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雑誌ふらんす

雑誌『ふらんす』は、創刊83年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。

フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。

毎月22日刊行、定価670円。


『ふらんす』3月号
●特集「世界にちらばるフランコフォン」

毎年3月20日は、世界2億人のフランス語話者が、その文化の多様性を祝う「国際フランコフォニーの日」。これにちなみ、フランス語にゆかりの深いクレオール、カナダのフランス語圏ケベック、そして19世紀フランスにおけるフランス語についてご紹介します。

「《クレオール》列島」恒川邦夫
「カナダのフランコフォン」小畑精和
「フランス語が国語になるまで」土野繁樹


語学記事
「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓
「聞き分けフランス語」(CD収録)小野潮
「ちょこっとjournal」長野督
「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之
「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」(CD収録)
 明石伸子
「もう少し楽に読むために 文の構造からの再出発」朝比奈誼
「哲学書を読む〈ディドロ〉」鷲見洋一
「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一


文化記事
「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
「フランスと私」桐生操(執筆者は毎号代わります)
「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
「フランスでtravail !」谷口貴子
「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
「書くことの始まり 喪失と回想」國枝孝弘
「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり→今月の作品
「ポラールあらかると」太田浩一
「映画に見るダンス史」芳野まい
「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ」中条志穂
「シャンソン12ヶ月」林田遼右
「Kristian au Japon」Kristian


その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
           [社会]中島さおり
           [美術]菅野麻美
           [映画]佐藤久理子
          [スポーツ]芦立一義
        [classement 3×3] 塩谷祐人→立読みコーナー
「書評」野崎歓・平岡敦



【語学記事】

「仏検準2級 ここがポイント!」北村卓 (2008年10月〜2009年3月号連載)
昨年11月に実施された2008年度秋季試験準2級、1次試験の書き取り・聞き取り問題を検討した後、2次試験についても少し触れます。昨年は準2級取得に至らなかった人も、今年受験を考えている人も、これで仏検準2級の「ポイント」をしかりモノにしましょう!

「聞き分けフランス語」(CD収録)小野潮
トドロフの訳者としても有名な筆者が贈る「読み書きは好き、聞き取りは苦手」におさらばの新学習法。文法に着目してCDを繰り返し聞けば、似たような発音の区別もすいすい!

「ちょこっとjournal」長野督
毎日“ちょこっと”の日記やメモをすらすらとフランス語で書けたらかっこよくない? 実際にフランス人が書いた日記から、フランス語らしく“ちょこっと書き”する極意を伝授!

「対訳で楽しむ『にんじん』」松田和之(2008年10月〜2009年3月号連載)
名作の原書を訳、注解、コラムで少しずつ読む本コーナー。先月から取り上げているルナールの『にんじん』を、こども向けの作品として認識している人も多いのでは…? “子供向けの抜粋訳”では取り上げられなかったエピソードをも取り上げ、“大人の目で”このユニークな小説を読んできた最終回は、主人公の言葉にならない「声」に耳を傾けましょう。

「フランス語のインタビューを聞いてみよう!」(CD収録)明石伸子
自然な速さの生きたフランス語表現に触れよう。今月は、元日仏学院教務部長で、現在はパリの国際教育研究センターにお勤めのジャン=フィリップ・ルースさんの最終回。日仏のハーフであることについて伺いました。知り合い同士のくだけた会話に耳を傾けてみましょう。

「もう少し楽に読むために 文の構造からの再出発」朝比奈誼
一見複雑に見えるフランス語の長文に慌てるなかれ。文型を知って、文法的に分解してみれば恐るるに足りず。これを読めば、プルーストの『失われた時を求めて』を気軽に楽しむのも夢じゃない!

「哲学書を読む 〈ディドロ〉」鷲見洋一(1〜3月号)
ディドロ編の第3回は、ディドロの愛人にして人妻のソフィー・ヴォランへの手紙をご紹介します。不倫関係に及び腰になっているソフィーに、哲学者は「決疑論」(良心にかかわる問題を判断する神学問題)を課します。

「20 / 20 クイズ百点満点!」Maurice JACQUET・舟杉真一
フランスのテストは20点満点! もの知り博士のM.SAITOUTと楽しく勉強しながらクイズ形式のテストに挑戦。満点(20 / 20)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!

