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雑誌ふらんす

雑誌『ふらんす』は、創刊83年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。

フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。

毎月22日刊行、定価670円。


『ふらんす』1月号
●特集 「騎馬スペクタクル〈Zingaro ジンガロ〉」

フランス人馬術アーティスト、バルタバスが率いる騎馬スペクタクル「Zingaroジンガロ」。2005年の初来日での『Loungtaルンタ』から3年10ヶ月、2009年1月、新作『BATTUTAバトゥータ』と共に再び来日が決定。人と馬との友愛をそのまま体現したようなZingaroはフランス特有の文化といえるだろう。その魅力を、中沢新一率いる多摩美術大学芸術人類学の執筆陣が語る。

「Zingaroのサーカス革命」中沢新一
「Zingaroという名の自由空間」大淵靖子
「ZingaroからHomichevaloへ」石倉敏明


語学記事
「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓
「聞き分けフランス語」(CD収録)小野潮
「ちょこっとjournal」長野督
「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之
「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」(CD収録)
 明石伸子
「もう少し楽に読むために 文の構造からの再出発」朝比奈誼
「哲学書を読む〈ディドロ〉」鷲見洋一
「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一


文化記事
「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
「フランスと私」鈴木昭(執筆者は毎号代わります)
「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
「フランスでtravail !」谷口貴子
「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
「書くことの始まり 喪失と回想」國枝孝弘
「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり→今月の作品
「ポラールあらかると」太田浩一
「映画に見るダンス史」芳野まい
「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ」中条志穂
「シャンソン12ヶ月」林田遼右
「Kristian au Japon」Kristian


その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
           [社会]中島さおり
           [美術]菅野麻美
           [映画]佐藤久理子
          [スポーツ]芦立一義→立読みコーナー
        [classement 3×3] 塩谷祐人
「書評」清岡智比古・小沼純一



【語学記事】

「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓 (2008年10月〜2009年3月号連載)
一次試験(筆記試験)に合格しても、そのあとには2次試験(口答試験)がひかえています。2次試験はこの準2級から始まるので、初めての方は緊張されているのでは? 出題傾向を確認しつつ、仏検準2級の「ポイント」をしかりモノにしましょう!

「聞き分けフランス語」(CD収録)小野潮
トドロフの訳者としても有名な筆者が贈る「読み書きは好き、聞き取りは苦手」におさらばの新学習法。文法に着目してCDを繰り返し聞けば、似たような発音の区別もすいすい!

「ちょこっとjournal」長野督
毎日“ちょこっと”の日記やメモをすらすらとフランス語で書けたらかっこよくない? 実際にフランス人が書いた日記から、フランス語らしく“ちょこっと書き”する極意を伝授!

「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之(10〜2009年3月号連載)
名作の原書を訳、注解、コラムで少しずつ読む本コーナー。先月から取り上げているルナールの『にんじん』を、こども向けの作品として認識している人も多いのでは…?6回にわたり、“子供向けの抜粋訳”では取り上げられなかったエピソードをも取り上げ、“大人の目で”このユニークな小説を読んでいきます。

「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」(CD収録)明石伸子
自然な速さの生きたフランス語表現に触れよう。今月は、元日仏学院教務部長で、現在はパリの国際教育研究センターにお勤めのジャン=フィリップ・ルースさんの第1回目です。インタビュアーとルースさんは友人同士。これまでよりもちょっとくだけた会話に耳を傾けてみましょう。

「もう少し楽に読むために 文の構造からの再出発」朝比奈誼
一見複雑に見えるフランス語の長文に慌てるなかれ。文型を知って、文法的に分解してみれば恐るるに足りず。これを読めば、プルーストの『失われた時を求めて』を気軽に楽しむのも夢じゃない!

「哲学書を読む 〈ディドロ〉」鷲見洋一(1〜3月号)
ディドロ編の第1回。今月はドニ・ディドロの3部作『ダランベールの夢』(「ダランベール氏とディドロ氏の対話のつづき」、「ダランベールの夢」、「さきの対話のつづき」)から、最初の対話で卵の孵化を描く部分を取りあげます。「過激」と言われたディドロの思想はもちろんのこと、いきいきとした文体にも注目です。

「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一
フランスのテストは20点満点! もの知り博士のM.SAITOUTと楽しく勉強しながらクイズ形式のテストに挑戦。満点(20 / 20)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!

【文化記事】

「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
2008年度の表紙を飾るのは、Meilleur ouvrier de France(MOFフランス優秀職人)の資格を持つプロたち。今月は宝石細工磨き職人polisseur(女性はpolisseuse)en joaillerieのMOFをご紹介。ご主人とアトリエを営むニコル・ドゥッツさんは、この道42年のベテラン職人。世界中の有名ブランドのアクセサリーの磨きも手がけています。2008年11月には国家功労賞シュヴァリエ勲章を業界初で受賞しました。

「フランスと私」鈴木昭(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、パリで「鈴豆腐」といったら知らぬ者はいないといわれるくらい、安心安全で味わい深い豆腐を作って5年の鈴木昭さんに「パリの豆腐屋」となったいきさつを綴って頂きました。

「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
人気劇作家の平田オリザさんが、『ふらんす』の連載に登場!この10年間、フランスでの上演、創作活動に取り組んできた平田さん。昨年からは新たなプロジェクトが動き出し、今年から来年にかけてもフランスでの活動がますます増える平田さんが書き下ろす、現地での創作エッセイをお楽しみあれ。

「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
フランス語圏シリーズ第6弾は、ベルギー発。ベルギーと言えば、EU本部、フランス語・オランダ語・ドイツ語圏、漫画、楽器、ビールにチョコレート…。目から鱗の情報満載の連載第10回は、EU関連機関で働く公務員がひしめくブリュッセルの実態です!

