内容説明
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■特集:ブンガクと愛
読書の秋、文学の秋。フランス文学への思いをめぐって語り合います。フランス文学ゆかりのスポットもご紹介いたします。
[座談会]僕らはこんな本を読んできた 野崎歓・澤田直・鈴木雅生
ボードレール、モンテーニュ、ル・クレジオ、サルトル、カミュについて、また翻訳について……三人の仏文学者が「仏文愛好家」としてフランス文学への愛を率直に語り合います。専門家だって、最初はみんな仏文初心者。三者三様のフランス文学入門としても楽しんでいただける鼎談です。お三方それぞれに「私を作った3冊」、そして「私が作った3冊」も挙げていただきました。
鈴木信太郎記念館友の会のご案内
日本におけるフランス文学の研究・翻訳の第一人者、鈴木信太郎を記念した豊島区立鈴木信太郎記念館が、2018年3月に開館しました。この記念館に親しみ、フランス文学・文化についての理解を深めてもらうことを目的に今年6月に発足した「鈴木信太郎記念館友の会」についてのお知らせです。
フツブンことはじめ 倉方健作
日本におけるフランス文学の黎明期に詳しい九州大学の倉方健作さんが「フツブン」の歴史を紐解きます。東京大学仏文科の最初の日本人教授となった、辰野隆(ゆたか)や鈴木信太郎が築いたアカデミックな仏文、また二人が就任する以前の〈フツブン前史〉についてもご紹介くださいます。そこには白水社の歴史もちらりと・・・。
[インタビュー]父、鈴木信太郎の思い出 鈴木道彦
プルースト『失われた時を求めて』(集英社文庫)の個人全訳をてがけた鈴木道彦氏は、サルトルの研究者・翻訳者としても広く知られています。また、昨年刊行された手記『私の1968年』や、『越境の時 一九六〇年代と在日』からもうかがえるように、果敢な〈行動〉の人でもありました。そんな、鈴木道彦さんに父・鈴木信太郎の思い出を語っていただきました。道彦氏が眺めていた「親父の背中」とはどんなものだったのでしょうか。
【表紙連載】
今月の表紙 フランスの美しい村〈Roussillon ルシヨン〉 粟野真理子
2019年度の『ふらんす』の表紙は、「フランスの最も美しい村 Les Plus Beaux Villages de France」が飾ります。現在認定されている158の村の中から、フランス在住20年以上のジャーナリスト粟野真理子さんが選りすぐりの村をご紹介くださいます。今月は、南仏プロヴァンス、リュベロン山地の北側にある、村全体が赤いオークルカラーに染まったインパクトのある村〈Roussillon ルシヨン〉をとりあげます。
→粟野真理子『パリから一泊! フランスの美しい村』(集英社)
【巻頭エッセイ】
フランスと私〈オクシタニー発見〉 bonpon(人気インスタグラマー)
各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、フォロワー80万人の人気インスタグラマーbonponさんです。なかよし熟年夫婦の素敵なリンクコーディネイト画像が、世界中で評判となっているお二人は、最近オクシタニー地方を旅されました。フランス初体験の印象をうかがいました。
→bonponさんインスタ・アカウント@bonpon511
【語学系記事】
ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈44〉 福島祥行+國枝孝弘(全レベル対象)
NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに4年目に突入! 今月のテーマは「こどもと育つ」。
レ・ロマネスクTOBIのジュ・ヌ・パルル・パ・フランセ〈8〉 レ・ロマネスクTOBI (超入門~)
音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメインボーカルTOBIさんが、フランスでサバイバルするなかで身につけた「通じるフランス語」を伝授! 今月は、「オンギャー!」。さて、その心は?
