お知らせ(お知らせ)

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 「時事ドットコム」で「ふらんす」が読めます! - 2016.10.20

 白水社はこのたび時事通信社と業務提携することになりました。雑誌「ふらんす」の記事をウェブサイト「時事ドットコム」に提供するのがその柱となります。
 昨年1月のシャルリ・エブド襲撃事件以降、欧州情勢は混迷の度を深めています。小社では、創刊90年を迎えた雑誌ふらんすの特別編集という形で、『シャルリ・エブド事件を考える』『パリ同時テロ事件を考える』を相次いで刊行しましたが、その後の事態は書籍編集の過程をはるかに上回る速度で進んでいます。
 時事通信社はフランスの国際通信社AFP通信と独占契約を結んでおり、「時事ドットコム」への記事提供を通じて、雑誌「ふらんす」の媒体としての魅力を高めるとともに、速報性も視野に入れた迅速な編集態勢の構築を急ぐ所存です。引き続きのご愛顧よろしくお願いいたします。

最新配信記事はこちら
清岡智比古「映画の向こうにパリが見える」(7)
http://www.jiji.com/jc/v4?id=hssfranse-007-16100001

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 10/15・16 通信関連工事による電話・FAX不通のお知らせ - 2016.10.14

2016年10月15日(土)・16日(日)の終日、通信関連の工事により、白水社の電話・FAXがつながらない状態となります。
みなさまにはご迷惑をおかけしますが、ご了承いただけますよう、お願い申し上げます。

なお、10月17日(月)より、通常通りご連絡をお受けできます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 連続講座・翻訳を考える2016「手をつなぎ合う文学 「多」としての言語と翻訳」 - 2016.10.05

(東京外国語大学ウェブサイトより)

総合文化研究所主催研究会 翻訳を考える2016③
手をつなぎ合う文学 「多」としての言語と翻訳

 □日時:2016年10月10日(月)16:30〜18:00
 □場所:東京外国語大学研究講義棟4F 422 総合文化研究所
 ■登壇者:関口涼子、温又柔、金子奈美
 ■主催:東京外国語大学総合文化研究所
 ■お問い合わせ:東京外国語大学総合文化研究所(リンク先をご覧ください)

 第2回エチェパレ=ラボラル・クチャ翻訳賞を金子奈美さん・白水社が受賞 - 2016.10.05

バスク語の文学作品の翻訳に与えられる第2回エチェパレ=ラボラル・クチャ翻訳賞を、キルメン・ウリベ『ムシェ 小さな英雄の物語』を刊行した白水社と翻訳者の金子奈美さんが受賞しました。

>現地の新聞記事はこちら

>エチェパレ・バスク院のサイトはこちら(英文)

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 白水社ウェブサイト・カートサービス終了について - 2016.09.28

いつも弊社ウェブサイトをご利用いただき、ありがとうございます。
当サイトでの書籍のご注文につきまして、これまでブックサービスのウェブサイトを経由するカートを設置しておりましたが、2016年9月28日、ブックサービスが楽天株式会社「楽天ブックス」とサービス統合し、ブックサービスのウェブサイトサービスが終了(楽天ブックスと統合)となったため、弊社ウェブサイトのカートの設置を終了させていただきます。
お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

なお、白水社の刊行物は全国の書店にてお求めいただけます。
書店に在庫がない場合などは、下記の方法でもお求めいただけます。

★ 書店に在庫がない場合は?
書店にご注文ください。この方法なら送料もかかりませんし、普段ご利用の書店にてお受け取りになれます。ご注文の際は本の題名、著者、価格のほか、ISBNコードもお伝えいただくと確実です。

★ インターネットでご注文
ネット書店各社をご利用いただき、お求めください。

★ブックサービスを利用する(お支払いは代金引換)
楽天株式会社「楽天ブックス」が運営する「ブックサービス」をご利用いただく方法です。
代金はお届け時に書籍と引き換えにお支払いください。

ⓐ電話でのご注文:フリーコール 0120-29-9625
手数料は冊数にかかわらず、税込定価の総額が1500円未満の場合は605円、1500円以上の場合は305円です。

