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雑誌『ふらんす』は、創刊84年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。
フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。
毎月22日刊行、定価670円。
*お得な年間定期購読もご利用下さい。
『ふらんす』8月号
●特集「コクトー生誕120年」
「青年詩人コクトーの彷徨
『アラジンのランプ』からロシア・バレエへ
」
高橋洋一
「音楽に祝祭的気分を !
20世紀の音楽リーダー、コクトー
」青柳いづみこ
「コクトーと映画
「愛人のように」映画に取り組んだ詩人
」古賀太
ジャン・コクトー Jean Cocteau(1889 - 1963)。生誕120年を迎える詩人コクトーは、小説、映画、音楽、バレエ、絵画…などあらゆる分野でその類いまれな才能を発揮した。20世紀を代表する多くの芸術家たちに影響を与えたコクトーの功績、そして彼自身の魅力に迫ります。
語学記事
「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」
(CD収録)
野村二郎
「続・マノンの練習帳
フランスの子どもの国語・算数・理科・社会
」杉村裕史
「ふだん着フランス語
〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉
」Léna GIUNTA
「仏検2級 —ここがポイント !」北村卓
「魔法の国の聞き取り」
(CD収録)
井上美穂・François Roussel
「対訳で楽しむ『危険な関係』」桑瀬章二郎・井上櫻子
「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
「オレ流・蘊蓄単語帳」堀茂樹
「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」
Maurice JACQUET・舟杉真一
文化記事
「今月のBD『LE CHUTE DE VÉLO』」
笠間直穂子(写真:越間有紀子)
「フランスと私」柿沢安耶(執筆者は毎号代わります)
「《クレオール》列島〈ジャマイカ〉」恒川邦夫
「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
「知られざるフランスの自然文化遺産〈ヴェクサン・フランセ地方自然公園〉」羽生のり子
「12人の悪女〈マリー・マルグリット・ドーブレ〉」桐生操
「タブー視された作家たち
1940年代フランス文学史の裏側
」
安原伸一朗
「パリを歩こう 建築探訪 !〈ピエール・パトゥ〉」
山原美夏
「フランス地方菓子巡り〈ガトー・ド・サヴォワ〉」
大森由紀子
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ『幸せはシャンソニア劇場から』」中条志穂
「東京日仏学院語学留学ビューロー便り〈トゥレーヌ学院〉」
「Kristian au Japon」Kristian
その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
[社会]中島さおり
[美術]菅野麻美
→立読みコーナー
[映画]佐藤久理子
[スポーツ]芦立一義
[スペクタクル]岡田Victoria朋子
[classement 3×3] 高田志保
「書評」倉田保雄・荻野アンナ
【語学記事】
「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」
(CD収録)
野村二郎
子どものころ周囲の大人が唄ってくれた歌、幼稚園や小学校でクラスメートと唄った歌、大人になった今でもついつい口ずさんでしまう歌…。フランス人にとってのそんな心の歌、小さな歌を毎月音源付き(CD吹込み:
ピエール=ジル
)で紹介します。今月は「Gentil coquelicot(かわいいヒナゲシ)」です。
「続・マノンの練習帳
フランスの子どもの国語・算数・理科・社会
」杉村裕史
2008年4月号から半年間連載して好評を博した「マノンの練習帳」が装いもあらたに帰ってきました。前回連載はフランスの小学校での国語(フランス語)を中心にご紹介してきましたが、今回は主要科目全体です。筆者の友人夫妻の娘、マノンちゃんの可愛らしいノートからフランス語の小学校をのぞき見ます。前号から、筆者が3月にマノンちゃんの学校を訪問して知ったびっくりエピソードをご紹介します。今月はCM1(小4)のカロリーヌ先生のクラスの様子と英語の授業をお届けします。
「ふだん着フランス語
〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉
」
Léna GIUNTA
NHKの「まいにちフランス語」でもおなじみ、レナ・ジュンタさんが、フランス人が日常的に使っている「くだけた言葉」を紹介します。ニュアンスの解説だけでなく、「今すぐ使える表現」「〈チョイ悪〉表現」「〈メチャ悪〉表現」の“使い分け”3段階表記で示されているので便利 ! 今月の表現は「いいなあ !」。新入社員のノリくんは同期のリエちゃんと、夏休みの計画について話しています。実はノリくん、あまりの忙しさに今年はどこにも行けません。リエちゃんがニューカレ(ドニア)に遊びに行くと聞いて……。
「仏検2級 —ここがポイント !」北村卓
今年は仏検上級にチャレンジ ! 好評の仏検対策連載はレヴェルをあげて2009年度も継続。最新の過去問(2008年秋季)を例にとってポイントを押さえた学習に取り組みましょう。今回は、6月に実施された2009年度春季試験2級の筆記問題第1問〜第7問すべてにわたり、設問を取捨選択しながら、徹底的に検討します。
