ヒトラーの元帥 マンシュタイン(上)

「名将」の光と影、実像に迫る評伝。英国陸軍少将の著者が新史料や私文書を渉猟し、栄光と挫折の生涯を精彩に描く。地図・写真収録。

著者 マンゴウ・メルヴィン
大木 毅
ジャンル 一般書 > 世界史 > 現代史
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出版年月日 2016/10/25
ISBN 9784560095188
判型・ページ数 4-6・490ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり

内容説明

「名将」の光と影、実像に迫る評伝の決定版!

生誕からエリート参謀、ヒトラーに仕えたフランス侵攻、クリミア戦役まで、英国陸軍少将の著者が新史料や私文書を渉猟し、その栄光と挫折の生涯を精彩に描く。
著者による「日本語版への序文」、カラー口絵地図・写真多数収録

マンシュタインは第二次世界大戦のドイツ軍の「名将」として知られる。名家に生まれ、第一次世界大戦に従軍し、やがて参謀将校として頭角を現し、エリート街道を進む。ヒトラーが権力を掌握し、彼に仕えてフランスを電撃的に打ち破り、降伏に追いやる。独ソ戦ではレニングラードに猛進、またセヴァストポリを陥落させるなど、多大なる戦果をあげる。しかしマンシュタインは、スターリングラードを死守せよとするヒトラーと対立し、解任される。失意のマンシュタインは、戦後、戦犯裁判の訴追という窮境に追い込まれる。マンシュタインは指揮下の部隊が戦争犯罪を行うのを止めず、責任を問われたのだ。すべての訴因について有罪ではなかったものの、禁錮刑に処せられる……。
英陸軍少将の著者は、戦後、称賛と非難の両極端に分かれたマンシュタイン評価に対し、その生涯を包括的に再構成し、ドイツ近現代史の流れを投影しつつ、ドイツの興亡を活写する。マンシュタインはナチ犯罪・戦争犯罪にどこまで関与したのか? 新史料や私文書を駆使し、「名将」の光と影、実像に迫る評伝の決定版。

[上巻目次]
日本語版への序文
綴りと軍事用語に関する著者の註釈
訳者註釈
序章
第1章 プロイセンの子
第2章 昇る星 ライヒスヴェーア時代
第3章 ヒトラーに仕える
第4章 権力の中枢にて
第5章 再び戦争へ
第6章 勝利の設計者
第7章 輝ける夏
第8章 フランスからロシアへ
第9章 装甲軍団長
第10章 クリミア戦役

[原題]Manstein: Hitler’s Greatest General

[著者略歴]
マンゴウ・メルヴィン Mungo Melvin
英国陸軍の軍人で、サンドハースト陸軍士官学校ならびにケンブリッジ大学ダウニング・カレッジで学び、また、軍人となってからは、ドイツ連邦国防軍指揮幕僚大学校に派遣されて入校し、その教育も受けている。1974年に任官、王立工兵隊に入隊して以来、陸軍でキャリアを重ね、さまざまなポストに就いてきた。主立ったものとしては、第二八工兵連隊長、陸軍戦略・戦闘研究所長、NATO(北大西洋条約機構)連合軍即応兵団工兵隊長、参謀本部陸戦監、国防省作戦能力監督部長、在独英軍給養司令官などが挙げられ、要職を歴任してきた。また、2009年には、専門家として、旧ユーゴスラヴィア国際戦犯裁判に出廷した。2011年に退役、最終階級は少将で、バス勲章と大英帝国勲章を受けている。
独ソ戦史の第一人者デイヴィッド・グランツは本書を、「洞察力に富み、関心をかきたて、新鮮である」と高く評価している。

[訳者略歴]
大木 毅(おおき・たけし)
1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の講師を経て、現在著述業。2016年度より陸上自衛隊幹部学校部外講師。著作に『ドイツ軍事史』(作品社、2016年)、『第二次大戦の〈分岐点〉』(作品社、2016年)、訳書にイェルク・ムート『コマンド・カルチャー 米独陸軍将校教育の比較文化史』(中央公論新社、2015年)など。

*略歴は刊行時のものです

 

5,000円+税

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