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雑誌ふらんす

雑誌『ふらんす』は、創刊84年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。

フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。

毎月22日刊行、定価670円。

*お得な年間定期購読もご利用下さい。


『ふらんす』5月号
●特集「フランソワーズ・サガン」

「愛と孤独をめぐる物語」河野万里子
「微笑みから笑いへ」吉田加南子
〈インタビュー〉「ドニ・ウェストホフ氏に訊く」上坂美穂
「対訳シナリオ『サガン―悲しみよ こんにちは』」中条志穂

1954年発表の処女作『悲しみよ こんにちは』とともにこの作家の名前を思い出す方も多いのではないだろうか。没後5年の2009年、この世界的ベストセラーの新訳本や評伝の刊行、伝記映画の上映と再注目の作家フランソワーズ・サガン。小説以外にも「書く」ことにこだわって情熱を燃やし続けたサガンの魅力を、翻訳家・河野万里子と詩人・吉田加南子、サガンの息子の3人が語ります。

「対訳シナリオ」中条志穂
近日公開のシネマ(映画)を日仏語のシナリオで紹介! 今月はディアーヌ・キュリス監督、シルヴィ・テステュー主演の『サガン —悲しみよ こんにちは―』。18歳で書いた処女作「悲しみよ こんにちは」が世界的ベストセラーになったフランソワーズ・サガン(1935-2004)。作品とともに私生活のスキャンダルでも世間に注目され続けた作家の人生を描いた伝記的作品。2009年フランス映画祭上映。


語学記事
「仏検2級 —ここがポイント !」北村卓
「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」(CD収録)野村二郎
「続・マノンの練習帳 フランスの子どもの国語・算数・理科・社会」杉村裕史
「ふだん着フランス語〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉」Léna GIUNTA
「魔法の国の聞き取り」(CD収録)
 井上美穂・François Roussel
「対訳で楽しむ『危険な関係』」桑瀬章二郎・井上櫻子
「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
「オレ流・蘊蓄単語帳」堀茂樹
「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」
 Maurice JACQUET・舟杉真一


文化記事
「今月のBD『Le Roman de Renart』」笠間直穂子(写真:越間有紀子)
「フランスと私」ワサブロー(執筆者は毎号代わります)
「《クレオール》列島〈グアドループ〉」恒川邦夫
「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
「知られざるフランスの自然文化遺産〈モンテリマール〉」羽生のり子
「12人の悪女〈イザボー・ド・バヴィエール〉」桐生操
「タブー視された作家たち 1940年代フランス文学史の裏側
 安原伸一朗
「パリを歩こう 建築探訪 !〈シャルル・プリュメ〉」
 山原美夏
「フランス地方菓子巡り〈ガトー・ピレネー〉」大森由紀子
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ『夏時間の庭』」中条志穂
「東京日仏学院語学留学ビューロー便り〈アンジェ・カトリック大学CIDEF〉」
「Kristian au Japon」Kristian


その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
           [社会]中島さおり
           [美術]菅野麻美
           [映画]佐藤久理子
          [スポーツ]芦立一義
          [スペクタクル]岡田Victoria朋子
        →立読みコーナー
        [classement 3×3] 高田志保
「書評」太田浩一・剣持久木



【語学記事】

「仏検2級 —ここがポイント !」北村卓
今年は仏検上級にチャレンジ ! 好評の仏検対策連載はレヴェルをあげて2009年度も継続。最新の過去問(2008年秋季)を例にとってポイントを押さえた学習に取り組みましょう。 今月は、長文問題を徹底的に検討します。

「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」(CD収録)野村二郎
子どものころ周囲の大人が唄ってくれた歌、幼稚園や小学校でクラスメートと唄った歌、大人になった今でもついつい口ずさんでしまう歌…。フランス人にとってのそんな心の歌、小さな歌を毎月音源付き(CD吹込み:ピエール=ジル)で紹介します。今月は「Sur le Pont d'Avignon(アヴィニヨンの橋の上で)」です。

「続・マノンの練習帳 フランスの子どもの国語・算数・理科・社会」杉村裕史
2008年4月号から半年間連載して好評を博した「マノンの練習帳」が装いもあらたに帰ってきました。前回連載はフランスの小学校での国語(フランス語)を中心にご紹介してきましたが、今回は主要科目全体です。筆者の友人夫妻の娘、マノンちゃんの可愛らしいノートからフランス語の小学校をのぞき見ます。今月は「掛け算」「割り算」をご紹介。日本との考え方の違い、筆算の方法の違いに注目です。