「魔法の国の聞き取り」
(CD収録)
井上美穂・François Roussel
ファンタジーの世界からフランス語の聞き取り問題が届きました。『ハリー・ポッター』や『ナルニア国物語』…みなさんも夢中になった不思議の国のお話があるのでは ? 「幽霊」「ガーゴイル」「うみへび」「魔女」…などなど毎回ファンタジーの世界の住人のまめ知識がいっぱい。楽しみながらフランス語の耳を鍛えます。今月は美しい歌声によって船乗りを惑わせ、海の底に犠牲者をいざなう「人魚」にまつわる伝説です。
「対訳で楽しむ『危険な関係』」桑瀬章二郎・井上櫻子
リベルタン小説の代表作、コデルロス・ド・ラクロの『危険な関係』を半年間かけて読んでいきます。純粋な女性たちの心の揺れと、誘惑者たちの背徳の魅力…、書簡から溢れ出す「言葉」があらゆる感情を巧みに描いているのを味わいましょう。第5回は、男性リベルタン、ヴァルモンに身も心もうばわれて「恋人」となったトゥールヴェル夫人が、偶然その「恋人」の裏切りを目にし、悲痛な胸の内を綴った手紙です。
「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
やったつもり、できたつもりでいても、ぽつぽつぽつとほころびがあるのが文法というもの。初級レヴェルの文法本は数あれど、ひととおり基本は押さえた(気分)の学習者を納得させる文法の読み物というとなかなか「コレ」というものがございません。だったら浪花ふらんす亭がやりましょう。あなたの文法の穴、繕います。 今月は、「人称のうつろい」をテーマに語ります。「ボク、まだアメちゃんたべたいのん ?」をフランス語で言おうとしたら「ボク」は一人称je?…それとも「ボク」=「キミ」だから二人称tu?
「オレ流・蘊蓄単語帳」
堀茂樹
アゴタ・クリストフ著『悪童日記』の日本語訳者として知られる堀茂樹さんが、日本人が意味を間違えがちなフランス語の単語をとりあげ、意味・使い方・文化的背景をめぐって蘊蓄をかたむけます ! 語学記事でありながら哲学的な読みでフランス語にアプローチ。今月は、1990年1月に仏経済誌ラ・トリビューン一面に掲載された« le Japon est un adversaire... »が、日本の某大手新聞にどんな間違った訳で紹介されてしまったのかに着目しつつ、日本人が勘違いしてしまいがちなennemi / adversaireの意味を紹介します。同じく勘違いがおきやすいerreur / fauteについても必読!
「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」Maurice JACQUET・舟杉真一
昨年から好評の本連載は2009年度も健在! 文化クイズと語学クイズを毎月交互にとりあげていきます。今月は、「動物」を使った様々な表現を紹介します。満点(20 / 20=フランスでは20点満点中20点)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!どしどしご応募ください。
【文化記事】
「今月のBD〈LE CHUTE DE VÉLO〉」
笠間直穂子(写真:越間有紀子)
2009年度の表紙を飾るのは、bande dessinée(BD=漫画)。フランスでは「第9芸術」と呼ばれ、映画や小説等と同じように扱われています。そんなBDからとっておきの12冊を1年間かけてご紹介します。第5回はフランス西部、メーヌ=エ=ロワール県生まれのÉtienne Davodeauが描く『LE CHUTE DE VÉLO』(Dupuis)。フランスの地方生活の現実や人々の心情をリアルに丁寧に描きます。ちいさな出来事の絡み合いの中から徐々に明らかになっていくのは、タイトルである「自転車事故」が意味する、ある事件。いいこともわることも包み込みながら、家族のすがたを描く作者のまなざしが、その柔らかな絵柄に現れています。
「フランスと私」
柿沢安耶
(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、東京・中目黒のオーガニック野菜スイーツ専門店
「パティスリー・ポタジエ」
のオーナーパティシエである柿沢安耶さんが、フランス文学科の学生時代の思い出や、安心安全な「食」への思いを語って下さいました。
「《クレオール》列島〈キューバ共和国〉」恒川邦夫
「クレオール列島」というものが存在する訳ではない。《クレオール》の定義はさまざまだが、「新世界」の植民地労働者たちが生き延びていくために行なった人種や言語の混交・交雑の結果を指しているといえる。クレオール文学を研究し、現地へ何度も足を運んだ筆者が、自身の体験を交えつつ、カリブ海と西インド諸島に広がる《クレオール》の島とその文化(言葉、文学)を紹介します。 今月は、レゲエの神様ボブ・マーレーでおなじみのジャマイカ。4月号のハイチや先月号のキューバが、輝かしい「革命」のシンボルであるのに対して、ジャマイカは先のボブ・マーリーなどに代表される、異色のメッセージの発信地として知られています。そんなジャマイカではどんな文学が育まれてきたのでしょう。
「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
専門はスラヴ語ですが、“ことば”に魅せられて学んだ外国語は数知れず…。あの語とこの語のつながりの妙を発見してしまったら、さあもう止まらない ! そんな外国語を楽しむ達人の筆者が、ふらふらっと吸い寄せられるように英語の次に学んだ外国語、フランス語にまつわるほのぼのエッセイ。「言語学者」という肩書きを持つ筆者。しかしそう名乗るまでには葛藤が…。それを取り除いてくれたのが、フランス人毒舌言語学者ジョルジュ・ムーナンだったのでした ! はたしてムーナンが主張する言語学とは…?
