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雑誌ふらんす

雑誌『ふらんす』は、創刊84年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。

フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。

毎月22日刊行、定価670円。

*お得な年間定期購読もご利用下さい。


『ふらんす』10月号
●特集「ベルクソン生誕150年」

「弁解するベルクソン」上村博
「ベルクソン的冒険への誘い ―『シネマ』から」岡村民夫
「小林秀雄つまずく」宮本徳藏

アンリ・ベルクソンHenri Bergson(1859-1941)。今年は、フランスが生んだ偉大な哲学者にしてノーベル文学賞受賞者であるベルクソンの生誕150年にあたります。


語学記事
「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」(CD収録)野村二郎
「続・マノンの練習帳 フランスの子どもの国語・算数・理科・社会」杉村裕史
「ふだん着フランス語〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉」Léna GIUNTA
「仏検準1級 —ここがポイント !」北村卓〈新連載〉
「魔法の国の聞き取り」(CD収録)
 井上美穂・François Roussel
「対訳で楽しむ『悲しみよ こんにちは』」吉田加南子〈新連載〉
「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
「オレ流・蘊蓄単語帳」堀茂樹
「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」
 Maurice JACQUET・舟杉真一


文化記事
「今月のBD『LA RÉVOLTE D’HOP-FROG』」
 笠間直穂子(写真:越間有紀子)
「フランスと私」吉本多香美(執筆者は毎号代わります)
「《クレオール》列島〈トリニダード・トバゴ〉」恒川邦夫
「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
「知られざるフランスの自然文化遺産〈ノートル=ダム・ドュ・ロー〉」羽生のり子
「12人の悪女〈フランソワーズ・アテナイス・ドゥ・モルトゥマール / ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエール〉」桐生操
「タブー視された作家たち 1940年代フランス文学史の裏側
 安原伸一朗
「地面の下のパリ〈メトロ〉」渡辺響子〈新連載〉
「フランス地方菓子巡り〈タルトタタン〉」大森由紀子
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ『ココ・アヴァン・シャネル』」中条志穂
「東京日仏学院語学留学ビューロー便り〈カヴィラム〉」
「Kristian au Japon」Kristian


その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
           [社会]中島さおり
           [美術]菅野麻美
           [映画]佐藤久理子
          [スポーツ]芦立一義→立読みコーナー
          [スペクタクル]岡田Victoria朋子
        [classement 3×3] 高田志保
「書評」高頭麻子・岩津航



【語学記事】

「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」(CD収録)野村二郎
子どものころ周囲の大人が唄ってくれた歌、幼稚園や小学校でクラスメートと唄った歌、大人になった今でもついつい口ずさんでしまう歌…。フランス人にとってのそんな心の歌、小さな歌を毎月音源付き(CD吹込み:ピエール=ジル)で紹介します。今月は、フランス語学習者にはおなじみのナンバー「Au clair de la lune(月の明かりに)」です。

「続・マノンの練習帳 フランスの子どもの国語・算数・理科・社会」杉村裕史
2008年4月号から半年間連載して好評を博した「マノンの練習帳」が装いもあらたに帰ってきました。前回連載はフランスの小学校での国語(フランス語)を中心にご紹介してきましたが、今回は主要科目全体です。筆者の友人夫妻の娘、マノンちゃんの可愛らしいノートからフランス語の小学校をのぞき見ます。6月号から、筆者が3月にマノンちゃんの学校を訪問して知ったびっくりエピソードをご紹介しています。今月は、筆者がフランス人の小学生を相手に行なった、漢字の特別授業の様子をお伝えします。

「ふだん着フランス語〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉
 Léna GIUNTA

NHKの「まいにちフランス語」でもおなじみ、レナ・ジュンタさんが、フランス人が日常的に使っている「くだけた言葉」を紹介します。ニュアンスの解説だけでなく、「今すぐ使える表現」「〈チョイ悪〉表現」「〈メチャ悪〉表現」の“使い分け”3段階表記で示されているので便利 ! 今月の表現は「はらへったぁ !」。まだ朝の10時だというのに、おなかが勢いよく「グー!」。(秋には限らず) 食欲旺盛なノリ君は、昨日食べたつゆだくの牛丼(大盛り)を思い浮かべて思わず…。

