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詳細情報
アダム・リース・ゴウルナー著/立石 光子 訳
フルーツ・ハンター 
 果物をめぐる冒険とビジネス


税込価格 3024円 (本体価格2800円)
ISBN 978-4-560-08025-2

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おいしい果物を求めて、密林から工場まで
ジャンル 歴史・食文化
体裁 四六判 上製 398頁
刊行年月 2009-09
内容 珍しい果物を求めて熱帯の国々へ。未知なる美味を紹介しつつ、果物をめぐる冒険と歴史、果物ビジネスの可能性、果物に取り憑かれた奇人との出会いを語る、美味しく読める一冊。

宴会のあいだ、ビルじゅうがガス漏れを警戒して避難していた。ぼくたちは知らなかったが、ドリアンの悪臭は廊下をじわじわと進み、エレベーターシャフトを通ってほかの階にも広がっていたのだ。(……)ぼくたちが遅まきながら事態に気づいたのは、通報を受けた警察と電力会社の職員がガス漏れの場所を突き止めるために訪ねてきたからだった。(本文より)

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ジャングルから工場まで
 海中に実るという伝説のヤシの実、ブドウの香りのするリンゴ、人間の味覚を変化させるアフリカの不思議な果物……。
 本書はこうしためずらしい果物を追って、若いジャーナリストが熱帯の国々を訪れ、果物の栽培家、流通業者、研究者、愛好家、果物を崇拝するカルトなど、果物に〝取りつかれた〟人たちと出会うなかで、果物と人間のかかわりを、歴史、宗教、文学、科学、ビジネスなど幅広い視点からとらえ直し、果物の尽きせぬ魅力を浮き彫りにしている。
 著者は旅行先のブラジルで果物の世界に開眼し、ハワイで「世界には一般に知られていない、思いもつかないような果物がたくさんある」ことを思い知らされると、未知の美味なる果物を求めて熱帯の国々へ旅立つ。タイでは夜明け前の市場で車にはねられ、政治デモ直後のセーシェルでは「億万長者の果実」と呼ばれるヤシの実を求めて東奔西走し、カメルーンでは賄賂目当ての軍人にさんざん足止めを食らう。そのなかで、ハワイで出会いカメルーンまで調査に出かけた不思議な果物の物語は、ついには米国内の食品業界の陰謀や産業スパイ事件にまでつながっていくのである(その果物は、実は日本で食べることができる)。
 著者の旅を縦糸に、人間と果物のかかわりについての考察を横糸に織り上げられた本書は、果物に関するうんちくも豊富に盛り込んで、果物に対する見方が変わる一冊である。

プロフィール: アダム・リース・ゴウルナー Adam Leith Gollner
カナダ、モントリオール在住のジャーナリストで、『ニューヨーク・タイムズ』『グルメ』等に寄稿している。元『VICE』誌編集者。書籍は本書が処女作である。なお本書はカナダで、ケベック・ライターズ・フェデレーションによるマコースラン・ファースト・ブック賞を受賞した。
プロフィール: 訳者:立石光子(たていし みつこ)
1981年、大阪外国語大学英語科卒。翻訳家。主な訳書:ミルトン・ブレナー『傑作オペラはこうしてできた』、デボラ・モガー『チューリップ熱』(以上白水社)、ウェズリー・ステイス『ミスフォーチュン』(早川書房)、カール=ヨーハン・ヴァルグレン『怪人エルキュールの数奇な愛の物語』(ランダムハウス講談社)ほか
*データは刊行時のものです

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