ふらんす 2020年2月号

特集「コンクールでフランス語上達!」

ジャンル 雑誌『ふらんす』
出版年月日 2020/01/23
判型・ページ数 A5・80ページ
定価 760円(本体691円+税)

内容説明

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■特集:コンクールでフランス語上達!

「フランス語がもっとできるようになりたい!」というのは学習者誰しもの願い。フランス語の上達のためには検定試験に挑戦するのもひとつですが、今回は、読む・書く・聞く・話すの4技能をフルに鍛える「コンクール」をご紹介いたします。

第12回日仏会館フランス語コンクールを終えて 三浦信孝/入賞者に聞く! フランス語上達法/まだまだある、フランス語のコンクール


【表紙連載】

今月の表紙 フランスの美しい村〈Vézelay ヴェズレー〉 粟野真理子 
2019年度の『ふらんす』の表紙は、「フランスの最も美しい村 Les Plus Beaux Villages de France」が飾ります。現在認定されている158の村の中から、フランス在住20年以上のジャーナリスト粟野真理子さんが選りすぐりの村をご紹介くださいます。今月は、〈Vézelay ヴェズレー〉をとりあげます。
粟野真理子『パリから一泊! フランスの美しい村』(集英社)


【巻頭エッセイ】
フランスと私〈僕のフランス遍歴〉 出口治明
各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今回は、立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明さんです。


【語学系記事】
ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈47〉  福島祥行+國枝孝弘(全レベル対象)
NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに4年目に突入! 今月のテーマは「ヨシとクニーのCoup de coeur 2019」。

レ・ロマネスクTOBIのジュ・ヌ・パルル・パ・フランセ〈11〉 レ・ロマネスクTOBI (超入門~)
音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメインボーカルTOBIさんが、フランスでサバイバルするなかで身につけた「通じるフランス語」を伝授! 今月は、「ボットン」。さて、その心は?
『レ・ロマネスクTOBI のひどい目』(青幻舎) ほぼ日刊イトイ新聞 書籍紹介ページ

Les Chroniques de Nami 波美の日記〈épisode 11〉 Julie Blanchin Fujita (初~中級者対象)
日本在住のイラストレーター、ジュリさんが、娘のNamiさんの目線で見た世界をイラストと日仏2か国語で綴ります。第11話は〈日曜日〉。
→Julie Blanchin Fujitaさん公式サイト www.julieblanchin.com

仏検4級対策 らくらく初級マスター講座〈11〉  林千宏 (初級者対象)
フランス語の勉強を始めたら、まずひとつの目標にしたいのが、仏検4級です。本連載では実用フランス語技能検定試験(仏検)4級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月は「仏検3級受験にむけて──動詞の活用・法について」。

ことばのあそびば シャラード&パズル〈95〉 Marie-Emmanuelle Muramatsu (初~中級者対象)
偶数月は、Marie-Emmanuelle Muramatsuさんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。

【音声収録】Grands Chefs〈11〉  Corinne Vallienne (中~上級者対象)
1年にわたり、現代フランス料理界の「偉大なるシェフたち」をとりあげていきます。今月は、ヤニック・アレノです。(収録音声はこちらから)。

【音声収録】インタビュー@カフェ・フランコフォン 〈11〉  明石伸子 (中~上級者対象)
フランス語話者たちがあつまる都内の某カフェ。ここでフランコフォンの方々にさまざまなお話を伺います。インタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月号は、ケベック人モデルのセバスチャン・ピロットさんへのインタビューの第2回です。(収録音声はこちらから)。

ジャニックの紫陽花通信〈23〉  Janick Magne  (中~上級者対象)
日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「温泉治療、フランスの優れた伝統」。

帰ってきた!ダジャ単シル・ヴ・プレ〈11〉  フランス語ダジャ単編集委員会  (全レベル対象)
ジャン=クロード小林、セルジュ齋藤、セバスチャン杉村、そしてベルトラン山田……日々、フランス語のダジャレの鍛錬を重ねる4人が満を持しておくるダジャ単5連発! twitterの公式アカウント(@dajadaja13 #dajadaja)からは、めくるめくダジャ単ワールドにあなたも参加できます!
『ダジャ単シル・ヴ・プレ』(駿河台出版社)

ふつごぽん~フランス語の豆知識~〈11〉  福井寧  (初~上級者対象)
「ふつごぽん」の名に見覚えのある方は多いのではないでしょうか。twitterで話題のフランス語トリビアの宝庫「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」が、本誌「ふらんす」に登場! フランス語の達人も(ネイティブも!)知らないような、フランス語の蘊蓄がたっぷり味わえます。
→「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」公式アカウント@futsugopon

対訳で楽しむ モンテーニュ〈5〉  久保田剛史  (中~上級者対象)
6回にわたり、古典的名著として知られるモンテーニュの『エセー』のなかでも、とりわけ滋味深い第三巻を読んでいきます。毎回ひとつの章から、モンテーニュらしい含蓄に富んだ言葉を、いくつか抜粋して紹介します。今回は第三巻第10章「自分の意志を節約することについて」の文章を取り上げます。

C’est vrai ?〈83〉/フランス語っぽい日々〈83〉」Karyn Nishimura-Poupée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)
大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のタイトルは、「バブバブから発話へ」。


【文化系記事】
コートジボワール便り グローバルヘルスの現場から〈11〉  池田憲昭
独立行政法人国際協力機構(JICA)専門家として現在コートジボワールに赴任中の池田憲昭さんは、これまでも西アフリカ諸国で保健専門家としてお仕事をされてきました。格差社会における人々の健康の公平性と開発支援の倫理について、現地からレポートしていただきます。今月は「人道的アクション:無名のデニ・ムクウェゲたち」。

今月の原書レクチュール〈107〉  笠間直穂子
福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は笠間直穂子さんで「小さな自然」です。雑誌「ラ・ユロット」をとりあげます。

ぐるりマレショー物語〈23〉  倉方健作
パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「道のない元帥たち①:ペリニョン、グルーシ Pérignon, Grouchy」。

パリ風俗事典〈191〉 右岸編(その57)  鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。今月は、「ディネ・ド・パリ」ほか。

対訳シナリオ 『男と女 人生最良の日々』 中条志穂
最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、クロード・ルルーシュ監督・脚本の『男と女 人生最良の日々』。2020年1月31日(金)より全国順次公開。
→公式HP http://otokotoonna.jp/

『男と女』クロード・ルルーシュ監督来日「映画を作るのは人生、私は助監督」

Actualité アクチュアリテ
在仏執筆陣による情報記事
 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「スト大国フランス」
 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「年金改革と大ストライキ」
 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「2019年フランス映画界とA・カリーナ」
 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「オペラ・ロコス/ジョルダーノ展、エル・グレコ展……」
 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「「我食べる、故に我あり」」
 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「タヒチで開催されるパリ五輪」

 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。
  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu


書評 じゃんぽ~る西『私はカレン、日本に恋したフランス人』 國枝孝弘
書評 えもじょわ『パリ在住の料理人が教える もらって嬉しいチョコレートレシピ』 明石伸子

パリジェンヌと行く東京の居酒屋 東大前の老舗居酒屋へ 坂崎重盛

[往復書簡]拝啓 平松洋子様  友川カズキ

京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈17〉  写真・文:甲斐扶佐義
学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。 
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website

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