2016年12月〜2017年12月刊の白水社の海外小説リスト

2016年12月〜2017年12月に刊行した白水社の海外小説をまとめました。
読書リストとしてご参考下さい。

●2016年12月刊

『美女と野獣[オリジナル版]』ガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ 著/藤原真実 訳
ディズニー映画で有名な「おとぎ話」は、本当はこんな物語だった! 森の奥深く、バラに囲まれた魔法の宮殿を舞台に、16歳のベルと守護妖精たちがくりひろげる華麗なるファンタジー。フェアリーテイルの名作をはじめて日本語に訳した完全版。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b251323.html

『鬼殺し』(上・下)[エクス・リブリス]甘耀明 著/白水紀子 訳
日本統治時代から戦後に至る台湾・客家の村で、日本軍に入隊した怪力の少年が、時代に翻弄されながら祖父と生き抜く。魂を震わす巨篇。東山彰良氏推薦! ノーベル賞作家・莫言が激賞!
(上)http://www.hakusuisha.co.jp/book/b253049.html
(下)http://www.hakusuisha.co.jp/book/b253051.html


●2017年1月刊

『テヘランでロリータを読む(新装版)』アーザル・ナフィーシー 著/市川恵里 訳
イスラーム革命後のイラン。弾圧のため職を失った女性教授は、教え子たちと密かに禁じられた小説を読む読書会をひらく。全体主義の恐怖の中、読書と魂の自由を求めた衝撃の回想録。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b272862.html

『ムッシュー・パン』[ボラーニョ・コレクション]ロベルト・ボラーニョ 著/松本健二 訳
1938年、パリ。ピエール・パンの元に貧しい南米人のしゃっくりを治してほしいという依頼が舞い込む……初期の忘れがたい中篇小説。解説=いしいしんじ
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b269905.html

『天使の恥部』[白水Uブックス]マヌエル・プイグ 著/安藤哲行 訳
ウィーン近郊の楽園の島で、極変動後の未来都市で、メキシコ市の病院で、時を超えて繰り返される夢みる女たちの哀しい愛と運命の物語。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b269907.html

『私たちが姉妹だったころ』カレン・ジョイ・ファウラー 著/矢倉尚子 訳
「あたしファーンが恐いの」幼い日の自分のひと言が、家族をばらばらにしたのだろうか。この記憶はどこまで本物なのか。心理学者の一家が直面する、愛と崩壊と再生の物語。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b269912.html


●2017年2月刊

『ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む』[白水Uブックス]フリードリヒ・デュレンマット 著/増本浩子 訳
冴えない中年独身男の前に絶世の美女が現れ、彼の人生は一変する。突然の有名人扱い、異例の大昇進……不可解な幸運の裏には何が?
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b278908.html

『10:04』[エクス・リブリス]ベン・ラーナー 著/木原善彦 訳
ハリケーン迫るブルックリン。処女小説で予想外の評価を受けた詩人の“僕”は、新たに長編の執筆を打診されるが…傑作長編小説。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b278925.html


●2017年3月刊

『不在の騎士』[白水Uブックス]イタロ・カルヴィーノ 著/米川良夫 訳
勇猛果敢な騎士アジルールフォの甲冑の中は空っぽだった。騎士の資格を疑われて証をたてる旅に出た〈不在の騎士〉の奇想天外な冒険譚。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b280288.html

『キャサリン・マンスフィールド傑作短篇集 不機嫌な女たち』[エクス・リブリス・クラシックス]キャサリン・マンスフィールド 著/芹澤 恵 訳
期待と落胆、安堵と不安……感情の揺れをとらえ日常に潜む皮肉を抉り出す日本オリジナル短篇集。新発見原稿「ささやかな過去」収録。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b280303.html


●2017年4月刊

『ビリー・ザ・キッド全仕事』[白水Uブックス]マイケル・オンダーチェ 著/福間健二 訳
伝説的アウトローの愛と死と暴力に満ちた生涯を、詩、挿話、写真、インタビューなどで再構成。斬新な手法で鮮烈な生の軌跡を描く。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b281856.html


●2017年5月刊

『グラウンド・ゼロ 台湾第四原発事故』伊 格言 著/倉本知明 訳
台北近郊の第四原発が原因不明のメルトダウンを起こした。生き残った第四原発のエンジニアの記憶の断片には次期総統候補者の影が…。台湾発、戦慄の至近未来サスペンス!
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b285562.html