「仏検準1級 —ここがポイント !」北村卓
今年は仏検上級にチャレンジ ! 好評の仏検対策連載は、今月から更にレヴェルが上がります。さあ、尻込みしているヒマはありません。準1級が実施されるのは1年に1度(秋季)です。最新の過去問(2008年秋季)を例にとってポイントを押さえた学習に取り組みましょう。今月は、レヴェルと問題構成を確認し、筆記問題を検討します。

「魔法の国の聞き取り」(CD収録)井上美穂・François Roussel
ファンタジーの世界からフランス語の聞き取り問題が届きました。『ハリー・ポッター』や『ナルニア国物語』…みなさんも夢中になった不思議の国のお話があるのでは ? 「幽霊」「ガーゴイル」「うみへび」「魔女」…などなど毎回ファンタジーの世界の住人のまめ知識がいっぱい。楽しみながらフランス語の耳を鍛えます。今月は地下世界の美しい住人、エルフ Les elfes にまつわる伝説です。

「対訳で楽しむ『悲しみよ こんにちは』」吉田加南子
今月から対訳でお楽しみいただくのは、フランソワーズ・サガンFrançoise Sagan(1935-2004)の『悲しみよこんにちは』Bonjour Tristesse(1954)。10代のサガンを一躍時の寵児にした本作は、主人公の複雑に揺れる心を見事に表現した繊細な文章で綴られています。初回は、題名の由来となったポール・エリュアールの詩から読み進めていきましょう。

「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
やったつもり、できたつもりでいても、ぽつぽつぽつとほころびがあるのが文法というもの。初級レヴェルの文法本は数あれど、ひととおり基本は押さえた(気分)の学習者を納得させる文法の読み物というとなかなか「コレ」というものがございません。だったら浪花ふらんす亭がやりましょう。あなたの文法の穴、繕います。 今月扱いますのは、受動態。受動態につきものなのが前置詞の「de」とか「par」といったもの。このふたつ、果たしてどう理解したものでしょう?

「オレ流・蘊蓄単語帳」堀茂樹
アゴタ・クリストフ著『悪童日記』の日本語訳者として知られる堀茂樹さんが、日本人が意味を間違えがちなフランス語の単語をとりあげ、意味・使い方・文化的背景をめぐって蘊蓄をかたむけます ! 語学記事でありながら哲学的な読みでフランス語にアプローチ。今月は、「légal / légitime;légalité / légitimité」を取り上げ、6大仏和辞書を大比較! légitime は légalのシノニムだと思ってるそこのあなた、必読です。

「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」Maurice JACQUET・舟杉真一
昨年から好評の本連載は2009年度も健在! 文化クイズと語学クイズを毎月交互にとりあげていきます。今月は、「動物」を使った様々な表現を紹介します。満点(20 / 20=フランスでは20点満点中20点)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!どしどしご応募ください。

【文化記事】

「今月のBD〈LA RÉVOLTE D’HOP-FROG〉」
 笠間直穂子(写真:越間有紀子)

2009年度の表紙を飾るのは、bande dessinée(BD=漫画)。フランスでは「第9芸術」と呼ばれ、映画や小説等と同じように扱われています。そんなBDからとっておきの12冊を1年間かけてご紹介します。第7回は、『LA RÉVOLTE D’HOP-FROG』。原作担当のDavid B.は、独自の幻想的な作風で名高い漫画家。作が担当のChrisyophe Blinは、どこか陰のある淡い雰囲気を持つ作品で評価を高める。物が魂を持ち、人間への逆襲を始めるという、奇想天外な設定の西部劇風の幻想譚は、秋の夜長におすすめ。

「フランスと私」吉本多香美(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、女優でタンザニア共和国親善大使の吉本多香美さんが、フランスで出逢ったいくつも「美しさ」について語って下さいました。

「《クレオール》列島〈トリニダード・トバゴ〉」恒川邦夫
クレオール文学を研究し、現地へ何度も足を運んだ筆者が、自身の体験を交えつつ、カリブ海と西インド諸島に広がる《クレオール》の島とその文化(言葉、文学)を紹介。 今月は、トリニダード・トバゴ共和国 Republic of Trinidad and Tobago。この島の公用語は英語、しかし年配層には僅かに仏クレオール語が伝承されている。

