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雑誌『ふらんす』は、創刊84年。
フランス語とフランス文化の唯一の月刊誌。
フランス語を学習中の方も、
フランス映画に興味のあるかたも、
フランス料理が大好きなグルメな方も、
ヨーロッパの文化・思想に造詣を深めたい方も…。
毎月22日頃刊行、定価670円。
*お得な年間定期購読もご利用下さい。
『ふらんす』12月号
●特集「永井荷風の佛蘭西」
「遊歩者の里昂(リヨン) ―荷風と歩く―」加太宏邦
「荷風の巴里(パリ) ―リュクサンブール公園の思い出―」
南明日香
「海のシルクロード ―幕末〜荷風の時代の日仏関係―」
Christian POLAK
永井荷風(1879-1959)。今年は、リヨン・パリ滞在を綴った『ふらんす物語』で近代日本人のフランス観に大きな影響を及ぼした作家の生誕130年、没後50年にあたります。
語学記事
「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」
(CD収録)
野村二郎
「続・マノンの練習帳
フランスの子どもの国語・算数・理科・社会
」杉村裕史
「ふだん着フランス語
〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉
」Léna GIUNTA
「仏検準1級 —ここがポイント !」北村卓
「魔法の国の聞き取り」
(CD収録)
井上美穂・François Roussel
「対訳で楽しむ『悲しみよ こんにちは』」吉田加南子
「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
「オレ流・蘊蓄単語帳」堀茂樹
「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」
Maurice JACQUET・舟杉真一
文化記事
「今月のBD『LE BAR À JOE』」
笠間直穂子(写真:越間有紀子)
「フランスと私」今江祥智(執筆者は毎号代わります)
「《クレオール》列島〈レユニオン〉」恒川邦夫
「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
「知られざるフランスの自然文化遺産〈カマルグ地方自然公園〉」羽生のり子
「12人の悪女〈ジャンヌ=アントワネット・ポワソン〉」
桐生操
「タブー視された作家たち
1940年代フランス文学史の裏側
」
安原伸一朗
「地面の下のパリ〈石切り場〉」渡辺響子
「フランス地方菓子巡り〈アルザス地方のクリスマス菓子〉」大森由紀子
「パリ風俗事典」鹿島茂
「対訳シナリオ『ずっとあなたを愛してる』」中条志穂
「東京日仏学院語学留学ビューロー便り
〈アズーリングア学校〉」
「Kristian au Japon」Kristian
その他
「アクチュアリテ」[政治]国末憲人
[社会]中島さおり
[美術]菅野麻美
[映画]佐藤久理子
[スポーツ]芦立一義
[スペクタクル]岡田Victoria朋子
→立読みコーナー
[classement 3×3] 高田志保
「書評」川本暢・渋谷豊
【語学記事】
「Chantons tous ensemble ! フランス語で童謡を唄う」
(CD収録)
野村二郎
子どものころ周囲の大人が唄ってくれた歌、幼稚園や小学校でクラスメートと唄った歌、大人になった今でもついつい口ずさんでしまう歌…。フランス人にとってのそんな心の歌、小さな歌を毎月音源付き(CD吹込み:
ピエール=ジル
)で紹介します。今月は、「Mon beau sapin(私の美しいもみの木)」です。
「続・マノンの練習帳
フランスの子どもの国語・算数・理科・社会
」杉村裕史
フランスの小学校ではどのような授業が行なわれているのでしょう? 今年3月にパリのとある小学校を訪ねた筆者は、日本とフランスのさまざまな違いにびっくり。今回は理科 Sciencesの授業についてご紹介します。
「ふだん着フランス語
〈知ってビックリEXPRESSIONS FAMILIÈRES〉
」
Léna GIUNTA
NHKの「まいにちフランス語」でもおなじみ、レナ・ジュンタさんが、フランス人が日常的に使っている「くだけた言葉」を紹介します。ニュアンスの解説だけでなく、「今すぐ使える表現」「〈チョイ悪〉表現」「〈メチャ悪〉表現」の“使い分け”3段階表記で示されているので便利 ! 今月の表現は「めっちゃ疲れた!」。年の瀬を迎え、寒さも忙しさも一層きびしくなり、毎晩のように終電帰り。新入社員のノリ君は残業と飲み会でヘトヘト。
「仏検準1級 —ここがポイント !」北村卓
