Q1022 デカルト

新刊

従来のデカルト像を修正すべく、〈無限なもの〉つまり〈神〉に焦点をあて、デカルト哲学の全体像を豊富な引用文とともに再解釈する。

著者 ロランス・ドヴィレール
津崎 良典
ジャンル 新刊
一般書 > 文庫クセジュ > 哲学・心理学・宗教
おすすめ
シリーズ 一般書 > 文庫クセジュ
出版年月日 2018/09/07
ISBN 9784560510223
判型・ページ数 新書・220ページ
定価 本体1,200円+税
在庫 在庫あり

内容説明

〈無限〉を知解せよ!

従来のデカルト像を修正すべく、〈無限なもの〉つまり〈神〉に焦点をあて、デカルト哲学の全体像を豊富な引用文とともに再解釈する。

本書は、省察的熟考という隘路の向こうに遠望される〈無限なもの〉すなわち〈神〉の人間による知解可能性に依拠して、哲学史の産物である〈カルテジアニズム〉という従来のデカルト理解を破砕し、その多面的な哲学の全体像を豊富な引用文とともに新たに鳥瞰かつ虫瞰する。懇切丁寧な訳注を付す。

[目次]
はじめに 五人目の銃士

第一章 人はいかにしてデカルト派になるのか
Ⅰ 穴倉の比喩
Ⅱ 方法の幾つかの規則
Ⅲ 省察的熟考という方途

第二章 私は在る、私は存在する
Ⅰ 考える事物
Ⅱ 神学的なコギト
Ⅲ 現実に生きているひとりの人間

第三章 神
Ⅰ 神の観念
Ⅱ 神の認識
Ⅲ 包括的には理解不能なものとして知られる神

第四章 デカルトによる合理主義
Ⅰ このうえなく誠実な神
Ⅱ 真理と生得的な観念

第五章 私の生、私の行い
Ⅰ 情念
Ⅱ 自由
Ⅲ 高邁の精神
Ⅳ 「カルヴァンよりも厳格な」デカルト

第六章 科学者デカルト
Ⅰ デカルト革命
Ⅱ 医師デカルト
Ⅲ デカルトにとっての現実

おわりに デカルトとその子孫

参考文献
訳者あとがき
本文・脚注人名索引

[原題]René Descartes

[著者略歴]
ロランス・ドヴィレール Laurence Devillairs
1969年生まれ。フランスの哲学教授資格と哲学博士号をそれぞれ取得。専門は、西洋近世哲学とりわけデカルト哲学とその歴史的展開。代表作に、博士論文をもとにした『デカルトと神の認識』(ヴラン、2004年)、『フェヌロン――無限なものについての哲学』(セール、2007年)、文庫クセジュ『思想家たちの100の名言』(2015年、邦訳版は2019年刊行予定)、『人生を癒す哲学』(フランス大学出版局、2017年)、『比類なき幸福』(アルバン・ミシェル、2017年)などがある。

[訳者略歴]
津崎良典(つざき・よしのり)
1977年生まれ
国際基督教大学(ICU)教養学部人文科学科卒業
パリ第一大学哲学科博士課程修了(フランス政府給費留学生)
日本学術振興会特別研究員PD(東京大学大学院人文社会系研究科)を経て、現在、筑波大学人文社会系准教授
主要著作
 Normes et marginalités à l'épreuve (共著、Presses universitaires de Strasbourg)
 『デカルトの憂鬱――マイナスの感情を確実に乗り越える方法』(扶桑社)
主要訳書
 Philosophie japonaise: le néant, le monde et le corps (共訳、Vrin)
 デリダ『哲学への権利』第二巻(共訳、みすず書房)
 デカルト『デカルト全書簡集』第四巻(共訳、知泉書館)
 ブロック『唯物論』(共訳、白水社文庫クセジュ)
 ライプニッツ『ライプニッツ著作集』第二期第二巻・第三巻(共訳、工作舎)

*略歴は刊行時のものです

1,200円+税

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