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雑誌ふらんす

雑誌『ふらんす』は、創刊84年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。

フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。

毎月22日刊行、定価670円。

*お得な年間定期購読もご利用下さい。


『ふらんす』9月号
●特集「BDの楽しみ」

座談会「小説のようにBDを味わう」
笠間直穂子×Thibaud DESBIEF×原正人
描き下ろし漫画「ツーンとくるほどBDが読みたい ! 」
じゃん・ぽ〜る西
おすすめBD
BD便利帳

BD(bande dessinée)はフランス、ベルギーを中心としたヨーロッパの漫画。宮崎駿、大友克洋など世界中で評価されている日本のアニメ作家、漫画家にも多大な影響を与えたと言われるBDは、日本ではとかくそのビジュアル的な魅力にばかり注目が集まりがちだ。しかしフランス語を学ぶ者には、それ以上の楽しみ方—“読み物”としての味わい方—があるのではないだろうか。


語学記事
「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」(CD収録)野村二郎
「続・マノンの練習帳 フランスの子どもの国語・算数・理科・社会」杉村裕史
「ふだん着フランス語〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉」Léna GIUNTA
「仏検2級 —ここがポイント !」北村卓
「魔法の国の聞き取り」(CD収録)
 井上美穂・François Roussel
「対訳で楽しむ『危険な関係』」桑瀬章二郎・井上櫻子
「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
「オレ流・蘊蓄単語帳」堀茂樹
「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」
 Maurice JACQUET・舟杉真一


文化記事
「今月のBD『L'ACCÉLÉRATEUR ATOMIQUE』」
 笠間直穂子(写真:越間有紀子)
「フランスと私」夏目房之介(執筆者は毎号代わります)
「《クレオール》列島〈セントルシア〉」恒川邦夫
「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
「知られざるフランスの自然文化遺産〈ヴィシー〉」
羽生のり子
「12人の悪女〈アンヌ・ルイーズ・ベネディクト・ド・コンデ〉」桐生操
「タブー視された作家たち 1940年代フランス文学史の裏側
 安原伸一朗
「パリを歩こう 建築探訪 !〈ロベール=マレ・ステヴァンス〉」山原美夏
「フランス地方菓子巡り〈マカロン〉」大森由紀子
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ『ゴーファースト 潜入捜査官』」中条志穂
「東京日仏学院語学留学ビューロー便り〈アコール学校〉」
「Kristian au Japon」Kristian


その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
           [社会]中島さおり
           [美術]菅野麻美→立読みコーナー
           [映画]佐藤久理子
          [スポーツ]芦立一義
          [スペクタクル]岡田Victoria朋子
        [classement 3×3] 高田志保
「書評」國枝孝弘・安藤礼二



【語学記事】

「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」(CD収録)野村二郎
子どものころ周囲の大人が唄ってくれた歌、幼稚園や小学校でクラスメートと唄った歌、大人になった今でもついつい口ずさんでしまう歌…。フランス人にとってのそんな心の歌、小さな歌を毎月音源付き(CD吹込み:ピエール=ジル)で紹介します。今月は秋のおとずれを唄う「Colchiques dans les prés(野原のイヌサフラン)」です。

「続・マノンの練習帳 フランスの子どもの国語・算数・理科・社会」杉村裕史
2008年4月号から半年間連載して好評を博した「マノンの練習帳」が装いもあらたに帰ってきました。前回連載はフランスの小学校での国語(フランス語)を中心にご紹介してきましたが、今回は主要科目全体です。筆者の友人夫妻の娘、マノンちゃんの可愛らしいノートからフランス語の小学校をのぞき見ます。6月号から、筆者が3月にマノンちゃんの学校を訪問して知ったびっくりエピソードをご紹介しています。今月はCM1(小4)のカロリーヌ先生のクラスからお届けする第2回。算数の立体模型を使った授業のようすです。

「ふだん着フランス語〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉
 Léna GIUNTA

NHKの「まいにちフランス語」でもおなじみ、レナ・ジュンタさんが、フランス人が日常的に使っている「くだけた言葉」を紹介します。ニュアンスの解説だけでなく、「今すぐ使える表現」「〈チョイ悪〉表現」「〈メチャ悪〉表現」の“使い分け”3段階表記で示されているので便利 ! 今月の表現は「やばい!」と「ドンマイ !」。今日はグループミーティング。会議室の前で、新入社員のノリ君は、資料を忘れたことに気が付きます。入社以来、初めての大ピンチに大慌てのノリ君に、同期のツジウエ君が励ましの言葉をかけてくれました。

「仏検2級 —ここがポイント !」北村卓
今年は仏検上級にチャレンジ ! 好評の仏検対策連載はレヴェルをあげて2009年度も継続。最新の過去問(2008年秋季)を例にとってポイントを押さえた学習に取り組みましょう。今月は、2009年度春季1次試験の書き取り・聞き取り問題を中心に検討します。秋に2級合格を目指す方も、さらに準1級へチャレンジしようとされている方も、いま一度ポイントを確認しましょう。

