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雑誌『ふらんす』は、創刊84年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。
フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。
毎月22日刊行、定価670円。
*お得な年間定期購読もご利用下さい。
『ふらんす』6月号
●特集「〈フランス映画祭2009〉レポート」 編集部
〈インタビュー〉
アントワーヌ・ド・クレルモン=トネール(ユニフランス会長)
ジョジアーヌ・バラスコ(『顧客』監督・出演)
アンヌコンシニ(『華麗なるアリバイ(仮題)』出演)
(聞き手:丸山有美)
2009年3月12日から15日、毎年恒例となったフランス映画祭が開催された。会場を横浜から東京にうつして4回目の今年は、最新21作品(長編15作品、短編6作品)を上映。各界の著名人を招いたトークショーや、13日金曜日にはホラー作品3作の深夜上映イヴェントなど、趣向をこらした4日間に全国からフランス映画ファンが集まった。
語学記事
「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」
(CD収録)
野村二郎
「続・マノンの練習帳
フランスの子どもの国語・算数・理科・社会
」杉村裕史
「ふだん着フランス語
〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉
」Léna GIUNTA
「仏検2級 —ここがポイント !」北村卓
「魔法の国の聞き取り」
(CD収録)
井上美穂・François Roussel
「対訳で楽しむ『危険な関係』」桑瀬章二郎・井上櫻子
「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
「オレ流・蘊蓄単語帳」堀茂樹
「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」
Maurice JACQUET・舟杉真一
文化記事
「今月のBD『DOCTEUR JEKYL & MISTER HYDE』」
笠間直穂子(写真:越間有紀子)
「フランスと私」北山ひとみ(執筆者は毎号代わります)
「《クレオール》列島〈ハイチ共和国〉」恒川邦夫
「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
「知られざるフランスの自然文化遺産〈ドリュー〉」
羽生のり子
「12人の悪女〈カトリーヌ・ド・メディシス〉」桐生操
「タブー視された作家たち
1940年代フランス文学史の裏側
」
安原伸一朗
「パリを歩こう 建築探訪 !〈アンリ・ソヴァージュ〉」
山原美夏
「フランス地方菓子巡り〈ロレーヌ地方のアリババ〉」
大森由紀子
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ『未来の食卓』」中条志穂
「東京日仏学院語学留学ビューロー便り〈トゥール・ラング〉」
「Kristian au Japon」Kristian
その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
→立読みコーナー
[社会]中島さおり
[美術]菅野麻美
[映画]佐藤久理子
[スポーツ]芦立一義
[スペクタクル]岡田Victoria朋子
[classement 3×3] 高田志保
「書評」宮下志朗・篠田勝英
【語学記事】
「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」
(CD収録)
野村二郎
子どものころ周囲の大人が唄ってくれた歌、幼稚園や小学校でクラスメートと唄った歌、大人になった今でもついつい口ずさんでしまう歌…。フランス人にとってのそんな心の歌、小さな歌を毎月音源付き(CD吹込み:
ピエール=ジル
)で紹介します。今月は「Savez-vous planter les choux ?(キャベツを植えられますか?)」です。
「続・マノンの練習帳
フランスの子どもの国語・算数・理科・社会
」杉村裕史
2008年4月号から半年間連載して好評を博した「マノンの練習帳」が装いもあらたに帰ってきました。前回連載はフランスの小学校での国語(フランス語)を中心にご紹介してきましたが、今回は主要科目全体です。筆者の友人夫妻の娘、マノンちゃんの可愛らしいノートからフランス語の小学校をのぞき見ます。今回から数回に亘って、筆者が3月にマノンちゃんの学校を訪問して知ったびっくりエピソードをご紹介します。今月号は小学校の先生お仕事と教室内の様子をお伝えしましょう。
「ふだん着フランス語
〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉
」
Léna GIUNTA
NHKの「まいにちフランス語」でもおなじみ、レナ・ジュンタさんが、フランス人が日常的に使っている「くだけた言葉」を紹介します。ニュアンスの解説だけでなく、「今すぐ使える表現」「〈チョイ悪〉表現」「〈メチャ悪〉表現」の“使い分け”3段階表記で示されいるので便利 ! 今月の表現は「うんざり !」。じめじめと鬱陶しい梅雨の季節…。思わず口をついて出そうなこの言葉を、フランス人は何と表現するのでしょう?
