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雑誌『ふらんす』は、創刊83年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。
フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。
毎月22日刊行、定価670円。
『ふらんす』12月号
●特集 「エリック・ロメール」
フランス映画界で、半世紀にわたり精力的な活動を続けるエリック・ロメール監督。2009年1月には、その映画製作にかける情熱と瑞々しい感性との集大成と言える新作『我が至上の愛〜アストレとセラドン〜』が公開される。
「ロメールのまなざし」中条省平
「対訳シナリオ『我が至上の愛〜アストレとセラドン〜』」
中条志穂
「新作主演インタビュー」編集部(聞き手:丸山有美)
語学記事
「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓
「聞き分けフランス語」
(CD収録)
小野潮
「ちょこっとjournal」長野督
「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之
「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」
(CD収録)
明石伸子
「もう少し楽に読むために
文の構造からの再出発
」朝比奈誼
「哲学書を読む〈ルソー〉」川合清隆
「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一
文化記事
「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
「フランスと私」長野まゆみ(執筆者は毎号代わります)
「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
「フランスでtravail !」谷口貴子
「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
「書くことの始まり
喪失と回想
」國枝孝弘
「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり
→今月の作品
「ポラールあらかると」太田浩一
「映画に見るダンス史」芳野まい
「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ」中条志穂
「シャンソン12ヶ月」林田遼右
「Kristian au Japon」Kristian
その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
→立読みコーナー
[社会]中島さおり
[美術]菅野麻美
[映画]佐藤久理子
[スポーツ]芦立一義
[classement 3×3] 塩谷祐人
「書評」朝比奈誼・松原秀一
【語学記事】
「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓 (10〜2009年3月号連載)
最新の秋季試験の問題から、今月は書き取り試験と聞き取り試験をとりあげます。書き取りは準2級ではじめて登場する問題、聞き取りもグッとレベルがあがります。仏検準2級の「ポイント」をモノにしましょう!
「聞き分けフランス語」
(CD収録)
小野潮
トドロフの訳者としても有名な筆者が贈る「読み書きは好き、聞き取りは苦手」におさらばの新学習法。文法に着目してCDを繰り返し聞けば、似たような発音の区別もすいすい!
「ちょこっとjournal」長野督
毎日“ちょこっと”の日記やメモをすらすらとフランス語で書けたらかっこよくない? 実際にフランス人が書いた日記から、フランス語らしく“ちょこっと書き”する極意を伝授!
「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之(10〜2009年3月号連載)
名作の原書を訳、注解、コラムで少しずつ読む本コーナー。先月から取り上げているルナールの『にんじん』を、こども向けの作品として認識している人も多いのでは…?6回にわたり、“子供向けの抜粋訳”では取り上げられなかったエピソードをも取り上げ、“大人の目で”このユニークな小説を読んでいきます。
「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」
(CD収録)
明石伸子
自然な速さの生きたフランス語表現に触れよう。インタビュアーは2008年度NHKラジオ講座も担当。今月は、フランス語講師のラリビ・ベスマさんの最終回。ベスマさんが主催する「チュニジアクラブ横浜」の活動についてお話をうかがっています。
「もう少し楽に読むために
文の構造からの再出発
」朝比奈誼
一見複雑に見えるフランス語の長文に慌てるなかれ。文型を知って、文法的に分解してみれば恐るるに足りず。これを読めば、プルーストの『失われた時を求めて』を気軽に楽しむのも夢じゃない!
「哲学書を読む 〈ルソー〉」川合清隆(10〜12月号)
ルソー編の第2回。名だたるフランスの哲学者たち。彼らは何を考え、数々の名言を残したのか。今月はルソー編の最終回。『エミール』第四編を通して、啓蒙的な宗教批判者であった一方で、キリスト教からそれなりの真理をくみ上げる柔軟さと良心をもったルソーの姿にせまります。
「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一
フランスのテストは20点満点! もの知り博士のM.SAITOUTと楽しく勉強しながらクイズ形式のテストに挑戦。満点(20 / 20)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!
【文化記事】
「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
2008年度の表紙を飾るのは、Meilleur ouvrier de France(MOFフランス優秀職人)の資格を持つプロたち。今月はキュイジニエ(料理人cuisinier)エリック・ブリファールさんをご紹介。「(MOFは)自己を高めるためのひとつの手段」という言葉に、パリの豪華レストラン「ル・サンク」の総料理長を務めるエリックさんの哲学が垣間見えます。
「フランスと私」長野まゆみ(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、『少年アリス』『新世界』などで知られる作家の長野まゆみさんが登場 !
