。やがて、地元の胡散臭いマネージャーに連れられてふたりは全国を旅しながら歌い続けるが人気が出てきた矢先に弟の交通事故死という不幸が訪れる。
それをきっかけに音楽業界から消えていた長男であったが、成人になり再び夢を叶えるためにサンパウロへと向かう実話。
ブラジル映画は何本か観ているが、どれも自分的には平均点を超えている。
この映画もブラジル人家族の固い絆をそれぞれの立場によってうまく描いていると思う。
成功した実際の男性デュオの映画で、エンディングで本人達の映像が出てくるが余計な気がした。最後まで役者を使った方がよかったのではと思った。(^o^)

2月20日(火)
20.『キトキト』
富山で暮らす母子家庭の母親は、いろいろな職業につきながら娘と息子を育ててきた。反抗期に長女は東京へ家出をして音信不通になり、やがて高校を卒業した息子も東京に出て母親に内緒でホストの職に就く。
監督が「パッチギ!」で助監督をしていたとあって同じにおいがする。
上の作品と同じ家族の絆がテーマで、大竹しのぶの、はじけっぷりが鼻につくか否かでこの映画の評価が分かれるところ。「キトキト」は富山弁で「生きがいい」という意味とか。
息子役は「夜のピクニック」に、娘役は「バックダンサーズ」に出演していたふたりは、これから期待の若手俳優。(^-^)

2月22日(木)
21.『ゴースト・ライダー』
悪魔に魂を売った男が「ゴースト・ライダー」(仮面ライダーのようなもの)に変身し、悪者と闘うアメコミ原作の実写版。
原作を知っている人には映像化はうれしい作品。しかも、主演はニコラス・ケイジ。
たぶん、彼も原作のファンだったのではないでしょうか。
アメコミの映像化は多いけれど、「ゴースト・ライダー」は特に実写にするには難しい作品だったと思います。
内容的にかなり突っ走ってしまっていたので、シリーズ化を前提にして作れば面白かったと思います。(^-^)
たるみ

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ】


Vol.25 [2007.01.26]

1月9日(火)
1.『華麗なる恋の舞台で』
 ベテラン人気舞台女優のジュリアは若く歳の離れた青年と出会い、平凡な毎日から別れを告げようとしていた。しかし青年はジュリアの気持ち利用し恋人の新人女優を話題の舞台にあげようとする。サマセット・モームの「舞台」を原案にしたミュージカル映画。
 原作がどのような話かは知りませんが、映画は1930年のロンドンを舞台に音楽や出演者の服装も含めNHKで放映していた「ふたりで探偵を」(アガサ・クリスティ)に似た華やかで上品な笑いが全編に満ちています。「意地が悪い」のも演出次第で粋になってしまう恋愛喜劇。映画のエンディングの「おばさんはただでは転ばないよ」的ラストシーンはお楽しみ(^o^)

1月10日(水)
2.『幸せのちから』
 医療機器の販売をして明るい未来を夢見ていた家族、しかし現実はそんなに甘くはなく高価な機器の販売がうまくいかず母は家出をしてしまい父と幼い息子は借家を追い出されてしまう。行き詰まる男は、積極的な就職活動の末、一流証券会社が主宰する「半年間無給だが教育期間後たったひとりが正社員として採用される」社員育成講座の参加を許される。
 男は生活をする為に医療機器の販売を続けながら勉強をし、さらに息子の寝床を確保するのにボランティア施設に並ぶ毎日を送るようになる。
 予告編を観てだいたい内容が読めてしまうとかなり単純なストーリー。感動実話だから素直に観れば良いのだけれど、いつもの「どこかでみたなぁ」感はぬぐえない。
 親子の愛情物語はそれなりだけれどウィル・スミス親子は、いくらかわいそうな振りしても実際お金持ちだからねぇ(^-^)

1月11日(木)
3.『ドリーム・ガール』
 1980年代に大ヒットした伝説のミュージカルの映画化。三人組の女性ボーカルグループ「ドリームス」がオーデションで知り合った男に誘われ多くの犠牲や挫折を経験しながらもスターの座を手に入れるサクセス・ストーリー。
 ミュージカル映画だけあって、たとえばダイアナ・ロス、ジェームス・ブラウンのようなソウルフルな歌がふんだんに聞けてストーリーのあるコンサートを観ているようでとても楽しい(元ネタはD・ロスのシュープリームスだそうです)。
 特にメジャーデビューの為にエフィー(ジェニファー・ハドソン←アカデミー賞助演女優賞候補だっけ?)がビジュアルで勝るディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)にメイン・ヴォーカルの座を奪われるシーンとエンディングに向けてのシーンは鳥肌ものです!!
 音響の良い映画館で観ることをお勧めします。すでに今年最高のエンターテイメント映画かも。(^_^)v

1月12日(金)
4.『フリーダム・ランド』
 ニュージャージー州の黒人が多く住む地区で保育所に勤める白人女性が黒人に襲われ、車と共に子供を誘拐される事件が起きる。
 事件を担当した黒人刑事は所轄の警察署と黒人住民と軋轢に板挟みに合いながら捜査を続ける中、被害者の母親の言動の不自然さが気になってゆく。
 ミステリーと謳っているが、前半でオチを明かしてしまっているので大きな緊張感もなく結構タイクツな流れになって残念でした。
 根本的には人種差別的なニュアンスが含まれている「病んだアメリカ」を描く映画のようです。(^。^;)

1月15日(月)
5.『僕は妹に恋をする』
 双子の高校生がお互いに惹かれて一線を越えてしまう。やがて実りのない恋に終わりが待っていることに気付きひとつの区切りをつけようとする。少女マンガ原作の映画化。
 あーこりゃ酷い。少女漫画なのに近○相○に同性愛(←同行者に言われるまで気がつかなかったけれどそうなのですか?)とは(*_*)
 更に「終わりかな」と思うと何度もだらだら続く映像に監督が何を訴えたかったのかが凡人にはわからない。
 主役の松本潤が来場して会場は盛りたがっていたけれど本編上映中にあちこちで苦笑が絶えなかった。(気持ちはわかるけれど)。
 原作は読んでいませんが10巻ほど出版されているそうです。それを約2時間に収めてしまっていているのでおそらく編集が難しかったのかと思います。
 どちらにしてもモラル的にダメです。(>_<)

1月16日(火)
6.『ルワンダの涙』
 1994年ルワンダで起きた部族抗争をBBC特派員により書かれた本の映像化。同じアフリカ人でありながら大統領暗殺事件を発端に同じ村に住んでいた同志が部族の違いというだけで虐殺をしはじめる。
 そして村人たちが、狂気に走る様を白人の英国神父と正義感の強い青年はナススベもなくその渦に飲み込まれていってしまう。
 実話であるがために目を背けてしまう映像があるが、世界で何が起きてきたか、そして人は正義感だけでは生きていけないのだという辛い現実を見せられる。
 このような事実を我々は映像でしか見ることはない。そして今、我々は世界で起こった悲劇について本気で考えなければならない時期であると思う。(^-^)

1月18日(木)
7.『墨攻』
 紀元前4世紀の中国、10万の兵力を持つ大国の侵略に小国「梁」は落城寸前に追い込まれていたが、そこに非攻などの思想集団「墨家」からひとりの戦術家がやってくる。
 男の手ほどきにより侵略は阻止され、兵士と農民は男を英雄として祭り上げるが、国の王と家臣は、それに危機感を持ち、掌を返したように男を国外へ追放しさらに信者の虐殺を計る。日本のコミックを香港で映像した作品。
 壮大な歴史大作だけれど、その救世主の男が使う戦術というものがあまりに単純でひねりがないし、エキストラを沢山出せばスケール感を得られると思っていたらそれは違うと思う。
 上映時間130分以上で無駄に長く飽きた。(^。^;)

1月22日(月)
8.『幸福な食卓』
 瀬尾まいこのベストセラー小説を映画化教師である父親の自殺未遂に母親の家出、秀才のイケメン兄は進学をせずに農業を営んでいる。
 家族それぞれが自分勝手な行動を起こす中で、ひとり寂しい思いをしながら中学から高校生活を送る少女の切ない日々を描く。
 流行の家族崩壊映画といっても家庭内暴力やいじめをあつかった映画ではない。
 誰にでも現実に起こりうる逆境をひとつずつ乗り越えてゆく様がとても新鮮で、主役の女の子もふつうっぽくてよかった。
 「知らない間に君は守られているんだ」それに気づけば人はきっとやさしくなれると思う。
 エンディングで振り返りながら歩く少女の姿に不安と希望をのせた思いがとてもよく描写されていたのにMr.Childrenの曲が大きすぎて少し冷めてしまった。
 決して明るい内容ではないのに見終わって何故か暖かい風を感じました。(^o^)

1月23日(火)
9.『輝く夜明けに向かって』
 1980年代のアフリカ。アパルトヘイト(差別的に規定する人種隔離政策)に苦しみながらも真面目に家庭を持ち製油所で働いていた男が、アフリカ民族会議というテロリスト集団の一味と間違われて拷問を受ける。やがて無実であることがわかり解放されるが、心と体に傷を負った男は自らテロリスト集団の仲間になり、製油所爆破をたくらむ実話。
 今月3本目の人種差別をあつかった映画です。原題直訳なのかは不明ですが邦題の意味がよくわからない。
 この映画を観てアパルトヘイトに怒りを覚えずにはいられない人がほとんどだと思うし、歪んだ思想を産み落としてしまった原因ともいえる。
 ただ、それによってテロに立ち向かったすべての人々を一方的に否定してまうとそれは違うのではないかと思います。
 「ルワンダの涙」同様勉強になりますが、重いです。(^-^)

1月25日(木)
10.『D・O・A』
 各国の格闘技最強ファイターが集まりトーナメント戦で闘うテレビ・ゲーム「デッド・オア・アライブ」の映画化。
 主役のかすみ(デヴォン青木)は変な日本の忍者。久しぶりに見た外国から見た変なイメージの日本。わけのわからない着物をまとった忍者に巨大なお寺のような道場、のぼりを持った忍者、忍者の王女(爆爆爆)始めから「こんな奴いるかよ」と突っ込み満載。
 ゲームものだと「バイオハザード」や「トゥーム・レイダー」がヒットしたけれどこれは「ハウス・オブ・デッド」なみのB級。
 ストーリーもどうでもいいし、金髪水着のおねーちゃんが色っぽくて楽しい(テレテレ)。
 上映時間90分を切っていたので○。(^-^)

今月はさらに下に続きます。

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ】


Vol.24 [2006.12.28]

前回141と142を2回ずつカウントしてしまいましたm(_ _)m。今回はちゃんと校正しよーっと。
しかも今年は年間200本とか豪語しておいて160本クリアできず。
来年は半分に減らします。

11月27日(月)
147.『オーロラ』
 財政難で窮地に陥った国の国王が王女オーロラを富豪と結婚させようとするが、彼女は宮殿に出入りする画家に恋してしまう。パリ・オペラ座のバレエ俳優が演じたオペラ&バレエ・フランス映画。
 バレエのシーンを期待していくとわりと少ないと感じるかも。また恋愛映画としてはあまりにも使い古した「ロミオとジュリエット」ネタだし・・・となるとやはり、バレエに詳しい人以外にはあまり期待できない映画かもしれない。
 どちらかというと前半は王道をゆく内容も後半は唐突に「おまえはピーターパンかよっ」と突っ込みを入れたくなるようなファンタジックな展開になる。
 どんなエンディングが待っているのかと思ったら、「ブチッ」と終わった(^。^;)

11月29日(水)
148.『人生は奇跡の詩』
 戦時下のバクダッドで重傷を負った最愛の女性を救うべく、すべてを犠牲にしてイタリアからイラクへと向かう少し変わった大学教授。彼は現地に住むフランス人の詩人とともにあの手この手とあらゆる手段を使い彼女の命を救おうとする。
 予告篇からして「ビューティフル・ライフ」を思わせたが、出演者が同じ人でした。
 一途に思う女性は、てっきり別居中の妻なのかと思っていたら、ネットの映画紹介ではニュアンスが違っていて、男が恋い焦がれる女性となっていた。(?)。
 全体的に女性に対する一途な男の取るシリアスなのにコミカル(?)な行動に「感動」するか「やりすぎ」と思うかは観た人次第です。ある意味「チャップリン的な笑い」だと思う。(^o^)

12月1日(金)
149.『犬神家の一族』
 昭和初期、信州の大富豪の遺産をめぐる猟奇的殺人事件を追う探偵金田一耕助の物語。ジャパニーズ・ホラーの元祖横溝正史原作の何度目かの映像化で30年前にブームの火付け役となった作品。
 このブームをリアルに知っている年代の自分が一番こわい。(爆)
 旧作を観たのは随分とむかしだけど、これといって何が変わったかはわからなかった。
 同じ監督がリメイクしたのだからそれなりの「何か」があるのだろうけれど配役の変更以外、同じ作品を二度撮る事の意義を凡人は理解できない。
 まぁリメイクとして観なければいいのだな(^-^)

12月4日(月)
150.『シャーロットのおくりもの』
 アメリカの片田舎で農場を営む一家に子豚が生まれる。何匹かの中の処分されそうになった一匹子豚を農家の少女が引き取り育ててゆく、ダコタ・ファニング主演の児童文学の映像化。
 どこかで観たなーと思っていたら夏頃観た「レーシング・ストライプ」のシマウマを豚に変えたらこんな感じの映画になりそう。
 動物同士やと少女とのふれあいを描くのは、これも使い古されたネタだけれど、暖かい心や思いやりに触れられるのでお子様といっしょならお勧めです。
 世間の荒波にまみれたおやぢには「並のファンタジー」(^。^;)

12月6日(水)
151.『ウインター・ソング』
 別れた男女が、数年後役者となり同じ作品で競演することになる。
 二人は映画の撮影の進行とともに、忘れかけていた過去を振り返ってゆく。
 ミュージカル仕立てにした映画。
 ロードショーの最終週に行ったのに女性で満員(^^;)と思ったらレディースデイ。
 これ金城武ファンには大満足な映画ですが、その他の人はどうなのでしょう?ミュージカル仕立ての悲恋ものといえば、どうしても「オペラ座の怪人」と比べられてしまう(エンディングもそれっぽい)とツラいものがある。
 意欲は買うけれど、金城ファンじゃないので、わりと退屈だった。(^-^)

12月7日(木)
152.『あるいは裏切りという名の犬』
 パリ市警の二人の次期長官候補警視、クランは野心家、レオは正義感あふれ部下にも慕われていた。 ある日、二人は現金強奪殺人犯の調査中、クランの単独行動の為にレオは部下を犯人に殺されてしまう。レオはクランを上層部に告発するが、クランの陰謀によりやがて立場は逆転し、レオは拘束されてしまう。
 フランスのガチガチの実話サスペンス、笑いを排除したシリアス一辺倒な流れは映画好きに支持されるに違いない正統派映画。(^o^)

12月11日(月)
153.『ディパーテッド』
 運命のいたずらにより警察に潜入した闇世界の男と闇世界に潜入した警察官の苦悩を描いた「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク。
 「インファナル・アフェア」は、見終わって身体がふるえるほどのすばらしい映画でその後三部作と聞き愉しみにしてきたが三作とも期待以上の仕上がりで記憶に残る映画となりました。
 ハリウッドリメイクは「ハデな映画になるだろうな」と予想どおりスマートな内容で、ディカプリオ、ニコルソン、デイモンの演技も作品にとてもマッチしていました。
 当然ながら全体的にスタイリッシュでオリジナルの持つ独特の胡散臭さがないのが特徴。
 たぶん、こちらを先に観たらそれはそれで良かったが、こちらは一話完結なので細かい描写がカットされてしまい、ラストで突っ走り過ぎてしまったのが残念。
 「インファナル~」と別物とすれば良くできた映画です。(^o^)

12月13日(水)
154.『世界最速のインディアン』
 ニュージーランドに住む世界最速のライダーを夢見る老人が、自前のバイクでアメリカのスピードレースに出場し優勝するまでを描く実話。
 久しぶりにイヤな場面のない映画を観ました。出てくる人たちがみんな暖かく、やさしい。心温まるステキな映画です。
 アンソニー・ホプキンスにこの年にして新しい魅力を魅せられました。
 多くは語らずお勧めします。(^_^)v

12月14日(木)
155.『キング 王の罪』
 海軍を除隊し、一度も会ったことのない父親のもとへと男はテキサスへと向かう。
 しかし、父は今は神父として別の幸せな家庭を持っていた。
 男はやがて家族に近づき義理の妹を誘惑し家庭を崩壊へと導いてゆく。
 文字にするとサイコサスペンスに思われがちだが、実は父と息子の複雑な人間模様を描いている。
 父を愛しながらも憎む様をガエル・ガルシア・ベルナルは、冷めた狂気の目をして演じている。ただ、何故ここまで父を憎んでいたかの課程にほとんど触れていないので説明不足の感はあるが(あるいは、そのことは作り手としてはどうでも良かったのか)。
 主役のガエル・ガルシア・ベルナルの作品を観るのは三作目。好みじゃないけれど透き通った目をした役が似合う。
 人は過去の過ちは消すことができないのか?エンディングが憂鬱だ。(^o^)

12月15日(金)
156.『ラッキーナンバー7』
 恋人に捨てられてNYに渡った青年は、借金に追われている仲間と間違われマフィアのボスに拉致されてしまう。彼は、借金をチャラにする条件で敵対するボスの息子の暗殺を命ぜられる。
 コミカルなサスペンスと思って観ていると実は奥が深く後半で大どんでん返しが待っている。
 ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィルス、モーガン・フリーマンなどそうそうたる出演者にハデな映画のイメージだったが、かなり地味。
 あえていえば「シン・シティ」に近いというよりそんな雰囲気の作り方をしている。(あっちはアメコミ原作だけど)
 観客には予想のつかない結末なので反則といえばそうだけれど、あちこちに謎がちりばめられていた事にあとで気づく。最初の場面をしっかり観ておきましょう。(^-^)

12月18日(月)
156.『フランキーワイルドの素晴らしき世界』
 イビサ島(←どこ?)の人気DJフランキーは、長い間大音響の中で仕事をしてきた為に難聴になり完全に聴力を失ってしまう。
 失意のまま荒れた生活を送っていた彼だが、手話を教える女性と出会い新しい世界を見出す。
 はじめ「ドキュメンタリー」的な映像が多くこの人物について予備知識なかったのでうとうとしてしまった。
 華々しいスターDJが才能を奪われ嘆き苦しむ男がひとすじの光を見つける実話に基づいた人間再生的作品だそうですが、少し退屈。(^。^;)

12月19日(火)
157.『みえない雲』
 ドイツで暮らす高校生のハンナは、ある日近郊で起こった原発の事故により幼い弟を連れ避難する為に遠くはなれた列車の駅へと向かう。
 しかし、彼女を待ち受けていたのは、母、弟の死、恋人との別れ・・・そして失意の彼女は放射能の雨にうたれて被爆してしまう。
 最初の一時間はパニック映画仕様でテンポがよく楽しめたが、後半は「セカチュー」最後は「タイタニック」(爆)で終わってしまいあれれれっな感じ。
 強く生きる少女を描くのは悪くないけれど前半と後半は別物って感じ。(^o^)

12月25日(月)
158.『BLEACH MEMORIES OF NOBODY』
 死神としての力を持つ高校生が、あの世とこの世に存在する空間の破壊により時空の乱れを起こした死神一族と対戦するバトル・アクション・アニメ。
 なんて初めて観たのでよく説明出来ないというかわかっていないm(_ _)m。
 少年ジャンプ連載で人気の漫画だそうです。
 読者を対象とした作りをしているので映画単独で観る人には登場人物の関係がよくわからない。せめて始めにちょっとした紹介があれば親切だったと思う。(^。^;)

12月27日(水)
159.『モンスターハウス』
 ハロウィンが迫ったアメリカのある田舎町。少年DJが住む家の道路をはさんだ向かい側に立つブキミな家には、一歩でも他人がその土地に足を踏み入れば狂ったように襲ってくる偏屈な老人が住んでいた。
 S・スピルバーグとR・ゼメキスが製作した「ポーラスター・エクスプレス」と同じファンタジックCGアニメ。映像にとても奥行きがあり、更に音響も大胆で遊園地の「ビックリハウス」に行ったみたいな臨場感があり、かなり楽しい。
 小さいお子さんが泣いてので、小学生高学年から大人は童心に戻ってモンスターハウスをぶっ壊しに行こう。(^o^)

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【製作部/たるみ】


Vol.23 [2006.11.27]

今回は少なめです。

10月24日(火)136.『ナチョ・リブレ』
 「スクール・オブ・ロック」に続くJ・ブラック主演のおバカムービー+ほろり系。修道院で孤児たちの面倒をみるナチョは、子供たちにおいしい食べ物を食べさせようと、ルチャリブレ(メキシコのプロレス)のトーナメントに出場し賞金をもらおうとする(タイガーマスクか)。
 流れ的には「スクール~」と同じドジで間抜けな主人公がヒーローになっていく話(実話らしいでタッグを組む相方がアンガールズっぽくてキモおかしい。
話としては新しくないけれどそれなりに楽しめた。疲れた頭を柔らかくするのには最適な映画だけど、3作目は観たくないかな。J・ブラックのはじけぶりもこの辺でということで。(^-^)

10月26日(木)137.『ザ・センチネル 陰謀の星条旗』
 大統領婦人と密会しているベテランシークレットサービスが大統領暗殺計画の主犯と疑われ、元同僚たちに追われながら嫌疑を晴らしてゆく王道サスペンス。
 これまたどこかで観たような内容だが(リメイクと言われたら「あーそういえば」な感じ)マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド、キム・ベイシンガーが共演とあって息も抜かせない展開はサスベンス娯楽作品としては楽しめます。(^o^)

11月2日(木)138.『プラダを着た悪魔』
 元ヴォーグ誌編集者のベストセラー小説の映画化。
 一流ファッション誌の鬼編集長(メリル・ストリープ)の元へジャーナリストを目指すがファッションセンスのない女性(アン・ハサウェイ)が秘書として採用される。
 初日からコテンパンにやられてしまう彼女だが、持ち前の負けん気で数々の難問をクリアしてゆく映画。
 女性のサクセス・ストーリーとしてはかなり出来すぎだけど、社会に出て、最近気持ち的に弱っている女性を勇気づけてくれる映画です。
 全体的に心温まる映画ではないけれど(メリル・リープがこわいし)前向きで後味良いです。(^o^)

