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雑誌『ふらんす』は、創刊83年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。
フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。
毎月22日刊行、定価670円。
『ふらんす』2月号
●特集 「DELF/DALFにチャレンジ !」
世界150余ヶ国で行なわれているフランス語資格試験DELF・DALF。日本では1991年に開始され、試験実施は年2回。春季の試験に向けて、今から準備をしている方も多いのではないだろうか。過去の出題例を参考にして、しっかり力を蓄えて試験に臨もう!
「実践力と知識を磨く」
「出題例」
(協力:在日フランス大使館文化部)
語学記事
「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓
「聞き分けフランス語」
(CD収録)
小野潮
「ちょこっとjournal」長野督
「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之
「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」
(CD収録)
明石伸子
「もう少し楽に読むために
文の構造からの再出発
」朝比奈誼
「哲学書を読む〈ディドロ〉」鷲見洋一
「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一
文化記事
「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
「フランスと私」奥山由紀夫(執筆者は毎号代わります)
「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
「フランスでtravail !」谷口貴子
「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
「書くことの始まり
喪失と回想
」國枝孝弘
「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり
→今月の作品
「ポラールあらかると」太田浩一
「映画に見るダンス史」芳野まい
「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ」中条志穂
「シャンソン12ヶ月」林田遼右
「Kristian au Japon」Kristian
その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
[社会]中島さおり
[美術]菅野麻美
[映画]佐藤久理子
→立読みコーナー
[スポーツ]芦立一義
[classement 3×3] 塩谷祐人
「書評」宮下志朗・福島祥行
【語学記事】
「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓 (2008年10月〜2009年3月号連載)
昨年11月に実施された2008年度秋季試験準2級の筆記問題を振り返り、取捨選択しながら、第1問から第7問まですべてを徹底的に検証。昨年は準2級取得に至らなかった人も、今年受験を考えている人も、これで仏検準2級の「ポイント」をしかりモノにしましょう!
「聞き分けフランス語」
(CD収録)
小野潮
トドロフの訳者としても有名な筆者が贈る「読み書きは好き、聞き取りは苦手」におさらばの新学習法。文法に着目してCDを繰り返し聞けば、似たような発音の区別もすいすい!
「ちょこっとjournal」長野督
毎日“ちょこっと”の日記やメモをすらすらとフランス語で書けたらかっこよくない? 実際にフランス人が書いた日記から、フランス語らしく“ちょこっと書き”する極意を伝授!
「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之(2008年10月〜2009年3月号連載)
名作の原書を訳、注解、コラムで少しずつ読む本コーナー。先月から取り上げているルナールの『にんじん』を、こども向けの作品として認識している人も多いのでは…?6回にわたり、“子供向けの抜粋訳”では取り上げられなかったエピソードをも取り上げ、“大人の目で”このユニークな小説を読んでいきます。
「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」
(CD収録)
明石伸子
自然な速さの生きたフランス語表現に触れよう。今月は、元日仏学院教務部長で、現在はパリの国際教育研究センターにお勤めのジャン=フィリップ・ルースさんの第2回目。「教務部長」というお仕事について詳しく伺ってみました。知り合い同士のくだけた会話に耳を傾けてみましょう。
「もう少し楽に読むために
文の構造からの再出発
」朝比奈誼
一見複雑に見えるフランス語の長文に慌てるなかれ。文型を知って、文法的に分解してみれば恐るるに足りず。これを読めば、プルーストの『失われた時を求めて』を気軽に楽しむのも夢じゃない!
「哲学書を読む 〈ディドロ〉」鷲見洋一(1〜3月号)
ディドロ編の第2回。ディドロの生前に日の目を見なかった作品『ラモーの甥』は、哲学者(わたし)と、大作曲家ラモーの実在の甥(かれ)とのあいだで交わされる、対話作品です。バレエの動きを比喩に、この世でもっとも卑しい阿諛追従の仕草が語れるくだりは、現代の我々にとってもなんとも耳の痛いテーマ。
「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一
フランスのテストは20点満点! もの知り博士のM.SAITOUTと楽しく勉強しながらクイズ形式のテストに挑戦。満点(20 / 20)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!
