内容説明
フィンランド語を歩いて、知って、深める
外国語学習を始めると、その言語が話されている土地を旅したくなる。その地でありふれたものを目にし、行き交う人々にとっての「当たりまえ」に興味がわく。この本では、夏時間やキツネの火、路面電車や図書館、自然享受権、sisu/サウナ/シベリウス、デザインや言語権、先住民族やスウェーデン語系フィンランド人、虹家族、フィンランド化や未来委員会、幸福度世界一など、多種多様な話題やテーマを通して、フィンランド語を味わい尽くす。現地で目にする「世界」が体感できる一冊。
[目次]
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[著者略歴]
吉田欣吾(よしだ・きんご)
外務省研修所フィンランド語講師
主要著書・訳書
『サーミ語の基礎』(大学書林、1996)
『北欧のことば』(共訳、東海大学出版会、2001)
『サーミ人についての話』(翻訳、東海大学出版会、2002)
『「言の葉」のフィンランド──言語地域研究序論』(東海大学出版会、2008)
『フィンランド語文法ハンドブック』(白水社、2010)
『フィンランド語トレーニングブック』(白水社、2013)
『フィンランド語のしくみ[新版]』(白水社、2014)
『パスポート初級フィンランド語辞典』(編著、白水社、2019)
*著者名の「吉」は正しくは「口の上に土」