来てけつかるべき新世界

【第61回岸田國士戯曲賞受賞作品】シンギュラリティを予兆する、SF新喜劇(コメディ)。

著者 上田 誠
ジャンル 一般書 >  演劇 >  日本戯曲
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出版年月日 2017/04/21
ISBN 9784560094082
判型・ページ数 4-6・198ページ
定価 2,200円(本体2,000円+税)
在庫 品切れ・重版未定

内容説明

【第61回岸田國士戯曲賞受賞作品】
ほのぼのシュールな、笑えるロボット演劇。

ドローンが出前をする通天閣のおひざもとでは、AI搭載の炊飯器が、将棋や漫才もしてけつかる! シンギュラリティを予兆する、SF新喜劇(コメディ)。

「旧来の軽演劇のように見せながらやがて訪れるAIの波に翻弄される庶民の様子を笑いのうちに展開させて見事。その今を見る視線はシニカルなようでいて妙に暖かい」――岩松了
「きわめて技術が高く、アイデアが全編に行き渡っており、結果すこぶるおもしろい作品となっている」――岡田利規
「上田氏のセンスが独特なのは、「オーバー・テクノロジーが人間の本質を、びっくりするぐらい変化させない」という点である」――ケラリーノ・サンドロヴィッチ
「こんな作品こそ、翻訳されて海外に紹介され、『日本』や『日本人』あるいは『大阪人』というものの不可思議さを『現世界』に知らしめるべきだ」――野田秀樹
「現在のロボット技術の限界と、描きたい未来との乖離を、随所に見られる卓越した笑いの技術でカバーしている」――平田オリザ
「シニカルだが、思いつきで終わらず、どこか幸福な笑いが出現するのは高い作劇の技術ゆえだ」――宮沢章夫
         
巻末には「特別付録」として、イメージが具体化するまでのメモや衣装デザイン、舞台美術資料や舞台写真を収録。

[著者略歴]
上田誠(うえだ・まこと)
1979年、京都府京都市生まれ。
同志社大学工学部中退。
ヨーロッパ企画代表。劇作家・演出家。
映画・ドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成も手がける。
2010年、構成と脚本で参加したテレビアニメ『四畳半神話大系』が、第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞受賞。
大喜利イベント「ダイナマイト関西2010 third」で優勝。
2014年第32回京都府文化賞奨励賞受賞。
アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』の脚本を担当、2017年4月7日に全国公開。

主要作品
『サマータイムマシン・ブルース』
『曲がれ! スプーン』

ウェブサイト
http://www.europe-kikaku.com/

*略歴は刊行時のものです

定価2,200円
(本体2,000円+税)

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