→『レ・ロマネスクTOBI のひどい目』(青幻舎) ほぼ日刊イトイ新聞 書籍紹介ページ
Les Chroniques de Nami 波美の日記〈épisode 8〉 Julie Blanchin Fujita (初~中級者対象)
日本在住のイラストレーター、ジュリさんが、娘のNamiさんの目線で見た世界をイラストと日仏2か国語で綴ります。第8話は〈どうして?〉
→Julie Blanchin Fujitaさん公式サイト www.julieblanchin.com
仏検4級対策 らくらく初級マスター講座〈8〉 林千宏 (初級者対象)
フランス語の勉強を始めたら、まずひとつの目標にしたいのが、仏検4級です。本連載では実用フランス語技能検定試験(仏検)4級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月は「秋季試験直前!この時期にできることは?」。
ことばのあそびば シャラード&パズル〈92〉 杉村裕史 (初~中級者対象)
偶数月は、Marie-Emmanuelle Muramatsuさんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。
【音声収録】Grands Chefs〈8〉 Corinne Vallienne (中~上級者対象)
1年にわたり、現代フランス料理界の「偉大なるシェフたち」をとりあげていきます。今月は、ポール・ボキューズです。(収録音声はこちらから)。
【音声収録】インタビュー@カフェ・フランコフォン 〈8〉 明石伸子 (中~上級者対象)
フランス語話者たちがあつまる都内の某カフェ。ここでフランコフォンの方々にさまざまなお話を伺います。インタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月号は、フランス出身のアンリ・ド・ロッカ=セラさん(コルシカ・ナポレオニカ代表取締役)のお話の第2回です。(収録音声はこちらから)。
ジャニックの紫陽花通信〈20〉 Janick Magne (中~上級者対象)
日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「ボランティア活動はフランス社会を支える重要な要素」。
帰ってきた!ダジャ単シル・ヴ・プレ〈8〉 フランス語ダジャ単編集委員会 (全レベル対象)
ジャン=クロード小林、セルジュ齋藤、セバスチャン杉村、そしてベルトラン山田……日々、フランス語のダジャレの鍛錬を重ねる4人が満を持しておくるダジャ単5連発! twitterの公式アカウント(@dajadaja13 #dajadaja)からは、めくるめくダジャ単ワールドにあなたも参加できます!
→『ダジャ単シル・ヴ・プレ』(駿河台出版社)
ふつごぽん~フランス語の豆知識~〈8〉 福井寧 (初~上級者対象)
「ふつごぽん」の名に見覚えのある方は多いのではないでしょうか。twitterで話題のフランス語トリビアの宝庫「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」が、本誌「ふらんす」に登場! フランス語の達人も(ネイティブも!)知らないような、フランス語の蘊蓄がたっぷり味わえます。
→「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」公式アカウント@futsugopon
対訳で楽しむ モンテーニュ〈2〉 久保田剛史 (中~上級者対象)
6回にわたり、古典的名著として知られるモンテーニュの『エセー』のなかでも、とりわけ滋味深い第三巻を読んでいきます。毎回ひとつの章から、モンテーニュらしい含蓄に富んだ言葉を、いくつか抜粋して紹介します。今回は第三巻第3章「三つの交際について」の文章を取り上げます。
C’est vrai ?〈80〉/フランス語っぽい日々〈80〉」Karyn Nishimura-Poupée/じゃんぽ~る西 (全レベル対象)
大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のタイトルは、「規則の例外、例外の規則」。
【文化系記事】
コートジボワール便り グローバルヘルスの現場から〈8〉 池田憲昭
独立行政法人国際協力機構(JICA)専門家として現在コートジボワールに赴任中の池田憲昭さんは、これまでも西アフリカ諸国で保健専門家としてお仕事をされてきました。格差社会における人々の健康の公平性と開発支援の倫理について、現地からレポートしていただきます。今月は「妊産婦死亡を防ぐための作戦会議」。
今月の原書レクチュール〈104〉 新島進
福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は新島進さんで「黄色い運動と文学」です。Gilets jaunes, pour un nouvel horizon social(『ジレ・ジョーヌ、新たな社会展望のために』、Au Diable Vauvert, 2019)をとりあげます。
ぐるりマレショー物語〈20〉 倉方健作
パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「ルイ=アレクサンドル・ベルティエ」。
パリ風俗事典〈188〉 右岸編(その54) 鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。今月は、「カフェ・デ・ヴァリエテ」。
対訳シナリオ 『人生、ただいま修行中』(監督:ニコラ・フィリベール) 中条志穂
最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、ニコラ・フィリベール監督のドキュメンタリー『人生、ただいま修行中』。2019年11月1日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
