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[特集]フィリップ・フォレスト


 ナント大学で文学の教鞭をとるフォレストは、シュルレアリスムやテル・ケルについて、また大江健三郎論をはじめ日本文学についての卓越した批評家であるとともに、すぐれた小説家でもある。そのフォレストが2008年10月末に来日する。(初出:『ふらんす』2008年11月号)


目次

“柔道家”フォレストの肖像 ミカエル・フェリエ/翻訳:小黒昌文
[原文]Portrait de Philippe FOREST en judoka japonais Michaël Ferrier
『さりながら』——エキゾチスムと私小説を軽やかに潜り抜けて 澤田直
はじまりとしての愛——荒木経惟をめぐる「物語」—— 小黒昌文

イベント情報

2008年11月6日 フィリップ・フォレスト自作を語る@立教大学池袋キャンパス
2008年10月30日 フィリップ・フォレスト、荒木経惟を囲んで@東京日仏学院
2008年10月29日 〈私〉小説 — 日本とフランスの場合 大浦康介教授との討論@京都大学
2008年10月28日 フィリップ・フォレスト 最新作 "Araki enfin — L’homme qui ne vécut que pour aimer " の一部を朗読@関西日仏交流会館ヴィラ九条山

©Jacques Henric
フィリップ・フォレスト Philippe FOREST
1962年パリ生まれ。パリ政治学院卒。文学博士。
現在、ナント大学文学部教授、比較文学の教鞭をとる。シュルレアリスムやテル・ケルについて、また大江健三郎をはじめ日本文学についての卓越した批評家でもある。自伝や私小説などに関しても独創的で鋭い考察を重ねている。
主な著作にPhilippe Sollers(フィリップ・ソレルス)、Histoire de « Tel Quel »(〈テル・ケル〉派の歴史)、La Beauté du Contresens et autres essais sur la littérature japonaise(取り違えの美しさ──日本文学論)など。また幼い娘の死をきっかけに、小説にも着手するようになる。小説第一作『永遠の子ども』(邦訳、集英社)でフェミナ賞処女作賞、また『さりながら』で12月賞を受賞している。最近では、ガリマール社のArt et Artistes叢書の一冊として、写真家荒木経惟論(Araki enfin)を上梓した。
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