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東京堂書店ウェブサイトより)
『社会のなかのコモンズ』刊行記念待鳥聡史さん×宇野重規さん×苅部直さん×谷口功一さん トークイベント「平成の社会科学を振り返る:公共性からコモンズへ」「平成」が終わります。阪神大震災から東日本大震災まで、あるいは格差貧困からグローバリゼーションまで、この30年はどんな時代だったか? まもなく
『社会のなかのコモンズ』を刊行する待鳥聡史、宇野重規、苅部直、谷口功一が語ります! 「平成の社会科学」が論じたこと、また論じなかったことは? 90年代流行った公共性論が、コモンズ論へ移行したのはどんな意味があるのか? 新たな公共圏を形づくる試みへどうぞ。
■開催日時:2019年2月28日(木) 19時00分~(開場18時30分)
■開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール□参加費:1,000円(要予約)
◇参加お申し込み方法は東京堂書店ウェブサイトをご覧ください。
http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=18670【出演者プロフィール】待鳥聡史(まちどり・さとし)
1971年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(法学)。京都大学大学院法学研究科教授。『財政再建と民主主義』(有斐閣)でアメリカ学会清水博賞、『首相政治の制度分析』(千倉書房)でサントリー学芸賞。『政党システムと政党組織』(東京大学出版会)、『代議制民主主義』(中公新書)、『アメリカ大統領制の現在』(NHKブックス)、『民主主義にとって政党とは何か』(ミネルヴァ書房)他。
宇野重規(うの・しげき)
1967年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学社会科学研究所教授。同研究所で〈希望学〉プロジェクトをリードしたほか、『政治哲学へ』(東京大学出版会)で渋沢・クローデル賞、『トクヴィル 平等と不平等の理論家』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞。『〈私〉時代のデモクラシー』(岩波新書)、『民主主義のつくり方』(筑摩選書)、『西洋政治思想史』(有斐閣)、『未来をはじめる』(東京大学出版会)、『共和国か宗教か、それとも』(編著、白水社)他。
苅部直(かるべ・ただし)
1965年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学法学部教授。著書に『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫)、『丸山眞男』(岩波新書、サントリー学芸賞)、『移りゆく「教養」』(NTT出版)、『歴史という皮膚』(岩波書店)、『秩序の夢』(筑摩書房)、『「維新革命」への道』(新潮選書)、『日本思想史への道案内』(NTT出版)、『日本思想史の名著30』(ちくま新書)他。
谷口功一(たにぐち・こういち)
1973年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、首都大学東京法学部教授。著書に『ショッピングモールの法哲学』(白水社)、『日本の夜の公共圏』(編著、白水社)『逞しきリベラリストとその批判者たち』(共編、ナカニシヤ出版)、訳書にシェーン『〈起業〉という幻想』、ドレズナー『ゾンビ襲来』(以上、共訳、白水社)他。