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渡辺 諒 著
バルト 距離への情熱
[シリーズ:哲学の現代を読む4]
| 税込価格 |
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2520円
(本体価格2400円)
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| ISBN |
: |
978-4-560-02454-6 |
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ちいさな傷痕のみにさえ、論述の契機が宿る |
| ジャンル |
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哲学・思想 |
| 体裁 |
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四六判 上製 205頁 |
| 刊行年月 |
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2007-04 |
| 内容 |
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「意味がない、それがいい」「なんでもないけど、愛おしい」を求めるあまり、めまぐるしく論考の対象と手法を変化させつづけたバルトの軌跡を、著作そのものからあぶり出す、出色の論考。

愛おしき「無用」のダンディスト ある図式が固まるとおもいきや、次々とずらしていく「転位」の思考。現実/虚構、非記号/記号のあいだを往還するその論考。なぜいまここにいるのか。この場所でいいのか。つねに自分の居場所を問いただすのがロラン・バルトだった。「エクリチュールのゼロ度」という「死」の表象とともに誕生し、「新たな生(VITA NOVA)」の希求とともに突然の死で終わったバルトの著述活動は、ついに「場所なき場所=意味なき意味」のユートピアにたゆたうばかりだった。 ……そういえばバルトは、声高に語ることや、侵犯することをなにより嫌った。そして「目障りなものは排除する論理」ばかりが横行するマヤカシの快活さにあふれる私たちの時代……「とにかくバルトを読んでほしい」という著者の願いが全編に通底する、快楽=エロス(やすらぎ)の予感なくしては読めない、イイ感じに覇気のないダンディストの著述の軌跡。
[目次]より 『エクリチュールのゼロ度』 『神話作用』 『エッフェル塔』 『モードの体系』 『記号の帝国』 『テクストの快楽』 『ロラン・バルトによるロラン・バルト』 『恋愛のディスクール・断章』 『開講講義』 『明るい部屋 写真についての覚書』
渡辺 諒(わたなべ・りょう)- 1952年生
早稲田大学卒 パリ第一大学哲学博士号取得 早稲田大学教授 主要著書 『バルト以前/バルト以後』 『フランス現代思想を読む』 『20世紀フランス思想を読む』 『セガレン著作集4 「天子」』(共著) 『セガレン著作集6 「碑」ほか』(共著) 『ナショナル・アイデンティティ論の現在』(共著) 『フランスの誘惑・日本の誘惑』(共著)など 主要訳書 バルト『ロラン・バルト著作集1 文学のユートピア』 ハティビ『異邦人のフィギュール』など |
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