【文化記事】
「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
2008年度の表紙を飾るのは、Meilleur ouvrier de France(MOFフランス優秀職人)の資格を持つプロたち。今月はショコラティエ(チョコレート職人chocolatier)のパトリック・ロジェをご紹介。〈チョコレートの彫刻家〉と呼ばれるロジェの独創性と技は、装飾的な形のチョコレートを作る事だけにあらず。パリじゅうの一流料理人が、「(デザートに使うのは)ロジェのチョコレートでなければ」と熱い声を送るその味わいは非凡な発想と努力の賜物だ。
「フランスと私」奥山由紀夫(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、東京・飯田橋でフランス図書専門店「欧明社」を営む奥山さん。思いがけず入った本の世界、そして最初は特に乗り気でもなかったというフランス語とフランスの関わりなど、意外なお話が飛び出します。
「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
人気劇作家の平田オリザさんが、『ふらんす』の連載に登場!この10年間、フランスでの上演、創作活動に取り組んできた平田さん。昨年からは新たなプロジェクトが動き出し、今年から来年にかけてもフランスでの活動がますます増える平田さんが書き下ろす、現地での創作エッセイをお楽しみあれ。
「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
フランス語圏シリーズ第6弾は、ベルギー発。ベルギーと言えば、EU本部、フランス語・オランダ語・ドイツ語圏、漫画、楽器、ビールにチョコレート…。目から鱗の情報満載の連載第11回は、ベルギーを代表する文化人たちのお話です。「え!この人もあの人も?」と言いたくなるようなビッグネームが、実はベルギーの出身なのです。
「フランスでtravail !」谷口貴子
現在、パリの日本語新聞OVNI(オヴニー)
http://www.ilyfunet.com/
編集者として活躍する筆者。実は、現地の会社でOLでした。フランスで会社員をするって? 職場環境は? 転職事情は? 異国で女でひとつで二人の子どもを育てながら仕事をする谷口さんが、 離婚・別居・再婚などがめずらしくはないフランスの現状を、ご自身の体験から、家族への愛情あふれる文で紹介しています。
「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
1950年代のフランス児童文学「プチ・ニコラ」シリーズに描かれる世界と、現在の小学生の世界を“言葉”から比較。子ども達の限られた世界からフランス人とフランス社会を垣間見る。今月のテーマは、子どもたちが大嫌いなテストについて。毎日宿題がでるのが当たり前のフランスでは、小テストが頻繁に行なわれるのだそう。
「書くことの始まり
喪失と回想
」國枝孝弘
書くことは、記憶と強く結びついた行為。小説でも個人的な日記でも本質的な違いはない。「詩人の血・死者の生・無限の悲しみ」と銘打たれた今月は、ミッシェル・ドゥギー『尽き果てることなきものへ』や清岡卓行「朝の悲しみ」などを引用しつつ、愛する者の喪が詩人にもたらす、生と死の混濁としての無限の悲しみを論じます。
「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり
→今月の作品
フランス絵画と言えばモネやルノワールら印象派? ミレー? アングルにドラクロワ…? 日本人なじみが薄くとも、フランスでは17世紀以前の画家のことをどうかお忘れなく。今月は、17世紀に華やかなりしイタリア美術に憧れつつも、かの地を踏むことなく自らの画風を確立したフランス画家のひとり、ローラン・ド・ラ・イールの《文法のアレゴリー》を見ていきましょう。
「ポラールあらかると」太田浩一
ミステリー通の筆者が、毎月とっておきのポラール(フランスのミステリ小説)を紹介。今月ご紹介するのは、ミシェル・ルブランの『殺人四重奏』。この小説によって、弱冠26歳でミステリ文学大賞を獲得したルブラン。1996年に66歳で亡くなるまで、本格ものからサスペンス、ロマン・ノワール、さらにはスパイ小説やユーモア・ミステリまで多面的に活躍した彼は、まさに〈ポラールの法王〉である。
「映画に見るダンス史」芳野まい
時代とともに移り変わってきた舞踏のありかたを、映画作品とあわせて紹介。今月の作品は、肌をチョコレート色にして「にせ」キューバ人になったクラシック音楽出身のフランス人青年が、キューバ音楽とダンスと真剣に向き合う中で美しい女性に恋をし、ついには「本物の」情熱とラテン魂と愛を知る物語『サルサ!』です。
「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
フランスの人気レストランから季節感あふれるメニューを紹介 ! 4つのポイント「主材料」「火入れの仕方」「ソース」「つけあわせ」から“気軽にフレンチ”の扉を開きます。今月は、毎年5月に開催される国際映画祭に、世界中からスターが集まるリゾート都市カンヌから、Majestic Hotelのメインダイニング「ヴィラ・デ・リスVilla des lys」の料理をご紹介します。
「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。 モンマルトル編いよいよクライマックス !
「対訳シナリオ」中条志穂
近日公開のシネマ(映画)を日仏語のシナリオで紹介!今月は、過去に二度、カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞しているベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟の『ロルナ祈り』のシナリオを見ていきましょう! 原題はLe silence de Lorna(ロルナの沈黙)。2008年カンヌ映画祭脚本賞受賞作品です。
「シャンソン12ヶ月」林田遼右
筆者お気に入りの歌手達を、彼らにまつわるエピソードと代表曲で紹介する、古きよき時代へのオマージュ。今月の歌手は、暗く重くなりがちな歌も、独特の軽妙さと新鮮な魅力で歌い上げたジルベール・ベコーの『十字架』『メケ・メケ』です。
「Kristian au Japon」Kristian
http://kristian.cartoon.free.fr/
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。日本滞在中の思い出をフランスの漫画bande dessinee(BD)で描く。
表紙写真:武田正彦
BD:森デザイン室
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