ⓑ FAXでのご注文:フリーコール 0120-29-9635
手数料は一律305円です。

 『ふらんす夏休み学習号2016』仏検5級模擬試験採点について - 2016.09.15

『ふらんす夏休み学習号2016』の「無料採点仏検5級模擬試験」の採点は終了いたしました。
「解答と解説」は10月3日に白水社ホームページに掲載しますのでご利用ください。

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 「第23回 東京国際ブックフェア」出展のお知らせ - 2016.08.19

「第23回 東京国際ブックフェア」に、白水社は〈書物復権〉参加出版社の一社として出展します。
〈書物復権の会〉ブースでは、白水社刊行物を会場限定特別価格にて販売します。
みなさまお誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。

 ■会期:2016年9月23日(金)〜25日(日) 10:00〜18:00
 ■会場:東京ビッグサイト(東京・有明)

 □主催:東京国際ブックフェア実行委員会
      リード エグジビション ジャパン(株)

  ◇ブックフェア詳細・無料招待券のお申し込みは
   「東京国際ブックフェア」ウェブサイト
    http://www.bookfair.jp/

 夏季休業のお知らせ - 2016.08.09

白水社は2016年8月12日(金)・8月15日(月)、夏季休業とさせていただきます。

この間にいただきましたご注文やお問い合せにつきましては、通常よりお時間をいただきます。

お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、予めご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

 『台湾生まれ 日本語育ち』日本エッセイスト・クラブ賞 温又柔さん受賞のことば - 2016.07.25


撮影:朝岡英輔

温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』第64回日本エッセイスト・クラブ賞 受賞のことば

「「ママ語」で育ってよかった!」

 つい、先月のことです。
 羽田空港で出国手続きをするための列に並んでいたら、台湾語が耳に飛び込んできました。わたしの後ろに並ぶ三人連れのご婦人たちが、ぴいちくぱあちくお喋りの花を咲かせていました。
 ご婦人たちのお喋りをこっそりと聴いていると、その台湾語には中国語もまじっているのがすぐにわかりました。それだけでなく、なんと、日本語も聞こえてくるのです。
「やたらとひとが多いわねえ、今日って何の日なのよ? あ、土曜日か」
 という会話を交わすご婦人たちのことばを、ありのままに再現してみると、
「怎麼那麼多人、きゃあり、し、禮拜幾? アドヨウビか」。
 となります。
 ご婦人方の手元にそっと目をやると、再入国カードをはさんだ「中華民国」のパスポートを持っています。
 ああやっぱり、と思わず頬が緩みました。
 わたしと同じ。
 わたしの母と同じ。
 かのじょたちもまた、東京在住の台湾人なのです。

「あなたのところの息子さん、まだ学生だっけ。今は就職大変よねえ。甘くないわ」
「你兒子還在上學? チマぁ、ベ・ゼエ・工作、ボー簡單。アマクナイワ」

「うちの娘ね、ゴールデンウィークはまた友だちと韓国なのよ。台湾はどうよ、って言ってやったら、あたしにとって台湾は外国じゃないもん、ですって」
「我女兒,ゴールデンウィーク・和朋友們又去韓國. 我說台灣呢? イ・ディオ・ガ・ワ・ゴン、台灣ンーシー・がいこく!」

 東京在住の台湾のご婦人たち特有のお喋りにこっそりと耳をかたむけながらわたしは、きっと自分と同世代であるはずの、ご婦人方の息子さんや娘さんのことを考えます。

 日本語と思ったら台湾語。
 台湾語がきたら中国語。
 中国語のかたわらには台湾語、そしてまた日本語。

 これが、こういうコトバが、わたしたちの母のことばです。
 わたしたちの母は、こういうコトバを、喋っていました。喋っています。
 これが、こういうコトバこそが、台湾生まれ日本語育ちの、わたしの母語です。

 今回、わたしのこれまでのコトバの遍歴をひたすら書き綴った『台湾生まれ 日本語育ち』が第64回日本エッセイスト・クラブ賞を賜りましたことを、心から喜ばしく感じています。
 この本に収録されている文章は、白水社さんのウェブサイトを「舞台」に、2011年から連載してきたものです。
 はじめは、「失われた〝母国語〟を求めて」というタイトルで、書きすすめていました。
 いつまでたっても上達しない・できない中国語のことや、すっかり忘れたつもりでいる台湾語をめぐる記憶などについて書いているうちに、

 ・母国語とはそもそも何をもって定義されるのだろう?
 ・台湾人でありながら日本で育った私の場合、何語を母語と呼ぶべきなんだろう?

