マルクス(上)

ある十九世紀人の生涯

佐藤優氏推薦!思想、政治、私生活を「19世紀」という時代の文脈に連関させながら、その全体像を厳正に描く。

著者 ジョナサン・スパーバー
小原 淳
ジャンル 一般書 > 世界史 > 近代史
おすすめ
出版年月日 2015/06/26
ISBN 9784560084458
判型・ページ数 4-6・370ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり

目次

序論

第1部 形成
 第1章 息子
 第2章 学生
 第3章 編集者
 第4章 亡命者
 第5章 革命家

第2部 格闘
 第6章 反逆者
 第7章 追放者

内容説明

佐藤優氏推薦!歴史家による評伝の決定版
 従来の「マルクス伝」の多くは、称賛にせよ批判にせよ、マルクスをあたかも預言者のごとく描いてきた。これに対して本書は、マルクスの大きな歴史的影響力にもかかわらず、19世紀ヨーロッパ社会に生きた一個人として、当時の状況に強く規定されていたとし、その歴史的文脈で再検討する必要性を強調する。本書は、客観性と公平性を持った、「歴史家による評伝の決定版」であり、我々の現今の状況に光を当てる一助ともなるだろう。
 本書はマルクスの思想や政治活動はもちろん、その私生活も網羅して、3つの要素を連関させながら、全体像を描いている。思想的・政治的に公正な視点を貫き、過度に美化したり、否定することがなく、共産主義体制崩壊から20年以上を経た現在、マルクスを「神話」から解放し、ひいては今日の基礎を築いた「19世紀」という時代を見つめ直すためにも格好の書と言える。また、思想家や活動家、政治家や芸術家など、重要人物による「群像劇」としても興味深く読める。
 著者は米・ミズーリ大学の歴史学部教授。専門は近現代ドイツの政治史・宗教史・社会史。

 

「マルクスを我々の時代の文脈のなかではなく彼の時代の文脈のなかで見ることが、我々の現今の状況に光を当てる一助となるのであり、それこそが二十一世紀の最初の数十年に書かれるマルクス伝の大きな知的利点の一つなのである。」(「序論」より)

 

[原題]KARL MARX: A NINETEENTH-CENTURY LIFE

 

[著者]

ジョナサン・スパーバー Jonathan Sperber

1952年、ニューヨーク生まれ。近現代ドイツの政治史、宗教史、社会史を専門とする、アメリカの歴史家。コーネル大学を卒業後、シカゴ大学大学院に進み、ドイツ思想史のレオナルド・クリーガーに師事。1980年、シカゴ大学から博士号を授与され、1984年からミズーリ大学に勤務し現在に至る。2005~10年、同大学歴史学部長の任に就く。多くの学会や研究機関の要職も歴任しており、近年のドイツ近現代史研究を牽引する歴史家の一人。

 

[訳者]

小原 淳(おばら じゅん)

1975年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(早稲田大学・文学)。現在、和歌山大学教育学部准教授。

主要著書:『フォルクと帝国創設』(彩流社、2011年)、「革命体験と市民社会」(森原隆編『ヨーロッパ・「共生」の政治文化史』所収、成文堂、2012年)、「一八四八/四九年革命後の対抗的政治エリート」(森原隆編『ヨーロッパ・エリート支配と政治文化』所収、成文堂、2010年)、「十九世紀前半期のドイツにおける〈コルポラツィオン〉と〈アソチアツィオン〉」(井内敏夫編『ヨーロッパ史のなかのエリート』所収、太陽出版、2007年)

主要訳書:スタインバーグ『ビスマルク 上・下』(白水社、2013年)

2,800円+税

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