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内田 洋一 責任編集
野田秀樹
 [シリーズ:日本の演劇人]


税込価格 2625円 (本体価格2500円)
ISBN 978-4-560-09411-2

幻の処女作「アイと死を見つめて」を初掲載
ジャンル 演劇
体裁 A5判 並製 244頁
刊行年月 2009-10
内容 日本の演劇界を代表する人気劇作家の真の姿を、生まれ故郷やロンドン公演取材を中心に、多方面から浮き彫りにする。幻の処女作「アイと死を見つめて」や東大新聞連載評論を初掲載。

「文化というのは摩擦の中からしか生まれないと思うのです。摩擦であり、衝突であり、時にそれが調和して、何かが生まれるということなんだなあ、と感じます。別の言葉でいえば、なかなかきれいことではすまない。」(本文より)

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国際的演劇人の姿に迫る
 国際的に活躍する演劇人の姿に迫る、ファン必読の書。
 これまでの類書と異なり、触れられることの少なかった野田秀樹の故郷を訪ね、創造の原風景を明らかにしながら、夢の遊眠社旗揚げ以前の軌跡に光を当てる。
 同時に「THE BEE(蜂)」のロンドン公演の現地取材から、高い評価を得るにいたった作品の制作過程なども明らかにしていく。
 ロンドンでのインタビューで野田が答えた「文化というのは摩擦の中でしか生まれない」という一言は、常に演劇的言語を探求する劇作家の態度を象徴しているだろう。
 併せて、これまで途切れることなく書きつづられてきた演劇ノート「劇誌」のロンドンバージョンも公開、制作にあたっての熱い胸中を吐露している。
 もうひとつの「目玉」は、何と言ってもいまや伝説となっている初期未刊作品を収録したことだ。
 一九七二年、十六歳夏に書かれた処女戯曲「アイと死をみつめて」、高校文化祭のクラス演劇のための「ひかりごけ」は、その後の秀作の起点ともなるものだ。また東大新聞に連載した唯一の演劇論「演劇進化論序説」も必見で、盛りだくさんの内容にあふれている。

プロフィール: 編者:内田洋一(うちだ よういち)
1960年生まれ。83年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。日本経済新聞社入社。
84年から文化部で演劇を担当する。現在、編集委員。著書に『阪神大震災は演劇を変えるか』(共著、晩成書房)、『あの日突然遺族になった 阪神大震災の十年』(白水社)、『風の天主堂』(日本経済新聞出版社)
*データは刊行時のものです

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