「仏検2級 —ここがポイント !」北村卓
今年は仏検上級にチャレンジ ! 好評の仏検対策連載はレヴェルをあげて2009年度も継続。最新の過去問(2008年秋季)を例にとってポイントを押さえた学習に取り組みましょう。本年度の春季試験まで一ヵ月足らず…。 今月は、書き取り試験と聞き取り試験を取り上げます。
「魔法の国の聞き取り」
(CD収録)
井上美穂・François Roussel
ファンタジーの世界からフランス語の聞き取り問題が届きました。『ハリー・ポッター』や『ナルニア国物語』…みなさんも夢中になった不思議の国のお話があるのでは ? 「幽霊」「人魚」「魔女」…などなど毎回ファンタジーの世界の住人のまめ知識がいっぱい。楽しみながらフランス語の耳を鍛えます。今月は「ドラゴン」にまつわる伝説です。黄金の宝物や美しい姫君の生け贄を求める西洋の伝説の中のドラゴンは、いわば“悪者”。そのため西洋には、竜退治をするヒーロー達の伝説が数多く残っています。
「対訳で楽しむ『危険な関係』」桑瀬章二郎・井上櫻子
リベルタン小説の代表作、コデルロス・ド・ラクロの『危険な関係』を半年間かけて読んでいきます。純粋な女性たちの心の揺れと、誘惑者たちの背徳の魅力…、書簡から溢れ出す「言葉」があらゆる感情を巧みに描いているのを味わいましょう。第3回は、女性リベルタンにしてフェミニストであるメルトゥイユが、いかに「自己」を創り上げたのかを告白する自伝的書簡をとりあげます。
「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
やったつもり、できたつもりでいても、ぽつぽつぽつとほころびがあるのが文法というもの。初級レヴェルの文法本は数あれど、ひととおり基本は押さえた(気分)の学習者を納得させる文法の読み物というとなかなか「コレ」というものがございません。だったら浪花ふらんす亭がやりましょう。あなたの文法の穴、繕います。 今月は、太陽soleilは男性名詞で月luneは女性名詞……でもおとなりのドイツではその反対……何が何やら日本人には分かりづらい文法上の“男子”“女子”の別、「文法性」について紹介します。
「オレ流・蘊蓄単語帳」
堀茂樹
アゴタ・クリストフ著『悪童日記』の日本語訳者として知られる堀茂樹さんが、日本人が意味を間違えがちなフランス語の単語をとりあげ、意味・使い方・文化的背景をめぐって蘊蓄をかたむけます ! 語学記事でありながら哲学的な読みでフランス語にアプローチ。今月は、「行く」のか「来る」のか「出発する」のか、日本で考えようとするとどうも分かりにくい「aller / venir / partir」 を通して、言葉を、単なる「コミュニケーション・ツール」ではなくひとつの「文化」として考えていくことの面白さと重要性を語ります。
「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」Maurice JACQUET・舟杉真一
昨年から好評の本連載は2009年度も健在! 文化クイズと語学クイズを毎月交互にとりあげていきます。今月は、フランスの地理に関するまめ知識とクイズです。満点(20 / 20=フランスでは20点満点中20点)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!どしどしご応募ください。
【文化記事】
「今月のBD〈DOCTEUR JEKYL & MISTER HYDE〉」
笠間直穂子(写真:越間有紀子)
2009年度の表紙を飾るのは、bande dessinée(BD=漫画)。フランスでは「第9芸術」と呼ばれ、映画や小説等と同じように扱われています。そんなBDからとっておきの12冊を1年間かけてご紹介します。第3回はイタリアを代表するイラストレーターMatottiが絵を描き、彼の長年の相棒Jerry Kramsyが脚本を担当した『DOCTEUR JEKYL & MISTER HYDE』(Casterman)。スティーヴンソンの『ジキル博士とハイド氏』(1886)の世界観はそのままに、新しいエピソードも加えた刺激的な一冊。
「フランスと私」
北山ひとみ
(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、二期倶楽部代表として第一線の企業人として活躍する北山ひとみさんです。
「《クレオール》列島〈ハイチ共和国〉」恒川邦夫
「クレオール列島」というものが存在する訳ではない。《クレオール》の定義はさまざまだが、「新世界」の植民地労働者たちが生き延びていくために行なった人種や言語の混交・交雑の結果を指しているといえる。クレオール文学を研究し、現地へ何度も足を運んだ筆者が、自身の体験を交えつつ、カリブ海と西インド諸島に広がる《クレオール》の島とその文化(言葉、文学)を紹介します。 今月は、新世界の解放(内乱と独立)の《象徴》ともいえる国、ハイチ共和国です。
「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
専門はスラヴ語ですが、“ことば”に魅せられて学んだ外国語は数知れず…。あの語とこの語のつながりの妙を発見してしまったら、さあもう止まらない ! そんな外国語を楽しむ達人の筆者が、ふらふらっと吸い寄せられるように英語の次に学んだ外国語、フランス語にまつわるほのぼのエッセイ。今月は、「アンジェイ・ワイダのフランス語映画」。ポーランド人監督ワイダの代表作『ダントン』は、主演のフランス人俳優G.ドパルデューはもちろんのこと、共演のポーランド人俳優までもが流暢にフランス語で台詞を話していることに衝撃を受けた筆者が、四半世紀前に映画に出会った時の興奮を語ります!
