内容説明
会話+文法、入門書の決定版がパワーアップ
日常的な会話文からラテン語の文法を学びましょう。凱旋式や公衆浴場など、古代ローマの情景が音声つきで蘇ります。名言集も収録。
◆ラテン語ってどんなことば?:最初にことばの特徴や話されている地域などをご紹介します。
◆文字と発音:文字の読みかたや発音のコツをやさしく解説。
◆本文:全20課で、見開き2ページに会話・和訳・単語、次の2ページに文法説明があります。
◆練習問題:2課ごとに2ページ、解答は同じ見開きですぐに確認できます。
◆単語力アップ・表現力アップ:テーマ別の単語と表現のコーナーで会話もバッチリ。
◆単語リスト:出てきた単語が載っているので、辞書なしでも始められます。
ここがプラス!
◆簡単なスピーチ・メッセージの表現:人前で話すときに便利な表現や、カードに書けるメッセージを取り上げます。
◆文法チェック:学んだ文法を短い作文問題で総復習。
◆読んでみよう:少し長めの文章を読んでみます。「日本について」はシリーズ共通。
◆付属CD+音声アプリ:CDと同じ音声をアプリでもお聞きいただけます。
古代ローマの日常会話で学ぶラテン語
人類史上初の国際語であり、現代においても西洋の文化の礎となっているラテン語。フランス語・イタリア語・スペイン語などはここから派生し、英語にも多大な影響を与えています。少し難しそうな印象もある言語ですが、日常的な会話文からラテン語の文法を学べる本書は、最初の一歩を踏み出すのに最適です。市場で買い物をしたり、公衆浴場に誘ったり、凱旋式や闘技場などのイベントに行ったり、古代ローマの情景が音声つきで蘇ります。ラテン名言集も収録。
◆スマートフォンのアプリで音声をお聴きいただく方法は、こちらのページをご覧ください。audiobook.jpへのユーザ登録(無料)と、書籍に書かれているシリアルコードが必要となります。
[著者略歴]
岩崎務(いわさき つとむ)
京都大学大学院博士後期課程中退。
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。
西洋古典文学専攻。
主要著訳書:『はじめて学ぶラテン文学史』(共著、ミネルヴァ書房)
『キケロー選集10』(共訳、岩波書店)
『ローマ喜劇集2』(共訳、京都大学学術出版会)