「ふだん着フランス語〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉
 Léna GIUNTA

NHKの「まいにちフランス語」でもおなじみ、レナ・ジュンタさんが、フランス人が日常的に使っている「くだけた言葉」を紹介します。ニュアンスの解説だけでなく、「今すぐ使える表現」「〈チョイ悪〉表現」「〈メチャ悪〉表現」の“使い分け”3段階表記で示されいるので便利 ! 今月の表現は「めんどくさい !」。5月病の季節、思わずそんな風にフランス語で叫びたくなる?

「魔法の国の聞き取り」(CD収録)井上美穂・François Roussel
ファンタジーの世界からフランス語の聞き取り問題が届きました。『ハリー・ポッター』や『ナルニア国物語』…みなさんも夢中になった不思議の国のお話があるのでは ? 「幽霊」「人魚」「魔女」…などなど毎回ファンタジーの世界の住人のまめ知識がいっぱい。楽しみながらフランス語の耳を鍛えます。今月は教会の上の装飾でおなじみの「ガーゴイル」の伝説です!

「対訳で楽しむ『危険な関係』」桑瀬章二郎・井上櫻子
リベルタン小説の代表作、コデルロス・ド・ラクロの『危険な関係』を半年間かけて読んでいきます。純粋な女性たちの心の揺れと、誘惑者たちの背徳の魅力…、書簡から溢れ出す「言葉」があらゆる感情を巧みに描いているのを味わいましょう。第2回は、誘惑者ヴァルモンと、彼が「標的」と定めた貞淑なトゥールヴェル夫人とのやりとりを取り上げます。娼婦と戯れながらヴァルモンが「二重の意味」で夫人に綴る、かの有名な“陵辱”手紙は必読。

「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
やったつもり、できたつもりでいても、ぽつぽつぽつとほころびがあるのが文法というもの。初級レヴェルの文法本は数あれど、ひととおり基本は押さえた(気分)の学習者を納得させる文法の読み物というとなかなか「コレ」というものがございません。だったら浪花ふらんす亭がやりましょう。あなたの文法の穴、繕います。 今月は、加算?不加算?どうしてここで複数になるの?…とわたしたちを悩ませる「文法数」についてです。

「オレ流・蘊蓄単語帳」堀茂樹
アゴタ・クリストフ著『悪童日記』の日本語訳者として知られる堀茂樹さんが、日本人が意味を間違えがちなフランス語の単語をとりあげ、意味・使い方・文化的背景をめぐって蘊蓄をかたむけます ! 語学記事でありながら哲学的な読みでフランス語にアプローチ。今月は辞書で示される訳語の「語義」に惑わされる危険性を説きつつ「désirer ; le désir ; désirable」の意味を考えていきます。「femme désirable」ときたら、さあ、あなたは何と訳しますか?

「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」Maurice JACQUET・舟杉真一
昨年から好評の本連載は2009年度も健在! 文化クイズと語学クイズを毎月交互にとりあげていきます。満点(20 / 20=フランスでは20点満点中20点)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!どしどしご応募ください。

【文化記事】

「今月のBD〈Le Roman de Renart〉」笠間直穂子
 (写真:越間有紀子)

2009年度の表紙を飾るのは、bande dessinée(BD=漫画)。フランスでは「第9芸術」と呼ばれ、映画や小説等と同じように扱われています。そんなBDからとっておきの12冊を1年間かけてご紹介します。初回はBruno Heitzの『Le Roman de Renart』tome.1(Gallimard)。12世紀から13世紀にかけて書かれた説話集『狐物語』をもとに描かれた作品です。いたずらで知恵のきく狐ルナールが、ライオンやオオカミ、騎士、僧侶らとの間に騒動を巻き起こすさまを軽快に描いています。

「フランスと私」ワサブロー(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、シャンソン歌手として30年以上フランスと日本で活躍するワサブローさんです。