11月6日(月)139.『ザ・キング・オブ・オールマン』
 1946年ピューリッツァー賞受賞小説の映画化。
 正義感を持ち過ぎた為に役所の出納係の職を追われた男は不正に立ち向かう為、ルイジアナ州の選挙に出馬し知事となる。
 そして政治家たちの汚職を次々に暴いてゆくが、上流階級との対立と正義感との間で精神的に崩れ、やがて灰色社会の飲み込まれてしまう。
主演のショーン・ペンが好む社会派映画。
 ほかにアンソニー・ホプキンス、ジュード・ロウ、ケイト・ウインスレットなど出演し華を添え、更に音楽は「タイタニック」のジェイムス・ホーナーと力の入れ方はかなりすごい。
 ハデさはないけれど、この手の映画が好きな人はたまらないかも。
 来春上映です。(^o^)

11月6日(月)140.『SAW3』
 究極のシチュエーション・ホラー(ないてジャンルはない?)第3弾。
 猟奇殺人事件を追う女刑事は、手口から今までの連続殺人犯「ジグソウ」の影を感じつつも何か違和感を持っていた。
 しかし、ある日彼女は囚われの身となり驚愕の事実を知ることになる。
 3とわりと短い時間に製作されているのはやっぱり続きものだからか?
 前作を観た方は「あれ?ジグソウは生きているの?」さらに「あの結末は?」となり「2」を観ていないとわかりにくい、というよりわからない。
 さらに内容はだんだんグロくなっていきて「1」のラストで気分が悪くなった自分は目を背ける場面が多かったです。
 「ヘルレイザー」のパクリも痛かったし。回を重ねる度に映画自体パワー・ダウンしているのは仕方がないか。(^-^)

11月7日(火)141.『春山課長の七日間』
 突然死した中間管理職の男は天国へと向かう前に3日間だけ地上に降りることを許される。しかし、生前とまったく違う若い美女の姿をしていた。
 先日同じ浅田次郎原作で「地下鉄に乗って」が公開されたがこちらの方がコメディ性が強い。
 ストーリーは使い古されているけれど笑って泣けてならこちらを。(^o^)

11月13日(月)141.『暗いところで待ちあわせ』
 視力を亡くし、さらに頼りだった父にも死なれた少女はひとり一軒家に暮らしていた。
 ある日、窓から見える駅で殺人事件が起き、容疑者が家に入り込み不思議な同居生活が始まる。
 なんとなく赤川次郎的な乙一原作の映像化。
 盲目の少女の日常と中国(韓国だったかな?)からやってきて工場で働く少年の心の葛藤、更に、それを取り巻く環境にサスペンス要素をプラスされ飽きさせない設定になっています。
 映画全体がひんやりした作りをしている中、ラストで心地よい暖かさを感じる映画です。(^o^)

11月15日(水)142.『麦の穂を揺らす風』
 カンヌ映画祭パルムドール受賞作品。1920年イギリスからの独立する為にアイルランドの若者たちは義勇軍を結成し、密かに活動を進める。その中心人物となる兄弟を待ち受ける過酷な運命の物語です。
 戦争というのは、いつの時代も悲惨で何も生み出さない、とにかく重く辛い映画です。
会社の若い女性が目を背けずに見続け、感動ではない涙を流したそうです。
 ちゃんとした勉強をしないと民族戦争は語れない。
 不勉強なので評価セズ。

11月17日(金)142.『オープン・シーズン』
 パークレンジャーに育てられた熊は町の集会場でショウを行い気ままな毎日を送っていた。しかし、ある日ハンターに捕まった鹿を助けたのをきっかけに自然の待つ森へと向かうことになるCG映画。
 映像が立体的でキレイです。小学生くらいのお子様にお勧めします。(^-^)

11月22日(水)143.『王の男』
 16世紀の韓国の暴君と、それに気に入られた流れの芸人の女形と相方の物語。
 歴史ロマン的映画のふれこみも、観ていて「うーん」って感じ。
 韓国映画らしいといえばそうだけれど、120分持たせるにはちょっとね。
日本のそっくりさんは、暴君=オリッピックに出たアーチェリーの学校の先生(名前わからない)、女形=及川光博、相方=中西学(プロレスラー)なんてどうよ。なんて思っていたら終わっていた(^。^;)。

11月24日(金)144.『007 カジノロワイヤル』
 一流の秘密諜報部員として認められ「00」の称号を受けたボンドは、テロ組織の男がカジノで資金を調達する情報を聞き、その男とポーカーで高額な勝負をする。
勝負に勝ったボンドではあったが、愛した女性を拉致され、救出に向かうが逆に囚われてしまう。
 リメイクだけあって映像は現代的にスタイリッシュ。主人公の筋肉質の好き嫌いはともかくアクション、アクションの連続で150分と聞くと引いてしまう上映時間も難なくクリア。
 最上級の娯楽映画です。(^o^)

(^_^)vおすすめ (^o^)おもしろいかも (^-^) ふつう (^。^;)ちょっと厳しいかな (>_<)あちゃー

【制作部/たるみ】


Vol.22 [2006.10.25]

毎月24日になると「来月からは観たら書く」と思うのに今月も「一気書き(爆)」
時間に余裕があるっていうのは人をダメにするのだね(^_^;)。 というわけで短くいきます。

9月26日(火)123.『地獄の変異』
 ルーマニアの洞穴を訪れた探検隊が崩落により閉じ込められ、闇の中で生きてきた水中生物やそこに閉じ込められた人々の変異した子孫が襲いかかるホラー。
 数か月前に見た「ディセント」と似ているがこちらは暗がりの映像処理が下手で何やっているのかよくわからないうえに、せっかくのこうもり男みたいな怪物も最後に少し出てくるだけで残念。
 元々ホラー映画は「ありえない脅かし」はOKなのに音ばかりであおってばかりでは子供じゃあるまいし飽きちゃうよ。
 話題の連ドラ「ロスト」主演のダニエル・D・キムを発見。(^。^;)

9月27日(水)124.『アダム』
 交通事故で息子を亡くした夫婦は、遺伝子博士(ロバート・デニーロ)に、死んだ息子の細胞からまったく人間と変わらないクローンを作る話を持ちかけられ失意のままそれを承諾する。
 細胞から生まれた息子は順調に育ってゆくが、死んだ年齢と同じ年に凶暴な性格が現れる。
 デニーロ主演だけあって、単なるスリラー映画に終わらず、クローン動物実験が行われる今日の科学に対する警告的映画に仕上がっている。なんとなくG・ペックが出演した「オーメン」に感じが似ていた。(^-^)

9月28日(木)125.『レディ・イン・ザ・ウオーター』
 アパートの管理人をしているさえない中年独身男は、夜中にプールで泳ぐ謎の女に遭遇する。その女は「ある出会い」の為にやって来た妖精で、再び自分の世界に戻ろうとしていたがそれを拒む魔族から命をねらわれていた。
 ずいぶん前から予告編を見ていたけれど、最初は「ファンタジー?」、次に「ホラー?」 と思ったらやっぱり「ファンタジー」でした。しかもかなりの。
 いい大人が妖精だの、君が予言者で僕が守護神だの赤の他人同士で真面目に相談する姿ってどーよ?なんて言ったら夢の無い大人扱い(>_<)
 そうなんです、この映画すべてがおとぎ話なのです。というよりロールプレイングゲーム? 監督のシャマランが好きなasakoさん、これどうなんでしょう? (^。^;)

9月29日(金)126.『トリスタンとイゾルデ』
 ワーグナーのオペラやシェイクスピアの戯曲の映画化。
 戦いにより傷ついたイングランドの騎士トリスタンを助けた敵国アイルランド王の娘イゾルデ(ややこしいなぁ)は、身分を隠しながらも互いに惹かれ合ってしまう。
 やがて両国の和平の為、イングランド王の元へイゾルデが嫁いでくる。ふたりの仲を知らないとはいえ、父親のように慕っていた王に最愛の女性を奪われたことで苦しみ逃避するイゾルデであったが思いを捨てることはできなかった。
 ストーリーがしっかりしているしラブストーリーとして正統派な感じ。現代では考えられない忠誠心と秘めた愛に悩む男はなかなかかっこいい。基本的に今の韓国ドラマと設定は近いけれど、安易に愛に走るそれとは大違い(辛口)。
 これなら理不尽な愛情も許してあげてもいいでしょう。(^o^)

10月3日(火)127.『16ブロック』
 夜勤明け、上司から16ブロック先の裁判所へ証人を送り届けるよう命じられたうだつの上がらない刑事〈ブルース・ウイルス〉。実はそれが警察内汚職の秘密を握る証人だったため、仲間うちから命を狙われてしまう。
 「ダイハード」時とは比べものにならないほどのしおれてしまったブルース・ウィルスにオドロキ。
 タイムリミットまで2時間という「24」みたいなリアルタイム設定以外はふつうのアクション映画。(^-^)

10月5日(木)128.『明日へのチケット』
 列車に乗り込み一息ついた初老の大学教授は出張先で面倒をみてくれた女性(「ふたりの5つの分かれ路」のひと)に惹かれていた事に気づき過ごした短い日々を回想する。葬式にむかう自分勝手な中年女性は列車内で連れと口けんかをしてひとり取り残されてしまう。サッカーチャンピンリーグに向かう3人の若者は、不法移民の家族と出会い、人の為に何が出来るかを知る。というインスブルック駅からローマに向かう特急列車に乗り合わせた乗客のエピソードを三人の監督が描く。
 それぞれのエピソードが人の出会いと別れの意味の大切さを教えてくれるとても良い映画です。
 個人的には1番目の話がよかった。(^_^)v

10月6日(金)129.『アタゴオルは猫の森』
 十数年前からにファンタジック・シュールな漫画として多くのファンを魅了している(と思う)作者のおそらく「銀河鉄道の夜」以来の映像化。
 人間と猫が共存するアタゴオルに住むデブ猫のヒデヨシは封印されていた植物の女王を解き放してしまい、世界は植物に支配されてしまう。そこに女王を封印できる力を持つ植物の王があらわれ、アタゴオルの仲間たちとともに植物の女王に戦いを挑む。
 かなり期待していたのですが、は・ず・れ。ヒデヨシのぶっとび方は良いとしても物語が並のファンタジーで仕上がりが子ども向けになってしまっている。
 これもアリなんだろうけど昔からのファンにはちょっとね。
 もっともっと原作は奥が深い作品なのに。もったいない(>_<)

10月10日(火)130.『地下鉄に乗って』
 家族を顧みずに力でのし上がった大企業の創始者を父親に持つ小さな下着メーカーの営業マン(←文章力のない説明)は、父親が倒れたと弟から連絡を受けたその日、地下鉄の連絡通路で小さい頃、交通事故で亡くなった兄の後ろ姿を見る。
 後を追って地上に出るとそこはオリンピックの年、昭和39年の新中野の町並みにタイムスリップしていた。
 時空を越え出会う若き父親に心を開いてゆく息子の姿と同時に進行していく男女の恋愛。できれば、ラストに向け解明していく恋人たちのあまりにせつない想いをあんな形で終わらせてほしくはなかった。
 もともと新中野はボクの地元。昭和39年?生まれていたかなぁ(^o^)

10月11日(水)131.『天使の卵』
 画家志望の学生は偶然見掛けた女性に恋してしまう。それは精神を病んだ父親の主治医であり、恋人の姉であった。
 心に傷を持つ彼女は、はじめのうち彼の気持ちを受け入れることを拒んでいたが、次第に妹の恋人と知りながらも8才年下の男に惹かれていってしまう。
 一途な想いを伝える映画は多く、これもそのひとつ。多くを犠牲にしながら育てていく愛に過酷な運命が待ち受けているのも新しくはない。何か物足りない。
 小西真奈美の演技がもうひとつだったのが残念。(^-^)

10月12日(木)132.『ユア・マイ・サンシャイン』
 実話だそうです。農家の次男のさえない中年ダメ男は、ある日ひとりの女性に恋するが、彼女は風俗嬢であった。周囲の反対を押し切り結婚するし幸せな日々を送るが、前の夫があらわれ彼女は再びもとの生活に戻る。さらに彼女はHIVに感染している事がわかり拘束されてしまう。
 韓国では「私の頭の中の消しゴム」の動員数を抜いたそうですが、個人的には「消しゴム」の方が泣けた。
 最愛の人との絆の強さならこちら、やさしさなら「消しゴム」(^-^)

10月16日(月)133.『スネーク・フライト』
 麻薬組織による殺人事件の目撃者を護送する旅客機にその証言者を殺す為に数千匹の毒ヘビが放たれる。
 何で暗殺に蛇なの?爆弾でいいじゃん!なんてこの手の映画につっこみを入れてもしかたがない(爆)
 もし飛行機の中で蛇の大群に襲われた時のシミュレーションということで。
 そんなわけないか(^-^)

10月17日(火)134.『虹の女神』
 大学で自主製作映画に没頭する女と、ただ目的もなく大学生活を送ってきた男はあるきっかけで親しくなる。接点のなかったふたりは、気の合う仲間として付き合い始めが、彼女だけが次第にそれ以上の感情を持つようになる。
 お互いを大切な友達と思い、さらに片方がそれ以上の感情を持ってゆく姿が妙に切ない。
 アメリカへと飛び立った彼女に、ある日、ふと見上げた空にかかる不思議な虹について電話をするが留守電へ繋がってしまう。
 そして彼女の死。
 何故か大学時代、映研に在籍していた事をダブらせてみてしまいました(^_^;)。
 「スイング・ガールズ」の上野樹里がこんなに素敵な女優になるとは!
 自分にとってかけがえのない人だったと気づくのは、いつも時が過ぎてからなのです。切なく泣けます。(^o^)

10月19日(木)133.『アンノウン』
 崩れかけた工場で記憶を失い目覚めた5人の男たち。一本の電話からこの中の誰かが誘拐犯人の仲間で誰かが人質だということがわかる。
 限られた空間を使うやりかたは「SAW」に似ているが、この種の映画はストーリーで引っ張らないと観客は途中で飽きてしまう。
 アイデアは良いが上演時間85分とかなり短かったにも関わらず長く感じてしまった。(^-^)

10月20日(金)134.『夜のピクニック』
 2回目の鑑賞により内容は省略。
 後悔することでお互いの気持ちを理解するのならそれはそれでよいのかもしれない。
 人は、理解したいのに理解できない、話しかけたいのに話しかけられず、やがて疎遠になっていく。
 自分が歩み寄っていれば、もっと早くわかり合えたのにと後悔した経験って誰でもあるでしょう。
 この映画は、願いを叶えるには、距離をおくことより不器用でも素直な気持ちになることなのだと教えてくれます。(^_^)v

10月23日(月)135.『父親たちの星条旗』
 第2次世界大戦の最中、硫黄島での日本軍との戦いを優勢に進めていたアメリカ軍は山の頂上に国旗を揚げる。その写真が本土へと渡り戦争に疲れ果てていた国民に力を与えるとともに6人のうち生き残った3人の兵士は英雄として帰国が許され国の士気向上のためにアメリカ全土を行脚させられる。
 硫黄島の戦場風景は目を背けたくなるくらい凄惨。しかしそこに人としての在り方と、むなしさを織り交ぜ、さらに英雄として祭り上げられた男達の苦悩を描くイーストウッド監督に脱帽です。
 アメリカの戦争映画といえば「アメリカ至上主義」と言われてきたけど、それも昔のこと。 作品としては素晴らしいけれど題材はとても辛いです(^_^)v

コメントの最後のフェイスマークは、おすすめ度5段階評価です。
(^_^)vおすすめ
(^o^)おもしろいかも
(^-^) ふつう
(^。^;)ちょっと厳しいかな
あちゃー(>_<)

【制作部/たるみ】



Vol.21 [2006.09.25]

8月23日(水)
【108】『NARUTO 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ』
 諸国漫遊を終え「みかづき島」への帰路につく王子とその息子を護衛するNARUTOたちを待っていたのは、大臣の反逆により瀕死の状態の王と少数の護衛隊であった。
 NARUTOたちの活躍により命からがら脱出するも、王子は人質に取られてしまう。
 なんて知ったような事を書いたけれど「NARUTO」についてはよく知らない。
 前作も劇場券があったので行った記憶がある。お子様向け現代風忍者アニメーション。(^-^)

8月24日(木)
【109】『グエムル 漢江の怪物』
 韓国人の憩いの場所(らしい)漢江(ハンガン)で、研究所が垂れ流した劇薬から突然変異したモンスターが出現し人々を襲う。
 河川敷に住む一家も襲われ、娘がモンスターに連れ去られてしまう。何とか娘を取り戻そうと、伝染病を恐れる警察を尻目に熱血一家は救出にむかう。
 結構力入れて宣伝していた韓国のモンスター映画で「リンダ・リンダ・リンダ」のペ・ドゥナや「殺人の追憶」のソ・ガンホなど見慣れた役者さんが多数出演。
 「ロード・オブ・ザ・リング」と同じチームが製作したモンスター自体はボチボチだが、今時背景にCG貼り付がみえみえなのは技術不足(^_^;)
 さらに緊迫した場面で間抜けな笑いは拍子抜けするだけで何も伝わらなし、作品自体の緊張感も薄れさせてしまっている。このエンディングしたのもよくわからない。よくわからないのが韓国映画だけど馬鹿らしく鑑賞してとまった。(^-^)

8月25日(金)
【110】『バックダンサーズ!』
 クラブや空き地で踊っていたティーンエイジャーのダンサーが、ある日芸能プロダクションにスカウトされ人気絶頂の女性ボーカリストのバックダンサーとしてデビューする。しかしそのメインのボーカリストが突然の引退を宣言してしまい彼女たちは居場所を失ってしまう。(イメージ的にはMAXか!?)
 平山あや、hiro、ソニン、SAEKOの中ではソニンがバツイチ元キャバクラ嬢役で吹っ切れた演技をしていたが、内容は中高生くらいは楽しめるがそれ以上のものではない。でも「バックダンサーズ」って謳うくらいならハンパなダンスじゃないものを見せてほしかった。ヘタとはいわないけど、あの程度ではすごい!とは言えない。SAEKOは良いけど(^-^)

8月29日(火)
【111】『出口のない海』
 太平洋戦争終戦間近、大学野球のエースとして活躍した学生が、人間魚雷「回天」に乗り込む運命に苦悩する市川海老蔵主演。
戦争映画は基本的に好きではない(否定するのではなく)。理由は言わずもがなです。
 この映画は、終戦間近という時間設定があり比較的わかりやすく「戦争理念」みたいな難解さはそれほどない。
 夢や希望を持った若者の未来と閉ざし何も生み出さない人間魚雷「回天」に乗り込む青年兵の姿に、密閉された空間とともに息詰まる思いとめまいを感じずにはいられませんでした。
 「生きたくても生きられない」と「死にたくても死ねない」どちらも辛い選択を迫られる戦争はあまりに哀しい。(^-^)

8月30日(水)
【112】『アキハバラ@DEEP』
 自殺サイトで出会った5人の若者が開発した画期的な検索エンジンに目をつけた巨大IT企業は力ずくでそれを奪ってしまう。
 常に社会に背を向けてきた若者たちは傷つき再び元の生活に戻るが、それでは何も変わらないことに気づき、5人は再び結集し奪われたものを取り返す為に巨大IT企業に挑んでゆくある意味再生もので「池袋ゲートパーク」の石田衣良原作青春おたく系映画。
 格闘メイドに扮する山田優、言語に障害を持つパソコンおたくに成宮寛貴、個性派の荒川良々など俳優人は抱負。
 原作者ならではの空想青春系はそれなりだがアイドル映画を脱しきれていない。アキバ系映画も「またか」という感もあるし、一部ピーな映像があり、年齢制限が必要かもしれない。
 となりのおばちゃん二人が主人公のひとりが言語障害のセリフにいちいち笑うのには腹が立った! そこ全然笑うところじゃないよ!
 山田優さんの歌う主題歌ワルクない(^。^;)

9月1日(金)
【113】『サム・サッカー』
 さえない高校生のジャスティンは、親指をしゃぶるクセを持っている。仲の良い歯医者(キアヌ・リーブス)は、催眠術で直そうとするがうまくいかず、病気と診断された彼は抗うつ剤を服用するようになる。しかし、そのおかげでクセは直り所属する弁論部ではメキメキと頭角を表し大会で優勝をするまでになる。
 夢破れた父と優秀な母を持つ何でもない(?)家庭に育ちながら、何がそうさせるのかもわからず不安な日々を過ごす17歳の少年の姿に観ていては自分をかさねてしまう。
 日常のささいな事や人間関係に悩むのは大人になっても同じ、挫折して再び立ち上がり、そしてまた挫折する。人生はその繰り返しなのである。
人は誰も不安な人生を生きている「みんなそうなんだ」と気づけば、劇場を出る時に少しだけ変わった自分を見つけられるかもしれない。
 10代の人も、すでに過ごしてしまった人にも是非(^o^)

9月5日(火)
【114】『ワイルド・スピードX3 トーキョウドリフト』
 アメリカでストリートレースをして学校を退学になった高校生(←見えない)が、東京に住む父親をたよりに来日し、仲間に連れられて参加したドリフト・レースにのめり込むが、そこにヤクザがらみのドリフト族と抗争に発展してしまう。前2作とはまったく関係ない映画。
 東京を舞台にしたのはこのシリーズが日本でヒットしたからであろうが、それは良い選択だったかは疑問。「狭い日本そんなに急いでどこへ行く」なんてむかし言われたくらい日本の公道や高速道は狭い。その為にスピードよりドリフトで魅せようとしても残念ながら迫力不足。
 変な日本人や、外国人高校生の容姿は欧米人がイメージする日本文化なのだろうか? 相変わらずアジアは全部いっしょという感じ。最後の峠のレースも「頭文字D」のパクリですよね?(^。^;)

9月7日(木)
【115】『フラガール』
 昭和40年炭鉱の町福島県いわき市。炭鉱の衰退にともない「常磐ハワイアンセンター」建設の計画が持ち上げる。
 フラダンサーになる為に集められた娘たちは、元SKDのダンサーにつき特訓を始めるが地元住民から大反発を受ける。
 蒼井優さん最近よく見ますね。ちまたではかなり評価の高い作品ですが正直「うーん」。
 昭和30年代を記憶する人々にはノスタルジックに良い映画に違いないが、その時代に思い入れがない自分は何も感じなかった。
 お笑いタレント起用もこの演技で非難されないのは作品の出来のせいなのか?(^。^;)

