フランス革命史

自由か死か

なぜ革命は起きたのか? また革命は誰にとってのものだったのか? そして革命が残した遺産とは? 世界的権威が描き切った「全史」

著者 ピーター・マクフィー
永見 瑞木
安藤 裕介
ジャンル 一般書 >  世界史
おすすめ
出版年月日 2022/06/27
ISBN 9784560098950
判型・ページ数 4-6・597ページ
定価 5,280円(本体4,800円+税)
在庫 在庫あり

内容説明

世界的権威による空前絶後のフランス革命史
革命史研究をすべてカバーした決定版

なぜ革命は起きたのか? また革命は誰にとってのものだったのか? そして革命が残した遺産とは? 世界的権威が描き切った「全史」

革命は終わったのか?

一七八九年以降、フランスの革命家たちは人民主権、国民統合、そして市民的平等の諸原理に基づいて自分たちの世界を再建しようと努めた。それは、絶対王政と身分特権、地方特権に彩られた王国において、途轍もない挑戦だった。
本書は、なぜ革命が起きたのか? また革命は誰にとってのものだったのか? そして革命が残した遺産はなにか? 世界的権威が描き切った「全史」である。
これまでの革命史は、革命は純粋にパリのものであり、それに反抗し、敵対心を募らせる農村に押し付けられたものであるかのように描かれてきた。パリが革命を起こし、地方がそれに反応した、というわけだ。
本書は、対照的に、パリ対地方という図式を超えて、人々の主体的選択という側面を重視している。革命は嵐のように人々を翻弄したのではなく、一人ひとりが自ら選び取った出来事だったのだ。
「革命は終わった」――。一七八九年以降、何度もこう繰り返されてきた。ナポレオンもフランソワ・フュレもそう宣言してきた。しかし本書によれば、革命は「決して終わらない」。世界史の転換点と一人ひとりの決断に寄り添った革命史の決定版!

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[著者略歴]
ピーター・マクフィー Peter McPhee
豪メルボルン大学大学院修了、専門はフランス革命史。母校で長きにわたって教鞭を執るとともに、フランス革命史研究を世界的にリードしてきた。本書のほか『ロペスピエール』も小社から刊行。

[訳者略歴]
永見瑞木(ながみ・みずき)
大阪公立大学法学部准教授。専門は政治学・政治思想史。『コンドルセと〈光〉の世紀』(白水社)他。

[訳者略歴]
安藤裕介(あんどう・ゆうすけ)
立教大学法学部准教授。専門は政治学・政治思想史。『商業・専制・世論』(創文社)他。

定価5,280円
(本体4,800円+税)

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