雑誌『ふらんす』2016年度のお知らせ
雑誌『ふらんす』は、1925年創刊、フランス語学習とフランス語圏文化に関する唯一の月刊誌です。
フランス語、文学、歴史、思想、映画、食、人物評伝、エッセイ、アクチュアリテなどなど、毎号フランスの古今をお届けします。
毎月確実にお手元に届き、送料・CD付き増大号の差額とも小社負担の、お得な定期購読をぜひお申し込みください。(毎月22日ごろ発売)
>『ふらんす』定期購読のお申し込みはこちらの入力フォームからどうぞ
◎『ふらんす』2016年度のお知らせ◎
★4月号は増大ページ〈CD付〉特別定価(本体952円+税) 3月22日頃刊行予定
4月号特集「もっとフランス語!」は、編集部総力挙げての46ページ。まずはノーベル賞作家ル・クレジオのロング・インタビュー。「『ふらんす』の読者へのメッセージ」は対訳でご紹介します。付属CDには作家の肉声も収録されています。4月号恒例の読み切り会話練習は、間瀬幸江さんによる「母と行くフランス旅行」(CD収録)。初級文法の知識でも海外で身近な誰かを立派に案内することができます。いいところを見せられることマチガイなし! その他、自宅でのフランス語学習法、仏検対策、フランス語コンクールなどを取り上げます。恒例の保存版「フランス語いろいろ情報」も掲載!
【連載:語学系記事】
NHK講師としてもおなじみの福島祥行さんと國枝孝弘さんによる「ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談」では明快で痛快なやりとりが楽しめます。おおくぼとものりさんの「おるたな・ふらんす」でフランス語らしいビミョーな言い回しを! 釣馨さんとGhislain MOUTONさんの「Dessine-moi un mouton !」は日常的に楽しくフランス語に触れるコツを教えてくれます。倉方健作さんの「にわとり語学書クロニクル」は、発音・文法などさまざまな語学書の歴史に切り込みます。大塚陽子さんとChristine ROBEIN-SATOさんの「【CD収録】文法力で突破 聞き取り・書き取り講座」でリスニングのコツを習得、Corinne VALLIENNEさんと丸山有美さんの「【CD収録】 Vin et Culture」では、絵画・オペラ・医学などとワインをめぐるテキストを目と耳で味読します。さらに上を目指すアナタは、守田貴弘さんによる「目で見る世界、言葉でつくる世界」、Chris BELOUADさんの「Nouveau Labo-traduction plus もっともっと!仏作文」、久保田剛史さんの「仏検準2級対策! フランス語マスターへの一歩」で、文字通り「フランス語マスター」へ! 来年度の「対訳で楽しむ」(半年交替)は渋谷豊さんによるサン=テグジュペリ『人間の大地』です。もうすっかりおなじみのMarie-Emmanuelle村松さんと杉村裕史さんが隔月で担当する「ことばのあそびば シャラード&パズル」は図書カードがあたる抽選クイズ付です。
【連載:文化系記事】
表紙連載は、清岡智比古さんによる「映画の向こうにパリが見える」。巻頭エッセイ「フランスと私」(毎月交替)の4月号は作家の石田千さん。「モンテーニュ『エセー』を読む」では、新訳を完結させたばかりの宮下志朗さんがその味わい方を伝授。中村英俊さんの「科学的想像力の時代 18世紀フランス自然科学小史」、今井達也さんがハイチから送る「レンメン・アイチ通信」、山口昌子さんの「パリ、いま注目のあの人この人」、中村隆夫さんの「19世紀のオカルティストたち」、小沼純一さんの「詩(うた)と歌(うた)のあわいで」といった新連載も要注目です。ジャーナリストのフランス人妻Karyn NISHIMURA-POUPÉEさんとその夫のイクメン漫画家じゃんぽ〜る西さんによる大人気コラボ連載「C’est vrai ? / フランス語っぽい日々」、福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんによるリレーエッセイ「今月の原書レクチュール」、鹿島茂さんの「パリ風俗事典」、中条志穂さんの「対訳シナリオ」は来年度も継続です。勝山絵深さんの人気ランキング「Classement 5 × 5」、仁木久惠さんの「社会」、佐藤久理子さんの「映画」、岡田Victoria 朋子さんの「アート」、蘆立一義さんの「スポーツ」など在仏執筆陣によるアクチュアリテも健在! 書評欄、情報ページ「さえら」もますます充実させて参ります。