今年は仏検上級にチャレンジ ! 準1級は秋季に行なわれるのみ。この機を無駄にしたくはありません。今回は2008年秋季の問題から、書き取り試験と聞き取り試験を取り上げます。準1級では書き取り・ 聞き取りの分量、さらに難易度も増します。間違えやすいところを「チェック」し、問題の「ポイント」を押さえましょう。
「魔法の国の聞き取り」
(CD収録)
井上美穂・François Roussel
ファンタジーの世界からフランス語の聞き取り問題が届きました。『ハリー・ポッター』や『ナルニア国物語』…みなさんも夢中になった不思議の国のお話があるのでは ? 「幽霊」「ガーゴイル」「うみへび」「ノーム」…などなど毎回ファンタジーの世界の住人のまめ知識がいっぱい。楽しみながらフランス語の耳を鍛えます。今月は Les fées 妖精にまつわる伝説です。
「対訳で楽しむ『悲しみよ こんにちは』」吉田加南子
10月号からお楽しみいただいている、フランソワーズ・サガンFrançoise Sagan(1935-2004)作『悲しみよこんにちは』Bonjour Tristesse(1954)対訳の第3回です。恋人シリルへの愛、父と再婚することになったアンヌへの反抗心と尊敬…さまざまな感情が入り交じり動揺する主人公セシール。気楽に暮らせばよいと思っているだけのような少女の、心の内に秘められた繊細な部分が浮き彫りになる場面を読んでいきます。
「浪花ふらんす亭弥縫録」福島祥行
やったつもり、できたつもりでいても、ぽつぽつぽつとほころびがあるのが文法というもの。あなたの文法の穴、繕います。 今月扱いますのは動詞。他動詞、自動詞、代名動詞と…動詞もいろいろあるけれど、複合過去形でavoirを取るものとêtreを取るものの間にある違いって一体なぁに ?
「オレ流・蘊蓄単語帳」
堀茂樹
アゴタ・クリストフ著『悪童日記』の日本語訳者として知られる堀茂樹さんが、日本人が意味を間違えがちなフランス語の単語をとりあげ、意味・使い方・文化的背景をめぐって蘊蓄をかたむけます ! 語学記事でありながら哲学的な読みでフランス語にアプローチ。今月は、先月に続いてle droitとla loiについて考えていきましょう。
「20 / 20 クイズ百点満点!Ⅱ」Maurice JACQUET・舟杉真一
昨年から好評の本連載は2009年度も健在! 文化クイズと語学クイズを毎月交互にとりあげていきます。今月は、「動物」を使った様々な表現を紹介します。満点(20 / 20=フランスでは20点満点中20点)正解者には抽選でプレゼントがあたるチャンス!どしどしご応募ください。
【文化記事】
「今月のBD〈LE BAR À JOE〉」
笠間直穂子(写真:越間有紀子)
2009年度の表紙を飾るのは、bande dessinée(BD=漫画)。フランスでは「第9芸術」と呼ばれ、映画や小説等と同じように扱われています。そんなBDからとっておきの12冊を1年間かけてご紹介します。第9回は、作画ホセ・ムニョスJosé Muñoz、原作カルロス・サンパヨCarlos Sampayoによるニューヨークを舞台にした短編集『LE BAR À JOE』。1981年にスペイン語で描かれた作品のフランス語版である本作は、力強い線と白黒のコントラストを利かせた画面がスタイリッシュで印象的。
「フランスと私」今江祥智(執筆者は毎号代わります)
大好評の巻頭コーナーは、各分野で活躍中の執筆者がフランスについての思いを綴るエッセイ。今月は、児童文学作家の今江祥智さんです。学生時代につくった「ロマン・ロラン研究会」での仲間との出会いが童話の世界への入り口だったという今江さんが、その作家人生を2ページにぎゅっと集めて語ってくださいました。
「《クレオール》列島〈レユニオン〉」恒川邦夫
クレオール文学を研究し、現地へ何度も足を運んだ筆者が、自身の体験を交えつつ、カリブ海と西インド諸島に広がる《クレオール》の島とその文化(言葉、文学)を紹介。今月からは、カリブ海を離れて、いよいよインド洋の島々に…。皮切りは、高峰が聳え、川あり、滝あり、花園ありで、ランドネ randonnée 愛好者を魅了してやまなないレユニオン島 La Réunion です。
「寄り道ふらふらフランス語」黒田龍之助
専門はスラヴ語ですが、“ことば”に魅せられて学んだ外国語は数知れず…。あの語とこの語のつながりの妙を発見してしまったら、さあもう止まらない ! そんな外国語を楽しむ達人の筆者が、ふらふらっと吸い寄せられるように英語の次に学んだ外国語、フランス語にまつわるほのぼのエッセイです。そのむかし大学で英語を教えていたことがある筆者が、今も仲良しの教え子C君とP君とカラオケで歌うのは決まってビートルズ。世界的スターのTHE BEATLESはフランス語ではLES BEATLESなのだ !