「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
人気劇作家の平田オリザさんが、『ふらんす』の連載に登場!この10年間、フランスでの上演、創作活動に取り組んできた平田さん。昨年からは新たなプロジェクトが動き出し、今年から来年にかけてもフランスでの活動がますます増える平田さんが書き下ろす、現地での創作エッセイをお楽しみあれ。
「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
フランス語圏シリーズ第6弾は、ベルギー発。ベルギーと言えば、EU本部、フランス語・オランダ語・ドイツ語圏、漫画、楽器、ビールにチョコレート…。一方、ワインにシャンパン、と言ったらフランス、…と思いがちですが、なんと両方ともベルギー人が大好きなアルコール飲料のことなんです ! 目から鱗の情報満載!
「フランスでtravail !」谷口貴子
現在、パリの日本語新聞OVNI(オヴニー)
http://www.ilyfunet.com/
編集者として活躍する筆者。実は、現地の会社でOLでした。フランスで会社員をするって? 職場環境は? 転職事情は? 筆者の隣人で同じく働くママさんである、ソフィーさんのかっこいいライフ・スタイルをご紹介。
「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
50年代のフランス児童文学「プチ・ニコラ」シリーズに描かれる世界と、現在の小学生の世界を“言葉”から比較。子ども達の限られた世界からフランス人とフランス社会を垣間見る。今月は、子ども達が待ちかねているノエル(クリスマス)を覗いてみましょう。
「書くことの始まり
喪失と回想
」國枝孝弘
書くことは、記憶と強く結びついた行為。小説でも個人的な日記でも本質的な違いはない。今月のテーマは「根こぎ・土地・層の深み」。土地にまつわるアイデンティティについてモーリス・バレス『精霊の息吹く丘』、杉富士雄『ミストラル《青春の思い出》とその研究』など多数の文献を引用しつつ、「書く」という行為について多面的に分析、鋭く迫っていく。
「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり
→今月の作品
フランス絵画と言えばモネやルノワールら印象派? ミレー? アングルにドラクロワ…? 日本人なじみが薄くとも、フランスでは17世紀以前の画家のことをどうかお忘れなく。今月は、17世紀フランスを代表する画家ニコラ・プッサンの作品《夏(ルツとボアズ)》。古代の彫像を思わせる人物達がいきいきと描かれた作品は圧巻です。
「ポラールあらかると」太田浩一
ミステリー通の筆者が、毎月とっておきのポラール(フランスのミステリ小説)を紹介。今月ご紹介するのは、フレデリック・ダールの『甦る旋律』。本国で「サン=アントニオ」の名義で書いた本作は、なんと小説を書いているサン=アントニオが主人公「サン=アントニオ警視」、という奇抜な設定!ダールを一躍人気作家の地位に押し上げました。
「映画に見るダンス史」芳野まい
時代とともに移り変わってきた舞踏のありかたを、映画作品とあわせて紹介。今月は、脚をこすり合わせるような動きで踏む独特のステップで1950年代に若者を虜にしたダンス「チャチャチャ」を、ジャック・ロジエ監督の青春映画『アデュー・フィリピーヌ』(1962年)にあわせてご紹介します。
「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
フランスの人気レストランから季節感あふれるメニューを紹介 ! 4つのポイント「主材料」「火入れの仕方」「ソース」「つけあわせ」から“気軽にフレンチ”の扉を開きます。今月は、2003年に「今年のナンバーワン若手シェフ」に選ばれたエマニュエル・ルノー氏がオーナーを務めるレストラン「フロコン・ド・セル Flocon de Sel」を訪ねます。
「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。 モンマルトル編いよいよクライマックス !
「対訳シナリオ」中条志穂
近日公開のシネマ(映画)を日仏語のシナリオで紹介!今月はエリック・ロメール監督の新作(2009年正月公開)にして最後の長編作品『我が至上の愛〜アストレとセラドン〜』のシナリオをご紹介します。
「シャンソン12ヶ月」林田遼右
筆者お気に入りの歌手達を、彼らにまつわるエピソードと代表曲で紹介する、古きよき時代へのオマージュ。今月の歌手は終戦後すぐの1946年に600万枚を売り上げた『プチ・パパ・ノエル』をはじめ、独特のテノールの魅力でファンを虜にしたティノ・ロッシです。
「Kristian au Japon」Kristian
http://kristian.cartoon.free.fr/
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。日本滞在中の思い出をフランスの漫画bande dessinee(BD)で描く。
表紙写真:武田正彦
BD:森デザイン室
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