9月8日(金)
【116】『サイレントノイズ』
 建築家の男が、見知らぬ男から事故で死んだ妻の録音された声を聞かされる。半信半疑のままEVP(Eiectronic Voice Phenomena)に関わってゆくうちに、男の周辺で謎の死を遂げる事件が発生する。
 やがて男は亡き妻の声は自分の危機を知らせるメッセージだと気づき単身核心へと近づいてゆく。主演は「バットマン」のマイケル・キートン。
 先日、有線でこの手の映画観たことあるけどリメイクかな?原題は「ホワイトノイズ」だけど似たような題名だったような気がするけれど。
 題材はよく「○○の歌っているCDに女の人の声が入っている」というエレクトリック・ヴォイス・フェノミナってやつで、欧米では死者の声として報告されているとか。
 日本ではなじみが薄い題材なので地味といえば地味なスリラー。
 最後にいきなり悪霊もどきがわーっと出てきて終わってしまい全然こわくなかった。(オチまで言っちゃった)(^。^;)

9月11日(月)
【117】『手紙』
 「レイクサイド・マーダーズ」の東野圭吾原作。弟の進学費用の為にあやまって殺人を犯してしまった兄と、その兄の罪により社会から迫害され続ける弟の書簡による交流を描く映画。
 「罪と差別の間(はざま)で人は人として自分自身の苦しみから何を見出すことができるのか」を問う本当に重い映画です。
この映画を観て毎日報道される凶悪犯罪がひとつでも減ることを願うばかりです。
 個人情報保護法が施行して、さらに隣に住む人の顔も知らないという今日この頃、親族が罪を犯したことがどこへ行ってもついてくるものなのかと疑問に思ったのは私だけでしょうか。
 沢尻エリカってドラマ出演とともに「シュガー&スパイス」「オトシモノ」「手紙」と主演作が続きますね(^o^)

9月12日(火)
【118】『夜のピクニック』
 第2回本屋大賞受賞作の映画化。茨城県のある進学校で毎年行われる夜を通して全生徒1000人が80キロを歩く「歩行祭」。高校生活最後のイベントとして愉しむ生徒たちの姿をみずみずしく描く秀作。
 「青空のゆくえ」(←必見)の長澤雅彦監督。出演に同じく多部未華子。
 何気ない言葉や行動に何故か自分をだぶらせてしまい自然と映画の中に引き込まれてしまう2時間。
 時間が短く感じ「ずっと終わらなければいいのに」と思えた映画です。
 期待しすぎると外す映画が多い中、それ以上の感動を与えてくれます。
 中・高校生生活に楽しかった思い出がある人には絶対お勧めの映画です。
 こんなイベントのある学校がうらやましい!
 もう一度ロードショーで観てきます。(^_^)v

9月14日(木)
【119】『天軍』
 韓国軍と北朝鮮軍が開発した核をアメリカに引き渡さなければならなくなり、それに反発した北朝鮮の将校は核を奪い逃走、それを追う韓国軍との銃撃戦のさなか彗星の通過とともに16世紀の朝鮮時代にタイムスリップしてしまう。
 そこで蛮族に襲撃に苦しめられてきた農民や若き日ののちに日本軍を蹴散らす大将軍(名前は忘れた藤岡弘似の人)とともに巨大勢力との戦いに挑む。
 ちらしにも書かれているように「韓国版戦国自衛隊」。パクるだけパクっておいて日本やアメリカを悪者にするのはあまり気分の良いものではない。(いつものことだけれど)
 この手の映画を娯楽映画として観て気にしない日本人はやっぱり大人だ……反対だったら間違いなく反日デモでしょうね。(^。^;)

9月19日(火)
【120】『イルマーレ』
 韓国版のリメイク。
 2006年シカゴの病院で働く事になったケイトは、長いこと住み慣れた湖畔の一軒家を手放すことになり、次の住民に自分宛の郵便物を転送してくれるよう郵便箱にメッセージを残し旅立つ。
 しかし、返事がきたのは2004年、2年前の世界に生きる建築家の男からの手紙だった。
 ふたりは、手紙で交流を深めるうちに惹かれ合うようになる。
 「イルマーレ」は海という意味で韓国版では、主人公が住んでいた家の名前だったが今回、家は湖畔に立ち、「イルマーレ」はレストランの名前になっていた。
 韓国版は、ほぼ女性の視点から描いていたのに対し、アメリカ版は双方向から描いているので比べてみると「切なさ」の伝わり方の違いを感じる。
 今回は、美しいシカゴの風景が魅力的で洗練されたイメージに仕上げていて作品自体の演出にプラスになっていると思う。
 但し、どちらの映画とも欠点はつじつまが合わないこと。それに気が付かないふりをすれば、会いたいのに会えなかったふたりの最高のエンディングを見せてくれるラブ・ストーリーです。(^-^)

9月21日(木)
【121】『オトシモノ』
 駅で他人の定期を拾い行方不明となった妹を探す女子高生は、駅へと続く曰くつきのトンネルに原因があることを知る。
 時を同じくして出会った霊の存在を感じる駅員と、同じく息子を失った謎の女とともに妹の救出に向かう
 怨霊ものとして結構ブキミだったが、どうでもよい人間関係作りの時間帯が微妙にだるかった。
 しかも終わりに近づくにつれて話が別方向へむかってしまい、訳わからない終わり方をしてしまったのはとても残念。
 こわいの苦手な人が観たらしばらく地下鉄に乗れないかもしれない。(^-^)

9月22日(金)
【122】『ワールド・トレード・センター』
 「ユナイテッド93」に続く9.11映画。こちらは旅客機が激突したビルに救出に向かう人々とその家族の人間模様を描くオリバー・ストーン監督作品。
 自分自身9.11事件についてTVの画像以上の情報や感覚を持っていない平和ボケした日本人のひとりであるが、少なくとも被害を受けた方々の痛みや辛さは理解できる。
 しかし、実際行われた報復もどきの戦争によりそれ以上の犠牲者を出した事実を考えると、いくらアメリカがこの映画で命の尊さや重さを問われても何か違うような気がする。
 それと切り離なせば死を覚悟した時に人は何を思い何を願うのか。死んで行く者と残された者の思いは決して同じではないことを知ることのできる秀作である。(^_^)v



Vol.20 [2006.08.25]

 最近、気になるのは韓国映画の質の低下。せっかくジャンルが確立してきたのにダメタダメ映画が多すぎて観に行くのを躊躇してしまう。韓国映画界の為にも作品を選んで配給してほしいです。

7月24日(月)
【88】『サッド・ムービー』
 消防士とその恋人、別れ話のメッセンジャーを仕事とする男が恋する女、遊園地の着ぐるみを着て働く顔に傷を持つ女、不治の病で死を待つ母親と息子、4つのそれぞれの愛と別れを繋ぎ合わせた韓国映画。
 「頭の中の消しゴム」や「僕の中心は・・・」の男優さんが出ていたので、たぶん韓国スター総出演の期待の映画なのでしょう。
 登場人物を繋げて物語を作ってゆく方法は良く使われるけれど、この映画は悲しい物語を無理矢理繋ぎ合わせただけ。「こんな不幸の連鎖は、ホラー映画か!」と突っ込みたくなってしまう。非現実的なこともできるのが映画だけどはずし過ぎると切ない。
 韓国版「ラブ・アクチュアリー」? いえ足下にも及びません。人の不幸をいくつも見せられても全然おもしろくないです。(^。^;)

7月26日(水)
【89】『ミートボールマシーン』
 町工場で働く孤独な青年は、川向こうで働くあこがれの女性を部屋に招待する。
 しかし、ゴミ捨て場から拾ってきた謎の物体が彼女に寄生し、モンスターとなり姿を消す。それは人間に寄生し、お互いを食い尽くすまで戦いを繰り返す生命体だった。
 主役は「怪奇大家族」の高橋一生。歪んだ愛と下町の工場の昭和初期を思わせる背景はジャパニーズ・ホラーの原点、暗いイメージの作品。
「鉄男」や「赤い目」か「ケルベロス」だったか、その手の世界に近い低予算映画であることを頭に入れて観るとノスタルジックによい。(^。^;)

7月27日(木)
【90】『ハイテンション』
 アレックスは試験勉強のため、畑に囲まれた一軒家に住む友人の家に泊まりをする事になった。到着した深夜、尋ねてきた大柄の男が家族を惨殺し、友人だけを連去っていくのを目撃してしまう。パニックになりながらもアレックスは友人を救出すべくひとり追跡を開始する。
 骨がボキボキ折られたり、殴られたりとかなりヴァイオレンス。後半部は画面が暗い為に展開がわかりにくくなってしまうのは、前半やりすぎた反省か?
 「悪魔のいけにえ」と「アイデンティティ」のアイデアをいただいちゃったフランスのヴァイオレンス・ホラー映画、かなりグロいの好きな方向け映画です。眉間にしわを寄せて小走りに出てきた某映画評論家の兄弟を目撃。(^-^)

7月28日(金)
【91】『青春漫画』
 幼なじみで仲の良い男女が女優とアクションスターを夢見て同じ大学へと進学する。日々、子どものようにたわむれる二人だったが、やがてお互いに恋人ができ相手を想う気持ちに微妙な変化があらわれる。
 日本で人気の韓国スター、クォンー・サンウがおかっぱ頭(爆)で主演。
 しかし、いいかげん韓国も安易に人を傷つけて涙をさそう映画はやめて、陰と陽の使い分けをバランスよくしないと飽きられてしまう。(>_<)

8月1日(月)
【92】『スーパーマン リターンズ』
 5年ぶりに地球に戻って来たケントは、恋人だったロイスに子供がいて、さらに新聞社の編集長の甥と婚約中と知り愕然とする。
 一方、スーパーマン不在中に釈放されていた悪党ルーサーは世界制服と復讐の為に巨大要塞を作り、弱点であるクリスタルを手に入れスーパーマンを亡き者にしようとしていた。
 さすがにお金掛けている分スケールがでかい。でも150分はちょっと長い120分あたりで切って次作につなげた方がよかったかもしれない。
 「正義は勝つ」って映画が少なくなった今日この頃「スーパーマン」はその点は良い。
 あの七三分けにぴろーんとなったトレードマークのキューピー前髪も注目して見ていると変に笑える。(^o^)

8月2日(水)
【93】『愛と死の間で』
 妻を突然事故で亡くした医師は、仕事に没頭しすぎていっしょに過ごす時間が持てなかったことに後悔する日々を過ごしていた。
 ある日、偶然その妻の心臓を移植された女性と出会うことになるが、その女性の命が残りわずかだと知り、今度残された時間をいっしょに過ごそうとする。
 「インファナル・アフェア」のアンディ・ラウ主演の香港映画。
 最近、悲恋ものばかりで食傷気味。ただ韓国映画よりも筋があった分よかったかも。(^-^)

8月3日(木)
【94】『狩人と犬最後の旅』
 ロッキー山脈で暮らす年老いた狩人ノーマンとその妻は過酷な自然の中で生きてきた。しかし、跡継ぎもおらず年とともに身体が気になってきたノーマンは、この冬を越したら山を下りる決心をし、同じ狩人でひとり山中に住む男の元へ犬ぞりを使い最後の旅に出る。
 本人が自分自身を演じたドキュメンタリー映画。「皇帝ペンギン」などの動物主体のネイチャー映画ではなくセリフがある分飽きがこなく見所はあった。
 この時期炎天下で働くサラリーマンに「こんなに生活にあこがれる」なんて言われそうだが、自然はそんなに甘くはない。(^o^)

8月4日(金)
【95】『東京フレンズ』
 大塚愛主演DVDの続編。玲(大塚愛)は高知から東京に上京し、バイト先の居酒屋で同い年の仲間たちと夢を語りバンドのメジャーデビューの機会を待っていた。
 ある日自分をバンドに誘いながら別のメジャーバンドに移籍し忽然と消息を絶ってしまったギタリスト(瑛太)がニューヨークにいるという話を聞き単身渡米する
 大塚愛ってあまり興味なかったのに、この映画で好きになりました。
 この映画は「くだらない」って言う人は、くだらない大人になってしまった人。
 確かにストーリーは大胆でスキがあるけれど、まっすぐに夢に向かってゆくものを冷ややかな目で見てはいけない。出演者の演技も瑞々しくてよかったです。
 「最初に見た夢って何ですか?」(^_^)v

8月5日(土)
【96】『花田少年史』
 二度目なので省略します。
 中学生の中学生は楽しんでいました。(^-^)

8月7日(月)
【97】『マイアミバイス』
 TVシリーズの映画化。マイアミ警察の刑事コンビが麻薬組織に警察機密漏洩事件解明(?長い)の為に潜入捜査を開始、南米へ向かう、土派手な銃撃戦あり、お約束の敵側女性との恋愛ありと、アメリカ映画らしいアクション映画。
 コリン・ファレルがいやに肉がついて貫禄あり(役柄?)だが、相棒のリカルドは少し陰が薄い設定かも。娯楽映画です。(^o^)

8月9日(水)
【98】『X-MEN ファイナルデスティション』
 三作目、能力をおそれられ人間から迫害されてきたミュータントに超能力を消去し、人間になれるという新薬が開発される。
しかし、その研究にはミュータントの能力を制御する力を持つ少年が利用されていた。
 一方、X-MENチームで死んだと思われていたジーンが闇に支配されたまま蘇り、恋人であったサイクロップスや恩師であるプロフェッサーXを亡きものにし、マグニート率いるミュータント反乱軍とともに新薬研究所を襲う計画に加わっていた。
 アメコミ・ヒーロー物の実写版での成功例。元々は主役のサイクロップスは影薄くなってしまったのは残念だが、ハル・ベリーの白髪のストームは「キャット・ウーマン」より、断然かっこいい!
 アメコミでも、ちゃんとテーマがあって個性的キャラクターが絡むのでストーリーも観ていて飽きない。「ファイナル」と謳っているが続編を期待したい。(^_^)v

8月10日(木)
【99】『キンキーブーツ』
 父から引き継いだ紳士靴工場は、在庫過多で倒産寸前と知り途方にくれてしまう。
 ある日出会ったゲイバー・ダンサーの「ゲイの履く太めのブーツがない」という言葉をヒントにスーパー・ブーツの作成に乗り出すが、昔気質の職人から大反発を受けてしまう。
 ゲイが出てくる映画は生理的に苦手(?すみません)。
 でも偏見から友情、協力へと向かうサクセスストーリーは「ハートフル・コメディ」というジャンルがあるだけに気分的に悪いものではない。
語り継がれる映画じゃないけれど、それなりに楽しめます。(^-^)

8月10日(木)
【100】『ラフ』
 あだち充原作、長澤まさみ主演第2弾。
 和菓子屋として祖父の代から因縁を持つ同じ高校の水泳部に属する二人はいがみ合いながらも引かれてゆく。
 2時間弱で収めたために登場人物が多いわりに主人公以外の重要性が薄く、結局はふたりのラブ・ストーリーで終わってしまっている。やはり昨年の「タッチ」同様長編ものを映画化するのは無謀だと思う。
 速水もこみち、長澤まさみファン以外はおよびでない映画。(>_<)

8月12日(土)
【101】『ハウス・オブ・D』
 夫を亡くし情緒不安定な母親と暮らす13才のトムは知的障害で学校の掃除婦と肉屋の配達をしながら交流を深めていた。
 ある日、トムが内緒でガールフレンドとデートしたことに腹を立てた掃除婦は、二人で貯めたお金で買うはずだった自転車を店から盗み学校を解雇されてしまう。
 デヴィット・ドゥカヴニーの自伝的映画だそうで、アメリカの病んだ家庭に生まれた子どもの育つ課程を描く切ない映画。
 歪んだ人生の逃げ道を育った環境のせいにする人はちょっと痛い映画です。
 でも「自分の人生は自分で切り開く」そう教えてくれます。
 来年ロードショーだとか(^o^)

8月12日(土)
【102】『トンマッコルへようこそ』
 朝鮮戦争さなか、争いやいがみ合いのない桃源郷のような村にアメリカ兵と韓国兵、敵対する朝鮮兵が迷いこんだ。村人は暖かく迎えるが、敵対する兵士たちは銃を向け合う。
 時が立ち村人とふれあううちに、地獄のような戦場から離れひとときの安息を経験した兵士たちは次第に村人と打ち解けてゆく。しかし、そこには連合軍の空爆がせまっていた
 ラブ・ストーリー系とは違った韓国映画ですが132分は長い!村を守るために、救出にきた味方の連合軍を攻撃する発想があまりに貧弱過ぎる気がするし、途中笑いをとる「イノシシ」のエピソードは映像処理まで「スイングガールズ」のパクリ。村の象徴のような少女(カン・ヘジョン)の役どころもよくわからない。「平和を謳う」映画にしたかったのでしょうが脚本が悪過ぎる。(^。^;)

8月14日(月)
【103】『ファイナル・デッドコースター』
 ファイナル・ディスティネーションからのシリーズ三作目、飛行機事故、ハイウェイ事故、今回はジェット・コースターです。
 ジェット・コースター脱線事故を予知し死を回避した主人公とその友人たちが、次々となぞの死を遂げるサスペンス・スリラー。
 乗り物事故のハコを変えただけで映画を3本も作ってしまうホラー映画はすごいなぁ。
 考えてみれば「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」「ラスト・サマー」などのシリーズもワンパターンで何作出来ているけど、さすがに「ファイナル」シリーズはこれが最後かも。パワーダウンしているのは明らかだし何だかわからないまま殺されていくのを見せられても飽きてしまう。(^-^)

8月14日(月)
【104】『マッチポイント』
 元テニスプレイヤーは、金持ちの青年のコーチをするうち妹と仲良くなり結婚する。富と名誉を得た彼は、ありきたりの生活に満足出来ずに義理の兄の元婚約者と不倫関係になるが、彼女の執拗な嫉妬に悩まされ始める。
 題名とポスターを見るとラブ・ストーリーという印象だが、実はウディ・アレンのピリッと辛口ラブ・サスペンス。
 冒頭のテニスボールと後半、柵にひっかかった指輪の行方が期待をそそる。中だるみが多少あるものの結末は……やはりウディ・アレン! 奇才です。(^_^)v

8月16日(水)
【105】『僕の世界の中心は君だ』
 「世界の中心で愛をさけぶ」の韓国版。
 互いに惹かれ合った高校生、しかし彼女は不治の病で倒れてしまう。
 日本版はすごく好きな映画です。韓国版でリメイクと聞き楽しみにしていましたが、数ヶ月前の映画予告では題名がスクリーンに出た時あちこちから笑いが聞こえました。
 この題名付けた人センスなさ過ぎだよ。
 さらに内容、上演時間にして約60分日本版より短く内容もかなり薄っぺら。主役の方はよく見る顔なので人気があるのだと思うけれど面長の山崎邦正にしか見えない(ファンの方ごめんなさい)し、高校生役は厳しい年齢ではないですか?
 これはヤ・バ・イ(>_<)

8月17日(木)
【106】『MAXX!!!鳥人死闘篇』
 パリで集められた超人的身体能力を持つ若者たちがバンコクに飛びジムを開こうとするが、そこに地元で日本ヤクザの手下をするチームに襲われ解散状態になる。
 しかし、ヤクザとバンコク・マフィアの抗争が勃発し仲間が巻き込まれ重傷を負う事件をきっかけにバラバラになったチームが団結、抗争のど真ん中につっこんでゆく。
 「YAMAKASHI」のシリーズのようで、最近では「アルティメット」「トランスポーター」と同じくCG、スタントなしのアクションは圧巻! 見せ場は沢山ありますが物語の流れは笑っちゃうほど適当(爆)。最初からおおまかなプロットがあって、それに後からエピソードを付け足していった感じで物語に何の脈絡もない。曲芸アクションを見てもらえばいいのさって思いで作ったのなら大正解。(^-^)

8月22日(火)
【107】『奥さまは名探偵』
 悠々自適に暮らすおしどり夫婦のホームで暮らす叔母が亡くなる知らせが入る。
 遺品にあった風景画に興味を持った妻は、それを譲った同じホームの老女を訪ねようとするが彼女は、失踪した後だった。にわか探偵の血がうずいた妻は本能の向くまま行動を開始するが、さらに事件が待っていた。
 NHKで放送していたアガサ・クリスティの「二人で探偵を」の「親指のうずき」の映画化。「女はみんな生きている」のカトリーヌ・フロ主演「ふたりで探偵を」シリーズは「おしゃれ探偵」という別名もあってファッションに注目。さらにフランスののどかな風景はTVシリーズ同様美しい(あれ? でも元々はイギリスが舞台だったような)。内容は事件が入り組んでいて良くわからなかったので「もう一度見よう」と思ったら「二度見てもわからないよん」とおばはんに言われた。



Vol.19 [2006.07.25]

6月23日(金)
【72】『オーメン』
 1970年代にオカルトブームに火をつけた「エクソシスト」と双璧をなすリメイク版。
 子どもを亡くした夫婦が、謎の神父の紹介で赤ん坊を引き取る。しかし、その子どもは6月6日6時に産まれた悪魔の子であった。
 たしか、昔の作品は父親役がグレゴリー・ペックで、当時は「ホラー映画に名優が出演するようになったんだなぁ」と驚いたものでした。ただ内容的に宗教が絡んでいるので日本人にはわかりにくく、なんとなくダークなイメージばかりが先行したように思います。
 今回は、ほぼ内容的に忠実ですが、現代風に映像処理や音響がメインでダミアンの存在感が薄れ、映画本来の「こわさ」も感じられなくなってしまって少しザンネンな気がしました。(^-^)

6月26日(月)
【73】『サイレントヒル』
 「バイオハザード」と同じくプレステのゲームソフトから生まれた作品。
 「サイレトヒル」という街の悪夢を見る最愛の娘シャロンの為に、母親ローズは娘の言葉をたよりに「サイレトヒル」という今は地図にない街を訪れるが、自動車事故を起こしてしまう。気がつくと娘の姿はなく、ローズはシャロンを探しに霧がかかったサイレントヒルの街をさまよい歩く。
 最近ゲームソフトを映像化した「ハウス・オブ・デッド」や「ドゥーム」などは失敗作と言われてきたが、これはクリーチャーもゲームのままでその世界観を壊さず、全体的にひんやりした雰囲気に仕上がっていてとてもよい映像になっている。
 エンディングが懲りすぎたような気もかるが、続編があるならこれもありかな。
 久しぶりに丁寧に作られたホラー映画でした。(^_^)v

6月27日(火)
【74】『ブレイブ・ストーリー』
 宮部みゆき原作の冒険ファンタジー。
 小学校5年生のワタルは、昨日まではどこにでもいる小学5年生だった。
 しかし、家に帰ってみると真面目な父は別の女性の元へと出て行く直前だった。
 さらに、人生に疲れた母親は自殺未遂で病院に運ばれてしまう。
 自分ばかりが不幸になる現実に嫌気がさし、ワタルは不思議な転校生から聞いた運命を変えることのできるという異次元の扉へと向かう。
 原作を読んでいないのですが、映画は展開がとにかく早い。書店さんで見たかぎり何巻か出ていたので、実際原作どおり映像化するともっと長い作品になったのではないかと思います。
 全体的ロールプレイングゲームを見ている様な感じで、夏休みに子どもが観る映画としてお勧めします。
 ただ声優は本業の人ではなく、俳優や芸人を使ったところが残念。作品の「売り」としてはしかたないのでしょうが、セリフが聞き取りにくかった。
 松たか子は良かったけれど。(^-^)