「知られざるフランスの自然文化遺産〈ドリュー〉」
羽生のり子
パリ、リヨン、ボルドー、マルセイユ…、フランスを旅行する時に宿をとるのは決まってこんな大都市では ? その中にとどまっていてはフランスの楽しみの半分しか味わえません。大都市から数時間電車にゆられ、自然遺産・文化遺産の街へでかけてみませんか ? 第3回は、パリから電車で50分、日帰り観光に最適な美しい街、ドリューの文化遺産を紹介します。
「12人の悪女〈カトリーヌ・ド・メディシス〉」桐生操
『本当は恐ろしいグリム童話』や『やんごとなき姫君』シリーズでおなじみの作家・桐生操さんが『ふらんす』に登場 ! フランス史のなかで「悪女」と呼ばれた女性達の蠱惑的な魅力とその生涯を描く人物伝。今月は、フィレンツェの名家メディチ家の姫君として生まれ、はるばるフランスへ嫁いで来たと思ったら夫には(自分には到底かなわない)美しい愛人が…… そんな逆境を力に雄々しく生きたカトリーヌ・ド・メディシスの人生です。
「タブー視された作家たち
1940年代フランス文学史の裏側
」安原伸一朗
大戦時下多くの人に読まれていたはずなのに、今ではほとんど顧みられない作家たちがいる。コラボ(対独協力者)と呼ばれた作家たちだ。かれらのうちの、コラボの呼称のもとに掃き捨てられてしまった者たち、あるいはコラボと見なされた過去が忘れ去られた者を取り上げ、フランス文学史のひとつの側面に光をあてていく。 今月は、「対独協力」といったら必ずのように名前の挙がるロベール・ブラジヤックとその文学をご紹介します。
「パリを歩こう 建築探訪 ! 〈アンリ・ソバージュ〉」山原美夏
石造りのパリの街には、100年以上の前の建造物はめずらしくありません。19世紀のパリを作りあげた建築家たちを毎月ひとりずつ紹介します。彼らの作品の所在する番地をたよりに、パリ旅行の折に散歩をしてみてはいかが ? 芸術の街として常に新たな息吹を与えられ続けているこの街は、今もなおそこかしこに昔年のパリを感じることができるのです。今月は、アール・ヌーヴォーの洗礼を受け、その後、第一次大戦直前のモノトーンな世界に斬新な作品をいくつも創り上げたアンリ・ソバージュ(1873-1932)です。
「フランス地方菓子巡り〈ロレーヌ地方のアリババ〉」大森由紀子
パリのお洒落なお店もいいけれど、地方の素朴な伝統菓子はいかが ? 現地の楽しいエピソードは、おいしいものを求めてフランスのあちこちを旅をしてまわった筆者ならでは。甘くて美味しい連載をめしあがれ! 第3回は、18世紀のロレーヌ地方を治めていた元ポーランド王、スタニスラス・レクチンスキーが世に送り出した「アリババ」をご紹介します。
「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。5年間つづいた「モンマルトル編」は、2009年2月『モンマルトル風俗事典』として刊行。2009年4号からパリ左岸へうつり「リヴ・ゴーシュ編」として再スタート !
「対訳シナリオ」中条志穂
近日公開のシネマ(映画)を日仏語のシナリオで紹介! 今月はジャン=ポール・ジョー監督のドキュメンタリー『未来の食卓』。フランスの南部のバルジャック村では、村内の小学校の給食を全てオーガニック(有機)食材にするという前例のない試みに挑戦。笑い事では済まされない環境汚染の実態、人体に及ぼす影響から、食の重要性と改めて実感させてくれる一作。
「東京日仏学院語学留学ビューロー便り」
フランスじゅうの語学学校から、選りすぐりの優良校をご紹介します。フランス大使館直属の日仏学院ならでは無料留学サービス(日仏学院会員対象)を提供する「東京日仏学院語学留学ビューロー」スタッフのコメントは必読! 気になったらビューローまでどうぞお気軽にご相談下さい。今回は、トゥール・ラングです。
「Kristian au Japon」
Kristian
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。
日本滞在中の思い出をbande dessinée(BD=漫画)で描きます。
表紙写真:越間有紀子
BD:森デザイン室
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