「《クレオール》列島〈グアドループ〉」恒川邦夫
「クレオール列島」というものが存在する訳ではない。《クレオール》の定義はさまざまだが、「新世界」の植民地労働者たちが生き延びていくために行なった人種や言語の混交・交雑の結果を指しているといえる。クレオール文学を研究し、現地へ何度も足を運んだ筆者が、自身の体験を交えつつ、カリブ海と西インド諸島に広がる《クレオール》の島とその文化(言葉、文学)を紹介します。 今月は羽を広げた蝶のような形の島、グアドループです。

「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
専門はスラヴ語ですが、“ことば”に魅せられて学んだ外国語は数知れず…。あの語とこの語のつながりの妙を発見してしまったら、さあもう止まらない ! そんな外国語を楽しむ達人の筆者が、ふらふらっと吸い寄せられるように英語の次に学んだ外国語、フランス語にまつわるほのぼのエッセイ。今月は、「ロシア文学といえばフランス語」。

「知られざるフランスの自然文化遺産〈モンテリマール〉」
 羽生のり子

パリ、リヨン、ボルドー、マルセイユ…、フランスを旅行する時に宿をとるのは決まってこんな大都市では ? その中にとどまっていてはフランスの楽しみの半分しか味わえません。大都市から数時間電車にゆられ、自然遺産・文化遺産の街へでかけてみませんか ? 第2回は、パリからTGVで3時間、リヨンからもさほど遠くないモンテリマールを訪ねます。ラベンダーと伝統菓子「ヌガー」で知られるこじんまりした町は、南仏に行く途中で一泊するのに最適。

「12人の悪女〈イザボー・ド・バヴィエール〉」桐生操
『本当は恐ろしいグリム童話』や『やんごとなき姫君』シリーズでおなじみの作家・桐生操さんが『ふらんす』に登場 ! フランス史のなかで「悪女」と呼ばれた女性達の蠱惑的な魅力とその生涯を描く人物伝。今月は、「フランス史上最悪の王妃」と呼ばれたイザボー・ド・バヴィエールの生き様です。

「タブー視された作家たち 1940年代フランス文学史の裏側」安原伸一朗
大戦時下多くの人に読まれていたはずなのに、今ではほとんど顧みられない作家たちがいる。コラボ(対独協力者)と呼ばれた作家たちだ。かれらのうちの、コラボの呼称のもとに掃き捨てられてしまった者たち、あるいはコラボと見なされた過去が忘れ去られた者を取り上げ、フランス文学史のひとつの側面に光をあてていく。 今月は、大戦下の書物検閲について。パリ出版界で繰り広げられた、ドイツ軍当局と作家たち・出版社の駆け引きを紹介します。

「パリを歩こう 建築探訪 ! 〈シャルル・プリュメ〉」山原美夏
石造りのパリの街には、100年以上の前の建造物はめずらしくありません。19世紀のパリを作りあげた建築家たちを毎月ひとりずつ紹介します。彼らの作品の所在する番地をたよりに、パリ旅行の折に散歩をしてみてはいかが ? 芸術の街として常に新たな息吹を与えられ続けているこの街は、今もなおそこかしこに昔年のパリを感じることができるのです。今月は、「アール・デコ」という言葉を生み出したシャルル・プリュメ(1861-1928)です。

「フランス地方菓子巡り〈ガトー・ピレネー〉」大森由紀子
パリのお洒落なお店もいいけれど、地方の素朴な伝統菓子はいかが ? 現地の楽しいエピソードは、おいしいものを求めてフランスのあちこちを旅をしてまわった筆者ならでは。甘くて美味しい連載をめしあがれ! 第2回はアルザス地方の伝統菓子、バームクーヘンに似た「ガトー・ピレネー」をご紹介します。

「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。5年間つづいた「モンマルトル編」は、2009年2月『モンマルトル風俗事典』として刊行。2009年4号からパリ左岸へうつり「リヴ・ゴーシュ編」として再スタート !

「東京日仏学院語学留学ビューロー便り」
フランスじゅうの語学学校から、選りすぐりの優良校をご紹介します。フランス大使館直属の日仏学院ならでは無料留学サービス(日仏学院会員対象)を提供する「東京日仏学院語学留学ビューロー」スタッフのコメントは必読! 気になったらビューローまでどうぞお気軽にご相談下さい。今回は、アンジェ・カトリック学院CIDEFです。

「Kristian au Japon」Kristian
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。
日本滞在中の思い出をbande dessinée(BD=漫画)で描きます。


雑誌ふらんす 5月号の表紙
表紙写真:越間有紀子
BD:森デザイン室


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