内容説明
明治時代の「現代演劇」だったキワモノ歌舞伎。多彩な資料をひもときながら、名優五代目菊五郎が演じ続けたキワモノ歌舞伎を追体験・再評価し、明治という時代を生き生きと描く。
橋本治氏推薦!
「五代目尾上菊五郎は、本当に素敵な人だ。この本のタイトルからするとぶっ飛んだ人のように思えるが、「ぶっ飛んでる」と言われることを怖れない、本当の名優だ。そのひっくり返った素晴らしさを堪能してほしい。」
赤江瀑氏絶賛!
「歌舞伎に、或いは国立劇場に、こうした秀でた表現者(=矢内氏)が存在することが頼もしい。」