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雑誌ふらんす

雑誌『ふらんす』は、創刊83年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。

フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。

毎月22日刊行、定価670円。


『ふらんす』11月号
●特集 「フィリップ・フォレスト」

フィリップ・フォレスト(1962-)。
ナント大学で文学の教鞭をとる彼は、シュルレアリスムやテル・ケルについて、また大江健三郎論をはじめ日本文学についての卓越した批評家であるとともに、すぐれた小説家でもある。そのフォレストがこの10月に来日する。

「“柔道家”フォレストの肖像」Michaël FERRIER
「『さりながら』─エキゾチスムと私小説を軽やかに潜り抜けて」澤田直
「はじまりとしての愛─荒木経惟をめぐる〈物語〉」小黒昌文


語学記事
読み切り学習 ふだん着フランス語」Léna GIUNTA
「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓
「フランス社会のことばづかい・半過去編」曽我祐典
「聞き分けフランス語」(CD収録)小野潮
「ちょこっとjournal」長野督
「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之
「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」(CD収録)
 明石伸子
「もう少し楽に読むために 文の構造からの再出発」朝比奈誼
「哲学書を読む〈ルソー〉」川合清隆
「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一


文化記事
「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
「フランスと私」樋口陽一(執筆者は毎号代わります)
「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
「フランスでtravail !」谷口貴子
「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
「書くことの始まり 喪失と回想」國枝孝弘
「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり→今月の作品
「ポラールあらかると」太田浩一
「映画に見るダンス史」芳野まい
「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ」中条志穂
「シャンソン12ヶ月」林田遼右
「Kristian au Japon」Kristian


その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
           [社会]中島さおり
           [美術]菅野麻美→立読みコーナー
           [映画]佐藤久理子
          [スポーツ]芦立一義
        [classement 3×3] 塩谷祐人
「書評」恒川邦夫・伊勢晃一



【語学記事】

読み切り学習 ふだん着フランス語」Léna GIUNTA
レナ先生が『ふらんす』の語学記事に初登場!フランス語の日常的な会話の中に表れる「短縮表現」を、そのモトとなった表現を見比べつつ、わかりやすく解説します。

「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓 (10〜2009年3月号連載)
仏検準2級の「ポイント」をモノにしましょう。秋季試験ひと月をきった第2回は、最新(!)の2008年春季試験から、時間もかかってやっかいな長文や対話を用いた筆記問題を徹底検証!また、準2級が新設された2006年春季からの問題文テーマの出題傾向を探ります。

「フランス社会のことばづかい・半過去編」曽我祐典(8〜11月)
フランス社会でも相手との関係や場面に応じてことばづかいを変えています。たとえば、相手を不快にさせないように頼みごとをするときなどに活躍する動詞の半過去形、「語調緩和の半過去」がそれ。最終回のテーマは、“「語調緩和の半過去」とは”。半過去づかいで迷惑な感じが和らぐ秘密の種明かしをします。

「聞き分けフランス語」(CD収録)小野潮
トドロフの訳者としても有名な筆者が贈る「読み書きは好き、聞き取りは苦手」におさらばの新学習法。文法に着目してCDを繰り返し聞けば、似たような発音の区別もすいすい!

「ちょこっとjournal」長野督
毎日“ちょこっと”の日記やメモをすらすらとフランス語で書けたらかっこよくない? 実際にフランス人が書いた日記から、フランス語らしく“ちょこっと書き”する極意を伝授!

「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之(10〜2009年3月号連載)
名作の原書を訳、注解、コラムで少しずつ読む本コーナー。先月から取り上げているルナールの『にんじん』を、こども向けの作品として認識している人も多いのでは…?6回にわたり、“子供向けの抜粋訳”では取り上げられなかったエピソードをも取り上げ、“大人の目で”このユニークな小説を読んでいきます。

「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」(CD収録)明石伸子
自然な速さの生きたフランス語表現に触れよう。インタビュアーは2008年度NHKラジオ講座も担当。今月は、フランス語講師のほか、チュニジアクラブ横浜の代表としても活躍している、ラリビ・ベスマさんの2回目。故郷の魅力ついて紹介していただきました。

「もう少し楽に読むために 文の構造からの再出発」朝比奈誼
一見複雑に見えるフランス語の長文に慌てるなかれ。文型を知って、文法的に分解してみれば恐るるに足りず。これを読めば、プルーストの『失われた時を求めて』を気軽に楽しむも夢じゃない!

「哲学書を読む 〈ルソー〉」川合清隆(10〜12月号)
ルソー編の第2回。名だたるフランスの哲学者たち。彼らは何を考え、数々の名言を残したのか。第2回の今月は、前回同じく、ルソーの小説『エミール』第四編を紹介。万能の神が宇宙を統治しているの、この世にはなぜ悪が存在するのか。そんな疑問に対するルソーの回答をご紹介します

「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一
フランスのテストは20点満点! もの知り博士のM.SAITOUTと楽しく勉強しながらクイズ形式のテストに挑戦。満点(20 / 20)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!