「魔法の国の聞き取り」(CD収録)井上美穂・François Roussel
ファンタジーの世界からフランス語の聞き取り問題が届きました。『ハリー・ポッター』や『ナルニア国物語』…みなさんも夢中になった不思議の国のお話があるのでは ? 「幽霊」「ガーゴイル」「うみへび」「魔女」…などなど毎回ファンタジーの世界の住人のまめ知識がいっぱい。楽しみながらフランス語の耳を鍛えます。今月は、地下資源の番人である「ノーム les gnomes」にまつわる伝説です。

「対訳で楽しむ『危険な関係』」桑瀬章二郎・井上櫻子
最終回です。リベルタン小説の代表作、コデルロス・ド・ラクロの『危険な関係』を半年間かけて読んでいきます。純粋な女性たちの心の揺れと、誘惑者たちの背徳の魅力…、書簡から溢れ出す「言葉」があらゆる感情を巧みに描いているのを味わいましょう。男性リベルタン、ヴァルモンと女性リヴェルタン、メルトゥイユのたどった末路は…。
10月号からは吉田加南子さんの「対訳で楽しむ『悲しみよこんにちは』」がスタートします。


「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
やったつもり、できたつもりでいても、ぽつぽつぽつとほころびがあるのが文法というもの。初級レヴェルの文法本は数あれど、ひととおり基本は押さえた(気分)の学習者を納得させる文法の読み物というとなかなか「コレ」というものがございません。だったら浪花ふらんす亭がやりましょう。あなたの文法の穴、繕います。 今月扱いますのは、「on」の用法、そして「受動態」でございます。

「オレ流・蘊蓄単語帳」堀茂樹
アゴタ・クリストフ著『悪童日記』の日本語訳者として知られる堀茂樹さんが、日本人が意味を間違えがちなフランス語の単語をとりあげ、意味・使い方・文化的背景をめぐって蘊蓄をかたむけます ! 語学記事でありながら哲学的な読みでフランス語にアプローチ。前回扱ったerreurとfauteの概念の違いをから、今回はもう一度fauteを取り上げ、さまざまなinfractionsとの関係に注目してします! 「微力ながらも、ポピュリズムと、それが孕む全体主義的傾向に抵抗したい」という筆者。どんな切り口からアプローチするのでしょう ?

「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」Maurice JACQUET・舟杉真一
昨年から好評の本連載は2009年度も健在! 文化クイズと語学クイズを毎月交互にとりあげていきます。今月は、「動物」を使った様々な表現を紹介します。満点(20 / 20=フランスでは20点満点中20点)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!どしどしご応募ください。

【文化記事】

「今月のBD〈L'ACCÉLÉRATEUR ATOMIQUE〉」
 笠間直穂子(写真:越間有紀子)

2009年度の表紙を飾るのは、bande dessinée(BD=漫画)。フランスでは「第9芸術」と呼ばれ、映画や小説等と同じように扱われています。そんなBDからとっておきの12冊を1年間かけてご紹介します。第6回は、1964年生まれ、手がけた単行本は100冊以上にのぼる売れっ子漫画家ルイス・トロンダイムLewis Trondheimの『L'ACCÉLÉRATEUR ATOMIQUE』(Dargaud)。2005年にアングレーム国際漫画祭の最優秀シリーズ賞を勝ちとった「ラピノのすばらしい冒険」Les formidables aventures de Lapinotの最終巻。スピード感とユーモア溢れる一冊は夏におすすめ。

「フランスと私」夏目房之介(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、マンガ評論の第一人者、夏目房之介さんです。「若い頃からフランスに憧れたことも格別興味をもったこともなかった」という夏目さんが、フランスと関わりを持つようになったのは…。含蓄ある必読エッセイ。

「《クレオール》列島〈セントルシア〉」恒川邦夫
「クレオール列島」というものが存在する訳ではない。《クレオール》の定義はさまざまだが、「新世界」の植民地労働者たちが生き延びていくために行なった人種や言語の混交・交雑の結果を指しているといえる。クレオール文学を研究し、現地へ何度も足を運んだ筆者が、自身の体験を交えつつ、カリブ海と西インド諸島に広がる《クレオール》の島とその文化(言葉、文学)を紹介します。 今月は、4月号でとりあげたマルチニック島の南、晴れた日にはくっきりと島影が見えるほどの距離にある、セントルシアSaint Lucia。英国領であり、公用語は英語ですが、大衆は仏クレオール語を話しています。

「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
専門はスラヴ語ですが、“ことば”に魅せられて学んだ外国語は数知れず…。あの語とこの語のつながりの妙を発見してしまったら、さあもう止まらない ! そんな外国語を楽しむ達人の筆者が、ふらふらっと吸い寄せられるように英語の次に学んだ外国語、フランス語にまつわるほのぼのエッセイ。テレビのCMや映画宣伝、あるいはただBGMとして、あちこちで耳にするフレンチ・ポップス。だけど誰の何という歌かはわからない…。そんなこと皆さんもあるのでは ?