【文化記事】

「今月のMOF」相原由美子(写真:武田正彦)
2008年度の表紙を飾るのは、Meilleur ouvrier de France(MOFフランス優秀職人)の資格を持つプロたち。今月はフロマジェ(チーズ職人fromager)のローラン・デュボワ氏をご紹介。チーズ職人のMOFと言えどもチーズ作りの職人にあらず。デュボワ氏の仕事は、それぞれのチーズにあった熟成具合を見極め、質のよい状態で販売すること。チーズ大国ならではの職人です。

「フランスと私」桐生操(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、『本当は恐ろしいグリム童話』や歴史のこぼれ話、人物評伝などでおなじみの桐生操さんが登場!次年度からは「12人の悪女」連載で『ふらんす』の顔となる桐生さんが、フランスへの想いをエッセイに綴ります。

「オリザのフランス創作日記」平田オリザ
人気劇作家の平田オリザさんが、『ふらんす』の連載に登場!この10年間、フランスでの上演、創作活動に取り組んできた平田さん。昨年からは新たなプロジェクトが動き出し、今年から来年にかけてもフランスでの活動がますます増える平田さんが書き下ろす、現地での創作エッセイをお楽しみあれ。

「たかがベルギーされどベルギー」清水由美子
フランス語圏シリーズ第6弾は、ベルギー発。ベルギーと言えば、EU本部、フランス語・オランダ語・ドイツ語圏、楽器、ビールにチョコレート…。目から鱗の情報満載の連載最終回は、「国民が単一の国語を共有していないという特殊な状況が、ベルギー人のイマージュ(画像)への嗜好を育んだ」とも評されるベルギー発の文化BD(bande dessinée / 漫画)を取り上げます。

「フランスでtravail !」谷口貴子
現在、パリの日本語新聞OVNI(オヴニー)http://www.ilyfunet.com/編集者として活躍する筆者。実は、現地の会社でOLでした。フランスで会社員をするって? 職場環境は? 転職事情は? 異国で女でひとつで二人の子どもを育てながら仕事をする谷口さんが、現在御勤めのOVNI編集部との出会いから今日までを総まとめ。

「小さな世界にあふれるコトバ」児玉しおり
1950年代のフランス児童文学「プチ・ニコラ」シリーズに描かれる世界と、現在の小学生の世界を“言葉”から比較。子ども達の限られた世界からフランス人とフランス社会を垣間見る。フランスの幼稚園や小学校では珍しくないという「シラミ」について。シラミとの闘いは壮絶!…それでいて日本におけるそれに比べると深刻度が低いような?

「書くことの始まり 喪失と回想」國枝孝弘
書くことは、記憶と強く結びついた行為。小説でも個人的な日記でも本質的な違いはない。「喪失・死者・文学」と題に掲げた今月は、ジャン=ポール・サルトル『存在と無』やJ.D.サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』などを引用しつつ、書くことの根拠を明らかにしていく。

「知っておきたいフランスの画家」中山ゆかり→今月の作品
フランス絵画と言えばモネやルノワールら印象派? ミレー? アングルにドラクロワ…? 日本人なじみが薄くとも、フランスでは17世紀以前の画家のことをどうかお忘れなく。今月は、アカデミーの大御所として後世にも影響を及ぼしたシャルル・ル・ブラン 《シモンの家の宴》を見ていきましょう。

「ポラールあらかると」太田浩一
ミステリー通の筆者が、毎月とっておきのポラール(フランスのミステリ小説)を紹介。今月ご紹介するのは、ディディエ・デナンクスの『記憶の中の殺人』。1984年に発表され、ミステリ文学大賞とポール・ヴァイヤン=クチュリエ賞をダブル受賞したデナンクスの出世作は、ミステリ小説としてエンタテイメント小説として上質な光を放っている。

「映画に見るダンス史」芳野まい
時代とともに移り変わってきた舞踏のありかたを、映画作品とあわせて紹介。今月の作品は、『ル・バル』。第二次大戦前から1980年代までのダンスの変遷を見る本作品は、バル(ダンスホール)というたったひとつの場所で展開する。ダンスは歴史のメタファーなのだ。

「メニューを楽しむフランス語」大澤晴美
フランスの人気レストランから季節感あふれるメニューを紹介 ! 4つのポイント「主材料」「火入れの仕方」「ソース」「つけあわせ」から“気軽にフレンチ”の扉を開きます。最終回は、これまで紹介したシェフ達も参加した「日仏交流150周年記念ガラ・ディナー“星の饗宴”」から、その一部をご紹介。現代フランス料理の多様な潮流を象徴する一皿が目白押しです。

「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。 モンマルトル編いよいよクライマックス !
次年度からは、待望の「リヴ・ゴーシュ編」が始まります。


「対訳シナリオ」中条志穂
近日公開のシネマ(映画)を日仏語のシナリオで紹介!今月は、昨年10月に37歳で急逝したギヨーム・ドパルデューの主演作『ベルサイユの子』のシナリオを見ていきましょう! 原題はVersailles。2009年フランス映画祭でも上映される本作は、今春公開予定です。

「シャンソン12ヶ月」林田遼右
筆者お気に入りの歌手達を、彼らにまつわるエピソードと代表曲で紹介する、古きよき時代へのオマージュ。今月の歌手は、独特のしゃがれ声で人生の苦さを歌い、人々の心を震わせるシャルル・アズナヴールの『ラ・ボエーム』『生命をかけて』『青春という名の宝』です。

「Kristian au Japon」Kristian http://kristian.cartoon.free.fr/
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。日本滞在中の思い出をフランスの漫画bande dessinee(BD)で描く。

雑誌ふらんす 3月号の表紙
表紙写真:武田正彦
BD:森デザイン室


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