【文化記事】

「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
2008年度の表紙を飾るのは、Meilleur ouvrier de France(MOFフランス優秀職人)の資格を持つプロたち。今月は毛皮職人(fourreur)のフレデリック・ケスキニデスさん。フレデリックさんは、フランスじゅうでたった7人しかいないMOF毛皮職人の1人です。

「フランスと私」樋口陽一(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、法学者の樋口陽一さんが、ご自分の「食」にまつわる体験からフランスの「いき」の心についてを語ります。

「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
人気劇作家の平田オリザさんが、『ふらんす』の連載に登場!この10年間、フランスでの上演、創作活動に取り組んできた平田さん。昨年からは新たなプロジェクトが動き出し、今年から来年にかけてもフランスでの活動がますます増える平田さんが書き下ろす、現地での創作エッセイをお楽しみあれ。

「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
フランス語圏シリーズ第6弾は、目から鱗のベルギー。あなたが知ってるベルギーは、EU本部、フランス語・オランダ語・ドイツ語圏、漫画、楽器、ビールにチョコレート…これだけ? 今月は、フランス語圏をちょっと離れて、オランダ語圏のアントワープをご紹介。

「フランスでtravail !」谷口貴子
現在、パリの日本語新聞OVNI(オヴニー)http://www.ilyfunet.com/編集者として活躍する筆者。実は、現地の会社でOLでした。フランスで会社員をするって? 職場環境は? 転職事情は?  今月は、フランスの中学生に義務づけられている「企業研修」についてご紹介します。

「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
50年代のフランス児童文学「プチ・ニコラ」シリーズに描かれる世界と、現在の小学生の世界を“言葉”から比較。子ども達の限られた世界からフランス人とフランス社会を垣間見る。今月のテーマは、「給食」。グルメの国…とのイメージが強いフランス。でも、学校給食はすこぶるまずい!?

「書くことの始まり 喪失と回想」國枝孝弘
書くことは、記憶と強く結びついた行為。小説でも個人的な日記でも本質的な違いはない。今月のテーマは「異郷・彷徨・希望」。今回はJ.M.G.ル・クレジオの『さまよえる星』をはじめとする文献を引用し、「書く」という行為について多面的に分析、鋭く迫っていく。

「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり
フランス絵画と言えばモネやルノワールら印象派? ミレー? アングルにドラクロワ…? 日本人なじみが薄くとも、フランスでは17世紀以前の画家のことをどうかお忘れなく。今月は、2005年の日本で初めての展覧会でファンが増えた「夜の画家」ことジョルジュ・ド・ラトゥールにはめずらしい“昼の情景”《女占い師》をご紹介します。

「ポラールあらかると」太田浩一
ミステリー通の筆者が、毎月とっておきのポラール(フランスのミステリ小説)を紹介。今月ご紹介するのは、クロード・アヴリーヌの『ブロの二重の死』。被害者の遺体が発見された直後に、もう一体の、しかも「同一人物」の遺体が出現! という奇想天外な設定で読者をあっと言わせるアヴリーヌは、小説、戯曲、エッセイなど多方面で活躍するマルチな才能の持ち主です。

「映画に見るダンス史」芳野まい
時代とともに移り変わってきた舞踏のありかたを、映画作品とあわせて紹介。今月は、戦後すぐのパリで若者たちを熱狂させたビバップを、ジャック・ベッケル監督の『Rendez-vous de jouillet』(日本未公開)を通して紹介します。

「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
フランスの人気レストランから季節感あふれるメニューを紹介 ! 4つのポイント「主材料」「火入れの仕方」「ソース」「つけあわせ」から“気軽にフレンチ”の扉を開きます。今月は、「ガストロノミーの聖地」ミオネーで、20世紀最高のシェフと呼ばれたアラン・シャペルの名を冠したレストランを訪ねます。

「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。 モンマルトル編いよいよクライマックス !

「対訳シナリオ」中条志穂
近日公開のシネマ(映画)を日仏語のシナリオで紹介!2009年1月、あの名作がデジタルリマスター版で公開決定!1963年のパルム・ドールを受賞し、日本でも多くのファンを獲得したジャック・ドゥミ監督の『シェルブールの雨傘』のシナリオをのぞいてみましょう。

「シャンソン12ヶ月」林田遼右
筆者お気に入りの歌手達を、彼らにまつわるエピソードと代表曲で紹介する、古きよき時代へのオマージュ。今月は、ジョルジュ・ブラッサンスの『ゴリラ』。「童貞」「強姦」「さかりのついた」など、およそシャンソンに使われることのない単語が続出し、動物園のゴリラが檻から抜け出し判事を犯すという歌詞で観客を仰天させた1曲です。

「Kristian au Japon」Kristian http://kristian.cartoon.free.fr/
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。日本滞在中の思い出をフランスの漫画bande dessinee(BD)で描く。

雑誌ふらんす 11月号の表紙
表紙写真:武田正彦
BD:森デザイン室


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