「知られざるフランスの自然文化遺産〈ヴェクサン・フランセ地方自然公園〉」羽生のり子
パリ、リヨン、ボルドー、マルセイユ…、フランスを旅行する時に宿をとるのは決まってこんな大都市では ? その中にとどまっていてはフランスの楽しみの半分しか味わえません。大都市から数時間電車にゆられ、自然遺産・文化遺産の街へでかけてみませんか ? 第6回は、パリからパリ、リヨン駅から地方線で3時間のヴィシー。アールデコにアールヌーヴォー、イギリス風、18世紀フランス風、ベネチア風などの建物が、小さな町の中心に何の脈絡もなく共存するさまはまるで「建築のテーマパーク」!

「12人の悪女〈アンヌ・ルイーズ・ベネディクト・ド・コンデ〉」桐生操
『本当は恐ろしいグリム童話』や『やんごとなき姫君』シリーズでおなじみの作家・桐生操さんが『ふらんす』に登場 ! フランス史のなかで「悪女」と呼ばれた女性達の蠱惑的な魅力とその生涯を描く人物伝。メーヌ公妃ことアンヌ・ルイーズ・ベネディクト・ド・コンデ。「御所人形」ともあだ名されたその小さな体には、それに似合わぬ桁外れの野心を秘めていた…。

「タブー視された作家たち 1940年代フランス文学史の裏側」安原伸一朗
大戦時下多くの人に読まれていたはずなのに、今ではほとんど顧みられない作家たちがいる。コラボ(対独協力者)と呼ばれた作家たちだ。かれらのうちの、コラボの呼称のもとに掃き捨てられてしまった者たち、あるいはコラボと見なされた過去が忘れ去られた者を取り上げ、フランス文学史のひとつの側面に光をあてていく。今月取り上げるのは、第二次大戦中、フランスでもっとも読まれた書物の一つである『残骸』の作者リュシアン・リュバテ。彼にとっての対独協力とはなんだったのでしょう。

「パリを歩こう 建築探訪 ! 〈ロベール・マレ=ステヴァンス〉」山原美夏
最終回です。石造りのパリの街には、100年以上の前の建造物はめずらしくありません。19世紀のパリを作りあげた建築家たちを毎月ひとりずつ紹介します。彼らの作品の所在する番地をたよりに、パリ旅行の折に散歩をしてみてはいかが ? 芸術の街として常に新たな息吹を与えられ続けているこの街は、今もなおそこかしこに昔年のパリを感じることができるのです。最終回の今月は、モダニズムの巨匠、ロベール・マレ=ステヴァンスをご紹介します。

「フランス地方菓子巡り〈パリのマカロン〉」大森由紀子
素朴な伝統菓子はいかが ? 現地の楽しいエピソードは、おいしいものを求めてフランスのあちこちを旅をしてまわった筆者ならでは。甘くて美味しい連載をめしあがれ! 第6回は、近年日本でも大人気のフランス菓子、マカロンを紹介します。もう知ってると仰るなかれ。皆さんご存知のマカロンは「“パリの”マカロン」。マカロンの世界は奥深いのです。

「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。5年間つづいた「モンマルトル編」は、2009年2月『モンマルトル風俗事典』として刊行。2009年4号からパリ左岸へうつり「リヴ・ゴーシュ編」として再スタート !

「対訳シナリオ」中条志穂
近日公開のシネマ(映画)を日仏語のシナリオで紹介! 今月は、『あるいは裏切りという名の犬』(オリヴィエ・マルシャル監督)の印象的な役作りで頭角を現した俳優、ロシュディ・ゼムがおとり捜査官に扮するハードなアクション映画、『ゴーファースト 潜入捜査官』(オリヴィエ・ヴァン・ホーフスタッド監督)。

「東京日仏学院語学留学ビューロー便り」
フランスじゅうの語学学校から、選りすぐりの優良校をご紹介します。フランス大使館直属の日仏学院ならでは無料留学サービス(日仏学院会員対象)を提供する「東京日仏学院語学留学ビューロー」スタッフのコメントは必読! 気になったらビューローまでどうぞお気軽にご相談下さい。今回はパリ9区にあるアコール学校を取り上げます。

「Kristian au Japon」Kristian
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。
日本滞在中の思い出をbande dessinée(BD=漫画)で描きます。


雑誌ふらんす 9月号の表紙
表紙写真:越間有紀子
BD:森デザイン室


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