「知られざるフランスの自然文化遺産〈カマルグ地方自然公園〉」
羽生のり子
パリ、リヨン、ボルドー、マルセイユ…、フランスを旅行する時に宿をとるのは決まってこんな大都市では ? その中にとどまっていてはフランスの楽しみの半分しか味わえません。大都市から数時間電車にゆられ、自然遺産・文化遺産の街へでかけてみませんか ? 最終回の今月は、フランスの自然を語る上で外せない南仏の広大な湿地帯「カマルグ地方自然公園」です。
「12人の悪女〈ジャンヌ=アントワネット・ポワソン〉」桐生操
『本当は恐ろしいグリム童話』や『やんごとなき姫君』シリーズでおなじみの作家・桐生操さんが『ふらんす』に登場 ! フランス史のなかで「悪女」と呼ばれた女性達の蠱惑的な魅力とその生涯を描く人物伝。今月は、フランス国王ルイ15世の愛妾、ポンパドゥール侯爵夫人(1721-1764)ことジャンヌ=アントワネット・ポワソン。国王との肉体関係がなくなった後も宮廷ナンバーワンの女性の座に君臨し続けた秘策とは…。
「タブー視された作家たち
1940年代フランス文学史の裏側
」安原伸一朗
大戦時下多くの人に読まれていたはずなのに、今ではほとんど顧みられない作家たちがいる。コラボ(対独協力者)と呼ばれた作家たちだ。かれらのうちの、コラボの呼称のもとに掃き捨てられてしまった者、あるいはコラボと見なされた過去が忘れ去られた者を取り上げ、フランス文学史のひとつの側面に光をあてていく。今月取り上げるのは、占領期のパリで衝動に身をまかせて生き、その軽率さゆえに対独協力作家と見なされたマルセル・ジュアンドー。
「地面の下のパリ〈石切り場〉」渡辺響子
パリの街を地下から見上げてみる新連載。私たちが「地面の下」「地下」から感じるのはどこか怪しい危険な匂い…。「光の街」とも称されるパリが地面を一枚隔てて隠し持つ、ちょっぴり怪しい闇の顔をご紹介していきます。白い石造りの建物が美しいパリの街、その建材はまさにそれらが立つ地下から切り出したもの…。今月は、そんなパリの石切り場をご紹介しましょう。
「フランス地方菓子巡り〈アルザスのクリスマス菓子〉」
大森由紀子
素朴な伝統菓子はいかが ? 現地の楽しいエピソードは、おいしいものを求めてフランスのあちこちを旅をしてまわった筆者ならでは。甘くて美味しい連載をめしあがれ! 第9回はこの季節ならではの、そして、ドイツと国境を接する独特な文化地域アルザスならではの個性的なクリスマス菓子を取り上げます。
「パリ風俗事典」鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦る。5年間つづいた「モンマルトル編」は、2009年2月『モンマルトル風俗事典』として刊行。2009年4号からパリ左岸へうつり「リヴ・ゴーシュ編」として再スタート !
「対訳シナリオ」中条志穂
今月取り上げるのは、『リンさんの小さな子』『ブロデックの報告書』で日本にもファンが多い人気現代作家フィリップ・クローデルが初めてメガフォンをとった
『ずっとあなたを愛してる』
。実の息子を手にかけ15年間を刑務所で過ごした主人公ジュリエットと、彼女とふたたび家族の絆を取戻そうとする妹レア。繊細で美しい、姉妹の愛と再生の物語です。
「東京日仏学院語学留学ビューロー便り」
フランスじゅうの語学学校から、選りすぐりの優良校をご紹介します。フランス大使館直属の日仏学院ならでは無料留学サービス(日仏学院会員対象)を提供する「東京日仏学院語学留学ビューロー」スタッフのコメントは必読! 気になったらビューローまでどうぞお気軽にご相談下さい。先月に続いて地中海岸沿いのコート=ダジュールから、中心都市ニースにあるアズーリングア学校をご紹介します。
「Kristian au Japon」
Kristian
個展開催、アートワークプロデュースなど、世界を股にかけ活躍中のフランス人イラストレーターKristian。
日本滞在中の思い出をbande dessinée(BD=漫画)で描きます。
表紙写真:越間有紀子
BD:森デザイン室
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