5月31日(水)
【75】『2番目のキス』
 学校の先生でベースボールが大好きなベンは、生徒たちと訪れた会社で働くキャリア・ウーマン、リンジー(ドリュー?・バリモア)に一目惚れ、ふたりは付き合うようになる。
 ある日ベンが熱狂的に応援するレッド・ソックスの歴史的優勝のかかった試合日とリンジーとの約束がかさなってしまう。
 主役はD・バリモアよりもK・ハドソンに合いそうなアメリカらしいラブ・コメディ映画。
 野球の魅力に取り付かれた男性と、それを理解出来ない女性カップルって以外と多いと思うけれど、そのようなお二人に(^o^)

7月3日(月)
【76】『日本沈没』
 小松左京原作、1973年のリメイク。海底調査中、海底プレートの沈降により日本列島が沈没する危機を知った科学博士は国に非常事態を告げる。国家は「まだ先のこと」と構えるが、各地で地震の被害が報告され始めパニックに陥る。
 以前公開された作品も観ているはずなのに、よく覚えていません。
 人から聞いた話ですがエンディングは原作と違うそうです。内容もパニック映画というより男女の愛情に重点をおいた作りになっていて個人的に主人公二人が好みじゃないので、感動はありませんでした。
 おそらく最高の見せ場だと思う、「主人公が死をかけて海底に向かう前の恋人との抱擁シーン」は、バックにどーんと主題歌が流されて興ざめ。(^。^;)

7月4日(火)
【77】『アルティメット』
 「トランスポーター2」に続き、リュック・ベッソン系列のアクション映画。
 パリの警察さえも介入できない危険地域とされる場所で、街の浄化を計ろうとする青年は、日々ギャングと抗争を繰り返していた。しかしある日ギャングの策略で妹を人質に取られたうえに警察に拘留されてしまう。
 また同じくして、警察上層部はギャングたちが手に入れたロケット弾を奪還するために秘密裏に動きはじめていた。
 警官と犯罪者が共に悪に立ち向かう図式は決して新しくないが、映像はワイヤー・アクションやスタントなしなのに、スピーディで危険度の高いアクションは上質なアクション映画に仕上がっている。
 90分を切る上演時間にかかわらず、終わったあとはグッタリ。(^o^)

7月6日(木)
【78】『時計じかけの小児病棟』
 イギリスのワイト島(EL&Pがライブをやったところ)にある歴史のある小児病棟が老朽化の為に取り壊されることになる。しかし、子どもたちが転院しようとすると謎の事故が起こり子どもたちは病院に逆戻りしてしまう。
 一方、人手不足の為に臨時看護婦として雇われてきたエイミーは、以前、この病院で死んだ少女の霊があらわれる事を知る。
 正統派(?)仕立で、題名もそそるし楽しみにして行ったのですが、正直期待ハズレ。
 多少、驚かせがあるものの全体的にだらだらしていて飽きてきてしまう。
 霊に襲われるところもホラー映画にとって一番大切なところなのに、オチを意識してしまってかえって全然おもしろくない。
 全体的に画像が暗い為、モンスターのちゃっちさをフォローしているが、動きは貞子のパクリ(それはそれでコワさはあるけれど)。
 キャラクターはおもしろいけれどもっと最初から飛ばしてほしかったなぁ。(^。^;)

7月7日(金)
【79】『時をかける少女』
 20年以上前に原田知世主演で大ヒットした筒井康隆原作映画のアニメ化。内容はアレンジしてある。
 自転車事故で時間を戻す能力を身につけた少女は、二人の男子高生との友情と恋の迷いから、ささいな事にその能力を使いだす。
 その都度、自分は危機を脱するが、その分別の人間に不幸が降りかかってしまう。
 青空のごとく何の陰りもなかったひと夏の高校生活を瑞々しく、きらびやかに描いていて躍動感のある作品に仕上がっています。
 私たちは、高校時代にこんな切なく暖かい日々を過ごしていたのかと懐かしく思い出されますが、今の高校生にはどう写るのでしょうか?
 この映画のような学生時代を過ごしてもらいたいと切に思います。(^-^)

7月10日(月)
【80】『ハイジ』
 名作とともに日本ではアニメで何度も再放送されている「アルプスの少女ハイジ」の実写版。
 両親を無くし叔母に預けられていたハイジは、アルプスの山中に住む偏屈な祖父の家に預けられる。だんだんとうち解けてきたのも束の間、叔母の都合により、遠く離れた金持ちの家で足の不自由な少女の遊び相手として選ばれ、ふたりは離ればなれになってしまう。。
 原作通りの作品ですが、105分で物語にするのは厳しい。涙あり笑いありのけなげな少女を描く原作に対し、映画は、トントン拍子に幸せになっていくハイジに感動も薄れ気味になる。
 人間の嫌な部分を最小限に描いているので、後味は悪くないので低年齢層をねらった夏休み映画としてはお勧めです。(^-^)

7月11日(火)
【81】『ハード・キャンディ』
 「赤ずきんちゃん」にひっかけたスリラー。
 14才のユニセックスな少女は出会い系チャットで知り合ったロリコン中年のデザイナーの家に行くが、事態は急変、少女は男を監禁しいたぶりはじめる。
 かなりハードで、以前「Saw」を観た時の嫌悪を感じました。
 特に未成年の性的映画というのは好きではないです。「内容的にそれはそれでよいだろう」とおっしゃる方も多数いると思いますが、私はダメでした。
 チャットで少女を追いかける男が痛い目に遭うのは結構なことですが、題材がイヤです。(>_<)

7月12日(水)
【82】『花田少年史』
 少年雑誌に連載されていた作品の映画化。
 漁師町に住む、わんぱく少年が、自動車事故により幽霊の姿が見えるようになる。
 その中で、何かとちょっかいを出してくるセーラー服の美少女から意外な話を聞かされる。
 人から聞くところでは、原作漫画とは内容が違うようです。
 ただ原作を知らないで観た感想では「わりと面白い」作品だと思いました。
 後半のVFXはCGに慣れている今の子どもには厳しいが、全体的にある古典的ギャグがうれしい。
 「家族もの」だけでは、子どもを取り込むのは難しいけれど「幽霊」の味付けをした為に家族で楽しめる夏休み映画に仕上がっています。(^-^)

7月13日(木)
【83】『ハチミツとクローバー』
 少女漫画原作。
 美術大学に通う学生たちの青春ストーリー。
 これも原作とはちょっと違う作品になっているようですが、原作を読んでいない私にとっては「うーむ」な映画。キャンパス・ライフが遠い昔だしなぁ。第一「はぐちゃん」の魅力も解らなく、何も知らないで観ているから「ちょっとたりない娘の役」なのかなと思ったりして(すみません)。
 主役の人の演技もちょっと辛い(またまたすみません)。
 青春映画は、観客が過ごしてきた日々を作品に被せるので好き嫌いがはっきりしてしまい難しいですね(^。^;)。

7月14日(金)
【84】『ゲド戦記』
 アメリカの女流作家原作をスタジオ・ジブリが手がけた話題のファンタジーアニメ映画。
 国王であり父でもある男を刺し逃亡を図る王子のアレンは、崩れかけた世界のバランスを保つために、その原因を探る旅をしていた魔法使いゲドと出会い旅をする。
 実は、ジブリ作品を大画面で観るのは初めて、映像がキレイと聞いていたので楽しみにしていたのですが、残念ながら期待したほどではありませんでした。
 原作は長編なのでしょうか、話が飛びすぎてわかりにくく、更にセリフが「説教くさいなぁ」という感じがしました。
 夏休みにお子さんが観るには少し厳しいのと、主役の声がよく聞き取ることができなかったことも残念。
 最近声優に名のある役者さんを使うことが多いようですが、「ブレイブ・ストーリー」同様、本業に任せておくべきだと思います。(^。^;)

7月18日(火)
【85】『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』
 1969年に自宅プールで溺死したローリング・ストーンズの創始者ブライアン・ジョーンズの成功から死に向かうまでの半生を描いた作品。
 ストーンズが大好きな方には、楽しめる作品だが観客を見回したところそれっぽい人は少なかったようです。それでも、これはこれで物語として楽しめたと思います。
 内容もストーンズはほとんど出ずにブライアンと庭師(設計士)との関係を描いているので、ファンには嬉しい映画かと思います。
 ブライアンの死の真相はたぶん何年か前から公表されていたようですが、私は勉強不足で知りませんでした。(^-^)

7月20日(木)
【86】『カクタス・ジャック』
 メキシコ映画。
 恋人の父親であり、自分の会社の社長でもある男にひどい仕打ちを受けたジャックは、あやまって気絶した社長をトランクに入れ仲間と逃走する。同じくして、その社長を誘拐し身代金をせしめようとした誘拐犯は、社長と入れ替わった男と知らずに拘留してしまい、家族を強請はじめる。
 とにかく脚本がスピーディな上おもしろい。久しぶりにオリジナル作品で楽しめた映画でした。
 メキシコ映画特有のヴァイオレンスな映像は最小限に抑えているものの、ちょっときつい場面もあります。
 ブラックで理不尽な笑いは不謹慎でよかったです(?)(^_^)v。

7月21日(金)
【87】『ドリーム・シップ エピソード1/2』
 ドイツ映画。
 「スタートレック」「スターウォーズ」パロったおばかムービー。
 23××年火星植民地の攻撃により地球は壊滅状態、地球軍はその悪の創始者を倒すには時間を遡り命を奪う計画をする。しかし、タイムマシンは実験段階、そこで「スタートレック」のパロ、オカマの宇宙船長と同じくおかまの宇宙人を乗せ計画を実行しようとする。
 この手の映画はどーしよーもなく鬱な時に観るのがよい。
 「ばっかじゃないの」って少しは前向きになるかも。主役および脚本、監督をしているドイツのコメディアンはオカマの仕草を勉強したんでしょうねぇ。ほんとキ・シ・ョ・ク・ワ・ル・イです。特にクネクネした口元がキモイ!(^-^)



Vol.18 [2006.06.25]

5月23日(火)
【55】『トランスポーター2』
 先日地上波で放送していたシリーズの第2弾。
 危険なプロの運び屋から手を引き、裕福な家の子どもの送迎運転手として平穏な暮らしをしていたフランク(J・ステイサム)は、謎の組織に子どもを連れ去られてしまう。
 男はプロの運び屋(トランスポーター)として仕事を全うする為に単身子どもの救出に向かう。
 「最近のアクション映画はちょっとなぁ」な方に是非お勧め。スタイリッシュな映像とスピード感に約90分釘付けです。
 監督は「ダニー・ザ・ドック」のルイ・レテリア(←個人的にはハズレ映画)。同じアクション作品だがJ・リーよりJ・ステイサムのアクションはキレが良く新鮮で見栄えが良く思えました。
 梅雨時に後味も良いです。(^_^)v

5月24日(水)
【56】『ブギーマン』
 ブギーマンと言っても「ハロウィン」シリーズではありません(念の為)。
 子どもの頃、クローゼットの中に棲む怪物(ブギーマン)に父親を惨殺された過去(?)を持つ青年が成人して再び、その怪物の姿を見る。
 「スパイダーマン」や「死霊のはらわた」で有名なサム・ライミ監督ですが、予算無いのか、時間がなかったのか……マニアには低予算ながら「死霊のはらわた」は絶賛されたのにこりゃダメです。
 変なオカルトか、ただの妄想が病気か……訳わからないよーん。
 悲し過ぎます。90分返して、お願い。(>_<)

5月25日(金)
【57】『迷い婚』
 「あなたにも書ける恋愛小説」(←けっこう好き)のロブ・ライナー監督。
 マリッジ・ブルーな適齢期を過ぎた女性が、祖母から聞いた今は亡き母が、結婚直前に婚約者と別の男と駆け落ちしてしまった話を聞き真実を知るための旅に出る。
 なんともまぁアメリカ的映画(←良い意味で)で好きです。
 アメリカのラブコメは「何でもあり」なところが良いのですが、親子3代同じ男と関係を持つという発想がアメリカンでおかしい。
 ケビン・コスナーやシャーリー・マクレーンが脇を固めていていい味出して肩のこらない映画。(^-^)

5月31日(水)
【58】『初恋』
 実際に起きた「三億円事件」をベースに女子高生を犯人と仮定し、犯人の視点から物語を描く作品の映画化。
 1960年代、両親と死に別れた孤独な女子高生は、離れて暮らす兄や学生運動に熱をあげる若者達がたむろする新宿の薄暗いジャズ喫茶に出入りするようになる。
 そこで、ひとり異色を放つ兄の親友で東大生から「三億円強奪に君が必要だ」と告げられる。
 舞台は当時の新宿繁華街の一角。懐かしく思う人も多いはず。
 三億円事件よりも、それをひとつの流れとして昭和の世相と切ない気持ちを描く悲しい映画です。
 昭和生まれの自分にとって、おぼろげながら記憶する町並みと人の感触に、しばらくこの世界に入り込んだままでいたかったと思わせる映画でした。(^o^)

6月1日(木)
【59】『ジャスミンの花開く』
 1930年から50年代の上海を舞台にした別々の3つの母娘物語をチャン・ツィイーとジョアン・チェンが力強い女性を演じる。娘を想う母とそれを疎ましく思う娘、しかし娘は母親という立場になった時に「娘への想い」に気づいてゆく純粋な中国映画。
 過酷な時代を生き抜く芯の強い女性象を描いているせいか、女性の視線からは共感できる部分が多いかもしれません。
 但し約120分に3つの物語は何となく中途半端、おそらく男性には厳しい内容の映画(いっしょに行った女性は「ダメ」だそうですが)。
 全体的に「良質な作品」と評価されると思いますが、個人的には退屈でした。中国の女性は強い(^。^;)

6月5日(月)
【60】『インサイドマン』
 銀行強盗事件で立てこもった犯人と交渉人、訳あり依頼人と弁護士の、一見何でもない銀行強盗事件が、物語の進行につれて微妙に変化していくサスペンス映画。
 オープニングのオーエンのカタリでオチの一部は感のいい人にはわかってしまうけどそれはそれでいい。
 スピード感があってテンポは良いが、デンゼル・ワシントンの交渉人役や、クライヴ・オーエンの頭脳犯は何となく以前見たことあるような気もします。
 120分以上は長いけれど、細かい事は気にせずに娯楽サスペンスとして観れば楽しい。
 「こんなちょい役なら出なくてもいいのになぁ」ジュディ・フォスターに拍手(^o^)

6月6日(火)
【61】『タイヨウのうた』
 夜路上ライブをする少女は、太陽の光にあたることのできない病気の為に昼と夜の逆の日々を送っている。ある日窓から見掛けるサーフボードを抱える同い年の高校生に恋心を抱き、病気と闘いながら生きていこうとする少女の物語。
 「世界の中心で愛をさけぶ」から多く作られ続ける難病もので、つい涙してしまいますが、新聞で書かれていたように設定には無理がある内容だそうです。
 「それはそれで」としてしまうのは、実際病気の方やその家族にとっては失礼かもしれませんが、主役のYUIも一生懸命さが全面に出ていて、歌も良かったし、路上ライブに廻りのバンドが参加してゆくシーンには素直に心に響きました。
 この映画は感動するのではなく「ちゃんと生きなくては」というメッセージとして観てほしいと思います。ただ泣かせるだけの映画なら何の意味はありません(^_^)v

6月7日(火)
【62】『ディセント』
 自動車事故で家族を失った女性の心の傷を癒す為に、以前から仲の良かったアドヴェンチャー好き女性グループは、未開の山脈の洞窟へと冒険の旅に出る。
 しかし、落石により閉じこめられた彼女たちは、恐怖や不安から人格を失い罵り合いになってしまう。
 閉塞感と絶望感はソ・ガンホの「南極日誌」に近い、さらに「食人族」「SAW」とスプラッター。ホラーの「グロさ」「痛さ」が加わりかなり凄い。
 今までホラーで目を背けた事はなかったのですが、この映画では何度かありました。
 ストーリー、映像(暗い部分の映像処理が良かった)はホラー映画上級者向け(^o^)

6月9日(金)
【63】『カサノバ』
 誰もが知るイタリアの超モテ男カサノバのおシャレで危険なラブストーリー。
 不貞の罪で追われるカサノバは、懲りずにまた女性と密会を続けるが捕まり、期日までにある女性と結婚しなければならなくなる。
 カサノバ→結婚しなければならない女性→女性に窓越しに恋する男→女性の地位向上を目指すその姉←カサノバが恋するという恋愛バトルを楽しく派手に演出している娯楽映画。
 ヴェネチアの風景もキレイだし、次の冒険物語を予感させるエンディングも楽しい(^o^)。

6月12日(月)
【64】『ふたつの恋と砂時計』
 教育費や就職になぜか支援してくれる謎の紳士を探す「あしながおじさん」をモチーフにした韓国映画。
 放送作家としてラジオ局に就職したヨンミは資料室の男に好意を寄せる。また作家としてネタを探す彼女はある恋愛メールを目にする。
 現在進行形の恋愛とメールで語られる恋愛が同時に語られる為に非常にわかりにくくなってしまっている。
 途中、同じ場面を違う配役で演じるのも「ねらい」があるのだが、さらにわかりにくくなってしまってちょっと厳しい。エンディンもいつもの韓国映画だし(>_<)

6月14日(水)
【65】『着信アリ ファイナル』
 高校修学旅行で韓国に向う高校生たちに「死の着メロ」が届き、ひとりまたひとり死んでゆく。発信先をさぐる一人の生徒は、いじめで自殺を図り今は昏睡状態の同級生だと気付くき呪いを止めようとするが……。
 たしか前回は台湾がからんでいた気がするけどアジアマーケットを睨んだ戦略か?
 いじめ→怨み→復讐という設定はよくあるパターンだし、パソコンに霊が(念)が乗りうつって人を殺すって言われてもあまり怖くない。
 デジタルと霊はかみ合わないな(^。^;)。

6月15日(木)
【66】『パニック・フライト』
 劇場未公開のDVD発売試写会。
 マイアミの一流ホテルで客室担当のリサは空港で出会った男と仲良くなる。さらに偶然かその男は同じ飛行機でも隣の席になる。やがて彼女は、男の陰謀を知らされるがすでに飛行機は離陸してしまう。
 「フライトプラン」っぽい題名ですが原題は「RED EYE」。監督はホラー系「エルム街の悪夢」や最近では狼男(女)系「カースド」のウェス・クレイヴン。
 内容はともかく、変質的な男に追われるところは「愛がこわれるとき」を思わせる。サスペンススリラーとしいは普通で良いです(^-^)。
ゲストのほしのあきちゃんと握手できて良かった(←どーでもいい)

6月16日(金)
【67】『ウルトラ・ヴァイオレット』
 21世紀末、人に超人的パワーを発揮させるウイルスに感染した人間はファージとして迫害されていた。やがてファージの力を恐れた政府は暗殺兵器を開発するがファージは最強の女戦士を送りこんでくるアメコミ原作(ほとんどXMEN)主演は「バイオハザード」のミラ・ジョヴォヴィッチ。
 最近「イーオン・フラックス」などスーパー・ヒロインものはアメカで人気なのでしょうか?
 アメコミらしい作りは「マトリックス」と「キルビル」「XMEN」さらには「ブレード・ランナー」を合わせたような作品。ファンには映像化はうれしいかも(^-^)。

6月19日(月)
【68】『森のリトル・ギャング』
 「マダガスカル」の記憶がまだ新しいドリーム・ワークスのアニマルアニメ。
 冬眠中の熊の食料を盗み見つかってしまったアライグマのRJ(声はたぶんブルース・ウィルス)は、次の満月までに食料を元に戻さなければならない。一人では無理と思ったRJは森の仲間をだまし人間の食料を奪おうとする。
 ジャンクフードの好きなアライグマは笑える。「マダガスカル」が気に入った方にはお勧め(^-^)。

6月20日(火)
【69】『奇跡の夏』
 ある日、9才の少年の仲の良かった兄が脳腫瘍になって入院する。
 少年は、そこで出会った兄と同じ境遇の子ども達にはじめは反発するも、次第にうち解けてゆく。
 少年が、兄を慕う気持ちや人を助けようとする気持ちが大人に伝わらないのは切ない。
 全体に少年時代の夢物語風に作っているような気もするけれど実話だそうです(^-^)。

6月21日(水)
【70】『ミッション・イン・ポッシブルIII』
 今は後輩育成教官になって結婚を控えたイーサンに、元教え子の救出のミッションがくる。黒幕を拘留するも内部の裏切りにあい逃げられ、さらに婚約者を誘拐されてしまう。
 裏切りものは誰か?は二転三転するが、最後は「あーやっぱり」って感じ(期待はずれという意味ではなく、有る意味期待どおり)
 まさにトム・クルーズの為のこんな奴はいねぇよ的スーパー・スパイ道まっしぐら大アクション映画(爆)。
 但し画面近くで観ると乗り物酔い状態になります(^o^)。

6月22日(木)
【71】『幸せのポートレート』
 家族全員が集まるクリスマス・イブに長男が連れてきた超真面目な婚約者。
 一見明るく幸せな家族も、実は不治の病を持つ母や、ゲイの弟とその恋人、子連れで妊娠中だが夫と不仲の様な姉、さらにわがままな妹など個性的で自由な人々たち。
 そんな中に真面目な女性が入り込めるわけもなく、四苦八苦しながらも溶け込もうと努力するが、事態はさらに悪化させてしまう。
 実際あったらドロドロの話をコメディらしくまとめて、最後にホロリとさせてくれる。ダイアン・キートンはこの手の役がとても良く似合う。
 エンディングも良いし、古き良きアメリカン・ホームドラマを観ているようで好感が持てました(^_^)v。



Vol.17 [2006.05.25]

 あれれっ? 前回「その15」だったのに、「その16」はどうなっちゃったの?? なんて気づく人はいないよなぁ。実は前回が「16」で「15」を2ヶ月続けてしまいました。m(_ _)m言わなきゃ誰も気づかない。

