《エクス・リブリス》とは、「蔵書票;〜の蔵書から」を意味します。独創的な世界の文学を厳選して贈るシリーズです。
❖ 最新刊 ❖
煙の樹
デニス・ジョンソン
藤井光訳
ベトナム戦争下、元米軍大佐サンズとその甥スキップによる情報作戦の成否は?『ジーザス・サン』の作家が到達した、「戦争と人間」の極限。山形浩生氏推薦!《全米図書賞》受賞作品。
❖ 好評既刊 ❖
青い野を歩く
クレア・キーガン
岩本正恵訳
名もなき人びとの恋愛、不倫、小さな決断を描いた世界は、「アイリッシュ・バラッド」の味わいと、哀しみ、ユーモアが漂う。アイルランドの新世代による、傑作短篇集。小池昌代氏推薦!

悲しみを聴く石
アティーク・ラヒーミー
関口涼子訳
戦場から植物状態となって戻った男。コーランの祈りを唱えながら看病を続ける妻。やがて女は、快復の兆しを見せない夫に向かって、誰にも告げたことのない罪深い秘密を語り始める……。

ミスター・ピップ
ロイド・ジョーンズ
大友りお訳
島の少女マティルダは、白人の先生に導かれ、ディケンズの『大いなる遺産』を読み、その世界に魅せられる。忍び寄る独立抗争の影……最高潮に息をのむ展開と結末が! 英連邦作家賞受賞作品。

通話
ロベルト・ボラーニョ
松本健二訳
スペインに亡命中のアルゼンチン人作家と〈僕〉との奇妙な友情を描く「センシニ」をはじめ、心を揺さぶる14の人生の物語。ラテンアメリカの新たな巨匠による、初期の傑作短編集。

イエメンで鮭釣りを
ポール・トーディ
小竹由美子訳
砂漠の国に鮭を放つ!? イギリス政府も巻きこんだ奇想天外な計画「イエメン鮭プロジェクト」の顛末はいかに……処女作にしてイギリスで40万部を記録したベストセラー長編。

ジーザス・サン
デニス・ジョンソン
柴田元幸訳
緊急治療室でぶらぶらする俺、目にナイフが刺さった男。犯罪、麻薬、暴力……最果てでもがき、生きる、破滅的な人びと。悪夢なのか、覚めているのか? 乾いた語りが心を震わす短編。
「ヨントモ」第2回推薦図書
豊﨑由美さんの翻訳小説新刊リレー対談「読んでいいとも! ガイブンの輪」Vol.2が去る4月23日、ゲストに川上弘美さんを迎えて行われました。(於:ブックファースト新宿店)
川上さんがいかにして翻訳小説読者となったかから始まり、一読者・書評者・文学賞選考委員の三つの顔によって異なる川上さんの読書スタイルなど、作家・川上弘美の読書術を直に伝授することのできた充実の90分。
この中でお二人が挙げた最近の翻訳小説・推薦図書はこの4冊(+1冊)です。
●『ナインストーリーズ』J.D.サリンジャー/柴田元幸訳(ヴィレッジブックス)
●『天使の蝶』プリーモ・レーヴィ/関口英子訳(光文社古典新訳文庫)
●『やんごとなき読者』アラン・ベネット/市川恵里訳(白水社)
●『モーフィー時計の午前零時』フリッツ・ライバー、ジーン・ウルフ他/若島正編(国書刊行会)
以上に加えて、イベント終了間際に豊﨑さんが挙げてくださったのが、『イエメンで鮭釣りを』でした。
ガイブン読者のみなさん、どうぞこの推薦リストをガイブン生活にお役立てください。

■■最新情報■2009.04.27
『群像』5月号に海外文学特集
『群像』(講談社刊)5月号では、「〈特集〉海外文学最前線」と題して、充実のガイブン特集が組まれています。
木村榮一さん、和田忠彦さん、野崎歓さんら錚々たる文学者が勢揃いし、概論+10冊のブックガイドという形式で各地域の文学を案内してくれます。ガイブンファン必読です!
当シリーズ第3回配本予定のボラーニョも紹介されています。

■■最新情報■2009.04.21
『ジーザス・サン』がテレビに!?
4月12日(日)21時より放映されるフジテレビ系のスペシャルドラマ「ホームレス中学生2」に、『ジーザス・サン』が登場するとの情報が入りました!
書店さんでのシーンでかなりはっきり映っているそうです。
どのようにどの程度出てくるのかは全く分かりませんが、「ホームレス中学生」と「ホームレス・アンド・ハイ」のデニス・ジョンソンの取り合わせ、ご興味のある方はぜひご覧ください。

■第1回配本『ジーザス・サン』■2009.04.09
『イエメンで鮭釣りを』著者・訳者紹介
ポール・トーディ Paul Torday
訳者:小竹由美子(こたけ ゆみこ)
■第2回配本『イエメンで鮭釣りを』■2009.04.09
『イエメンで鮭釣りを』内容紹介
イエメンで鮭釣りを
ポール・トーディ著/小竹由美子訳
砂漠に鮭を放つ!? イギリス発、ユーモア小説の新星
砂漠の国に鮭が泳ぐ!? イギリス政府も巻き込んだ奇想天外な計画=「イエメン鮭プロジェクト」の顛末やいかに……。処女作にしてイギリスで40万部ベストセラー、世界22か国で翻訳された話題作!


