ふらんす 2020年3月号

特集「渋沢栄一とフランス」

ジャンル 雑誌『ふらんす』
出版年月日 2020/02/23
判型・ページ数 A5・80ページ
定価 760円(本体691円+税)

内容説明

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■特集:渋沢栄一とフランス


[座談会]「渋沢栄一がフランスで得たもの、日本にもたらしたもの」 鹿島茂・寺本敬子・三浦信孝
渋沢史料館リニューアルオープン


【表紙連載】

今月の表紙 フランスの美しい村〈La Roque-Gageac ラ・ロック・ガジャック〉 粟野真理子 
2019年度の『ふらんす』の表紙は、「フランスの最も美しい村 Les Plus Beaux Villages de France」が飾ります。現在認定されている158の村の中から、フランス在住20年以上のジャーナリスト粟野真理子さんが選りすぐりの村をご紹介くださいます。今月は、〈La Roque-Gageac ラ・ロック・ガジャック〉をとりあげます。
粟野真理子『パリから一泊! フランスの美しい村』(集英社)


【巻頭エッセイ】
フランスと私〈運命のひと〉 河野万里子
各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今回は、翻訳家の河野万里子さんです。


【語学系記事】
ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈最終回〉  福島祥行+國枝孝弘(全レベル対象)
NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに4年目に突入! 最終回は「教えの道と学びの道」。

レ・ロマネスクTOBIのジュ・ヌ・パルル・パ・フランセ〈最終回〉 レ・ロマネスクTOBI (超入門~)
音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメインボーカルTOBIさんが、フランスでサバイバルするなかで身につけた「通じるフランス語」を伝授! 最終回は、「ムム、きっとパー!」。さて、その心は?
『レ・ロマネスクTOBI のひどい目』(青幻舎) ほぼ日刊イトイ新聞 書籍紹介ページ

Les Chroniques de Nami 波美の日記〈épisode 12〉 Julie Blanchin Fujita (初~中級者対象)
日本在住のイラストレーター、ジュリさんが、娘のNamiさんの目線で見た世界をイラストと日仏2か国語で綴ります。第12話は〈キャスティング〉。
→Julie Blanchin Fujitaさん公式サイト www.julieblanchin.com

仏検4級対策 らくらく初級マスター講座〈最終回〉  林千宏 (初級者対象)
フランス語の勉強を始めたら、まずひとつの目標にしたいのが、仏検4級です。本連載では実用フランス語技能検定試験(仏検)4級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。最終回は「仏検3級、そしてその次を目指すために──聞き取り問題について」。

ことばのあそびば シャラード&パズル〈96〉 杉村裕史 (初~中級者対象)
偶数月は、Marie-Emmanuelle Muramatsuさんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。

【音声収録】Grands Chefs〈最終回〉  Corinne Vallienne (中~上級者対象)
1年にわたり、現代フランス料理界の「偉大なるシェフたち」をとりあげていきます。最終回は、ジュリア・セデフジャンです。(収録音声はこちらから)。

【音声収録】インタビュー@カフェ・フランコフォン 〈最終回〉  明石伸子 (中~上級者対象)
フランス語話者たちがあつまる都内の某カフェ。ここでフランコフォンの方々にさまざまなお話を伺います。インタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月号は、ケベック人モデルのセバスチャン・ピロットさんへのインタビューの最終回です。(収録音声はこちらから)。

ジャニックの紫陽花通信〈最終回〉  Janick Magne  (中~上級者対象)
日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「パパ」。

帰ってきた!ダジャ単シル・ヴ・プレ〈最終回〉  フランス語ダジャ単編集委員会  (全レベル対象)
ジャン=クロード小林、セルジュ齋藤、セバスチャン杉村、そしてベルトラン山田……日々、フランス語のダジャレの鍛錬を重ねる4人が満を持しておくるダジャ単5連発! twitterの公式アカウント(@dajadaja13 #dajadaja)からは、めくるめくダジャ単ワールドにあなたも参加できます!
『ダジャ単シル・ヴ・プレ』(駿河台出版社)

ふつごぽん~フランス語の豆知識~〈最終回〉  福井寧  (初~上級者対象)
「ふつごぽん」の名に見覚えのある方は多いのではないでしょうか。twitterで話題のフランス語トリビアの宝庫「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」が、本誌「ふらんす」に登場! フランス語の達人も(ネイティブも!)知らないような、フランス語の蘊蓄がたっぷり味わえます。
→「ふつごぽん~フランス語の豆知識~」公式アカウント@futsugopon

対訳で楽しむ モンテーニュ〈最終回〉  久保田剛史  (中~上級者対象)
6回にわたり、古典的名著として知られるモンテーニュの『エセー』のなかでも、とりわけ滋味深い第三巻を読んでいきます。毎回ひとつの章から、モンテーニュらしい含蓄に富んだ言葉を、いくつか抜粋して紹介します。今回は第三巻第13章「経験について」の文章を取り上げます。

C’est vrai ?〈84〉/フランス語っぽい日々〈84〉」Karyn Nishimura-Poupée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)
大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のタイトルは、「人生を変える」。


【文化系記事】
コートジボワール便り グローバルヘルスの現場から〈最終回〉  池田憲昭
独立行政法人国際協力機構(JICA)専門家として現在コートジボワールに赴任中の池田憲昭さんは、これまでも西アフリカ諸国で保健専門家としてお仕事をされてきました。格差社会における人々の健康の公平性と開発支援の倫理について、現地からレポートしていただきます。最終回は「アフリカへの長い旅の終わりに」。

今月の原書レクチュール〈最終回〉  新島進
福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は新島進さんで「リレーは続くよ、どこまでも」です。Le Facteur Cheval: Jusqu'au bout du rêve(ニルス・タヴェルニエ『郵便配達員シュヴァル——夢のあとに』、Flammarion, 2018)をとりあげます。

ぐるりマレショー物語〈最終回〉  倉方健作
パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「道のない元帥たち②:ベルナドット、マルモン Bernadotte, Marmont」。

パリ風俗事典〈192〉 右岸編(その58)  鹿島茂
カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。今月は、「ブイヨン・シャルチエ」。

対訳シナリオ 『レ・ミゼラブル』 中条志穂
最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、ラジ・リ監督『レ・ミゼラブル』。2020年2月28日(金)より全国順次公開。
→公式HP http://lesmiserables-movie.com/


Actualité アクチュアリテ
在仏執筆陣による情報記事
 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「パリは緑の都市に変貌?」
 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「2020年〜10年総括〜」
 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「ゴダールの一大レトロスペクティブ」
 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「ポンピドゥーセンター駐車場でオペラ」
 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「エコロジーなレストランの新たな格付け」
 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「アメリカ賞100周年」

 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。
  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu


書評 アディミ『アルジェリア、シャラ通りの小さな書店』 野崎歓
書評 澤田直『サルトルのプリズム』 鈴木道彦

『失われた時を求めて』個人全訳完結  吉川一義氏インタビュー

トヨザキ社長の「映画/原作(?/100)」〈最終回〉 豊﨑由美


[往復書簡]拝啓 友川カズキ様  平松洋子

「読書の夕べ Nuit de la lecture 2020」レポート

パリジェンヌと行く東京の居酒屋 東京の18区、神楽坂で  坂崎重盛


京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈最終回〉  写真・文:甲斐扶佐義
学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。 
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website

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