4月24日(月)
【43】『水霊(ミズチ)』
 両目を潰し自殺する奇怪事件を追う女性新聞記者は、飲料水が関係しているのではないかと推測し一人調査を開始する。
 彼女は、さらに事件が続くうちに東京近郊で起きた地殻変動により遺跡が発見されたダムの水が水道水として利用されている事をつき止める。
 原作を読んでいたのですが少し話が違うみたい。(だいぶ前なのでよく覚えていないけど)
 「ミズチ」=「黄泉の水」と言われてもピンとこないし、ダムに現れた遺跡が「あの世」と通じると言われても……とにかく100分に収めてしまった為に全体がわかりにくくなってしまっている。
 アナザー・ストーリーがネット配信されているが、こちらはショート・ストーリーで怖くておもしろい。本編前に上映すると良かったのに。
 最近のジャパニーズ・ホラーは、この映画も含めインテレクチュアル・ホラーが多なってしまい退屈感がある。視覚的にこわがらせないとだんだん観客は飽きてくると思う(^-^)。

4月27日(木)
【44】『LIMIT OF LOVE 海猿』
 潜水士として究極の選択を経験した主人公が、座礁した大型フェリーの救助に向うが、フェリーは炎上し、乗客とともに船内に閉じこめられてしまう。
 今回は、前作に比べて感動はないものの、迫力は増している。
 ただ乗客を救出中に潜水士が婚約者と携帯でプライヴェートな話をするのはエピソードとして欠かせないのかもしれないが、あまりに不謹慎な感じを受けました。
 海上保安庁協力だったようですが、これクレームが出なかったのでしょうか?
 あとに書く「ポセイドン」より先行上映だったのは正解。主役の俳優目当て以外の人がこの映画を「ポセイドン」の後に観たらかなり辛いと思う。
 この映画で泣ける人はとても心が素直な方ですよ。ためしてね。(^-^)

4月28日(金)
【45】『アンダーワールド エボリューション』
 何世紀も続く狼族とヴァンパイア族の闘争にお互いの種族に封印されていた過去が明らかになるシリーズ第2弾。
 主役のケイト・ベッキンセールがスタイリッシュでかっこいい。(イーオンフラックスみたい)ワイヤー・アクションやCGはかなりハデ目のアクション映画。(^-^)

5月1日(月)
【46】『心霊写真』
 ハリウッドでリメイクが決まっているタイのホラー映画。轢き逃げしたカップルの片割れ男性カメラマンが撮った写真に女の影が写り出す。それが被害者の霊だと思い込み事故現場に戻るがそんな事件は発生していない事を知る。
 「アイ」など最近元気なタイ産ホラーは視覚的にも音響的にもツボを得ている。ホラー映画は多少無理があっても強引に怖がらせた方が勝ちってこと。怖いの苦手な人はパスしたほうが良いです。(^o^)

5月8日(月)
【47】『ダック・シーズン』
 2005年メキシコの映画祭で多くの賞を取ったというモノクロ映画。
 アパートの一室で友達と留守番をする今時のガキ(?こんな感じなんだもん)のところに、となりに棲むちょっと年上の変な少女がオーブンを借りに来る。さらに小腹の減ったガキ達は宅配ピザを頼むが配達時間が遅れたために「金を払わない」と配達にきた年上の青年に生意気な口をたたく。
 どうしようもないくそガキと、何を考えているかわからない少女、現状に嫌気を感じている若者の4人が、だらだらと一日を過ごしてゆく様を何でもないような事のように描いていく。気候がこうさせるのか、メキシコのある一日的な微妙にけだるいホロニガ映画。(^-^)

5月9日(火)
【48】『雪に願うこと』
 東京で事業に失敗して挫折した男が故郷の北海道に戻りばんえい競馬の厩舎を営む兄の元で暮らし始め、人々の優しさや厳しさを知りながら人として成長していく東京国際映画祭グランプリを受賞した映画。
 監督は「透光の樹」の根岸監督でハデさはないけれど日本映画らしい力強さを感じさせてくれます。
 傷を負った馬とともに人間が再生していく映画は「シー・ビスケット」やあとで書く「夢駆ける馬ドリーマー」など多くありますが、より人間味を感じます。佐藤浩市氏は日本映画に欠かせない俳優になりましたね。(^o^)

5月11日(木)
【49】『GOAL!』
 メキシコからの不法移民(たぶん)の若者が、アメリカの片田舎でアマチュア・サッカーの試合中、元イギリスのストライカーでスカウトをしていた男に誘われプレミアム・リーグ所属チームのトライアル・テストを受ける三部作の一作目。ちなみに三作目は「ワールド・カップ篇」になると決まっているそうです。
 サッカーにうとい私はいつの間にか、アメリカからイギリスに舞台が移ったことに気づかず「あれーっ?」と思っていたら終わっちゃいました。「アメリカン・ドリーム」を全面打ち出したサッカー映画で、父親の死とか友人の挫折とかのエピソードを挟んでいるけれど、それは物語のお約束みたいなもの。
 野球でいえば、欽ちゃん球団からいきなりメジャーリーグの四番打者になるのだから「へんなのっ」って言ったら、サッカーにやたら詳しいHP担当者に「サッカーは、たまにそうゆうこともあるんですよ」とさらりと言われちゃいました。(^-^)

5月15日(木)
【50】『夢駆ける馬 ドリーマー』
 今月馬モノ第二弾。
 厩舎を営む父親が幼い娘の為にレース中に足を骨折した名馬を引き取る。
 生活の苦しい一家の主は、再起をあきらめ別の道を歩ませようとするが、幼い娘は競走馬としてのトレーニング開始し、再起を図ろうとする実話を題材にした映画。
 動物と人間の再生物語としては、先ほど紹介した「雪に願うこと」と同じだが、こちらは幅広い年齢層にアピールできる作品。
 ダコタ・ファニングが何故か安達祐実に見えてしまう。(^-^)

5月16日(火)
【51】『DAISY』
 「猟奇的な彼女」のチョ・ジヒョン「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソン主演韓国映画なのに舞台は何故かオランダ。
 国際警察官に好意を寄せる絵描きの若い女性は、銃撃戦に巻き込まれ声を失う。
 その事件を自分の責任として、去って行く警察官。
 一方、誰ともわからず毎日届けられる「デイジー」の花にとまどう彼女の元にひとりの男が現れるが、その男は警察に追われる暗殺者だった。
 韓国のラブストーリーは、相変わらず展開が奇抜過ぎて凄すぎる。しかも最低、主役のどちらかが必ず死にます(爆)あまりのワンパターンなのでさすがに飽きてきました。すすり泣きしていたおやぢを目撃(^。^;)

5月17日(水)
【52】『ジャケット』
 湾岸戦争で頭部に重傷を負った男は奇跡的に助かるが帰国後、警察官殺人事件の犯人と間違われてしまい精神病院に入れられてしまう。
 しかし、男はある実験で拘束服を着せられ遺体安置所に収められる度に、2007年の未来へとタイムスリップするようになる。(何故だからわからない)
 全体的にけだるい雰囲気を持っていて、ひどく切ない。
タイムスリップする度に時間の流れを把握するのが少し難しく頭を使いました。
 あらすじを見ると、「SFサスペンスなの?」と勘違いしてしまうかもしれませんが、そうではなく、切ないひとりの男のお話です。
 話は違いますが「エターナル・サンシャイン」をイメージしました。(^-^)

5月18日(木)
【53】『13歳の夏に僕は生まれた』
 スペイン映画。
 裕福な家庭に育った息子はある日父親のヨットから誤って落ちてしまい遭難する。
 しかし、偶然通りかかった不法入国者の舟に乗る兄妹に助けられる。
 息子は死んだものと思い哀しみにふける両親の元に不法入国者収容所から息子の生存を知らせる連絡が入る。
 最近観た中では上位ランクに入る内容。
 裕福な暮らししか知らなかった少年が、貧しい国の人々と出会い成長していく様は素直に感動し、スペインの社会情勢も勉強になりました。
 純粋な少年とは裏腹に、息子の命を救った兄妹からどんな「裏切り」があったとしても「感謝の気持ち」を忘れてしまう大人たちには不快感を持たずにはいられませんでした。確かにこの世の中、こんな大人ばかりですが。(^_^)v

5月20日(土)
【54】『ポセイドン』
 「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク版。
 大晦日に出港した大型客船が津波により転覆し炎上する中、必死の脱出を試みる人たちの物語。昨年リメイクした時は180分だったのに今回は約90分に凝縮してあり、「タイタニック」のように長く退屈な前置きもなく、ある意味人間関係よりもアクション主体にした映画作りにしたのはスピード感があって正解かも。
 ハリウッド映画はお金をかけているのでセットも大がかりで迫力はあるし、緊張感が途切れなくて良い。(その分疲れるけれど)
 水の中に潜って脱出するシーンでいっしょに息をとめてみたがムリ。間違いなく溺死しています。細かいことは気にしない娯楽アドヴェンチャー映画ならこれ(^o^)



Vol.15 (?) [2006.04.25]

3月23日(木)
【26】『ドゥーム』
 火星の研究所で謎のモンスターの出現により所員が全滅し、そこに海兵隊が派遣されるが、一人また一人餌食になっていく。テレビ・ゲームを元にした「スコーピオン・キング」のロック主演モンスター・ホラー映画。
 数あるエイリアンの模倣映画の一本と言ってしまえばそれまで。
 B級(またはC級)マニア向けで同じテレビ・ゲームの実写版「ハウス・オブ・デッド」がどうしようもない作品だったのに比べればまだ良いかも。娯楽映画だしね。(^-^)

3月24日(金)
【27】『ナイト・ウィッチ』
 ロシアで大ヒットした光と闇(天使と悪魔)の戦い。ロシア版マトリックスという触れ込みだけあって日本のコミックスをお手本にしたような映像処理。全体的にダークさ(画像も)が覆っていて物語も含め、変身しないデビルマンみたいな感じ。
 会社のおねいさん期待の映画だったけど(^。^;)

3月28日(火)
【28】『北斗の拳』
 新しいエピソードかと思ったら、コミックス原作と同じ内容のアニメーション。
 「ラオウ殉愛の章」と副題がついているのに、内容は南斗神拳の伝承者サウザーに北斗神拳の伝承者ケンシロウが挑む戦いがメイン。
 観にくる人は、「北斗の拳」をコミックで読んできた人たちただろうから、この話を2時間程度に詰め込みすぎてしまい作品をダメにしている。 ケンシロウ役の阿部寛は結構ハマッていたがレイナとかラオウの声優は違和感あった。(^。^;)

3月29日(水)
【29】『プロデューサーズ』
 ブロードウェイで大ヒットしたミュージカル。借金を持つ演劇プロデューサーと会計士が「オオこけするとミュージカルはもうかる!!」という秘策を考える。
 そこでふたりは、最低の脚本家、最低の役者を集めるが……。
 コミカルで本場のミュージカルを観ているようで楽しいし、舞台も派手やかで娯楽性の高い良い意味でのアメリカ映画らしい映画。(^_^)v

3月30日(木)
【30】『美しき運命の傷跡』
 幼い頃に父親をある事件で失った三姉妹がその傷をおったまま、大人になり愛と失望を経験し、再び家族の絆を取り戻そうとする仏映画。
 3人の娘のそれぞれの生き方が丁寧に描かれ、ラストに向かって失われた父親の威厳と生き方に気づいていく娘たち。
 それとは対照的に過去を捨て去った母親の冷めた目が哀しい。(^_^)v

3月31日(金)
【31】『THE EYE 2』
 タイ発ホラーのシリーズ第2弾だけど内容は前作とは関係がない。
 テレビ局に勤める女性が不倫相手の子を身籠もり、自殺を計ったことから霊が見えるようになる。
 ホラー映画が盛んなアジアで割とハズレのない映画を作成するタイ(個人的にですが)。
 日本ホラー映画が心理的に脅かす方に行き過ぎて観る側にその「こわさ」が伝わらなくなってしまっている昨今、タイに期待します。
 ちなみに「THE EYE」はハリウッドでリメイクが決定しているそうです。(^-^)

4月3日(月)
【32】『戦場のアリア』
 第一時世界大戦下、仏、スコットランド軍とドイツ軍がフランス北部で悲惨を極める戦場。クリスマス・イブにドイツ軍に慰問にきたオペラ歌手の歌声が一夜かぎりの休戦を誘う実話(らしい)。
 これまでの戦争映画にない美しい映像、歌によって心を閉ざしてしまった戦士たちが心を取り戻し互い敬い始める。
 しかし一夜にして再び敵対しなければならないことに躊躇し、誰もが戦争などしたくないことに気づいていくひと味違った戦争映。秀作です。(^_^)v

4月4日(火)
【33】『ダンサーの純情』
 韓国映画。ライバルの陰謀でダンサーとして足に致命傷を負った男の元に、不法な手段で中国からパートナーがやってくる。 しかし、その相手はずぶの素人、男は気乗りしないまま彼女をダンサーとして育てる。
 主演は「箪笥」「マイ・リトル・ブライト」のムン・グニョン、今の日本にはいないばりばりの清純派(たとえて言えば昔の加護ちゃん、辻ちゃん)。
 ダンス大会会場も地味で「お金かかってないな〜」な映画だけど韓流映画好きにはたぶん問題ないでしょう。(^-^)

4月5日(水)
【34】『連理の枝』
 チェ・ジウ主演「オオカミの誘惑」のチョ・ハンソン(でも大鶴義丹の若い時みたい)。
 難病に侵された(何の病気なの?)へウォン(チェ・ジウ)は雨の降る日に若きゲーム界の実業家と出会い、恋に落ちる。
 前半韓国特有のコミカルな展開も後半はこれでもかとばかりに韓流映画ファンを魅了させます。(韓流映画ファン限定です)TVドラマなら良いけど「セカチュー」や「解夏」の世界(^-^)

4月6日(木)
【35】『キスキスバンバン』
 勘違いから役者の修行で探偵と行動を共にすることになったこそ泥が奇妙な殺人事件にまきこまれ、身体はでかいオカマの探偵とのコンビで事件に挑む。
 スタイリッシュでコミカルながら笑いはかなりブラック。日本人には笑い所がわかりにくい。アメリカ人には受けそう。(^-^)

4月11日(火)
【36】『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』
 流行のハリポタ系イギリス産魔法ファンタジー。
 母親を亡くした7人の子供たちは、その寂しさから片っ端からやってくる家政婦にいたずらをして辞めさせていた。ある日そこに魔法を使う容姿の醜い家政婦(エマ・トンプソン)がやってくる。
 ハリポタより少し下の世代を狙った教訓つき、文部省推薦になりそうな映画。話的にはよくある物語だけどお約束のハッピーエンドで終わるのもお子様向け(^-^)

4月13日(木)
【37】『ニュー・ワールド』
 会社のおねいさんによると「シン・レッド・ライン」の監督で約10年ぶりの映画だそうです。17世紀初頭イギリス人冒険家がアメリカ大陸に渡った時にネイティブアメリカンの王の娘ポカホンタスと恋に落ちる。
 上演時間2時間30分弱、映像の美しさはともかく、何とも話が単調で別れや再会を画像を途切れさせることで時間の流れを区切ってしまうのは観ている方も興ざめする。
 退屈だなと思ったらアカデミー賞撮影賞ノミネートで納得。(^。^;)

4月14日(金)
【38】『トム・ヤン・クン』
 マッハのトニー・ジャー主演のアクション。
 タイで平和に暮らしていたカーム(トニー・ジャー)の象が盗まれオーストラリアに密輸される。それを取り戻すためにカームはひとり敵地に乗り込む。
 CGほとんどなしのアクションは変に痛さを感じる。かなり怪我人出ていんじゃないの?と思わせるアクションと訳わかんない発想の技は笑いを誘う。
 ジャッキー・チェン映画と似ているが違うところは真面目にやっているのに観客の笑いがとれるところ。すごい!(決して悪い意味だけじゃなく)(^-^)

4月17日(月)
【39】『Vフォー・ヴェンデッタ』
 イギリスの独裁政権下にあるアメリカで、科学兵器の実験台にされた男が白い仮面と黒いマントに身を包み国家に挑む空想映画。アメコミ原作らしく、スタイリッシュだがヒトラー政権時のナチを思わせる悪役イギリスの描写はちと重い。
 「V」役はマトリックスのエージェント・スミスなのだけれど、ほとんど素顔は出てこないから誰でも良かったような気がする。
 舞台挨拶でヒューゴ・ウィービングがコメントを求められて「つまらない映画です。なんて、うそうそ」みたいなこと言っていたけどまんざら冗談ではないかも。サム・ライミの「ダークマン」みたいです(^o^)

4月18日(火)
【40】『デュエリスト』
 朝鮮王朝時代、女刑事が偽金作り一味の美しき刺客に心奪われるラブ・ストーリー。スローモーションを取り入れたアクションシーンは作り手の「斬新な発想」なのでしょうが観客にはまったく伝わらない。カン・ドンウォン目当てのおばさま方にもかなり不評。ラブ・ストーリーなら別に朝鮮王朝時代じゃなくても現代の方がわかりやすいじゃんと思ったら会社の方から韓国の漫画が原作らしいと聞きました。
 でも日本でいきなりこれ見されてもなああまりに内容がなさすぎ。「とほほ」な映画と言ってしまってもいい?(>_<)

4月19日(水)
【41】『水の花』
 幼い頃に親の離婚を経験し、今は父親と暮らす美奈子は、ある日知人から、近くで母親を見たという話を聞き、探しに行くと、母親は小さい女の子暮らしていた。
 美奈子は同じ迷いを持つその女の子を連れ旅立つ。
 「バーバー吉野」に続く第15回PFFスカラシップ作品。
 セリフの少なさと何気ない風景が日本映画らしい。ただいなか街をストレートに描いた「バーバー吉野」に対して、思春期の少女が大人になっていく心情を描いたこの作品は少しわかりにくい。(^-^)

4月20日(木)
【42】『キャッチ・ア・ウェイブ』
 湘南の海で夏休みを過ごす事になった3人の高校生が変なサーフショップ経営者(実は伝説のサーファー)と出会いサーフィンにのめり込んで行く青春映画。
 原作は現役高校生らしいが、どこに魅力があったのかは少なくとも映像では理解できず、原作本を読まないとわからない。
 出演している俳優のセリフは下手だけどみずみずしく今後に期待したい。
 サーフィン映画を撮るには日本の波はあまりに小さ過ぎてカメラ・ワークを屈指しても迫力がまったく伝わってこない。
 おぢさんが青春観るのが悪いのか……竹中直人がひとり弾けていて良かった。(^。^;)



Vol.15 [2006.03.25]

 2月後半、約1年半ぶりにHAWAIIへ行ってまいりました。この時期に行くのは二度目。過ごし易い気候なのですが夜は少し肌寒く感じました。
 今回は、いつものシナボンや、カイムキ・タウンの寿司屋に加え、フリフリ・チキンとガーリックシュリンプをハレイワで食しました。のんびりとした日々を過ごし少しだけ気持ちに余裕ができたバカンスでした。

3月2日(木)
【19】『SPIRIT』
 ジェット・リー主演。1910年、中国武術の創始者が世界の格闘技戦(と言っても結構地味)に挑むという実話。
 中村獅堂が最後の対戦相手として出演しています。J・リーは最近『ダニー・ザ・ドック』で多少気色の違うものに挑戦したけれど、結局またもとのアクション映画に戻ってしまいました。20年前のカンフー映画と言われても違和感のない定番的映画です。
 中国のカンフー映画=日本の時代劇的なものなのでしょうか。J・リーが『自分が出る最後のアクション映画』と言ったそうですが、もう少しスケールの大きい作品にすれば良かったのにね(^。^;)

3月8日(水)
【20】『南極物語』
 誰でも知っている高倉健主演のリメイク。
 物語は変えてあるが、犬達が吹雪く南極において行かれてしまうのは同じ。配給がウォルト・ディズニーらしく優しい動物映画に仕上がっていて家族で楽しめます。
 但し、突然出てくるゾウアザラシくん(?)にビビッて泣く子が心配。
 同行者、鬼の目にも涙でした(←ただの犬好き?)(^-^)

3月9日(木)
【21】『THEMYTH神話』
 考古学者(ジャッキー・チェン)が、毎夜夢に見る自分と瓜二つの顔を持つ将軍の姿。古代遺産を探検するうちに偶然その謎を解く鍵を見つけるが悪党に襲われるという、とっても『インディー・ジョーンズ』ぽい映画。
 中国歴代第1位の興行収入だそうですが、いつものジャッキー・チェンに歴史的要素をブレンドした映画。
 よって、ファンの期待は裏切らない映画ですし、お約束のNG集もエンディングであります。(^-^)

3月13日(月)
【22】『ククーシュカラップランドの妖精』
 第24回モスクワ国際映画祭で5部門を受賞した映画。
 第二次世界大戦下、戦場から逃亡したフィンランド狙撃兵と負傷した敵国ロシア兵士が、最北の地ラップランドに住む未亡人の納屋で出会う。
 戦場から離れたひとつの空間で、共通の言葉を持たない三人が共同生活をするやりとりが可笑しく時に哀しい。
 女が瀕死の男を死の世界から連れ戻そうと魔術を使うのも、非現実的でおもしろい。
 『ライフ・イズ・ミラクル』が好きな方にお勧めします。(^o^)

3月14日(火)
【23】『カースド』
 ウェス・クレイヴン監督(スクリームシリーズ)の新作で、「アダムス・ファミリー」で最近は「モンスター」などですっかりメジャーになったクリスティーナ・リッチ主演。
 帰宅途中の姉弟が謎のモンスターに襲われその後、ふたりに野生的変化が表れる。それと同じくして残虐な殺人事件が姉弟の周辺で発生する。
 謎のモンスター=オオカミ男(女)なのですが、変身したところはあまり出てこないので今時にしては迫力不足。
 「オオカミ男よりクリスティーナ・リッチの目の大きさがこわかった」は同行者の弁(^。^;)

3月17日(金)
【24】『サウンド・オブ・サンダー』
 タイムトラベルが可能になった2055年、ある時間旅行から戻った時から異常気象が発生し、時間の波が押し寄せ、街は崩壊する。タイムトラベル中に起きた何かが生態系を崩したと気付いたトラベラーたちは、もう一度過去に戻りトラブルを解消しようとするが、進化した巨大凶暴生物(マントヒヒみたいな奴)に襲われる。
 『ジェラシック・パーク』みたいだけど、かなり地味。予算がないのかなーと素人にさえ思わせる(見た人全員の意見)作りがB級。話も決して新しくないし画像も暗すぎる。と言ったら実も蓋もないけれど、深く考えずに観れば良いかも(^-^)

