U1133 台湾生まれ 日本語育ち

新刊

三つの言語の狭間で育った東京在住の台湾人作家が、自らのルーツを探った感動の軌跡。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作の増補新版!

著者 温 又柔
ジャンル 新刊
一般書 > 白水Uブックス > エッセイ
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シリーズ 一般書 > 白水Uブックス
出版年月日 2018/09/13
ISBN 9784560721339
判型・ページ数 新書・308ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり

内容説明

豊かな日本語の海へ
日本エッセイスト・クラブ賞受賞作の増補新版

三つの言語の狭間で育った東京在住の台湾人作家が、自らのルーツを探った感動の軌跡。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作の増補新版!

3歳の時に東京に移住した台湾人作家が、台湾語・中国語・日本語の3つの母語の狭間で揺れ、惑いながら、自身のルーツを探った感動の軌跡。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作に、刊行後の出来事について綴った3篇を加えた、待望の増補版。
「子どもの頃も含めると、あなたの母語は何ですか? と数えきれないほど訊かれてきた。同じ質問をされるのが苦痛な時期もあったが、いまのわたしは、待ってました、とばかりにほほ笑む。
――タイワン語とチューゴク語の織り交ざったこのニホン語のことですよ。
この答えにたどり着けたのは、約四年の月日をかけて“失われた母国語”を求めつつ、自分にとって言葉とは何かと徹底的に考えぬいた成果なのだと思っている。」――(「Uブックス版に寄せて」より)

[目次]

私のニホン語事始め
なつかしさよ、こんにちは
ピンイン様の逆襲
眠る中国語
ママ語の正体
南方訛り


ペーパーガイジン
「投票」したい
台湾総統選挙を控えて
台湾総統選挙の日
わたしの国々


母「國」語の憂鬱
幻の原稿
龍の年
祖母語、母語、娘語
永住権を取得した日


イマジナジア――馬祖への旅(1)
台湾海峡の彼方へ――馬祖への旅(2)
「国語」を抱きしめて――馬祖への旅(3)


失われた母国語を求めて
終わりの始まり


台湾総統選挙を終えて
「ママ語」で育ってよかった!――日本エッセイスト・クラブ賞受賞のことば
生い繁ることばの森へ――『我住在日語』刊行をめぐって

 あとがき
 Uブックス版に寄せて

[著者略歴]
温又柔(おん・ゆうじゅう)
作家。1980年、台湾・台北市生まれ。3歳の時に家族と東京に移住し、台湾語混じりの中国語を話す両親のもとで育つ。2006年、法政大学大学院・国際文化専攻修士課程修了。09年、「好去好来歌」ですばる文学賞佳作を受賞しデビュー。11年、『来福の家』(集英社、のち白水Uブックス)を刊行。13年、音楽家・小島ケイタニーラブと共に朗読と演奏によるコラボレーション活動〈言葉と音の往復書簡〉を開始。同年、ドキュメンタリー映画『異境の中の故郷――リービ英雄52年ぶりの台中再訪』(大川景子監督)に出演。16年、本書で第64回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。17年、『真ん中の子どもたち』(集英社)で第157回芥川賞候補。18年、『空港時光』(河出書房新社)を刊行。

*略歴は刊行時のものです

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