「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
専門はスラヴ語ですが、“ことば”に魅せられて学んだ外国語は数知れず…。あの語とこの語のつながりの妙を発見してしまったら、さあもう止まらない ! そんな外国語を楽しむ達人の筆者が、ふらふらっと吸い寄せられるように英語の次に学んだ外国語、フランス語にまつわるほのぼのエッセイ。あるとき古本屋で戦前のNHK「ラヂオ・テキスト 基礎佛蘭西語」を見つけた筆者。迷わず購入しページをめくると…。

「知られざるフランスの自然文化遺産〈ノートル=ダム・ドュ・ロー〉」羽生のり子
パリ、リヨン、ボルドー、マルセイユ…、フランスを旅行する時に宿をとるのは決まってこんな大都市では ? その中にとどまっていてはフランスの楽しみの半分しか味わえません。大都市から数時間電車にゆられ、自然遺産・文化遺産の街へでかけてみませんか ? 第7回は、聖母マリアの顕現がローマ法王庁から昨年正式に認められた奇跡の地ノートル=ダム・ドュ・ロー。17世紀、イタリアに近いこの山間地で、信仰厚い乙女ベルナデットは54年間に600回以上マリアに出会ったといいます。

「12人の悪女〈フランソワーズ・アテナイス・ドゥ・モルトゥマール / ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエール〉」桐生操
『本当は恐ろしいグリム童話』や『やんごとなき姫君』シリーズでおなじみの作家・桐生操さんが『ふらんす』に登場 ! フランス史のなかで「悪女」と呼ばれた女性達の蠱惑的な魅力とその生涯を描く人物伝。舞台は17世紀のフランス宮廷。ルイ14世をめぐって、可憐なルイーズ・ド・ラ・ヴァリエールに火花を散らすフランソワーズ・アテナイス・ドゥ・モルトゥマールことモンテスパン侯妃。権力に目がくらんだ傲慢な女の行く末やいかに…。

「タブー視された作家たち 1940年代フランス文学史の裏側」安原伸一朗
大戦時下多くの人に読まれていたはずなのに、今ではほとんど顧みられない作家たちがいる。コラボ(対独協力者)と呼ばれた作家たちだ。かれらのうちの、コラボの呼称のもとに掃き捨てられてしまった者たち、あるいはコラボと見なされた過去が忘れ去られた者を取り上げ、フランス文学史のひとつの側面に光をあてていく。今月は、対独協力のシンボルと見なされた、ドイツ宣伝省主催「ワイマール旅行」を取り上げます。

「地面の下のパリ〈メトロ〉」渡辺響子
パリの街を地下から見上げてみる新連載。私たちが「地面の下」「地下」から感じるのはどこか怪しい危険な匂い…。「光の街」とも称されるパリが地面を一枚隔てて隠し持つ、ちょっぴり怪しい闇の顔をご紹介していきます。初回はパリジャンの足、メトロの世界に潜って行きましょう。

「フランス地方菓子巡り〈ソローニュのタルトタタン〉」大森由紀子
素朴な伝統菓子はいかが ? 現地の楽しいエピソードは、おいしいものを求めてフランスのあちこちを旅をしてまわった筆者ならでは。甘くて美味しい連載をめしあがれ! 第7回は、ソローニュ地方の小さな街のホテルタタンで、“失敗がもと”で作られたリンゴのお菓子「タルトタタン」のお話です。

「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。5年間つづいた「モンマルトル編」は、2009年2月『モンマルトル風俗事典』として刊行。2009年4号からパリ左岸へうつり「リヴ・ゴーシュ編」として再スタート !

「対訳シナリオ」中条志穂
今月は、『アメリ』のヒロインで人気を博した女優オドレイ・トトゥが、有名デザイナーの若き時代を演じる『ココ・アヴァン・シャネル』(アンヌ・フォンテーヌ監督)。孤児院育ちの少女ガブリエルが逆境を追い風に変え、世界のココ・シャネルになるまでを描く。

「東京日仏学院語学留学ビューロー便り」
フランスじゅうの語学学校から、選りすぐりの優良校をご紹介します。フランス大使館直属の日仏学院ならでは無料留学サービス(日仏学院会員対象)を提供する「東京日仏学院語学留学ビューロー」スタッフのコメントは必読! 気になったらビューローまでどうぞお気軽にご相談下さい。今回は中央フランスのヴィシーにあるカヴィラムをご紹介します。

「Kristian au Japon」Kristian
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。
日本滞在中の思い出をbande dessinée(BD=漫画)で描きます。


雑誌ふらんす 10月号の表紙
表紙写真:越間有紀子
BD:森デザイン室


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