3月22日(水)
【25】『ファイヤー・ウォール』
 久しぶりのハリソン・フォード主演。
 銀行のセキュリティ・システムの重役が家族を銀行強盗に囚われ、自分の会社から現金を強奪するよう脅迫されるサスペンス。
 ハリソン・フォードはいつもインテリな役ばかりで、他の映画との区別がつかないし、話もどこかで見た気がする。残虐犯人は、やたら仲間を殺すくせに人質を殺さないのも非現実的(←どんな現実なの?)。
 ごくふつうのサスペンス映画(^-^)



Vol.14 [2006.02.25]

 HP担当者から『今年から更新月一回になりましたので』と言われ『こりゃ楽だ』と思っていたら、もう25日間近じゃんっ!
 なんか夏休みが終わる直前に宿題やってなかった小学生気分だよ。
がんばろーっと

11月24日(火)
【7】『ナイト・オブ・ザ・スカイ』
 盗まれたフランスの最新鋭戦闘機を追うパイロットは、仲間を救う為に命令に背き追撃し空軍を除隊させられてしまう。しかし機密指令により再び戦闘機に乗ることになる。
 フランス人が「トップ・ガン」にあこがれて作った映画。戦闘機もの映画は先日「ステルス」が大コケしたらしいが、それほどSFっぽくない正統派軍事アクション映画で、この手の話がお好きな方は満足するかと思います。
 いっしょにいったフランスかぶれは主役のブノワ・マジメルのファンだそうですが、今時「ちょびひげ」っていうのもねぇ。ダサッ (^-^)

1月25日(水)
【8】『ミュンヘン』
 スティーヴン・スピルパーグ監督の1972年ミュンヘン・オリンピック村でイスラエル選手が拉致射殺された事件を元にした社会派映画。
 物語は事件のその後、射殺されたテロリストたちの黒幕を捜し出し暗殺する指令を受けたイスラエルのスペシャリスト達の苦悩を描く。
 追う者、追われる者にも家族があり、愛する者がありながら国家の為に死んでいく様はあまりに哀しくて辛い。スピルバーグ監督は作りが丁寧で、日本人が感情移入しにくい宗教的問題も、この映画にかぎっては気にならないかと思います。
 内容的に良い映画と評価するのは難しいが、2時間44分画面から目を離せない映画でした。お勧めします。(^_^)v

1月26日(木)
【9】『沈黙の追撃』
 スティーヴン・セガールの日本で勝手に付けた(爆)「沈黙」シリーズの新作。といっても3月にまたまたシリーズ最新作のロードショーがあるとか……セガールは働きものだ。
 悪の手に落ちたアメリカの特殊部隊を救い出し、さらに悪の首謀者を暗殺する命令の下、暗殺スペシャリストのコーディ(S・セガール)を隊長したチームが動き出す。
 アクションあり、国家陰謀ありとてんこ盛りで飽きさせないけど、どれも今までのセガール映画と変わらない。
 セガール・ファンにはそれがいいのでしょうが……この間観た「イン・トゥ・ザ・サン」よりは良いけど (^-^)

1月27日(金)
【10】『シャークボーイ&マグマガール3D』
 いまいち学校になじめない小学生マックスは、空想の世界が大好き。ところがある日、自分の作ったシャークボーイとマグマガールの棲む夢の世界に入り込んでしまう。
 「スパイキッズ」みたいな作りだなぁと思ったら、監督は同じロバート・ロドリゲスでした。
 毒のない映画だから小学生連れにはお勧めですが大人はちょっと苦しいかな(←題名見ればわかるだろって)(^。^;)

1月30日(月)
【11】『ジャーヘッド』
 湾岸戦争、意気込んでイラクへと向かった若い海兵隊員が、遭遇する想像とちょっと違った戦場。訓練を重ね戦場へと向かったはずなのに、銃撃戦もなく爆弾も落ちてこない日々に兵士たちは次第に緊張感が薄れていく。
 戦争映画にはハデな戦場と悲惨な場面を描くものばかりだが、この映画は、兵士の戦場での「争い」ではなく「生活」を描く変わった戦争映画。
 実体験を元にした物語なので地味と言えば地味だが、この映画を観て「戦争ってこんなもの?」なんて思ってはいけないと思う。
 後半、若者の「ガーッ」っと突っ走る気持ちを、いとも簡単に上官が折られてしまう場面に微妙に苦笑する自分がいた。(^-^)

1月31日(火)
【12】『クラッシュ』
 サンドラ・ブロック主演のラブ・ミステリーと思って行ったら大間違い。物語は自動車事故に見舞われた刑事の妙な会話から始まり、とぎれとぎれの場面や時間、人間関係などが、物語の進行するにつれて繋がっていく。
 映画全体が霧に包まれたように明るくもなく、暗くもなく、世界観として「ツイン・ピークス」に近いものを感じる。はじめ「???」だったものの最後には「うーむ」と唸らせる映画です。
 しつこいようですが、サンドラ・ブロック目当てだと肩すかしを食らいます。(←自分のこと)(^o^)

2月6日(月)
【13】『サイレン』
 われらが市川由衣ちゃん主演(←「ちゃん」付けは気持ち悪い^^;)PS2のゲームソフトから生まれたホラー映画。
精神的病を持つ弟の為に療養で孤島に引っ越してきた家族を襲う、謎のサイレンという設定ですが、期待して行ったせいか、観終わってちょっと残念な感じ。森本レオも迫力ないし……。
 日本のホラーのおどろおどろしさを、所々に感じるものの、説得力はない。
 低予算なのだろうけど、素材はいいのだから、もうちょっと丁寧に作ればよかったのに。(^。^;)

2月7日(火)
【14】『アメリカ 家族のいる風景』
 カウボーイ役者として地位を確立した男が、若い頃に付き合った女性との間に息子がいることを知らされ撮影をすっぽかし、故郷へと向かう。
 舞台はアメリカのネバダ。アメリカのアメリカらしい町並みや、バックに流れる音楽が心地よい。題名から想像する内容そのままだけれど、あまり変化のない映像で時間が長くちょっと飽きる。
 「海の上のピアニスト」のティム・ロスも恰幅がよくなりました。(^-^)

2月9日(木)
【15】『プロミス』
 真田広之、チャン・ドンゴン主演、子どもの頃に、どーでもいいことで、神様に人を愛することを禁じられた女を三人の男が取り合うというスペクタクル空想時代劇(←こんな時代はない)。
 いやーもう、チャン・ドンゴンは四つんばいで突っ走るは、女は超でかい籠に閉じこめられるわ、すげーワイヤー・アクションとこれでもかと出る合成映像に開いた口がふさがらない(^o^)もう、好きにしてよ。
 チャン・ドンゴンファンの為の娯楽映画です。 (^。^;)

2月10日(金)
【16】『シリアナ』
 中東石油取引に絡む王子暗殺計画とそれに関わる多くの人々について、アメリカ内部を告発した元CIA工作員の原作を映画化したもの。
 話が複雑に絡み合っていて人間関係が難しく、終わる頃に「あーなるほどねっ」と思うも時すでに遅し、ううっ難しい……。
 主演のジョージ・クルーニーは、たっぷりお肉をつけて熱演、マット・デイモンもがんばっています。
 中東のスパイに対する拷問は痛すぎて見ていられない。そしてアメリカは心底腐っている! (^。^;)

2月13日(月)
【17】『アサルト13』
 ジョン・カーペンター監督映画のリメイク。
闇組織の親玉が逮捕されたクリスマス・イブ、吹雪の為輸送車は町外れの警察署で一夜を過ごす事になる。しかし、そこに謎の武装軍団が無差別に襲ってくる。
 イーサン・ホーク、「マトリックス」のローレンス・フィッシュバーン出演。
 警察官と囚人がお互いを信じ切れないままに協力していく様は緊張感があって面白いし、予想に反した生き残りゲームも良い。(その分、キツい場面もあるが)期待していなかったが良質サスペンスに仕上がっています。
 続編があってもいいかもね。(^o^)

2月14日(火)
【18】『マインド・ハンター』
 孤島で心理分析官の卵たちが殺人事件に遭遇するサイコ・スリラー。現実にありえない展開がホラー映画的ということで許そう。
 顔の見えない殺人鬼にお互いを疑り出す設定は、「ラストサマー」系で、この手の映画が好きな人は楽しい。だから個人的に面白かった。(^o^)



Vol.13 [2006.01.25]

 2006年1回目のシネマです。今年は新年の出足が遅く、前年比増の道のりは厳しい(どうでもいいけど)。

1月10日(火)
【1】『スパイ・モンキー』
 10年前にスパイ業から足を洗いサーカスで働いている猿(いきなり訳わからない設定)が、昔の相棒(←これは人間)の娘で天才少女が誘拐されたのを機会に現場復帰し、悪の科学組織に立ち向かうおバカムービー。
 「正月一本目からヤバいかな」と思ったら案の定、犬年一発目が猿映画はまずかった(←うまい!)。配給はディズニーらしく小・中学生向。猿がいくら人間に近いと言っても演技となるとC級。ぎこちなさを画面処理でごまかすならCGの方が良かったかも。
 実際の猿の動きを売りにしたかったのだろうけど、ちょっと失敗。(^。^;)

1月11日(水)
【2】『スタンドアップ』
 シャーリズ・セロン主演、原題は全然違っていて「NORTH COUNTRY」(だったと思う)夫の暴力に耐え兼ね、ふたりの子供を連れ故郷に戻った主人公は、生活のために女性の少ない鉱山の現場で働くことになる。
 しかし、職場は元々男性本位の仕事場であるが為に、そこで働く女性達は数々のいやがらせを受けていた上に、解雇を恐れ会社上層部に訴えられずにいた。
 初めてアメリカでセクシャル・ハラスメンの集団訴訟を元にした実話映画。
 確かに映像化されたセクハラ現場は酷い。しかし現実はこれより酷くて映像化出来なかったのか、それとも映画化により脚色が入ったかはわからない。
 訴訟問題一辺倒ではなく、そこに人間関係や家族愛を絡ませていて、2時間飽きさせなくて、よく出来た映画だが、女性側から描かれて過ぎていて、ほぼすべての男性が「悪役」になってしまっているのがちょっと残念。(^o^)

1月12日(木)
【3】『タブロイド』
 メキシコ、エクアドル映画。
 あるエクアドルの地方都市で連続幼児誘拐殺人事件が起きる中、息子の同級生を車で轢いてしまい、群衆から暴行を受ける父親。アメリカからきたメディアは、視聴率を稼ぐ為にその男に近づき偽善的報道を始める。
 南米系映画は総じて暴力シーンがリアルで胸がムカつく映像が多いのが辛い。
 サスペンスというより報道の裏の闇を描く気だるいドキュメンタリー・タッチの映画。リアル感が変にドキドキさせます。(^-^)

1月16日(月)
【4】『僕のニューヨークライフ』
 ウディ・アレンの新作。もうひとつ頭の出ない新進放送作家が、同業の売れないベテラン放送作家(ウディ・アレン)にそそのかされ、自分の居場所を失って行くブラック・コメディ。
 「モンスター」でシャーリズ・セロンの相手役だったボーイッシュな女の子が、すっかりスマートになり主人公を悩ませる浮気症の恋人役に、またマネージャー役にD・デビートと脇を絞める。下ネタの連発を無表情で(いつもだけれど)演じるアレンは、一言で変なオジサン。途中「ちょっと長いなあ」と思うも「はぁ?」なオチがおかしい。馬鹿っぽくて切なくて楽しい(^o^)

1月18日(水)
【5】『僕が9歳だったころ』
 韓国映画。1970代、地方の村の小学校にソウルから帰国子女が転校してくる。それまで無垢だった少年少女の間が都会から来たハイカラ(←死語だ)な女の子の出現で仲違いをしていく、NHK教育テレビが好きそうな映画。
 全体的に学校生活のエピソードを2時間弱に収めているためいくつかが完結していないのが難点。日本と韓国の習慣というか感情の持ち方の違いを痛感しつつ、昨年に続きノスルジックな映画が流行るのかなぁとひとり思った。(^-^)

1月19日(木)
【6】『オリバー・ツイスト』
 19世紀の英国、孤児オリバー・ツイストが、貧しい生活から幾多の苦難を乗り越え幸せになって行くというロマン・ポランスキー監督映画。
 映像は童話的で時代感があってとてもキレイ。
 「こんなにかわいそうな少年が正直に生きていれば幸せになる」という映画なのだが、内容的に今の時代にはマッチしていないし、苦難よりもトントン拍子に幸せになってしま少年の人生に安易な感じがする。
 原作自体が古いからしかたないけれど物語としては観れば楽しい。(^o^)



Vol.12 [2005.12.27]

 2005年最後のシネマです。
 今年いくつの映画を観たかカウントしようと思いましたが面倒なのでやめました。
 来年も「書いてね」といわれたら番号つけていこうかと思います。
 筆が遅いので来年はないかもしれませんが一応抱負です(^^)/~~~

12月13日(火)『イノセント・ボイス』
 1980年、政府とゲリラの内戦下にあるエルサルバドルでは就学年にもかかわらず12才になると兵士になる為に家族から引き離され軍隊へ連行されていた。
 そんな危機的状況下でも、無邪気に過ごしてきた少年たちだったが、その日を迎える前日に仲間たちは反政府ゲリラの元へ向かうことを決める。
 戦争映画は苦手で敬遠していたが、この映画は幼い子供たちの光と影を生々しく伝え、また目を背けたくなる場面もあるが、最後までキッチリ観せてくれます。
 主人公の幼い少年が好意を寄せていた少女の家を訪れるシーンはあまりに哀しい。
 ひとりでも多くの若者に、そして世界の人に、この映画を観てほしい。(^_^)v

12月14日(水)『変態村』
 フランス映画。老人ホームを回るひとりの若い芸人が道中、雪深い村に迷い込む。彼を待っていたのは過疎の村で生まれ育った男ばかりが住む狂気の人々だった。
 題名から受けるイメージとは多少違い、江戸川乱歩や横溝正史の世界に近いフリークスの世界感を持つ映画。
 昔「アングラ」という言葉が流行った時代の匂いを感じさせ、たとえばH・ゴードンの「2000人の狂人」や「カラー・ミー・ブラッド」、新しくは「テキサス・チェーン・ソー」に近い精神的に追いつめられる映画。
 宣伝文句にはある「ラブ・ストーリー」という言葉では綺麗過ぎる「狂気的愛情」映画ととらえるとそれはそれで良い。その手の人ははまるかも(^-^)

12月16日(金)『忘れえぬ想い』
 香港映画。ある日突然ミニバスの運転手だった婚約者を事故で亡くした女性が、婚約者の連れ子との生活と最愛の人の想いの為にミニバスの運転手となる。同僚の男(なぜかジョーダンズの山崎似)は慣れない仕事をする彼女にアドバイスをするうちに恋愛感情を持つようになる。
 定番ラブ・ストーリーだし、内容も何となく一昔前の昼メロみたい。「どん底だけれど、明日がんばろう」って人が、気分転換に観るにはいいかも。但し泣けません(^-^)

12月19日(月)『ブライドと偏見』
 アカデミー賞候補作。
 18世紀、田舎に住む下級貴族の婚期を迎えた五人姉妹(だったと思う)のそれぞれの恋愛や結婚感の違いを主役の次女を通して描く映画。
 社交界にしても田舎が舞台なので、それほど派手やかではなく、手を差しのべる上流貴族役も地味(誰?)。時代が時代だけに、今を生きる女性が共感を持つか疑問だけど古典的ラブ・ストーリー好きにはお勧め。
 「ブリジット・ジョーンズの日記」は、この原作がヒントになったらしいが、現代的にアレンジした「ブリジット・ジョーンズの日記」の勝ちかも←(軽い奴なので)。映画は悪くはないです。(^-^)

12月21日(水)『シルバー・ホーク』
 「キャット・ウーマン」+「キューティ・ハニー」+「仮面ライダー」的香港ヒロイン・アクション映画。世界征服を狙う秘密結社もどきに仮面を付け高性能バイクに乗るシルバー・ホークが立ち向かう。
 元孤児で今は金持ちって「タイガー・マスク」も入っているじゃん(爆)どーでもいいが洗脳されちゃう伯父役に岩城晃一が出演。相手役の幼馴染みの香港人は岸谷吾郎似だった。
 上の映画と同レベルにしてはいけないのですが、単純に(^-^)

12月22日(木)『B型の彼氏』
 題名のまんまの韓国映画。B型のモテ男を恋人にしたかわいそうな女の子の青春ラブ・ストーリー。
 20年くらい前に日本で流行った青春ドラマそのものです。中高生の方とファンはどうぞ(^。^;)

12月26日(月)『悪魔の住む家』
 1979年作品のリメイク。
 一家惨殺のあった家に引っ越してきた家族に悪霊が襲いかかる実話(?)。前の映画はもっと古典的で「ポルターガイスト」に近かったような気がしますが、今回は心理的ではなく「グロい物体」が出てきます。
 音で脅かす方法はある意味遊園地の「お化け屋敷」のよう、また全体的スティーブ・キングの「シャイニング」を思わせる内容でした。普通、知っていたら「一家惨殺の家」に引っ越さないよねぇ。
 結構こわいっすよ(^o^)



Vol.11 [2005.12.16]

 いよいよ12月も中旬。若者には、クリスマス・イブから大晦日、お正月とイベント盛り沢山のシーズンですね。いいですなぁ。年寄りには何も楽しみないもん。
 今年は、24日が土曜日で会社が休みだから「予定があるふり」しなくて良いから嬉しい。
 ふんっクリスマス・イブなんて大嫌いっ。

11月19日(火)『NOEL』
 S・サランドンが痴呆症の母親を持つ中年(?)の独身女性役、P・クルス、P・ウォーカー(ワイルド・スピードの人です)が若い夫婦役で出演のニューヨークを舞台にしたクリスマス向けお勧めラブ・ストーリー。
 年齢をかさねた為に恋に臆病になり心の中では人とのふれあいを求めながらも、現実に異性を受け入れられない中年の女性と、夫の気の短さに耐えられなくなって家を出た若い妻は偶然の出来事から知り合いになる。
 一方、妻に家出された頭の固い夫は自分を『死に別れた妻』だと言う老人につきまとわれながら、それぞれにクリスマス・イブ当日を迎える。
 「ラブ・アクチュアリー」とまではいかないけれど、クリスマス・シーズン限定の奇跡と愛の物語に心惹かれます。S・サランドンの演技も好きです。(^_^)v

11月30日(水)『アメノナカノ青空』
 女子高校生と、若いカメラマンの韓国恋愛映画。
 母親とふたりで暮らす女子高生は生まれつき片手に障害を持っている為に同級生にとけ込むことができずにいる。それを心配した母親はアパートの下の部屋に越してきた若い男(大鶴義丹を若くした感じの男)に内緒で娘と仲良くしてほしいと願う。
 しかし、ふたりの気持ちが繋がった時に、女子高生は病に倒れる・・・という韓国らしい(爆)映画。
 そろそろこの手の話も食傷気味の方も多いかと思います。(^-^)

12月1日(木)『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』
 原作は「クリムゾン・リバー」と同じ、主演もジャン・レノのサスペンス。
 ある女性がすべての記憶があるのに、夫の記憶だけが欠けてしまう病になる。
 また、それと時を同じくしてパリ警察は、市内で女性によく似た若い女が次々に惨殺される事件を追っていた。
 映画は、実在する闇組織「灰色のオオカミ」を題材にし「クリムゾン・リバー」に近いサイコ・サスペンス的に進んで行くが、後半に向かうにつれてミステリアスさが薄れて麻薬がらみ事件になっちゃうのはちょっと残念。
 緊張感はあるものの、映画の始まりと終わりとは印象のかなり違う映画です。(^o^)

12月5日(月)『輪廻』
 優香主演「呪怨」の清水崇監督のホラー。
 全国で謎の行方不明事件が起きる中、35年前に起きた謎の猟奇連続殺人事件を題材にした映画の製作が開始される。しかし、撮影が始まると同時に出演者や関係者は殺人事件当時の幻覚を見るようになる。
 前半は和製ホラー特有の脅かしに「ドキッ」とするも後半はそれに慣れてきてしまうし、映像になるとどんなにドンデン返しを狙っても先にオチが見えてしまうのが残念。
 「呪怨」の方が新鮮(?)で怖かったな。(^-^)

12月7日(水)『レジェンド,オブ・ゾロ』
 アントニオ・バンデラス主演の続編。今回は結婚し子供いる家庭的(爆)な正義の味方ゾロの設定。
 毎夜ヒーローに変身し、悪党退治に向かう夫に愛想を尽かす妻は、ある事件を境に家を出て貴族の元へ向かう。
 ゾロは「昼は子供の学校の送り迎えを、夜は悪と戦うヒーロー」としての日々に明け暮れるが、そこにカリフォルニアがアメリカの州となる事を拒否する組織が現れ、さらに元妻が関わっていることを知る
 ヒーローものとしてはかなりコミカルに作ってアクションだけで飽きさせないが詰めがあと一歩だが、ゾロ・ジュニアは演技達者でかわいい。
 同行者の野ブタは「30分で帰ろうかと思った」と言っていましたが、フランス方面に目が向いている方々は娯楽冒険活劇を楽しめないのかな?
 頭柔らかくならないよん(^o^)

12月8日(木)『ロード・オブ・ウォー』
 ニコラス・ケイジ主演のアメリカ武器商人の話です。
 実話だそうですが、「武器商人にも普通に家族がいて、普通に生活があるのだな」とか「命を削って家族を養おうとしているのだな」なんて感心してはいけません。劇中「自分は人殺しではない商人だ」みたいな事言って正当化するところが許せない。
 以上は映画の批判ではなくて「武器商人」の主人公に対しての批判であって、本編自体はよく練られた映画です。(^o^)

12日8日(金)『歓びを歌にのせて』
 スウェーデン映画。世界的名声を得た指揮者が多忙の為に身体を壊し決して良い思い出のあるわけではない子供の頃に暮らした田舎町に家を買いひとり住む。
 静かに療養したかった彼の元に、ある日、村の神父から村人の聖歌隊の指導を頼まれてしまう。最初はしぶしぶ引き受けるが次第に自分自身が音楽の本当の楽しさや歓びを知るようになり村人との交流を始める。
 単なる挫折した指揮者の話ではなく、過疎の村人の人間関係も細かく描かれていて見所は多い。
 自由奔放に生きる村の若い女性がブスかわいくて良い(?どーでもいい?)ラスト間際に「じーん」とくるも涙まではあと一歩。でも良い映画です。(^_^)v