■第2回配本『イエメンで鮭釣りを』■2009.04.07
『通話』の刊行日が決定しました!
刊行延期となってご心配をおかけしておりましたロベルト・ボラーニョ『通話』は、シリーズ第3回配本として6月9日に刊行することが決まりました。

■■最新情報■2009.04.07
第2回配本『イエメンで鮭釣りを』間もなく発売!
お待たせいたしました!
《エクス・リブリス》シリーズの第2弾、『イエメンで鮭釣りを』は、明後日4月9日発売です。

これから本書の情報を続々とアップしてまいります。

■■最新情報■2009.04.07
《エクス・リブリス》
の特色
❖
欧米はもとより、ラテンアメリカ、ロシア、東欧、アジア、オセアニア、アフリカまで、まさに「世界の文学」を幅広く紹介していきます。
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頭角を現し、注目を集めている新人、気鋭から、隠れた名作家まで、今こそ読んで新しい、ユニークで意欲的な作品を厳選します。
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柴田元幸、岸本佐知子、岩本正恵、野崎歓、鈴木仁子、沼野恭子ら第一線の翻訳家をはじめ、藤井光(アメリカ文学)、渋谷豊(フランス文学)、松本健二(ラテンアメリカ文学)ら新進翻訳家を積極的に起用します。
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装丁家、緒方修一による、各作品にふさわしい清新なデザイン、瀟洒な造本、読みやすい本文レイアウトでお届けします。
推薦のことば
「期待の現代文学」
柴田元幸
世界のいろんな場所で、日々いろんないい小説が書かれ、出版されている。だから、「この本をぜひ出したい」という編集者がいて、「この本をぜひ訳したい」という翻訳者がいて、その情熱を共有する人間が周りに何人かいれば、とてもいい現代文学のシリーズが出来ると思うし、事実このシリーズ、かなりそうなりつつあります。

「太陽との距離」
古川日出男
世界には中心はない。ある偉大な作家がAという地域にいても、Aこそが核だ、とは断言できない。ある革新的な作品がBという国(の言語)で書かれていても、Bの国語こそが今後の文学の核となる言語だ、とは判断できない。だが地球上のどんな場所も、太陽とは等距離だ。それを理解した新しい“本”だけが、ここに世界文学として届けられるだろう。

「本を片手に旅するように」
桜庭一樹
飛行機に乗ったら世界が、「おぉ!」ぎゅんと狭くなるように。タイムマシンに乗ったら、「あれ?」過去がもうすぐ外に在るように。「エクス・リブリス」の本たちが思わぬ空間と時間に連れてってくれるとよい。あてもなく旅をするように、気楽に、刺激的に世界文学を読み続けることができたらそれだけで幸せです。
今後のラインナップ
ロベルト・ボラーニョ
柳原孝敦、松本健二 訳
『野生の探偵たち』
(チリ)
第8回配本・2010年4月中旬刊行予定
ヴィルヘルム・ゲナツィーノ
鈴木仁子 訳
『そんな日の雨傘に』
(ドイツ)
エドワード・P・ジョーンズ
小澤英実 訳
『地図にない世界』
(アメリカ)
ポール・トーディ
小竹由美子 訳
『ウィルバーフォース氏のヴィンテージ・ワイン』
( イギリス)
カルロス・バルマセダ
柳原孝敦訳
『ブエノスアイレス食堂』
(アルゼンチン )
ジョー・ブレイナード
小林久美子訳
『ぼくは覚えている』
(アメリカ)
ペール・ペッテルソン
西田英恵 訳
『馬を盗みに』
(ノルウェー)
オルガ・トカルチュク
小椋彩 訳
『昼の家、夜の家』
(ポーランド)
ラウィ・ハージ
藤井光訳
『デ・ニーロのゲーム』
(レバノン)
サーシャ・スタニシチ
浅井晶子 訳
『兵士はどうやってグラモフォンを修理するのか』
( ボスニア・ヘルツェゴビナ)
オラフ・オラフソン
岩本正恵訳
『ヴァレンタインズ』
(アイスランド)
アルベルト・ルイ・サンチェス
斉藤文子訳
『空気の名前』
(メキシコ)
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