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中島 恵 著
ポジャギ 韓国の包む文化


税込価格 2310円 (本体価格2200円)
ISBN 978-4-560-08015-3

端切れから作られる豊かで鮮やかな布の世界
ジャンル 文化史
体裁 四六判 上製 229頁
刊行年月 2009-07
内容 伝統的なパッチワークとしての色鮮やかな布。その歴史から現状、比較、制作方法、材料の産地まで、多方面から探求する。無名の女性たちが伝えてきた暮らしの中の小さな物の文化史。

(目次)
第1章 韓国から吹いてきた風
第2章 ポジャギの歴史
第3章 包む文化
第4章 韓国のポジャギと日本のふろしき
第5章 安東と韓山村 麻の産地を訪ねる旅へ
第6章 韓国女性の祈り
第7章 現代ポジャギ事情

暮らしの中の伝統文化
 朝鮮半島のパッチワークといわれるポジャギは、もともと日常生活に密着していた伝統的な手芸品である。しかし、モンドリアンの作品を連想させるような鮮やかな色の組み合わせなど高い芸術性に再評価が高まり、現代の生活の中にも新しいセンスによって取り入れられてきている。
 貴重品を保管し、贈り物を包み、あるいは物を運ぶための実用品として、隣国の無名の多くの女性たちによって愛され伝えられてきた暮らしの中の小さな物の豊かな世界。それは、背景となる文化を映し出す鏡のようなものでもある。 
 在日韓国人のポジャギ作家の作品に出会い、日本のふろしきに似て非なるポジャギに魅せられた著者が、その歴史、現状、他国との比較、制作方法、材料の産地まで、多方面から紹介していく。これまで、「手芸」の一ジャンルとしてのみ見られてきたポジャギの文化史的な側面を掘り下げ、「包む」というキーワードから考察していく著者の視点は新鮮である。布の組み合わせが織りなす多彩な世界にこめられた女性たちの祈り。カラー8頁。図版多数。

プロフィール: 中島 恵(なかじま けい)
1967年、山梨県生まれ。新聞記者を経て香港に留学。1996年よりフリージャーナリスト。主に中国、香港、台湾など東アジアのビジネス事情、社会事情について、雑誌等に執筆している。著書に『職は中国にあり』(夏目書房)、『写真対応 香港を旅する会話』(三修社)、『北京探訪』(愛育社、共著)などがある。
*データは刊行時のものです

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