イーヴリン・ウォー伝 人生再訪

新刊

筋金入りの奇人でもあった英国の巨匠の生涯を、未公開の書簡や日記を駆使して、小説を読むように堪能できる評伝。口絵写真多数収録。

著者 フィリップ・イード
高儀 進
ジャンル 新刊
一般書 > 海外文学 > 古典・評論
おすすめ
出版年月日 2018/10/25
ISBN 9784560096604
判型・ページ数 4-6・598ページ
定価 本体8,500円+税
在庫 在庫あり

内容説明

没後50年記念の伝記の決定版、待望の翻訳!

筋金入りの奇人でもあった英国の巨匠の生涯を、未公開の書簡や日記を駆使して、小説を読むように堪能できる評伝。口絵写真多数収録。

初公表された書簡、日記、未発表原稿などを駆使して、読みやすく精彩に富む筆致で「人間ウォー」を描いた、最新の本格的な伝記。
長男を偏愛する父親に疎まれて成長し、オックスフォード大学時代、飲酒と同性愛に耽溺。鬱屈し、入水自殺に失敗するが、『衰亡』で文学界の寵児になる。悲惨な結婚と別居を経て、カトリックへ改宗。第二次世界大戦の「クレタ島作戦」に従軍し、「不名誉」な撤退に苦しむ。戦後、『ブライズヘッド再訪』でベストセラー作家になるが、生来の厭人癖が嵩じ、「死の願望」が募っていく……。
「これまでの伝記のなかで、最も鋭く、洞察に満ちている」(『ワシントン・タイムズ』)、「全頁に横溢しているのは、ウォーの創造的、性的、社交的な力である」(『デイリー・エクスプレス』)、「独特の悪戯っぽいカリスマを的確に捉え……ユーモアがちりばめられている」(『タイムズ文芸付録』)と主要メディアも絶賛している。また、『ガーディアン』、『サンデー・タイムズ』他が、「今年の最良の本」の一冊に選んでいる。著者は受賞歴のある英国の伝記作家で、ウォーの孫が蒐集した未公開資料の閲覧を特別に許されたという。

[目次]
家系図


第1章 次男
第2章 少年のサディズム
第3章 キッチナー卿に仕える
第4章 イートン校より劣る所
第5章 完全な区分
第6章 人が夢見るすべてのもの
第7章 哀れな死んだ心
第8章 吹き寄せられた半溶けの雪のように純潔
第9章 文人になる
第10章 シーヴリン
第11章 ありきたりの経験だそうだ
第12章 ローマ・カトリックへの逸脱
第13章 オランダ娘
第14章 密林の方へ
第15章 自分の有利になるような助言はできない
第16章 いやもう、彼女はちゃんとした娘だ
第17章 ウォーを終わらせる戦争(ウォー)
第18章 頭は血塗れではないが屈服し
第19章 涙を誘う本
第20章 占領
第21章 気の触れた自分
第22章 ふさわしい、ひっそりした場所
第23章 衰亡

エピローグ
訳者あとがき
図版リスト
参考文献

主要人名・主要作品索引

[著者略歴]
フィリップ・イード PHILIP EADE
一九六六年、イギリスのシュロップシャー州に生まれ、ブリストル大学で歴史を専攻した。刑事弁護士として短期間活動したのちジャーナリストになり、『デイリー・テレグラフ』の死亡記事を担当した。二〇〇七年に『首狩り族の女王、シルヴィア』を発表した。これは、三代にわたってボルネオのサワラク王国を支配したイギリス人の三代目の最後の、サー・ヴァイナー・ブルックの妻、自称首狩り族の女王、奇矯な女シルヴィアの数奇な人生を克明に辿ったもので、伝記作家クラブ賞の次点になり、数多くの新聞雑誌で絶讃された。第二作の『フィリップ殿下――エリザベス二世と結婚した男の波瀾の若き日々』もベストセラーになった。

[訳者略歴]
高儀進 (たかぎ・すすむ)
1935年生まれ。翻訳家。デイヴィッド・ロッジ作品の翻訳を手がけるほか、イーヴリン・ウォー『スクープ』『イーヴリン・ウォー傑作短篇集』など、英国文学の翻訳多数。

8,500円+税

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