12月12日(月)『ファイナル・カット』
 ロビン・ウイリアムズ主演のSFサスペンスかな?
 近未来、人は能に記憶のチップを埋め込み本人が死亡したらそれを取りだし葬儀で思い出の上映会をする事がセレブのように思われていた。
しかし、その記憶のチップの内容を編集する優秀な男(ロビン・ウイリアムズ)は、ある男のチップを編集中に自分の記憶が不鮮明な事に気付く・・・と同時に事件に巻き込まれてしまう。
 オープニングは「ミステック・リバー」や「スタント・バイ・ミー」を思わせ期待を持たせるが、その後失速。ふたつの出来事を進行するより記憶の糸を解こうとする男としての話を作った方が映画的には解りやすかったかも「そう言えば、こんな内容の映画、前に見たな」と思う人も多いと思う。(^-^)



Vol.10 [2005.12.02]

11月15日(火)『大停電の夜』
 停電に見舞われた東京のクリスマス・イブ。今は人妻で元恋人を待つバーのマスター、その人妻の夫は若い愛人との別れを切り出し、入院中の老いた父の病院に向かう。
さらに男には、別に生き別れた母親がいて父親の最後の願いを叶えるために初めて母親と連絡をとる。
 母親は、別の男と結婚していたが、夫がリタイヤしたのを期に昔生んだ子供がいる事を告白する……と、文字にすると非常にわかりにくい人間関係だが、映像で 見れば思ったよりわかりやすい。「今年最後の涙?ノ」とあるけど、ぜんぜん泣けないなあ。発想は良いのだけど、クリスマスのラブ・ストーリーなのだから もっと夢のある映画にすればよかったのに、奇跡も普通っぽいと感動を呼べないものです。(^-^)

11月16日(水)『ミート・ザ・ペアレンツ2』
 見逃しています。が問題なく単独で楽しめます。
 結婚の決まった二人が、お互いの両親を引き合わせる為新郎の実家へ向かう。新婦の父親(ロバート・デ・ニーロ)は元CIAの堅物。新郎の両親はお気軽な専 業主夫(ダスティン・ホフマン)と母親(バーバラ・ストレイザンド)はセックス・セラピスト。しかし新郎は結婚にあまり賛成していない義父を納得させるた めにそれぞれの仕事を弁護士と医師だと嘘をつく。
 ドタバタ・コメディもハリウッドの一流の俳優が演じると良質なホーム・コメディになるという典型的映画。かなりのお年のはずのバーバラ・ストレイザンドの ナイス・バディとかわいらしさにホレボレ!(?60才越えているんだろうけど)さらにこんなお下劣な映画に出演した三人に拍手。(^-^)

11月17日(木)『あらしのよるに』
 あらしの夜に逃げ込んだ小屋で出会った狼と小羊はお互いをよき友として受け入れる。しかし秘密にしていた友好関係が互いの仲間に知れてしまった為に、引き裂かれそうになった2匹は仲間を捨て旅立つ。
 絵本をアニメ化したものですから子供には何か訴えるもの、感じるものはあると思いますが大人にはちょっと退屈な2時間でした。(^。^;)

11月18日(金)『イン・トゥ・ザ・サン』
 麻薬がらみの日本ヤクザとFBIのしのぎ合いアクション映画。
 日本人俳優に寺尾聰、大沢たかおなどの俳優をそろえたものの、がんばっているセガールの日本語に場内失笑。主人公の恋人が殺され復讐する話も当たり前過ぎ る。途中テレビに映る『ガメラ』(セガールの娘主演)は、たぶんマニアじゃないとわからないね。スティーブン・セガールも年のせいか派手な柔術アクション は少なめなのはこの手の映画では致命的。(^。^;)

11月22日(火)『ザ・コーポレーシュン』
 企業がどのように社会に貢献し、また危害を加えているか、実名で企業を指摘しリポートしていくドキュメンタリー映画。好感度なイメージ企業も裏を見せると かなりエグイと勉強になるも2時間30分は長い。大企業にお勤め又は勤めたい方は一見の価値あり。(^。^;)

11月24日(木)『ブレイキング・ニュース』
 麻薬マフィアを追う捜査ミスを撮影した映像をメディアによって流された警察は、警察上層部の発案により、信用回復の為、逃がした犯人の逮捕劇を演出し大掛 かりな捕物帳を計画する。香港版「踊る大捜査線」というより小粒なパクりじゃん! 前半のカメラワークは報道番組を意識して作ったつもりでも観客には目が 回るだけで気分悪くなるだけです。あ「あれも、これも入れちゃえ」っぽくてまとまりに欠ける(^-^)

11月25日(金)『7人のマッハ!!!!!!!』
 タイ語なのでわからないが原題はたぶん違うと思う。ノーワイヤー、ノーCG、ノースタントが売りだけあってかなりリアルに痛い。スポーツ振興で訪れた村が 麻薬ゲリラに教われ虐殺が行われるが、ひとりの麻薬捜査官とスポーツ選手は村人を守る為に各自の競技の特性を使いゲリラに戦いを挑む。
 製作者はアクション映画をつくったつもりが、日本でつけた題名通りかなりお馬鹿なアクション映画になってしまっているが、その気で行くとリアルな虐殺シー ンに胸がムカついてくる。銃撃戦にサッカーボールや新体操で対抗するのもいいけれど、真面目なのかギャグなのか中途半端な映画。 (^-^)



Vol.9 [2005.11.15]

 だらだらしていたら、今年もあと一ヶ月と少しになってしまいました。 年末に向けて大作映画がくるので期待大(←って仕事しろよっ)

10月25日(火)『トレジャーハンターズ』
 三人の幼なじみが親友の葬儀で再会し、子供の頃に遊んだ隠れ家で偶然見つけた宝の地図を頼りに冒険に出る。大人になりきれず子供の頃の夢を追いかけるおやぢ達のアドベンチャー映画。上演中、斜め前の外人はひとりで爆笑していました。
 いつまでも夢を追い続ける大人でいたいなら、通勤電車で少年漫画を読んでいないで、もっと楽しい夢を見なくちゃダメ! こんな映画を参考にして週末つまらない大人から抜け出しアウトドアへレッツ・ゴー。(^o^)

10月31日(月)『容疑者室井慎二』
 ロングランの邦画を劇場で観賞。やたら眉間にシワを寄せたギバちゃんのアップが多くて、わざわざ大画面で観なくてもいいかもしれない。テレビの2時間スペシャルとか。
 内容は殺人犯人と思われた警察官が逃走中事故で死んでしまい、その指揮をとっていた警視(だったかな)が責任をとらされ逮捕される。 訴訟相手は超エリート弁護士集団、そこにひとり警察嫌いの若い女弁護士が立ち向かう。
 「どこかで観たぞ」の内容と、ナットク出来ない展開も「踊る大捜査線」外伝だから許す。
 続編が出来ないから(←何でー?)ファンにはうれしいおまけという感じ。(^-^)

11月1日(火)『エリザベスタウン』
 大手靴メーカーのデザイナーだった主人公は、自分の企画した靴の失敗により会社を倒産させてしまう。そこに、さらに追い打ちをかけるように彼の元へ父の死を告げる連絡が入る。
 仕事も恋人も失い失意のまま父の故郷エリザベスタウンへ向かう主人公は、父親の葬儀を前に集まったたくさんの人の暖かい気持ちに触れもう一度人生を歩み出そうとする。
 前半のエピソードは、なくてはならないかもしれないけれど、多少長く途中ダレるが、後半の新しい出会いによる展開は純粋で楽しい。
 今、どん底にいる「あなた」に少しの勇気を与えてくれますよ。(^o^)

11月4日(金)『ロード・オブ・ドッグタウン』
 アメリカの西海岸ドッグ・タウンという街でスケートボードを世に流行らせた若者たちの実話。
 アメリカン・ドリームを追いかける若者の躍動感が画面いっぱいに感じられ、サーフ・ブランドの「G&S」や主役のS・ベラルタの「トニー・ホーク」の名前にニヤリとさせられる。
 しかし、純粋にスケートボードで世に出ようとする若者たちがメディアやビジネスに踊らされ大人たちに飲み込まれていく様は切なく悲しい。
 西海岸の青い空と友情のストリート系青春映画。(^o^)

11月7日(月)『イン・ハー・シューズ』
 幼い頃母を不慮の事故(とされていた)でなくした姉妹。地味だが頭の良い弁護士の姉と美人だが教養のない妹は、必要としながらもお互いを理解出来ない。
 妹が姉の恋人と一夜をともにしたことでついに仲違いし、姉は恋人のいる弁護士事務所を辞め、妹は何も告げに祖母の住むフロリダの老人ホームに向かう。
 C・ディアスは年とってもかわいい役が似合うなー。『姉妹愛のファミリー映画じゃん』って言われるかもしれないけれど、ラストシーンのC・ディアスの後ろ姿に微笑んでしまう幸せになる映画。(^o^)

11月8日(火)『ダイヤモンド・イン・パラダイス』
 主役は007のP・ブロスナン。全編に流れるラテン音楽が南国のバカンス気分にさせてくれます。
 豪華客船から完璧なアリバイを作り宝石を盗むコミカルな泥棒役のブロスナンは、やはり007とダブってしまう。これは制作者の意図的なものかな? FBIとギャングと泥棒の追いかけっこは「ルパン三世」のように肩の凝らない映画です。(^-^)

11月9日(水)『フォー・ブラザーズ』
 少年のころ手の付けられないかった四人の男たちの育ての母親が殺される。
 四人は復讐の為に故郷に戻り犯人を追いつめていくが、事件の裏で汚職警察官やギャングが糸を引いていることがわかり困惑する。いわゆるリベンジもので、固い兄弟愛を描くものの「目には目を」的なアメリカの精神や銃社会を肯定したような映画でその点は厳しい。
 わりと軽目に作っている部分もあるが好き嫌いが分かれる映画かもしれません。 「ワイルド・スピード2」で準主役の黒人俳優さんと、「プライド、栄光への絆」に出ていた(らしい)俳優さん(←どの人なの??)出演(^-^)



Vol.8 [2005.10.27]

 「今日も暑いね」が挨拶だったのに、いつの間にか季節は秋。 どっぷり浸かる映画が観たい今日この頃。

10月11日(火)『モンドヴィーノ』
 ワインに関係する、農家から販売する大企業までの人々の人間模様を追ったドキュメント。ちらしに『ワインを知らなくても十分楽しめるのが素晴らしい』と海外の雑誌が評価したそうですが……135分の映画、「さっぱり」な私は40分が限界。いっしょに行った鉄の女も同じ。それより先に退席した人も何組かいました。ワインマニア向けです……それもかなりの。ワインもワイン映画も素人が手を出してはいけません。 (>_<)

10月13日(木)『蝋人形の館』
 6人の若者が、地図にない町にたどり着きひとりひとり惨殺され蝋人形にされて行くホラー。ジャンル及び内容的には『テキサス・チェーンソー』的異常家族にちょきちょきぷっちんっ(爆)されてしまう系で、ホラー得意な人でも生理的に受け付けない人が多いかも。
 殺人事件が起きているのに一人で別行動をとったり、不純性行為をしたり「ばっかじゃんっ」なお約束的つっこみどころも多数あり。
 ホラー映画は90分が限度かもね、ちと長い(^-^)

10月14日(金)『コープス・ブライド』
 ティム・バートンのパペット映画第2弾。映像はかなり美しいし、パペットも素晴らしい。
 ただメディアの露出が多過ぎたせいか話が見えてしまい、もっと脚本にひねりがあってもよかったような気もします。
 映像はホントに美しい! それなのに上演時間約80分、長く感じてしまったのは自分だけ(期待しすぎたのかも)? ファンタジー好きにはおすすめ(^-^)

10月17日(月)『乱歩地獄』
 あー気持ち悪い。江戸川乱歩の鏡地獄、芋虫、蟲の3作オムニバス。昭和初期のおどろおどろしい怪奇小説が原作だから、かなりキショク悪い映像があり食欲なくなります。(←ダイエットに効果あり)
 いっしょに行ったおねいさんは「浅野忠信だから許す」だって……ふっ所詮女よのぉ。(^。^;)

10月18日(火)『ブラザーズ・グリム』
 偽の幽霊退治で金もうけをして暮らしていたグリム兄弟が、本物の魔女と対決する「ハリーポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」などと同系の、ところどころにグリム童話が盛り込まれたファンタジック冒険映画。
 俳優(マット・デイモン、ヒース・レジャー)やCGは派手ですが、何となく話題になっていつの間にか記憶から消えてしまう映画かもしれません。悪くはないのにねぇ。前出の同行者(M・デイモン好き)は好印象だったそうです。(^-^)

10月19日(木)『ドミノ』
 女賞金かせぎの実話。おシャレな映画を想像していたら唐突にはじまる銃撃シーンと残酷シーンにびっくり。アクションというよりかなりドロくさい映画。
 女性を含む3人組賞金かせぎがテレビのドキュメントに付き合う中、マフィアの息子殺しに巻き込まれてしまうアメリカらしい実話。
 オチもあるけど、もう少し脚色してもよかったかもしれない。(^-^)

10月20日(金)『仮面ライダーザ・ファースト』
 試写会場はおたくの集会。コスプレおやぢもいました。
 さすが仮面ライダー! ファン層があきらかにいつもと違う上に変な高揚感が開場に漂っていました。
 1号の主役は嵐の桜井似。2号は仮面ライダーライアの高野八誠(←マニアしか知らないじゃん)「へんしんっ!」とか言わないけれど、いつの間にか変身している姿は、以前よりスタイリッシュでかっこいい。
 怪人のデザインも一新され、ワイヤー・アクションもそれっぽくて楽しい。昔からのファンがニヤリとするリメイク映像も多数ある大人向け仮面ライダー(^o^)



Vol.7 [2005.10.13]

 今週は離婚映画を4本続けて観ました。 日本では数分に1組の離婚があるそうですが、逆にそれだけ結婚している方々が多いことにお・ど・ろ・き・です(*_*)
 出会った時にお互いを必要でなくなってしまう事なんて考えもしなかったふたりが、時の流れともに冷めていく様はなかなか美しいものです(←性格わる)。過去を捨てて未来に向かう女性の4つの答えがそれぞれの映画の中にあります。

9月27日(火)「愛をつづる詩」
 倦怠期を迎え離婚寸前の妻はあるバーティでレバノンからロンドンへ亡命してきた元医師に惹かれ関係を持つ。医師でありながら、イギリスでは炊事場でしか仕事のない男は、宗教や生活の違いから争いになり職場をクビになってしまい、男は女に「この国で自分は、生きられない」と言い残しひとり祖国に帰ってしまう。忘れかけていた真実の愛をもう一度取り戻す為、彼女はすべてを捨てて男を追ってハバナへ旅立つ。
 監督は「耳に残るは君の歌声」のサリー・ポッター、女性らしい詩的で線の細いセリフが上品でとても美しい、大人の映画。もう一度、情熱的な大人の恋愛をしたい方はこちら(^o^)

9月29日(木)「ドア・ア・イン・ザ・フロア」
 アーヴィング原作「未亡人の一年」の映像化。
 事故で子供を無くした過去から抜け出せない夫婦は幼い娘がいながら、お互い距離を置いて暮らしている。芸術家の夫はパトロンと長く関係があり、取り残された傷心の妻はそんな生活に疲れ、夫に助手を雇い、その若者と愛のない不倫関係を結び逃避しようとするが満たされず家を出てしまう。残された夫、幼い娘、助手は、失ったものの大きさに気づきながらも、それを乗り越え生きて行こうとする。
 海辺で暮らす一見幸せそうな家庭が砂の城のように崩れて行く様を、すべてに絶望してしまう妻役にキム・ベイシンガー、仕事と生活の苦悩から現実逃避してしまう夫役に「白い嵐」で白熱の演技をしたジェフ・ブリッジスが演じています。二度と恋に落ちない結婚に絶望した方はこちら(^o^)

9月30日(金)「理想の恋人.com」
 バツイチ女性がまわりの干渉から、やむなくインターネットの恋人募集サイトで数々の男性と出会う中、ひとりの真面目なボート職人と、以前から気になっていた職場(保育所)にやってくる同じくバツイチのスマートな男のふたりに恋心を持つ。どちらかというと強引なバツイチ男に惹かれ始めるが、プレイボーイ的態度が気にくわなず破局してしまう。
 年齢的に恋に臆病になってしまっている女性が一歩前に踏み込めずジタバタするもどかしさがおかしいラブコメディ映画。主演はダイアン・レイン。年をとってもダイアン・レイン。こんなキレイな人だったら恋人募集しなくたって「引く手あまたでしょ!」って言ったら映画にならない。
 明るい未来をもう一度夢見たい人はこちら(^-^)

10月4日(火)「ふたりの5つのわかれ路」
 ロングランを続けるロードショーで観ました。
 題名と「出会わなければ、よかったの?」のフレーズに惹かれて期待して久しぶりにはるぼん(←誰だよ)と行きました。
 別れ(離婚)から出会いまで時間を遡っていく逆恋愛(?)映画。5つの別れ路とは「離婚」「告白」「出産」「結婚」「出会い」のこと。いきなり離婚調停から最後のXXXなんてありかよ!? しかもお肉たっぷりの肉体をさらけ出して(すみませんっm(_ _)m露骨でした)。でも遡る(若返る)につれて身体が引き締まっていく女優根性は買うけれど、ケイト・ウィンスレットを更に面長にした女優は好きじゃないし、男もダサイ。
 結婚式からふたりの気持ちは離れていたのにここまで続いたのは「この結婚に最初からお互い妥協していたのね」と勝手に結論出してしまうのはダメなの? 子どもを作ることでつなぎ止めようとしたのは、離れた男の気持ちか、それとも自分自身気持ちか? こういう人たちって周りにけっこう普通にいますよね。
 普通の離婚映画も逆回転させれば、男と女の恋愛ミステリーを解き明かす鍵になるのですね。フランソワ・オゾン監督のフランス映画。自分の人生見つめ直したい方はこちら (^-^)

10月5日(水)「アラハン」
 韓国カンフー映画。さえないが正義感の強い警官が、超人的「気」を持つ仙人に見初められて同じ能力を持ち世界統一をもくろむ仙人に戦いを挑む。
 ワイヤーアクション満載で難解映画の後に観るとうれしい映画(^-^)(別にコメントが短いからつまらなかったってわけじゃありません。 前半力入れ過ぎたm(_ _)m)

10月6日(木)「キャプテン・ウルフ」
 シリアスなアクション映画専門だったヴァン・ディーゼルのたぶんコメディ初主演。路線的にマンネリ化したシュワちゃんが「キンダガートン・コップ」をやったのと同じかな(しかも内容も)。
 軍事機密プログラムのディスクのありかを知る科学者が護送中に暗殺される。その事件で負傷した特殊部隊兵士(ヴァン・ディーゼル)の復帰後初めての仕事は、暗殺された科学者の家族を守りながら、軍事機密プログラム・ディスクのありかを探ることだった。
 くせもの揃いの孤児5人に翻弄されながらも次第に心が通じていくディズニー映画のお約束も楽しいアクション・コメディ映画。(^-^)



Vol.6 [2005.09.29]

 また遅れた映画レポートm(_ _)m 担当者のみなさんごめんなさい。 次回は締め切り守ります。(←毎回言ってるけど) つーわけでサクサクいきます。

9月9日(金)『青空のゆくえ』
 2度目です。気になるセリフがあるとつい気になって、2度観てしまう(懲り症)。レポートは前回したとおりのお勧め映画。今回同行した鉄の女も涙した切ない友情&ラブストーリーです。
 後悔すること、人を許すこと忘れた大人になってしまっていたら、この映画を観て「ひたむきな想い」をもう一度学んでください。(^_^)v

9月13日(火)『ベルベット・レイン』
 マフィアのボスに子どもが生まれたその日、この世界から足を洗うように勧める片腕の親友と、その男との絆を回想する暗黒街の物語。第一印象は「インファナル・アフェアみたいだなぁ」と思ったけれど、それほどインパクトはないヤクザ映画。後半ネタばれと言うとせっかくのエンディングに水をさすかも。。
 アンディ・ラウ主演、しかもその若い時の役をインファナ・アフェアに続き、またしてもエディソン・チャン、ショーン・ユーなどインファナル・アフェアの役者の総出演。俳優さん他にいないの?ってなくらい香港映画でよく同じ人を見るなぁ(^-^)

9月14日(水)『この胸いっぱいの愛を』
 「黄泉がえり」のスタッフが贈る……確かにストーリー的には、その手です。どちらかというと赤川次郎原作、大林信彦監督の「あした」に近い作品。
 同じ飛行機に乗り合わせた乗客が、過去にタイムスリップして、ずっと心残りだった事、やり残した事を遂げていく、誰にでも最後にそんなチャンスがあれば、人はほほえんで死んで行けるのだろう……あっまたネタばらしたかも。
 「黄泉かえり」はかなり涙した(←泣き虫)けれど、今回は平気! (^。^;) あと3本だ!がんばれっ

9月15日(木)『ステルス』
 アメリカの最新鋭戦闘機ステルス。4機のうち1機は人工知能により自動操縦されていたが、落雷(爆笑)により暴走を始める。
 暴走ステルスを追いかける3人との空中バトルはジェット・コースターに乗っているようにスリリングです。途中、パイロット同士のロマンスや、陰謀など、飽きさせないような脚本も結局は「アメリカ至上主義映画」で終わってしまうのがこの手の辛い所。「エンドロール後に続きがあります」とのアナウンスで観客は結構残っていたけど、それはお約束のエンディングでした。
 スピード&ヒーロー映画好きにはお勧め(^-^)

9月21日(水)『シン・シティ』
 ブルース・ウィルス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーエンなど+特別監督にタランティーノと超豪華なアメコミ原作映画。
 今年初めに台湾に行った時にやたらポスターが貼ってあったので気になっていましたが、さすがタランティーノって感じ。ほぼ全面的にセピアまたはモノクロ調で、その中に時々赤を取り混ぜインパクトを与える映像。R-15だけあってカラーでは上映不可とも思える内容をハードボイルド・タッチにナレーターが語り、けだるい音楽が全編を流れる大人の劇画超映画。好き嫌いは分かれるかも(^o^)+(^。^;)

9月26日(月)『旅するジーンズと16才の夏』
 生まれる前(?)からいっしょだった4人のティーンエイジャーが別々の夏休みを過ごす直前、体型の違う4人の誰にでもフィットするジーンズを見つける。それを「幸運のジーンズ」と名付け、一週間ごとに4人で送り合い友情を確かめる約束をする。
 叔母(祖母だったかな)の住むギリシャに向かったリーナは地元の青年と禁断の恋に落ち、サウス・カロライナに離婚後別挙中の父に会いに行ったカルメンは新しい家族を目にする、メキシコにサッカー合宿に向かったブリジッドはコーチとひと夏の恋に落ち、唯一メリーランドに残ったティビーは偏屈だがなぜか憎めない少女と出会う。
 それぞれ4人が、悩みをかかえながら夏休みの間に大きく成長していく様を、1本のジーンズを通して描く「やさしさ」と「幸せ」を教えてくれる映画です。ひとつ、ひとつのセリフも印象的です。(^o^)