「フランスでtravail !」谷口貴子
現在、パリの日本語新聞OVNI(オヴニー)http://www.ilyfunet.com/編集者として活躍する筆者。実は、現地の会社でOLでした。フランスで会社員をするって? 職場環境は? 転職事情は? 今回は、ポンピドーセンターで働く筆者の友人で、同じく働くママさんであるフローレンスさんのライフスタイルを紹介します。

「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
1950年代のフランス児童文学「プチ・ニコラ」シリーズに描かれる世界と、現在の小学生の世界を“言葉”から比較。子ども達の限られた世界からフランス人とフランス社会を垣間見る。今月のテーマは、子どものしつけと罰について。フランス人のしつけの努力に感心しつつ「それにしては若者の公共マナーが悪いのはどういうことだろうか」と投げかける筆者が思うところは?

「書くことの始まり 喪失と回想」國枝孝弘
書くことは、記憶と強く結びついた行為。小説でも個人的な日記でも本質的な違いはない。今月のテーマは「愛・自己意識・狂気」。ひとはひとの何を愛すのか、しょせんは想像の産物を愛しているにすぎないのか…。アンドレ・ブルトン『ナジャ』、ジュリアン・グラック『半島』など多数の文献を引用しつつ、「書く」という行為について多面的に分析、鋭く迫っていく。

「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり→今月の作品
フランス絵画と言えばモネやルノワールら印象派? ミレー? アングルにドラクロワ…? 日本人なじみが薄くとも、フランスでは17世紀以前の画家のことをどうかお忘れなく。今月は、12月号でご紹介した17世紀フランスを代表する画家ニコラ・プッサンとならび称されるクロード・ロランの《アイネイアスのいるデロス島の海辺》を見ていきましょう。

「ポラールあらかると」太田浩一
ミステリー通の筆者が、毎月とっておきのポラール(フランスのミステリ小説)を紹介。今月ご紹介するのは、2009年お正月映画『マルセイユの決着(おとしまえ)』の原作『ギャング』の作者、ジョゼ・ジョバンニの『生き残った者の掟』。同作品も映画化(『冒険者たち』ロベール・アンリコ監督)されるなど、フィルム・ノワールの監督達を魅了するジョバンニの作品は、ロマン・ノワールに新風を送り込んだとして、本国のみならず高い評価を受けています。

「映画に見るダンス史」芳野まい
時代とともに移り変わってきた舞踏のありかたを、映画作品とあわせて紹介。今月は、1980年代のクリスマス映画としてフランスだけで400万人、ヨーロッパ全体で1500万人を動員する社会現象をまきおこした青春映画『ラ・ブーム』を通して、当時の中学生たちが熱狂したダンスパーティ(「ブーム」と呼ばれた)をのぞいてみましょう。

「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
フランスの人気レストランから季節感あふれるメニューを紹介 ! 4つのポイント「主材料」「火入れの仕方」「ソース」「つけあわせ」から“気軽にフレンチ”の扉を開きます。今月は、アルプスの世界的なスキーリゾート地クールシュベルから、グルメ垂涎のレストラン「ル・シャビシュー Le Chabichou」の料理をご紹介します。

「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。 モンマルトル編いよいよクライマックス !

「対訳シナリオ」中条志穂
近日公開のシネマ(映画)を日仏語のシナリオで紹介!今月は「ポラールあらかると」でも紹介したジョゼ・ジョヴァンニの原作で、ジャン=ピエール・メルヴィル監督が映画化した『ギャング』の42年ぶりのリメイク作品、アラン・コルノー監督の『マルセイユの決着(おとしまえ)』のシナリオを見ていきましょう! ダニエル・オートゥイユ、モニカ・ベルッチといった豪華出演陣にも注目!

「シャンソン12ヶ月」林田遼右
筆者お気に入りの歌手達を、彼らにまつわるエピソードと代表曲で紹介する、古きよき時代へのオマージュ。今月の歌手は、平明な歌詞と軽快なリズムで人々に愛されたシャルル・トレネの『私は歌う』『詩人の魂』などをご紹介。舞台狭しと歌いまわるトレネは「歌う狂人」と言われたとか、陽気な見た目とは裏腹にけちでわがままだったとか…。エピソード満載の1ページです。

「Kristian au Japon」Kristian http://kristian.cartoon.free.fr/
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。日本滞在中の思い出をフランスの漫画bande dessinee(BD)で描く。

雑誌ふらんす 1月号の表紙
表紙写真:武田正彦
BD:森デザイン室


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