ジャズのことばかり考えてきた

新刊

世界のジャズ史にかかわってきたジャズ・ジャーナリストによる初の著書。ジャズシーンの興隆、名演誕生にまつわるエピソード多数。

著者 児山 紀芳
ジャンル 新刊
一般書 > 音楽
おすすめ
出版年月日 2018/07/13
ISBN 9784560096437
判型・ページ数 4-6・272ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり

内容説明

読めば聴きたくなる、ジャズ史の証言

世界のジャズ史にかかわってきたジャズ・ジャーナリストによる初の著書。ジャズシーンの興隆、名演誕生にまつわるエピソード多数。

「児山さんは、世界のジャズシーンを日本のファンに紹介し、日本のジャズプレイヤーを世界に知らせる努力をなさった、日本はおろか、世界のジャズ史に無くてはならないジャズ・ジャーナリストです」
秋吉敏子

世界のジャズ史にかかわった立役者の回顧録

「スイングジャーナル」編集長、ラジオパーソナリティ、プロデュース、未発表音源発掘などあらゆる面でジャズに携わってきた、ジャズ評論界の第一人者がジャズ史を証言する。
1960年代、まだレコード会社にすらジャズ市場のノウハウがない頃、著者は「スイングジャーナル選定ゴールドディスク」を企画し、名盤を紹介するとともにレコード会社とタイアップしてリリース。ここからジャズ市場が確立していった。また、専門雑誌としては前例のない海外取材を敢行。「リターン・トゥ・フォーエヴァー」結成の経緯を世界に先がけて特集するなど、数々のジャズジャイアンツの肉声を日本のファンに届けた。80年代にはプロデューサーとして活躍し、ヘレン・メリルやジョン・ルイスらの音源を日本から世界へ発信した。これら著者の数々の活動に、ジャズシーンの興隆にはミュージシャンとリスナーをつなぐ存在がいたとうなずかされる。
ソニー・ロリンズの苦悩を見た瞬間、薬物中毒で治療中のアート・ペッパーが海岸で聞かせてくれたサックスの音色、自分だけが聴くことを許されたハービー・ハンコックのリハーサルなど、読めば聴きたくなる逸話も多数。

[目次]
はじめに

Ⅰ ジャズ・ジャーナリズムの誕生
ジャズ・ジャーナリズムの世界へ
「ゴールドディスク」とジャズディスク大賞
ミュージシャンの生の声
ラジオ、もう一つのジャーナリズム
大統領のジャズパーティ―文化としてのジャズに

Ⅱ つくり手の視点から
プロデュースの道へ
NEXT WAVEの創設―日本ジャズを発信する
未発表音源発掘―BOXMAN誕生
ヒストリカル・バリューとは何か
ジャズの伝統が生まれるとき―歴史を振り返り始めたジャズメン

Ⅲ ジャズジャイアンツの肖像
マル・ウォルドロン
アート・ペッパー
ソニー・ロリンズ
秋吉敏子
ヘレン・メリル
ジョン・ルイス
レイ・ブライアント
ジャズの立役者たち

Ⅳ これからのジャズ
ジャズ・ジャーナリストの資格とは
つねにホット・トピックスを

対談 ジャズが生まれる場にかかわるジャーナリズム 児山紀芳×田村直子

[著者略歴]
児山紀芳(こやま・きよし)
ジャズ評論家。1936年大阪生まれ。関西大学文学部英文科卒。「スイングジャーナル」誌編集長を2期17年にわたってつとめ、秋吉敏子、ヘレン・メリル、ソニー・ロリンズ、マイルス・デイヴィス、ジョン・ルイスなど国内外の多くのミュージシャンと親交を結ぶ。80年代には米レコード会社のマスターテープ保管庫から未発表音源を発掘、「キーノート・コンプリート・コレクション」、「ブラウニー:コンプリート・クリフォード・ブラウン・オン・エマーシー」でグラミー賞の「ベストヒストリカルアルバム部門」に2度ノミネート。米「ダウンビート」誌が行う国際批評家投票に唯一の日本人として投票に参加。NHK-FMの歴代のジャズ番組のパーソナリティを担当し、現在も「ジャズ・トゥナイト」を担当。

*略歴は刊行時のものです

3,000円+税

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