→公式HP https://longride.jp/tadaima/
Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事
POLITIQUE 政治 山口昌子 今月のテーマは「天才数学者がパリ市長になる確率は?」
FAITS DIVERS 社会 仁木久惠 今月のテーマは「パリのメトロと新交通システム」
CINÉMA 映画 佐藤久理子 今月のテーマは「時代の空気を掬いとる監督」
ART&SPECTACLE アート&スペクタクル 岡田Victoria朋子 今月のテーマは「「パリ解放」博物館オープン/フランシス・ベーコン展」
SCÈNE CULINAIRE 食 関口涼子 今月のテーマは「食を通じた社会活動」
SPORTS スポーツ 芦立一義 今月のテーマは「女子ハンドボールの価値」
*時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。
http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu
書評 ポワリエ『パリ左岸 1940-50年』 小沼純一
書評 ヴェイユ『フランス人とは何か』 松井裕史
パリジェンヌと行く東京の居酒屋 大江戸気分両国散歩 坂崎重盛
[往復書簡]拝啓 友川カズキ様 平松洋子
京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈14〉 写真・文:甲斐扶佐義
学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website
「さえら」
フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。
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■特集:ブンガクと愛
読書の秋、文学の秋。フランス文学への思いをめぐって語り合います。フランス文学ゆかりのスポットもご紹介いたします。
[座談会]僕らはこんな本を読んできた 野崎歓・澤田直・鈴木雅生
ボードレール、モンテーニュ、ル・クレジオ、サルトル、カミュについて、また翻訳について……三人の仏文学者が「仏文愛好家」としてフランス文学への愛を率直に語り合います。専門家だって、最初はみんな仏文初心者。三者三様のフランス文学入門としても楽しんでいただける鼎談です。お三方それぞれに「私を作った3冊」、そして「私が作った3冊」も挙げていただきました。
鈴木信太郎記念館友の会のご案内
日本におけるフランス文学の研究・翻訳の第一人者、鈴木信太郎を記念した豊島区立鈴木信太郎記念館が、2018年3月に開館しました。この記念館に親しみ、フランス文学・文化についての理解を深めてもらうことを目的に今年6月に発足した「鈴木信太郎記念館友の会」についてのお知らせです。
フツブンことはじめ 倉方健作
日本におけるフランス文学の黎明期に詳しい九州大学の倉方健作さんが「フツブン」の歴史を紐解きます。東京大学仏文科の最初の日本人教授となった、辰野隆(ゆたか)や鈴木信太郎が築いたアカデミックな仏文、また二人が就任する以前の〈フツブン前史〉についてもご紹介くださいます。そこには白水社の歴史もちらりと・・・。
[インタビュー]父、鈴木信太郎の思い出 鈴木道彦
プルースト『失われた時を求めて』(集英社文庫)の個人全訳をてがけた鈴木道彦氏は、サルトルの研究者・翻訳者としても広く知られています。また、昨年刊行された手記『私の1968年』や、『越境の時 一九六〇年代と在日』からもうかがえるように、果敢な〈行動〉の人でもありました。そんな、鈴木道彦さんに父・鈴木信太郎の思い出を語っていただきました。道彦氏が眺めていた「親父の背中」とはどんなものだったのでしょうか。
【表紙連載】
今月の表紙 フランスの美しい村〈Roussillon ルシヨン〉 粟野真理子
2019年度の『ふらんす』の表紙は、「フランスの最も美しい村 Les Plus Beaux Villages de France」が飾ります。現在認定されている158の村の中から、フランス在住20年以上のジャーナリスト粟野真理子さんが選りすぐりの村をご紹介くださいます。今月は、南仏プロヴァンス、リュベロン山地の北側にある、村全体が赤いオークルカラーに染まったインパクトのある村〈Roussillon ルシヨン〉をとりあげます。
→粟野真理子『パリから一泊! フランスの美しい村』(集英社)
【巻頭エッセイ】
フランスと私〈オクシタニー発見〉 bonpon(人気インスタグラマー)
各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、フォロワー80万人の人気インスタグラマーbonponさんです。なかよし熟年夫婦の素敵なリンクコーディネイト画像が、世界中で評判となっているお二人は、最近オクシタニー地方を旅されました。フランス初体験の印象をうかがいました。
→bonponさんインスタ・アカウント@bonpon511
【語学系記事】
ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈44〉 福島祥行+國枝孝弘(全レベル対象)
NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに4年目に突入! 今月のテーマは「こどもと育つ」。
レ・ロマネスクTOBIのジュ・ヌ・パルル・パ・フランセ〈8〉 レ・ロマネスクTOBI (超入門~)
音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメインボーカルTOBIさんが、フランスでサバイバルするなかで身につけた「通じるフランス語」を伝授! 今月は、「オンギャー!」。さて、その心は?