Vol.5 [2005.09.13]

8月23日(火)『ランド・オブ・デッド』
 ゾンビ映画ファンにとっては待ちに待ったG・A・ロメロ監督作品。代表作『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』はかなりグロくて、当時幼かった (あれ? そんなに幼くなかったかも……)私には衝撃的ホラー映画体験でした。
 今回の映画は、その後何本かあった作品の続編物で一部生き残った人々がゾンビから身を守る為に境界線を作り住んでいた町に、互いの領域を荒らす人間に業を煮やし(笑)進化型ゾンビ達が、武器を持ち人間に襲いかかってくるというもの。作品的には斬新かもしれないけれど、ゾンビに知恵や表情をつけてしまうと怖さも半減。先日観た『ハウス・オブ・デッド』はゾンビの動きが速くて緊張感に欠けていたし、ゾンビはゾンビらしく「だらーん」と本能の赴くままに動いているのが絶対怖いと思う。
 エンディングにメッセージ性があるものの巨匠ロメロも年には勝てず。(以上ゾンビ研究家談) (^-^)

8月24日(水)『サマー・タイムマシーン・ブルース』
 あるうだるような暑い夏休みの最中、大学SF研究会部室に未来からタイム・マシーンがやってくるが、歓喜するおたく部員達は、およそSF研究会が考えるとは思えない「明日に戻る」という、せこい発想をする。
 大掛かりなギミックはないものの、あちらこちらに散りばめられた「お馬鹿度」が楽しい、また最初に違和感のあった映像(これから観る人は注意しましょう)が後から解き明かされていく味付けも面白い。
 好き嫌いがあると思いますが素直に「若いねぇ」と微笑んでしまう暑い青春の日の物語的で、出演者が楽しんで演じている雰囲気がとても感じられる好作品。「スイング・ガールズ」の上野さんも、すっかり大人になりました。(^o^)

8月25日(金)『ビー・クール』
 東京は台風直撃の予報で同伴者は試写会を棄権しましたが(←軟弱女)使命感に燃え行ってきました。
 元取立屋で何故か映画プロデューサーとして成功した男(ジョン・トラボルタ)が、ある事件から酒場で歌う黒人シンガーをプロデュースし、全米のアイドルにしようとするお話。
 アメリカン・ドリームにコメディを味付けにして、エアロスミスと競演し実名でスティーヴン・タイラーとデュエットさせたり、全米で人気のあったプロレスラー「ザ・ロック(スコーピオン・キングなど出演)」がかなり強烈なゲイの役をやったりと本編意外でのお楽しみもあり、「何か映画でも観ようかなぁ」なんて感じで行くと当たりかも。(^-^)

8月29日(月)『頭文字D』
 日本の漫画の原作を(たぶん)香港俳優が日本名を使い日本でロケした不思議な公道スピード・レース映画。観たのは吹き替え版だったのですが、オリジナルは英語なのでしょうか? 競演していた鈴木杏の口の動きは日本語っぽかったけど……。
 名作『インファナル・アフェア』の監督と出演者だから期待していたのに、なんとなく作り急いでしまった感じの映画で期待した分残念。しかも援助交際している少女だけが日本人俳優ってのもイヤな感じだなぁ。(^。^;)

8月30日(火)『亀も空を飛ぶ』
 米軍が侵攻する少し前の2003年イラク、地雷を売って生活する戦争孤児たちが暮らす小さな村に赤ん坊を抱いた幼い少女と両腕を失った兄がやってくる。村に溶け込もうとしないその兄に、いつしか『予知能力』があるという噂が流れるが……。
 戦争が招いたあまりにも悲惨な幼い兄妹の運命をこれでもかと見せつけ、出口のない暗闇引きずり込まれそうになり、胸を締め付けられます。(評価できず)

8月31日(水)『NARUTO』
 日本のアニメです。8月の劇場指定券を持っていて『スター・ウォーズ』を観に行ったら終わっていて、この映画になっていました。「ドラゴン・ボール」的アニメで戦いの中にも観客の子供にむけての平和的メッセージもあり、たまにはいいかもしれない。 (^-^)

9月2日(金)『SHINOBI』
 山田風太郎原作。お互い愛し合っていた甲賀忍者の首領(オダギリ・ジョー)と伊賀忍者の首領(仲間由紀恵)が、徳川家の陰謀により敵同士となり殺しあう文字通り忍者映画。テレビのインタビューでオダジョーが『アクションはまったくしていません』と発言したように、ほぼ全面的にアクションはCGが使われているようです。
 個性的な忍者が何人か出てくるのに本編を二時間で収めたせいか、それぞれ過程や人と人との繋がりが解らず細切れになってしまい映画に入り込めず説得力不足。原作を読んでいないのですが、単発で映画化するには少し複雑すぎたのではないでしょうか。(^。^;)

9月5日(月)『青空のゆくえ』
 年をとったせいか最近涙もろいかも……。
 夏休みを直前に控えた中学校男子バスケット・ボール部の主将は、クラスメイトにずっと言えなかったアメリカへの転校の事を伝える。突然身近にいたはずの友達をなくす事に、とまどいながらもいつもと変わらない夏休みを過ごしていく少年少女たち。初めて知る「望まないのにやってくる別れ」とその「心の痛み」を、出て行く者、出て行かれる者の視点から描いていきます。
 「悔やむこと」「悲しむこと」を素直に表現でき、さらに「やり直すことが出来る」のは明日に希望を持っている証拠なのでしょう。夏休みを終えた少年少女たちが、どこまでも続く青空の下を一歩踏み出していく様に素直に感動しました。
 後悔することのできなくなった、また人を許すことのできなくなった大人たちに、この「ひたむきな純粋さ」を感じてほしいと思います。
 「シブヤ・フィフティーン」の悠城早矢。「HINOKIO」の多部未華子。「新・耳袋2」の黒川芽以など明日のスターが揃う、一言で「切ない青春(←この表現ダサイ)映画」と言ってしまうにはおしい映画です。(^_^)v

9月6日(火)『私の頭の中の消しゴム』
 たくっ泣かすなってばさ。
 ささいな事を忘れるって事ありますよね? それ、もしかして前兆かも。
 家族の反対を押し切り結婚し、幸せな家庭を持ったのも束の間、妻はアルツハイマーを発病する。帰る家や家事どころか、昔の不倫相手の名前で夫を呼んでしまう妻のために、夫は部屋中にいくつもの覚え書メモを貼り付けていく。病状が重くなり、人並の生活さえ出来なくなりかけたある日、ふとしたきっかけで、妻は夫のことを思い出す。そして溢れ出す涙と尽きぬ思いを手紙に綴り、ひとりで家を出て行ってしまう。
 前半のエピソードが長いのはいつもの韓国映画の特徴としても、中盤から押し寄せる切ない思いと愛情表現は言葉にすると色あせてしまうほど頼りなく切ない。
 「忘れたくないのに忘れてしまう」ことは、「忘れたいのに忘れられない」辛さに比べて、ずっと切ない事を教えてくれる珠玉のラブ・ストーリー。(^_^)v



Vol.4 [2005.08.29]

 お盆の時期は東京シネマ・ショー三昧。
 田舎を持たない私にとって、お盆の東京は空いている電車や町並み行き交う人々に心癒されます。ふるさと東京!

8月11日(木)『南極日誌』
 予告編で、かなり期待させてくれた『殺人の追憶』のソ・ガンホ主演韓国映画。好みの問題か韓国映画はどうも期待はずれなものが多い……この映画もサスペンス・ホラーというより、ただのパニック映画じゃんって言ったら辛口過ぎ? 『到達不能点』を目指す南極探検隊が遭遇する極限の心理映像と言えば聞こえはいいけど……ねえ。
 同伴者が『南極で野生動物とかに遭遇しないのですかねぇ?』と言っておりましたが、そういえばこの間観た『皇帝ペンギン』も出てこなかったなぁ……あっでもそういうのってどうでもいいんだな、この映画の場合。(^。^;)

8月14日(日)『ザ・ロンゲスト・ヤード』
 1974年版のリメイク版です。元フットボールのスター選手が飲酒運転で受刑中、刑務所長に強豪看守チームの練習相手として受刑者からなるフットボール・チーム作りを命ぜられる。受刑者チームは看守から数々の嫌がらせを受けながらも、厳しい練習に耐えながら試合当日を迎える。
 主演のA・サンドラーはこの間『50回目のファースト・キス』でラブ・コメディをやったばかり、共演に元フットボール選手で格闘家が多数(ボブ・サップ、ゴールドバーグ、シウバなど)でかい人ばかり出演?シしているのでA・サンドラーが小さく見えます?。
 公開は来年のようですが、脚本的に昔の映画だけあってしっかりしていてかなりお勧めです(^_^)v。

8月15日(月)『ルパン』
 アルセーヌ・ルパンがどのような経緯で怪盗になったかを、幼少時代から追っていく痛快ミステリー(ある意味バットマン・ビギンズに近い)。
 今までよく描かれていた盗み美学的エピソードは他に比べて少なく、ルパン役のロマン・デュリスの胸毛はかなりキモいです。いつもクールに描かれるルパンだが、若き日には迷いも多く、女性に弱いのものちに三世は血を引いたのかと変に納得(笑)
 奇抜さはないものの素直におもしろかった(^o^)

8月16日(火)『ファンタステック・フォー』
 宇宙磁気嵐を浴びた科学者4人が、超人的能力を手にして悪の科学者に立ち向かう古くからあるアメコミを実写にしたX-MENタイプの映画。
 最近のハリウッドはリメイクかアメコミばかりの中、わかりやすい内容で大人も子供も楽しめる映画です。但し、原作の「さわり」だけを映画化した感じで続編に期待というところかな(^-^)

8月17日(水)『タッチ』
 『世界の中心で愛をさけぶ』(←映画館で2度、限定DVDを買ってもう一度みました)の長澤まさみさんの南ちゃんはかなりかわいいです。
 タッチをリアルタイムで経験した人たちも、今はすでにおぢさん、おばさん。きっとこの映画を観て今の時代に欠けている「大切なもの」を持っていた事を思い出に違いありません。そして劇中、流れるあのテーマ曲に内容よりもあまりにピュアな心に「くだらねぇ」と言いながら涙してしまうのです(年よのう)。
 夢のない若者にはにわからないだろうな(ふっ)。(^_^)v←この手の映画に弱い。

8月18日(木)『奥さまは魔女』
 リメイクではなくリメイク版映画を作ろうとして選んだ女優が魔女だったという話。
 でもオリジナルを交えているからリメイクといえばリメイクなのかも。全体的にアメリカらしいユーモアで見せてくれますがダーリン役は前出のA・サンドラーの方が適役だったような……いつもは美形で売っているN・キッドマンがキュートな一面を見せてくれます。
 美人は何でもできて得ですね(^-^)

8月19日(金)『シンデレラマン』
 1930年代のアメリカ大恐慌のあおりをくらいライセンスを剥奪されるボクサー「ジム・ブラドック」、守るべき家族の為に復活を賭け危険な試合に挑む実話。
 「ロッキー」のような派手さはないが、今日のボクシングに比べ技術的には劣るものの力勝負に徹していて迫力は感じられる。自分の為ではなく、家族の為に立ち向かう男に少しの希望と勇気を感じるかは人によるところです。(^_^)v



Vol.3 [2005.08.10]

 あついっすねぇ〜。これじゃ「1日分の野菜」と「フラバン茶」だけじゃたりないよ。やっぱりスタバで、あんま〜い特大ラテを一気飲みしなきゃもちませんぜ。
 あ〜今年もお腹出ちゃう!と思ったら、今日の健康診断で「ヤセマシタネェ〜」とお褒めの言葉をちょうだいした……ふっ医者もあてにならんよのぉ。
 今回は夏休みということで少なめです。

7月27日(水)「亡国のイージス」
 北とある事件で国を裏切った副艦長に乗っ取られた戦艦イージスを取り戻すため、熱血漢の先任伍長(真田広之)がひとり立ち向かう。なかなかダイナミックな映像だけど、2時間ちょっとにまとめたかったのか所々でカットが飛んだりしてもったいない気がします。
さらに肝心な副艦長が裏切った(深いところの)要因がちょっとわかりにくいのと、立ち向かうのが先任伍長+1名というのも疑問。中井貴一、寺尾聰、佐藤光一などそうそうたる出演者の中で真田広之はむちゃくちゃおいしい役やっているなぁ。
でもこれを観て日本映画もなかなかという気がしました。(^o^)

7月28日(木)「ロボッツ」
 さかんにテレビCM中のロボット版出世物語??皿洗いロボットの息子として育った(?)ロボットはなぜか発明家。大都会の大会社に行って「偉くなるぞぅー」とはりきって向かうが、良心的ロボット社長はお払い箱!後にはイヤミなエリートロボットが仕切っていた...と人間版ならどっかで観たようなお話。でもロボットを使ってお子様に「夢と勇気」をやさしく教えてあげる夏休み向け映画としては○。(^o^)

7月29日(金)「愛についてのキンゼイレポート」
 「ロボット」とのギャップが激しいなぁ。愛(性)についてアメリカ人1万8000人にインタビューし研究レポートを発表する実話。モザイクなしにどーん(爆)と出てくる映像に度肝を抜かれますが、それがよけいに真面目な映画と思えてきます。
 名声からどん底に落ちる夫を支える女性が、とてもよく描かれていて(ラブ・アクチュアリーに出ていた人かな?)います。
波瀾万丈な博士の人生そのものが「愛についてのレポート」だったのではないのでしょうか。(^-^)

8月3日(水)13時「クレールの刺繍」
 あー難しいは、おフランス映画なり。エンディングが難。
 バイト先の店長の子どもを妊娠してしまった少女は、「匿名出産」の道を選び、店を出る。生活していく為に、知り合いの紹介で陰のある女性刺繍職人の手伝いをすることになるが、そこで以外な才能を発揮していく。
 ティーンエイジにしてひとりで出産を迎えるようとする少女が痛々しくも、心身ともに大人へと成長していく様は、これから子を持とうとする女性に勇気を与えてくれると思います。
 また男性諸君には、是非、出産を控えて美しくなっていく女性にご注目ください。(^-^)



Vol.2 [2005.07.23]

7月12日(火)「リンダ リンダ リンダ」
 小社発行の「リンダ リンダ」が刊行中ですが関連はありません。
 文化祭直前、ギタリストの怪我にキレたボーカルの脱退という災難に襲われた女子高生ロック・グループが、日常会話もままならない韓国人留学生(「吠える犬は噛まない」の子)をボーカルに迎え、10代特有の悩みを抱えながらも成長し、学園生活最後の文化祭へと向かう。
 ブスかわいいボーカルと実際に演奏する3人のメンバーは個人的にはとってもキュートで好み、また澄んだ歌声を聞かせる指を怪我したギタリストやハスキーな歌声のひとりマンガ喫茶(←笑えます)の少女などエピソードをうまく盛り込んでいます。また全編に流れるブルーハーツの曲もテンポよく、学園生活を懐かしく思い出してしまう映画です。(^_^)v

7月14日(木)「猫は眠らない3」
 第1作目が10年以上前。「山猫は眠らない2」の題名を一昨年見た時は「うっそーんっ」と思ったらなんと「3」も出来ていたんですね。基本的にどれも米海兵隊の狙撃者(スナイパー)の話。既に「2」でスナイパーとして致命的欠陥がある事がわかったのに、また(スナイパーの)仕事をさせる人もねぇ ?ノありえなねぇよ。
 15年も経てばゴルゴ13ばりのトム・ベレンジャーもただの中年(老年)太りのオッサン。身体重そうだし「4」はないよね……たぶん。

7月18日(月・祝)「アイランド」
 地上の核汚染を避け地下に隔離された生活をし、いつか「アイランド」と呼ばれる楽園に行く事を夢見る人たち。しかしそれには恐ろしい陰謀があった……。
 内容的にはどこかで観た感じですが、丁寧に仕上げた映画。

7月21日(木)13時「カーテンコール」
 博多タウン誌の記者が、昭和30年代にいた映画と映画の幕間に出てくる伝説の芸人を探す人情ものです。高度成長期で夢のあった日本をモノクロで、現代をカラーで観せる手法は新しくはないけれど、懐かしい香りがします。主役の藤井隆が好演(但し歌はけっこうハズしている)しています。

7月21日(木)15時30分「ノロイ」
 実存する怪奇作家が、ある怪奇現象からある村にまつわる迷信に突き当たる。関係者の不審死や家族の死、そして失踪……と、どこまでドキュメントかわからないけれど「ブレア・ウイッチプロジェクト」風ハンディカメラのブレ(制作者のねらいかも?)と不鮮明な映像に乗り物酔い状態なり観ていられないのと、『おぞましい』内容に閉口。1日2本目にこれはつらい。(>_<)

7月21日(木)18時30分「メゾン・ド・ヒミコ」
 癌を煩い余命いくばくもない元ゲイバーのママと、その若い愛人(オダギリ・ジョー)ゲイ仲間の住む老人ホームに、ママが若い頃に捨てた娘(柴崎コウ)がやってくる。
 切なく真面目な老人ゲイ映画なのか(?)全体的に個人的にはうけつけられない内容にも関わらず、2時間ちゃんと観せてくれました。吹っ切った柴崎コウと仮面ライダー時代が想像出来ないほど雰囲気の良い俳優になったオダジョー、エロおやぢを演じた西島秀俊に拍手(^-^)

7月22日(金)「チーム★アメリカ」
 アメリカセレブや北朝鮮の偉いおかた(爆)を実名でおちょくりまくった「サンダーバード」と同じ吊り人形を屈指した映画。お下劣下ネタ連発、R-18「ゲロ」と「F??K」まみれ。おふざけもここまでやれば許せるかも。
 「まっと・でぃーもんっ」がこれを観て怒るか笑うか。あまりのくだらなさに笑うっきゃない!!(^o^)

7月23日(土)「妖怪大戦争」
 荒俣宏先生原作。京極夏彦先生、宮部みゆき先生監修。何となく趣味で作ったような「遊び」部分が多いせいか、制作者が自ら暴露していたように「かなりぬるい」映画になってしまっています。この手の映画はホラーかコメディかしっかり区分した方が良いような気がします(あくまでも個人的に)なんて書くと中途半端な内容になっているようですが、夏休みの小学生向けには安心して(?)お勧めできます。(^-^)



Vol.1 [2005.07.15]

「マラソン」
 韓国映画。知的障害を持つ息子を溺愛するあまり過保護になる母親と走ることに何かを見出すその息子。母親の愛情をすべて知的障害の兄に奪われ別居中の父親にすがる弟、酒に溺れたが、立ち直ろうとするマラソン・コーチなどを交えた「水スぺ」系ヒューマン映画。映画評論家がテレビで宣伝しているほど泣けないは、実話に忠実なのか、ボクの性格がまがっているのか? 主役は「ラブ・ストーリー」のとぼけた男(準主役)かな? 演技力はなかなかのものです。(^。^;)

「ヴィラ・ドレイク」
 1950年代イギリスで幸せに暮らしていた夫婦と兄妹の家族。少し障害を持った娘に縁談が持ち上がるなか婦人が若い女性に対し違法な堕胎処理をしていた事が明るみに出る。違法と知りながらも人助けと思いしてきた事が、重大な犯罪だったか、さらには家族にどのような影響を及ぼすか気付くにはあまりに遅すぎた……ふつうに暮らしてきた家族に落とす陰を上手に描いた派手さはないが上質な映画。唐突に終わる映像は家族の「憤り」の表現なのかもしれません。(^-^)

「メリンダとメリンダ」
 ウディ・アレンの新作。喜劇作家と、悲劇作家を含む4人の男女が酒場で「メリンダという子持ちでバツイチだがキュートな女性」をひとつのテーマし、ふたつの物語を作っていく。それぞれ、ハッピーエンドと悲劇的結末で物語を完成させていくが……前作「さよならさよならハリウッド」よりセリフのキレやおしゃれ度はこちらの方が上かと思います。舞台劇を観ているようでかなりお勧め作品(^^)v

「HINOKIO」
 事故で母親を亡くし不登校になった息子に科学者の父親は自宅から操作できる人間型ロボットを与え、それを代理で登校させる。少し陰のある同じ痛みを持つ同級生は、次第に母親の死を父親のせいにして拒絶する少年に心惹かれていくが……「幼い頃のわずかな時間を通して色々な事を学ぶ子供の世界を垣間見る事のできる」親子で観るとよい映画です。(^-^)

「スピーシーズ3」
 人気SFホラーシリーズの3作目。内容は前2作とたいして変わらないものの段々予算が少なくなってきているのか、作りがちょっとショボい。クリーチャーの仲間割れバトルありでホラー好きならまあまあの映像が観られます(^-^)

「コーチ・カーター」
 一言で言えばバスケ版「スクール・ウォーズ」。1999年アメリカ、今は何の不自由もない生活を持ちながらも母校の後輩を育成する為に高校のバスケット部コーチを引き受ける男カーター。挫折と厳しい規律の中、選手たちはかつての栄光をつかめるのか? ある程度読めるストーリーながらバックに流れる音楽とスピード感で2時間16分楽しませてくれます。(^-^)

「皇帝ペンギン」
 南極で子供を産み、育てる皇帝ペンギンに待ち受ける過酷な自然の猛威を描いたドキュメンタリー。仏ではヒットしたようです。記録映画なので演技がない分感動する部分もあるが90分弱はちょっと辛かったです。でも前評判は高いのでたぶん意見がわかれるところ。「グラン・ブルー」「ワタリドリ」あとペンギン好きの方にお勧め (^-^)

「Jの悲劇」
 英国映画。最初20分までは、かなり期待できそうな作りもその後失速してしまう。ジャンル的にはサイコ・サスペンス。倒錯したストーカー心理の裏付けが甘く、また主人公の煮えきらない行動にもイライラしてしまいます。始まりの出来の良さに比べてホント残念です。(^。^;)

「ハービー時計仕掛けのキュービット」
 ディズニー映画。父と兄をカー・レーサーに持ち学校を卒業したマギー(『フォーチュン・クッキー』に出ていたリンジー・ローハン←超カワイイ)は、父親から厳しく禁止されているがレーサー志望。ある日、心を持ったオンボロワーゲンのビートルと出会い有名ドライバーとの勝負に勝ってしまい、過酷なレースに挑戦することになる。恋あり喧嘩ありのキュートなファミリー向け映画。マイケル・キートンも出演しています。(^-^)

 以上、1回目なので真面目に書いてみました。




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