「知られざるフランスの自然文化遺産〈ヴェクサン・フランセ地方自然公園〉」羽生のり子
パリ、リヨン、ボルドー、マルセイユ…、フランスを旅行する時に宿をとるのは決まってこんな大都市では ? その中にとどまっていてはフランスの楽しみの半分しか味わえません。大都市から数時間電車にゆられ、自然遺産・文化遺産の街へでかけてみませんか ? 第5回は、パリから電車で40分、Baladobus (夏季の日曜・祝日運行バス) で1時間半のところにあるヴェクサン・フランセ地方自然公園。ロワール地方までいかなくても、パリからこんなに近場で自然浴と歴史散策ができるのです!
「12人の悪女〈マリー・マルグリット・ドーブレ〉」桐生操
『本当は恐ろしいグリム童話』や『やんごとなき姫君』シリーズでおなじみの作家・桐生操さんが『ふらんす』に登場 ! フランス史のなかで「悪女」と呼ばれた女性達の蠱惑的な魅力とその生涯を描く人物伝。今月は、ブランヴィリエ侯爵夫人ことマリー・マルグリット・ドーブレ。「退屈しのぎに」毒殺にのめりこんでいくbelle dame sans merci(無慈悲な女)をご紹介します。
「タブー視された作家たち
1940年代フランス文学史の裏側
」安原伸一朗
大戦時下多くの人に読まれていたはずなのに、今ではほとんど顧みられない作家たちがいる。コラボ(対独協力者)と呼ばれた作家たちだ。かれらのうちの、コラボの呼称のもとに掃き捨てられてしまった者たち、あるいはコラボと見なされた過去が忘れ去られた者を取り上げ、フランス文学史のひとつの側面に光をあてていく。沈黙と密告の社会の中で、ひとびとの心をつかんだ書物とは。
「パリを歩こう 建築探訪 ! 〈ピエール・パトゥ〉」山原美夏
石造りのパリの街には、100年以上の前の建造物はめずらしくありません。19世紀のパリを作りあげた建築家たちを毎月ひとりずつ紹介します。彼らの作品の所在する番地をたよりに、パリ旅行の折に散歩をしてみてはいかが ? 芸術の街として常に新たな息吹を与えられ続けているこの街は、今もなおそこかしこに昔年のパリを感じることができるのです。今月は、アール・デコ全盛期に、その代表ともいえる豪華客船ノルマンディー号などの内装を手がけた建築家ピエール・パトゥです。
「フランス地方菓子巡り〈ガトー・ド・サヴォワ〉」大森由紀子
パリのお洒落なお店もいいけれど、地方の素朴な伝統菓子はいかが ? 現地の楽しいエピソードは、おいしいものを求めてフランスのあちこちを旅をしてまわった筆者ならでは。甘くて美味しい連載をめしあがれ! 第5回は、ローヌ=アルプ地方に属するサヴォワに伝わる凹凸のある山型のお菓子、ガトー・ド・サヴォワgâteau de Savoieあるいはビスキュイ・ド・サヴォワbiscuit de Savoieと呼ばれるお菓子をご紹介します。
「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。5年間つづいた「モンマルトル編」は、2009年2月『モンマルトル風俗事典』として刊行。2009年4号からパリ左岸へうつり「リヴ・ゴーシュ編」として再スタート !
「対訳シナリオ」中条志穂
近日公開のシネマ(映画)を日仏語のシナリオで紹介! 今月は、ミュージックホールの再建に命をかけた群像を感動的に描き、フランスで130万人の観客を集めた大ヒット作。『コーラス』のクリストフ・バラティエが監督した
『幸せはシャンソニア劇場から』
です。
「東京日仏学院語学留学ビューロー便り」
フランスじゅうの語学学校から、選りすぐりの優良校をご紹介します。フランス大使館直属の日仏学院ならでは無料留学サービス(日仏学院会員対象)を提供する
「東京日仏学院語学留学ビューロー」
スタッフのコメントは必読! 気になったらビューローまでどうぞお気軽にご相談下さい。今回は、6月号でご紹介したトゥールラングと同じく、風光明媚なトゥールに建つ「トゥレーヌ学院」です。
「Kristian au Japon」
Kristian
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。
日本滞在中の思い出をbande dessinée(BD=漫画)で描きます。
表紙写真:越間有紀子
BD:森デザイン室
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