→『レ・ロマネスクTOBI のひどい目』(青幻舎) ほぼ日刊イトイ新聞 書籍紹介ページ
Les Chroniques de Nami 波美の日記〈épisode 8〉 Julie Blanchin Fujita (初~中級者対象)
日本在住のイラストレーター、ジュリさんが、娘のNamiさんの目線で見た世界をイラストと日仏2か国語で綴ります。第8話は〈どうして?〉
→Julie Blanchin Fujitaさん公式サイト www.julieblanchin.com
仏検4級対策 らくらく初級マスター講座〈8〉 林千宏 (初級者対象)
フランス語の勉強を始めたら、まずひとつの目標にしたいのが、仏検4級です。本連載では実用フランス語技能検定試験(仏検)4級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月は「秋季試験直前!この時期にできることは?」。
ことばのあそびば シャラード&パズル〈92〉 杉村裕史 (初~中級者対象)
偶数月は、Marie-Emmanuelle Muramatsuさんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。
【音声収録】Grands Chefs〈8〉 Corinne Vallienne (中~上級者対象)
1年にわたり、現代フランス料理界の「偉大なるシェフたち」をとりあげていきます。今月は、ポール・ボキューズです。(収録音声はこちらから)。
【音声収録】インタビュー@カフェ・フランコフォン 〈8〉 明石伸子 (中~上級者対象)
フランス語話者たちがあつまる都内の某カフェ。ここでフランコフォンの方々にさまざまなお話を伺います。インタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月号は、フランス出身のアンリ・ド・ロッカ=セラさん(コルシカ・ナポレオニカ代表取締役)のお話の第2回です。(収録音声はこちらから)。
ジャニックの紫陽花通信〈20〉 Janick Magne (中~上級者対象)
日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「ボランティア活動はフランス社会を支える重要な要素」。
帰ってきた!ダジャ単シル・ヴ・プレ〈8〉 フランス語ダジャ単編集委員会 (全レベル対象)
ジャン=クロード小林、セルジュ齋藤、セバスチャン杉村、そしてベルトラン山田……日々、フランス語のダジャレの鍛錬を重ねる4人が満を持しておくるダジャ単5連発! twitterの公式アカウント(@dajadaja13 #dajadaja)からは、めくるめくダジャ単ワールドにあなたも参加できます!
→『ダジャ単シル・ヴ・プレ』(駿河台出版社)
ふつごぽん~フランス語の豆知識~〈8〉 福井寧 (初~上級者対象)
「ふつごぽん」の名に見覚えのある方は多いのではないでしょうか。twitterで話題のフランス語トリビアの宝庫「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」が、本誌「ふらんす」に登場! フランス語の達人も(ネイティブも!)知らないような、フランス語の蘊蓄がたっぷり味わえます。
→「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」公式アカウント@futsugopon
対訳で楽しむ モンテーニュ〈2〉 久保田剛史 (中~上級者対象)
6回にわたり、古典的名著として知られるモンテーニュの『エセー』のなかでも、とりわけ滋味深い第三巻を読んでいきます。毎回ひとつの章から、モンテーニュらしい含蓄に富んだ言葉を、いくつか抜粋して紹介します。今回は第三巻第3章「三つの交際について」の文章を取り上げます。
C’est vrai ?〈80〉/フランス語っぽい日々〈80〉」Karyn Nishimura-Poupée/じゃんぽ~る西 (全レベル対象)
大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のタイトルは、「規則の例外、例外の規則」。
【文化系記事】
コートジボワール便り グローバルヘルスの現場から〈8〉 池田憲昭
独立行政法人国際協力機構(JICA)専門家として現在コートジボワールに赴任中の池田憲昭さんは、これまでも西アフリカ諸国で保健専門家としてお仕事をされてきました。格差社会における人々の健康の公平性と開発支援の倫理について、現地からレポートしていただきます。今月は「妊産婦死亡を防ぐための作戦会議」。
今月の原書レクチュール〈104〉 新島進
福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は新島進さんで「黄色い運動と文学」です。Gilets jaunes, pour un nouvel horizon social(『ジレ・ジョーヌ、新たな社会展望のために』、Au Diable Vauvert, 2019)をとりあげます。
ぐるりマレショー物語〈20〉 倉方健作
パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「ルイ=アレクサンドル・ベルティエ」。
パリ風俗事典〈188〉 右岸編(その54) 鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。今月は、「カフェ・デ・ヴァリエテ」。
対訳シナリオ 『人生、ただいま修行中』(監督:ニコラ・フィリベール) 中条志穂
最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、ニコラ・フィリベール監督のドキュメンタリー『人生、ただいま修行中』。2019年11月1日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
→公式HP https://longride.jp/tadaima/
Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事
POLITIQUE 政治 山口昌子 今月のテーマは「天才数学者がパリ市長になる確率は?」
FAITS DIVERS 社会 仁木久惠 今月のテーマは「パリのメトロと新交通システム」
CINÉMA 映画 佐藤久理子 今月のテーマは「時代の空気を掬いとる監督」
ART&SPECTACLE アート&スペクタクル 岡田Victoria朋子 今月のテーマは「「パリ解放」博物館オープン/フランシス・ベーコン展」
SCÈNE CULINAIRE 食 関口涼子 今月のテーマは「食を通じた社会活動」
SPORTS スポーツ 芦立一義 今月のテーマは「女子ハンドボールの価値」
*時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。
http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu
書評 ポワリエ『パリ左岸 1940-50年』 小沼純一
書評 ヴェイユ『フランス人とは何か』 松井裕史
パリジェンヌと行く東京の居酒屋 大江戸気分両国散歩 坂崎重盛
[往復書簡]拝啓 友川カズキ様 平松洋子
京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈14〉 写真・文:甲斐扶佐義
学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website
「さえら」
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