業音

母親の介護をネタに再起をかける主人公のまわりで、奇怪なパートナーシップによる「不協和音」が鳴り響く——人間の業が奏でる悲喜劇

著者 松尾 スズキ
ジャンル 一般書 >  演劇 >  日本戯曲
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出版年月日 2017/08/18
ISBN 9784560094099
判型・ページ数 4-6・156ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)
在庫 在庫あり

内容説明

衝撃の問題作、封印解除! 待望の書籍化
限りなく深い人間の「業」が奏でる悲喜劇


母親の介護をネタに再起をかける主人公のまわりで、奇怪なパートナーシップによる「不協和音」が鳴り響く——。人間の業が奏でる悲喜劇。

 俺らたぶん、
 ゆーっくり滅びてんだ。
 ずーっと、その途中。
 だから俺たちは、
 悪あがきって名前の踊りを、
 踊りつづけるしかねえんだよ。
 (本書より)
*  *  *
母親の介護をネタに再起をかける演歌歌手のまわりで、奇怪なパートナーシップによる「不協和音」が鳴り響く――。わかっちゃいるけど、やめられない。限りなく深い人間の〝業〟が奏でる悲喜劇。そこに、神々しい光が差す! 
15年前に荻野目慶子による主演で初演された衝撃の問題作が、封印解除。時を経て「業音」の調べが、笑いとともに狂おしくも切実さを増した。介護、宗教問題、エイズなど、現代社会が抱える問題を描き、生々しい感情をさらけだした人物造形により、普遍性のある物語へ昇華された。
表紙イラストは著者渾身の書き下ろし!

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