『ピンポン』[エクス・リブリス]パク・ミンギュ 著/斎藤真理子 訳
世界に「あちゃー」された男子中学生「釘」と「モアイ」は卓球に熱中し、「卓球界」で人類存亡を賭けた試合に臨む…。松田青子氏推薦!
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b285618.html


●2017年6月刊

『フランス・ルネサンス文学集 3 ——旅と日常と』宮下志朗、伊藤 進、平野隆文 編訳/斎藤広信、篠田勝英、高橋 薫 訳
フランス・ルネサンス文学の全貌を伝える。第3巻には、日々の暮らしや激動の時代を浮き彫りにする回想録・日記、旅行記などを収録。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b286940.html

『平和の玩具』[白水Uブックス]サキ 著/和爾桃子 訳
「平和の玩具」「セルノグラツの狼」他、奇想と残酷なユーモアの作家サキの没後に編集された短篇集を完訳。挿絵エドワード・ゴーリー。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b286945.html

『木に登る王 ——三つの中篇小説』スティーヴン・ミルハウザー 著/柴田元幸 訳
男女関係の綾なす心理を匠の技巧で物語る傑作集。「復讐」「ドン・フアンの冒険」、トリスタンとイゾルデ伝説を踏まえた表題作を収録。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b287070.html


●2017年7月刊

『至福の烙印』[エクス・リブリス]クラウス・メルツ 著/松下たえ子 訳
スイスの片田舎に暮らす人々のささやかな日常を、詩的かつ圧縮された表現で描き出す。現代スイスを代表する作家による珠玉の三篇、本邦初訳。ヘルマン・ヘッセ賞、スイス・シラー財団賞受賞作を収録。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b288159.html


●2017年8月刊

『城の中のイギリス人(愛蔵版)』アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ 著/澁澤龍彦 訳
できるだけ残酷で破廉恥で……悪の原理に対する和解の接吻の物語。1979年刊の新版に基づくシュルレアリスム小説の奇書にして名訳。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b307873.html

『超男性(愛蔵版)』アルフレッド・ジャリ 著/澁澤龍彦 訳
壮絶な自転車レースと性交ゲームの果てに待ち受けるものとは……自らも自転車愛に憑かれた奇才による1902年刊の「現代小説」。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b307875.html

『大胯びらき(愛蔵版)』ジャン・コクトオ 著/澁澤龍彦 訳
複数の芸術ジャンルを横断した稀代の才人による1923年刊の半自伝的青春小説。翻訳家・澁澤龍彥の記念すべきデビュー作にして名訳。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b307876.html

『起きようとしない男 ——その他の短篇』デイヴィッド・ロッジ 著/高儀 進 訳
『小説の技巧』の作家の本領発揮! 初期から80歳まで、作家の経験に基づいて描かれた、笑いと皮肉が満載の傑作短篇集。全8編収録。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b307885.html


●2017年9月刊

『劇場』[白水Uブックス]ミハイル・ブルガーコフ 著/水野忠夫 訳
独立劇場のために戯曲を執筆したマクスードフだが、様々な障害によって上演は先延ばしに。劇場の複雑な機構に翻弄される作家の悲喜劇。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b308908.html

『チリ夜想曲』[ボラーニョ・コレクション]ロベルト・ボラーニョ 著/野谷文昭 訳
死の床で神父の脳裏に去来する青春の日々、文学の師との出会い、動乱の祖国チリ、軍政下の記憶……後期を代表する戦慄の中篇小説。解説=小野正嗣
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b308976.html


●2017年10月刊

『死体展覧会』[エクス・リブリス]ハサン・ブラーシム 著/藤井 光 訳
現実か悪夢か。イラクにはびこる不条理な暴力を、亡命作家が冷徹かつ幻想的に描き出す。現代アラブ文学の新鋭が放つ鮮烈な短篇集。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b313173.html


●2017年12月刊

『四角い卵』[白水Uブックス]サキ 著/和爾桃子 訳
短篇集『ロシアのレジナルド』『四角い卵』に、その後発掘された短篇を追加収録。新訳サキ短篇集第四弾。挿絵=エドワード・ゴーリー
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b325904.html

『ソロ』[エクス・リブリス]ラーナー・ダスグプタ 著/西田英恵 訳
共産主義体制とその崩壊を目撃し、激動の20世紀を生き抜いた100歳の男の人生と夢。気鋭のインド系英国人作家による傑作長篇!
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b325933.html

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