 という問いが芽生えてきました。
 わたしは、わたしにとって、ほとんど唯一の、自由自在に操れる日本語によって、そのことを考え続けました。
 そして、その過程で、自分には母語が三つあると気づきました。
 もっといえば、わたしの母語は三つのことばでできている、と確信しました。
 ウェブサイトでの連載が終わったときに、わたしは実感します。

 わたしは、何も、失ってなどいなかった。
 わたしのコトバは、はじめからずっと、ここにあった。

 そのことに思い至ったとき、自分自身のことばをめぐる遍歴を記したものとして一冊の本にまとめあげる段階で、新たに名づけなおしたくなりました。
 そこで連載開始時から本書の刊行を共に夢見ていてくださった担当編集者・杉本さんと話し合い、「失われた〝母国語〟を求めて」から『台湾生まれ 日本語育ち』へと改題したのです。
 きわめて個人的な内容を書き綴った一冊であるにもかかわらず、昨年末の発売以来、我がことのように、わたしのことばを歓迎してくださる方々がたくさんいらっしゃって、つくづく〝ホオミャア(幸福な、を意味する台湾語)〟本だなあと感じています。  今こそ、こう思わずにいられません。
 日本生まれであろうとなかろうと、日本で、日本語で、今、育ちつつあるすべてのひとたちが「わたしのことばは、わたし自身のものだ」と堂々と胸を張れるニッポンであってほしい。
 『台湾生まれ 日本語育ち』を手にとってくださった方々が、わたしのニホン語に触れることをきっかけに、日本語は思っていたよりもずっと豊かでふくよかなものなんだなあ、と気づいてくだされば、わたしにとってこんなに嬉しいことはないのです。

 最後に。
 かつてのわたしに、今、とっても教えてあげたい。
 ふつうのお母さんが欲しい、なんて言わないで。
 ふつうのお母さんなんてつまらない。
 今にみんなが、あなたのママを、ママ語をうらやましがるから!

 今日はこの会場に、ママ語でわたしを育ててくれた母と、母の「ママ語」を分かち合う唯一かつ最愛の仲間である妹が姪を連れて来てくれていて、とても嬉しいです。一歳八カ月になる姪がわたしたちと一緒に「ママ語」でお喋りする日はもうすぐそこです!
(了)

温又柔(おん・ゆうじゅう)
作家。1980年台湾・台北市生まれ。
3歳の時に家族と東京に引っ越し、台湾語混じりの中国語を話す両親のもとで育つ。
2006年法政大学大学院・国際文化専攻修士課程修了。
2009年「好去好来歌」ですばる文学賞佳作を受賞。11年『来福の家』(集英社)を刊行。
同年9月白水社のHPで「失われた〝母国語〟を求めて」の連載スタート。(15年5月まで)
2013年音楽家・小島ケイタニーラブと共に朗読と演奏によるコラボレーション活動<言葉と音の往復書簡>を開始。同年、ドキュメンタリー映画『異境の中の故郷――リービ英雄52年ぶりの台中再訪』(大川景子監督)に出演。
2015年12月、『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社)を刊行。同書で第64回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。

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 映画『ブルックリン』7/1全国ロードショー - 2016.07.01

アイルランド文学の名作『ブルックリン』(コルム・トビーン 著/栩木伸明 訳)[エクス・リブリス]の映画化作品が日本公開されます。
アイルランドの田舎から大都会ブルックリンへ移民した少女の感動と成長の物語。
原作はコスタ小説賞受賞、映画は第88回アカデミー賞作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートした話題作です。
映画と本、ぜひあわせてお楽しみ下さい。

映画『ブルックリン』 2016年7月1日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:ジョン・クローリー
出演:シアーシャ・ローナン(『つぐない』『グランド・ブダペスト・ホテル』)
   ドーナル・グリーソン(『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』)
   エモリー・コーエン、ジム・ブロードベント(『アイリス』)、ジュリー・ウォルターズ(『リトル・ダンサー』)
配給:20世紀フォックス映画
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/brooklyn-movie/

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  • エクス・リブリス
  • ライ麦畑でつかまえて
  • キャッチャー・イン・ザ・ライ
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